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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「不起立」ゼロの裏で行われた「不起立」外しの実態

2013-05-04 10:36:34 | 集会案内

大阪では、橋下政治下における「君が代強制条例」制定後、まるで「君が代」戒厳令下のごとく「不起立」に対する弾圧は様々な形で学校現場に襲いかかっています。

「起立」から、次の「斉唱」への強制に移行するため、今春の卒業式や入学式では、露骨なまでの「不起立」隠しや不起立外し」が行われたこともその一つです。

しかし、それは多くの学校現場でますます「君が代」強制に対する異議申し立ての必要性を痛感させることとなりました。

大阪市小学校教員の親家智子さんは、今春の卒業式で職員室待機の職務命令を受け、教え子の卒業式に参列する権利を奪われました。そのことに納得できず、親家さんは支援者とともに、卒業生当日、卒業生保護者にそのことと自らの思いをメッセージにして託しました。

このように、何が何でも不起立ゼロ宣言をし、次の斉唱強制へのステップに進もうとする「君が代」利用権力態勢に対し、私たちの不服従は今後も様々な形で展開していきます。

 

「君が代」を起立・斉唱できない思いを語る集い

5月11() PM1時~4時

◆オリーブガーデンにて

(東淀川区菅原5--10 カエルの看板の喫茶店 連絡先:山下 0904300-2958

参加費:600円(ワンドリンク付き)できれば予約をお願いします。

 

TEL/FAX 06-6328-5969 (藤岡)

 

親家智子さんからのメッセージ

私は長らく、子どもの学校行事で「日の丸」反対、「君が代」斉唱拒否をしてきました。箕面の教育関係者の方と親として話しあう場が保障され、時に同じ思いの親同士をつなげていただき、私が孤立することはなかったです。

大阪に引っ越して16年。教育現場はますますたいへんなことになっています。教育関係者の悲鳴ややるせなさが親に届かず、ましてや親とともに考えるなんて機会もなく、やたら教育者への締め付けだけが強化されています。真剣に子どもの教育や学力向上に取り組んで教育者を切り捨てて、市長や校長のいうことを聞く者しか大事にしないなんてことがあっていいのでしょうか。子どもの教育現場で、大人のいじめが堂々と橋下市長の名において横行しています。

私は、親や教育者に思想信条がいろいろあっても、学校行事の基本は子どもたちが主役ですから、子どもたちが喜ぶ、楽しいものにするための論議をしてほしいです。

そんな、いろいろな思いを持った人や、教育者や親が一度集まって話してみませんか…っていうお誘いです。

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