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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

共謀罪と「君が代」処分~「処分するな」の声を都教委に集中を!

2017-04-07 13:55:16 | 全国から


被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(446)

共謀罪と「君が代」処分~「処分するな」の声を都教委に集中を!」を送信します。

◆「君が代」処分は形を変えた「共謀罪」、「現代の教育勅語」

「共謀罪」法案が国会審議入りした4月6日夜、「共謀罪法案の廃案を求める4・6大集会が日比谷野外音楽堂」で開催され、3700人が参加しました。被処分者の会の原告、支援者らも30名を超える仲間が結集しました。その中には学校での仕事を終えて駆け付けた原告らの姿もありました。

近藤徹 Facebookで集会の様子(写真など)をご覧ください。
   ↓
https://www.facebook.com/profile.php?id=100015095324236&lst=100015095324236%3A100015095324236%3A1491337823

集会では、現代の治安維持法「共謀罪」法案を市民と野党の共闘で必ず廃案にしようと誓い合いました。集会後の国会請願デモは、危機感にあふれ緊張が漂っていました。

「共謀罪」は戦争に反対する人を抹殺する法案です。「身体を張っても阻止したい」と話し合ったり、メールやFacebookで呼びかけただけで罪になる法案です。思想・良心の自由を脅かす憲法違反の法案は必ず廃案にしましょう。

道徳の教科化で「愛国心」を押しつけ、「日の丸・君が代」を強制し、中学校学習指導要領「体育科・武道」で「銃剣道」を種目とし、「お国(天皇)のためにいのちを投げ出せ」という「教育勅語」を教材とすることができる―これは軍国主義教育そのもので、その先にあるのは「子どもたちを戦場へ送る道」です。

「君が代」処分は、形を変えた「共謀罪」であり、「現代の教育勅語」です。「日の丸・君が代」強制、「共謀罪」、安保法制=戦争法は一体のもので「戦争への道」に他なりません。


◆卒業式処分の発令はまだ~4月13日の教育委員会以降か

都教委は、「日の丸・君が代」強制の10・23通達(2003年)に基づく校長の職務命令に不服従を貫き卒業式で起立しなかった都立高校教員2名に対し、懲戒処分を前提に事情聴取を強行しましたが、極めて異例なことに(14年間で初めて)新学年が始まって6日経つ昨日までに処分発令はありません。処分発令は都教委第7回定例会(4月13日)以降に持ち越しになったものと推測されます。

◆都教委は「処分」を明言―3・14都教委要請への都教委回答(4月4日付)

しかし都教委は、被処分者の会による都教委要請(3月14日)に対する「回答」(4月4日付)で「厳正に対処」すると答えており、「話し合い」を拒否し、「教育委員会での要請書の配布・検討・審議」を拒む姿勢に変化がないことから、従来通り処分を強行する構えです。

なお、該当者に対する「服務事故再発防止研修」も同時に発令されます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
【要請項目と回答(抜粋)】 回答全文は被処分者の会HPに http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/ に掲載しています。

1 東京都教育委員会が2003年10月23日に発出したいわゆる「10.23通達」を撤回すること、また同通達に基づく一切の懲戒処分・厳重注意等を取り消すこと。
(回答)これまでに出された裁判所の判断において、東京都教育委員会が平成15年10月23日付で発出した、「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」は、旧教育基本法第10条第1項にいう「不当な支配」には該当しないとされています。本通達を撤回する考えはありません。また、厳重注意の取り消しは考えておりません。(所管:指導部指導企画課)

2 3月23日に予定されている第6回東京都教育委員会定例会で卒業式に係わり10.23通達に基づく新たな懲戒処分を決定しないこと。
3 最高裁判決に反して減給処分を行わないこと。
(回答)卒業式等の式典において国歌斉唱時の起立斉唱を教員に求めた校長の職務命令が合憲であることは、最高裁判決で繰り返し認められているところであり、職務命令違反があった場合には、個々の事案の状況に応じて厳正に対処します。また、懲戒処分の取消しは考えていません。(所管:人事部職員課)

5 卒業式で処分を受けた教職員を対象とした「服務事故再発防止研修」を行わないこと。
(回答)懲戒処分の原因となった服務事故の再発を防止するため、関係規定に基づき、懲戒処分を受けた者に対し、服務事故再発防止研修を実施します。(所管:人事部職員課)

8 卒業式被処分者対象の再発防止研修予定日の前に、都教育庁関係部署(人事部職員課、指導部指導企画課、指導部高校教育指導課、教職員研修センター研修部教育経営課など)の責任ある職員と該当者及び被処分者の会・同弁護団との話し合いの場を設定すること。
(回答) そのような考えはありません。なお、団体からの要請等については、総務部教育情報課を通じて御意見等をお聞きするとともに、必要に応じて回答をしているところです。(所管:人事部職員課、指導部指導企画課、指導部高等学校教育指導課、教職員研修センター研修部教育経営課)

9 本要請書を教育委員会で配布し、慎重に検討・審議し、回答すること。
(回答)平成24年1月16日に出された最高裁判所の判決を受け、平成24年1月24日の臨時教育委員会で、委員総意の下、「入学式及び卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱について」が議決されました。平成25年9月6日に出された最高裁判所の判決 についても、10.23通達に基づく職務命令が憲法19条に違反するものではないと、改めて示されています。既に方針が決定済みの事項であることから、事案決定規程に基づいて回答します。教育委員会での配布及び教育委員会の検討、審議は行いません。(所管:指導部指導企画課)
(回答) 既に方針が決定済みの事項であることから、東京都教育委員会事案決定規程等に基づいて回答します。教育委員会への報告及び教育委員会での審議は行いません。(所管:指導部高等学校教育指導課、人事部職員課、教職員研修センター研修部教育経営課)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆都教委第7回定例会当日の行動に参加を!

このような状況の中、該当者の思いを自らの思いとして、被処分者の会が呼びかける「早朝ビラまき」「教育委員会傍聴」に多数の参加を訴えます。早朝からの行動ですが、ご協力を切にお願いいたします。

4月13日(木)
 8時~9時 卒業式処分を決定するな!都庁前ビラまき 都庁第1庁舎入口
 →朝早くからの行動ですが、ご協力ください。
 
 *上記行動後、都教委定例会(卒業式処分決定か)を傍聴します。
  傍聴受付9時30分~50分(予定)都庁第1庁舎37F 10時開会

◆要請・抗議の電話・FAXを集中してください。

「卒業式処分をするな」「不当処分抗議」などの内容の電話・FAXをお願いします。

【要請・抗議先】東京都教育庁 新宿区西新宿2-8-1
◎教育庁総務部教育情報課  電話 03-5320-6733 FAX 03-5388-1725
◎教育庁人事部職員課    電話 03-5320-6792 FAX 03-5388-1729
◎教育長          FAX 03-5388-1725


◆再雇用三次訴訟 いよいよ判決~傍聴に来てください。

東京「再雇用拒否」第三次訴訟の高裁控訴審判決期日は、3月22日から4月26日(水)に変更となっています。

★東京「再雇用拒否」第三次訴訟・高裁控訴審判決
~逆転勝訴をめざして
 (東京高裁第5民事部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
 *高裁(控訴審)判決期日が下記のように変更となりました。
 4月26日(水)
  12時30分 弁護士会館集合・写真撮影
  12時40分 高裁に向けて入廷行動
  12時45分 傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
  13時15分 開廷・判決
  東京高裁511号(定員42名) 
  報告集会:ハロー貸会議室虎ノ門(裁判所から6分。案内あり)

★東京「君が代」裁判第四次訴訟・東京地裁判決
 9月15日(金)
  12時20分原告・支援者弁護士会館集合 
  12時30分行進(弁護士会館→裁判所)
  12時40分 傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  13時10分開廷・判決 
  東京地裁527号法廷
。 (以上は予定です。詳細は追って連絡。)
 *混雑が予想されますので早めにお出で下さい。入廷できなかった人は裁判所前でお待ちください(旗出しあり)。

<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。


■森友疑惑徹底糾明! 
 現代版治安維持法「共謀罪」法案を廃案にしよう!
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日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット通信(4/5)

2017-04-06 13:49:09 | 大阪ネット

29~31日府教委交渉でも、梅原さん再任用再審査せず!今後も闘い継続を!

①3月29~30日に、府教委前での情宣(500枚づつ、この間で総計約5千枚配布)。職員がビラを手に、時にはそれを見ながら話している姿も〔この間、多くの職員からの挨拶もありやはり注視されていると推測〕。梅原さん再任用不合格取り消し署名も第3次提出939筆で、総合計2327筆に(その後に遅れての到着分も500筆以上あり後日に追加提出を)。

また30日の記者会見には毎日・読売・共同通信が出席、約1時間にわたって質疑がかわされました(なお同じ日にもう一人の「不起立」での不合格者の方も記者会見)。当日の毎日夕刊とさらに翌日朝刊に、商工労働部の改善要請も含めて掲載(他に大阪日々紙)。〔添付の4・3ビラの裏表の記事ご参照を〕


②29日(+30日)の府教委回答・交渉では、28日提出の梅原さんの「2名の審査のやり直し」、それが不可なら審査会の見解を示せとの要求書への回答を迫りました。〔添付の3・30ビラをご参照を〕当初、再任用審査会の再審査はしないとの回答でしたが、要求書は再任用審査会会長もじっくりと見ていたとの言及はあるものの、その責任主体が曖昧であった点については、最終的には、事務局案に基づき、「栗山参事も関与」しての「審査会としての決定」と言明。激しく追及しましたが、再審査はしないと居直り続けました。

さらに31日にも説明を要求し続けました。「個人情報の目的外使用」との指摘に対しては、「意向確認」は「過去の勤務実績の把握」の一環として行ったので、条例違反ではない。また審査会の再審査をしない理由は、過去になされたことはないので(特にない)との回答のみ。13時半~17時近くまでやり取りは続いたが、あとは「言えない」「答えない」と沈黙の連続でした。


③今後も、梅原さんのことのみならず、以降の「不起立」・再任用の問題や森友学園にみられる「戦争する国」へむけた教育への闘いを継続していきますので、今後ともよろしくお願い致します。またML問題での不備をお詫びするとともに、近く運営委員会での決定を踏まえて、大阪ネットの見解とML改廃等について何らかの方法でお知らせ致しますので、今、しばらくお待ちください。
〔お問合せは山田:メール:k09059000783@docomo.ne.jp〕

〔予定〕
4/8(土)山田さんを支える会(14時~高槻市民会館206)「君が代」不起立裁判を裁く
          瑞穂の國記念小學院問題・市民集会(18時半~住まい情報センター)
13(木)ピース大阪リニューアル裁判(府)・第1回控訴審(15時~高裁73)
         ホットライン〔入学式〕(19時~エル)
14(金) ピース大阪リニューアル裁判(市)・第1回控訴審(15時~高裁82)
18(火)辻谷さん裁判・高裁第2回弁論(14時半~高裁82)
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まるで共謀罪法案を先取りするかのような最高裁判断だ!

2017-04-06 12:11:54 | 「君が代」裁判
ZAZAの一員である「君が代」減給取消訴訟当該奥野泰孝からのメッセージです。多くの方に最高裁の不当性を訴えます。



4日の夕刊に私の最高裁上告の却下が報じられた。

30日付の通知であったが、記者会見等で私の見解を述べる前に各社が小さい記事を載せた。

小さい記事だが大きな問題をはらんでいる。

上告人の意見が反映されてないこと。

「積極的に秩序を乱そうとした」と言う判決理由が通れば、秩序を乱そうとしているとみなしただけで処分を出せることになる(共謀罪法案につながる)。もちろん私は秩序を乱そうとしたわけではない。

法廷での管理職の証言はは「奥野が立たないので不安に思った生徒がいると思う。」というものであり、何も実証されていない。妄想とも言える。それを地裁、高裁と認めてきて、最高裁で確定されてしまったのだ。

「受付業務を命じられていたのに式場に入った」という見立てもおかしい。受付業務が終われば式場に入ることは昔も今も学校現場で行われている。「式場に入るな」という職務命令は文書でも口頭でもなかった。このことは法廷で確認されている。

それでも処分者側は黙示の職務命令があったと言い、裁判所は「口頭で言われてなくても奥野は分かっていたはず。分かっているのに入ったのは悪質。」と言う。

今回の却下理由をきちんと述べないままの最高裁による却下は、「逃げ」であり、日和ったか、忖度があったと言う証拠だと思う。そう言うことを広く発信したい。そうでなければ、君が代強制反対が真摯な思いからでなく、「秩序を乱そうとしている」と言う裁判所の判断が社会的にも浸透してしまう。

(毎日新聞4日夕刊 の記事)
大阪府立支援学校の卒業式で、君が代斉唱時に起立して歌わなかったとして減給処分を受けた教諭、奥野泰孝さん(59)が府に処分取り消しを求めた訴訟で、原告敗訴の2審判決が確定した。最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)が3月30日付で、奥野さんの上告を退ける決定をした。奥野さんは、卒業式での君が代の起立斉唱を定めた府条例について、思想や良心の自由を侵害しており憲法違反だと主張。1審大阪地裁判決は「式典を円滑に進行させるためで違憲ではない」とした上で、奥野さんが積極的に秩序を乱そうとしており、処分は重すぎないと判断した。2審大阪高裁も支持した。確定判決によると、奥野さんは2013年3月の卒業式で、学校に式場外での受け付け業務を命じられていたが場内に入り、君が代を起立斉唱しなかった。府教委は、減給1カ月の懲戒処分とした。
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4/8創作劇『「君が代」不起立裁判を裁く』のご案内

2017-04-03 05:53:51 | 集会案内
4月8日は第28回山田さんを支える会です。
今回は、『「君が代」不起立裁判を裁く』という創作劇をやります。
本邦初公開!劇団「支える会」の初演!にして最終公演!です。
都合がつきましたら、ぜひ、みなさん、観に来て下さい。

4月8日(土)14:00~
高槻市民会館206号室で行います。

高槻市立小学校教員であった私は、2012年3月、
「君が代」不起立を唯一の理由として合格していた再任用を取り消されましたが、
その撤回を求める裁判の証人尋問が昨年11月24日大阪地裁で行われました。

私は真剣勝負そのもので本人尋問に臨みましたが、
傍聴して下さった方々は府教委側弁護士等とのやりとりが「おもしろかった」ようで
す。
そのやりとりをふくめ、本人尋問のようすを劇にして
みなさんに「君が代」不起立を理由とした再任用取消=クビの不当性を訴えたいと思
います。

そして、裁かれるべきは、教え子を戦場に送らないという決意で
「君が代」不起立をした私ではなく、
職務命令で「君が代」を立って歌えと強制した
府教委・高槻市教委・校長と橋下・維新の会、
戦争する国を作る安倍政権であることを明らかにしたいと思います。

なお、再任用合格取消の撤回を求める菅・野村・山田の裁判は
2月9日で結審し、5月10日1時10分に判決の予定です。
5月10日の判決より一足先に、この創作劇で
憲法19条「思想・良心の自由」にもとづく真っ当な判決が出されることと思います。
ぜひ、観に来て下さい!

Blog
『ブラックボードに義』
http://blogs.yahoo.co.jp/yamada55132
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梅原さん再任用要求行動

2017-04-03 05:44:46 | 大阪の教育
本日も梅原さん再任用不合格撤回に向けて教育委員会に働きかけます!大阪ネット山田光一さんより

この間の署名や諸行動へのご参加・ご協力ありがとうございます。

署名については、第1次227筆・第2次1161筆・第3次939で、計2327筆を提出。また30日には、記者会見、31日には13時半から17時近くまでの府教委回答への追及がされました。最終的には年度末までの不合格撤回はできませんでしたが、今後も撤回・採用を要求し、さらに今後の不当な「不起立者」への再任用拒否を許さない闘いを継続します。

当面、4月3日(月)の府教委前での(人数が可能なら府庁前も含めて)情宣活動を、8時半~9時半におこないます。府教委・さらに府庁の職員がビラを受け取り、歩きながらも目を通し、時にはその中身について話している様子も見られること、また府・商工労働部との対応との矛盾・齟齬が生じている状況にさらにくさびを打ち込んでいく行動配置を継続していくことは今後の新しい局面を切り開くことにつながるものだと思います。


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