立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

上市は里芋の里、「黒ぼく土」の地中でほくほくと熟している最中・・・上市町

2017年09月02日 | Zenblog
 上市町の景観の特色の一つは、里芋の葉が密集する畑があちこちに見られることです。上市の名産・里芋は「粘りが強く柔らかくて甘い」のが特色です。「黒ぼく土」という水はけ(排水性、通気性)が良く肥沃な土壌が美味い里芋を育てます。収穫は早生で9月上旬から、主力の「大和」が10月上旬以降年末まで最盛期となります。
 実りを迎えた稲田の間に里芋の葉が揺れて、その下の土中では里芋がいま、肥育と熟成の仕上げに入っています。


(1)上市の里芋畑の景色です。




(2)稲は収穫前の実りを迎え、里芋畑では土中で芋が大きくふくらみ美味さを蓄えています。




(3)水はけ良く肥えた「黒ぼく土」は火山灰土と腐植で構成される黒または黒褐色の土です。その土によって絶品の里芋が生まれます。




(4)里芋の大きな葉、土中の里芋の成長を守っています。




(5)大きな里芋の葉が群集していますが、その重なり具合は妙と言うべきです。


 晩秋の収穫どきが楽しみです。



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