七都市物語(田中芳樹)



つー訳で、本日電車の中で読んでいたのがこれ。数年ぶりに読み返す。

地球の地軸が90度傾いた「大転倒」後、人類はほぼ滅亡した。
残った人類が再び繁栄を目指し始めた時代、地球上は7つの都市で構成されていた。

戦争物だ。が、血なまぐさい現場のヒューマンドラマ、ではなく、指揮官がメイン。

自分の状況、相手の状況、相手、そして自分自身を的確かつ素早く読み、次の一手を繰り出す。

戦争は超高度な頭脳戦だと痛感。

オリンポス・システムにより上空500m以上に上がれなくなっていると言う設定は絶妙。
現代戦において、制空権というのは絶対だし、ICBM、IRBMなんてのを持ち出したら、あっという間に終了となってしまう。
更に軍事衛星も必須となっちゃうし。

出版はハヤカワ文庫だからか、海外のSFモノ風の表現が多数。珍しいかな??
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復旧の見通しが立たない車内



人身事故の影響で、帰宅の電車が大幅に遅れる。
都市部と違って、代替え手段が全くない(強いて言えばタクシー、しかし1万円では済まなくなる)ので、気長に待つ。

iPOD、本、携帯(内蔵ゲーム)と、暇つぶしアイテムは常に保っている。
で、今回使ったのは、『睡眠』

・・・つーか、発車時刻前に意識を失っていたのだ。始発駅なので、定刻10分くらい前には電車が入っている。早めに着いたので、余裕で座れたし。

はっ! っと気付いた時も、まだ電車は動いていなかった。
が、時計を見ると、既に40分以上経過していた。

疲れているな、オレ・・・


約1時間遅れで出発。十分に寝たおかげで、地元の駅に着くまでの約45分、読書を堪能する。
「何で動かないかな~」とイライラすることもなく、得した気分になる。

しかし、特急も走っている路線なのだが、全線復旧後にまず走らせるのは特急。
私の乗った列車が走り出したのは、特急を2本送った後。

高いオカネを払っている方々を優先するのはわかるが、なんだかねぇ
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