不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Bronchite ?

2005-10-02 02:08:22 | Billy,Layla e Ciccino
ようやくビリーを獣医さんに連れて行った
7月からずっと咳をしているのが気になりながら
「いつか治る」と思い込んでいた私。

いくら忙しかったとはいえ
2ヶ月も放っておくなんて飼い主の風上にも置けない。
友人に、ここのところ立て続けに
「いい加減に病院に連れて行け」といわれ
私もはっとした。
もう2ヶ月も咳しているんだもの、
ビリー何か問題あるに違いない。

忙しさにかまけている場合じゃない。
「ビリーに何かあったら
あなたは一ヶ月くらい立ち直れなさそう」
という友人の言葉にひどく動揺した私。
だってその通りだもの。

大事になる前にちゃんと診てもらおう。
しかし、私はそう思いながらも
絶対獣医さんの前では咳のかけらもしないであろう
ビリーの性格も知っている。
(実際獣医さんの前で一回も咳しなかった!)

散歩に行くつもりで外にでたビリー。
所用を済ませて獣医さんの前を通りかかっても
もちろん知らんぷりで通り過ぎようとした。

「ちょっと先生のところに寄ってこうよ」
扉の前でいつになく抵抗したビリー。
本人も自分が調子悪いのわかっていて
その状態で病院に行ったら
痛い目に遭うって思ったのだろう。
待合室でいつになく緊張しておとなしく待つビリー。
いい子にしていれば
許してもらえると思っているみたいな顔。
せつないなぁと思う。

診察室に入ってもそこに預けられている子猫たちに
ちょっかい出したりして全然診察受ける気のないビリー。
その間ずっと咳もしないし(笑)。

女医さんにとりあえず状況を報告。
「二ヶ月も咳しているなら
気管支炎の可能性もあるけれど
ビリーは絶対に触診させないわよねぇ」
神経質なビリーをよく知っている彼女は
敢えて触診することはせず
「今回は抗生物質とビタミンで様子を見てみましょう」と。

7日間の投薬。
ビタミン剤は先生から7粒いただいて
抗生物質は前回購入しているものが
まだ家にあるので、それを飲ませることに。

これでよくなればいいけれど。
一週間後に経過報告。


のどの調子のせいなのか、
最近ご飯をがっついて食べることもなく
今までにない「おちょぼ口」で食べるようになったビリー。
まぁ年もとっているのだしと深く考えてなかったけど。
しかし、食べる量も減っていたのは事実で、
実際痩せこけてきた。毛艶も落ちたし。
それも今回女医さんに指摘されて、体重も計りました。
ビリー5,2キロ。
思っていたよりも重いじゃん。
私はずっとビリーは4,5キロだと思っていたので(なぜだ??)。
ということは健康時は6キロくらいはあったってことね。
それを平気で抱っこしていた私もずいぶん力持ちだわ。

というか、こんなにでかいんじゃ
飛行機のキャビンに乗れないよ。
いつか日本に帰ることになったとしたら
ビリーは貨物室なのか?!
当分ビリーを連れて帰ることはないけど。


先生が
「ビタミン剤はそのままでも食べると思うわよ、苦くないから。」
と言っていたけど、その通りだった。
家に着くなり、
獣医さんからもらってきた紙包みに
鼻を突っ込んだビリーとチッチーノ。(笑)
欲しかったのか・・・。

そして、ご飯に混ぜて投薬しようと思って
準備していたら
なんと取り置いたビタミン剤を一粒
健康なチッチーノが食べちゃいました。

「兄ちゃんのビタミン剤が一個減っちゃったじゃないの!」

なんだか、最近二匹の性格が
それぞれ際立ってきた気が・・・。

こんな写真にも浮き彫りに。
01102005


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