Il cambiamento improvviso

日本ってやっぱりとても生真面目。
この記事を読んで改めてそう思いました。

くだらないテレビ番組が多いイタリア。
くだらないだけじゃなくて、予定通りに始まらない。
そしてもちろん「突然の番組変更」なんてしょっちゅう。
特に午後から夜の番組は当てにならないことこの上ない。
さすがに朝のニュースは
時間表示もしているせいなのか、
きっちり定刻どおりに放映されるけど
お昼ころからはまったり…。

新聞のテレビ欄は結構小さい。
そしてあんまり詳しいことは書いていない。
どうせ詳しく書いても「遵守」できないからなんだろう。

生放送の番組は
わけもなくエンディングが引き伸ばされて
後々の放送に延々と影響を及ぼしたりするけれど
それに文句を言っているイタリア人って
実際あまり見かけたことない。

くだらない番組しかやっていないので
誰も真剣に捕らえていないからなのか。
自分もルーズだから
テレビ番組の運行がルーズでも問題ないのか。

滅多にテレビを見ない私。
テレビ番組なんてどうでもいいけれど
たまに見たい映画が放映されるのを楽しみにしていると
気づいたら、
思っていたのとはまったく違う映画を見せられたり
というのは何度もありました。
でも、そんなことにも動じなくなったのは
やはりイタリア暮らし10年の結果なんだろうか…。

イタリアってこんなところも
よくいえば「寛容」なのだ。
そしてそんなところを
「イタリアってすごいな」と思っている私なのだ。