不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Compatibilita

2007-02-04 13:54:59 | 日記・エッセイ・コラム

実に笑える結末。

散々格闘したADSL
最終的な結論は「日本語のWindowsXP」との適合性なし。

モデムをインストールするに当たって
最低必要スペックが定められていて
もちろん私のコンピューターは
そうしたものはすべてクリアしているわけですが
一連の流れの中で気になったのは
唯一イタリア語のオペレーションシステムではなく
日本語のオペレーションシステムであるということ。

インターネットポイントのコンピューターで
CDを読むことができたのでなんとなくそんな気はしていて
そういう事情をもう一回電話局のオペレーターに伝えたところ
「イタリアに住んでいるくせに
日本のコンピューターを使っているいるやつが悪い。
順応性のないヤツ」ということまで言われ
さすがに腹が立ったので文句は言ってあげました。
(今年の私の目標が「忍耐」でなかったら
怒り爆発で大変なことになっていたと思われます)

そもそも私が「日本語のオペレーションとの適合性は?」と
尋ねるまでそんなこと夢にも考えてもいなかったくせに
どうしようもないほど無知なイタリア人オペレーターでした。
しかも途中で日本語と中国語の勘違いを始めて
最後には「人種差別的発言」まで出て、
彼女の文化的&人間的レベルの低さに驚きました。
そんな人間雇ってて良いのか、イタリア最大の電話局なのに。

というわけで彼女とでは話にならないので
一旦切ってかけなおして別のオペレーターを話をしたところ、
イタリア語以外のオペレーションでの安定性は保証できず、
技術屋さんと話をしてもらっても
きちんとした対応ができるかどうかわからないので
イタリア語のオペレーションにするか、
今回は20メガバイトの導入を諦めてくださいといわれました。

日本から持ってきているコンピューターを
わざわざイタリア語のオペレーションに切り替えるつもりは
まったくないので今回は諦めますと伝え、
元通りの4メガバイトに戻してくれと依頼。
この変更にまた一週間かかるそうですが…。

しかし、もうひとつ疑問がでてきたので確認。
「今後私がイタリア語のオペレーションの
コンピューターを購入する場合
WindowsXPではなくVista版になりますが
それにはモデム自体が対応していないみたいですけど
その場合はどうしたらいいのですか?」
「新しいモデムが出るまで待ってください」

笑い話でしかありませんな、これは。
なんかとってもイタリア的。
ほんのちょっと先の見通し立てられないのです。

イタリア国内で暮らしていて
日本語のオペレーション使っている人も多いと思うのですけど
イタリア語以外のオペレーション使っている人には
この20メガバイトのモデムは使えないのですよ。
そういうことはキャンペーン電話かけてくるときに
確認してくれ、お願いだから。
次から私もまずそれを質問してから色々決めることにします。

というかたとえば他の会社の20メガバイトのモデムとかって
日本語のオペレーションでもきちんと導入できるのですかねぇ。
ちょっと調べてみたくなりました。
適応性とオペレーターの対応の仕方を比べてみたい。
ちょっと意地悪かな。