不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Bukubuku Koukan VI edizione a Firenze

2011-02-09 20:20:40 | bkbk

前日に会場となるCuculiaから電話で
「急で申し訳ないけど、
重要な政治家の著作発表会の予定がはいちゃったので」
とういうことで
通常19:30開始のところを30分遅らせての開催になりました。

4-5人でまったり開催になるかなぁと思っていたので
私の気分も最初っからリラックスしすぎ(笑)。
しかもなぜかまだ火曜日だというのに
疲れが溜まっていてふらふら気分でした。
そんなわけでろくに写真撮影もせず、
撮った写真は手ぶれしており(爆)、
自分のプレゼンもよく思い出せません。

結局5名+同伴1名の参加者で
途中帰国書籍処分で参加1名+同伴1名。

今回私が持っていったのは
「冬」:北都物語
「初笑い」:放送禁止落語大全
「女流作家エッセイ」:旅好き、もの好き、暮らし好き

このうち2冊はプレゼンしているうちに
皆さんに「なんか読みたくなぁい」といわれてしまうような
とんでもないプレゼンでした(笑)。
というのは
「北都物語」は不倫の物語でそれ自体は珍しくもないし
気にもしないし、
若い女性があっけらかんとしているので
読後感は決して悪くないけれど、
全体的にもちろん男性の目線で書かれており
それに納得できないというしこりが
未だ私の中に残っているからであり、
「旅好き、もの好き、暮らし好き」については
ものに固執しない私には理解できない部分があったのと
読み進めるにつれて
なに、自慢話ですか?と突っ込みたくなる部分が
あまりに多すぎたので
どうしてもそういう感じでプレゼンしちゃったのね。

まぁ、正直な感想でもあるんだけど。

今回出てきた中にもやっぱり読みたい本は色々ありましたが、
自宅にも山積みになっている本があるし、
きっとまたいつかどこかで巡り合えるだろうと思って
他の方に大半はお譲りして
一冊厳選(?)で杉本彩の「官能小説家」をゲットしてきました。

第6回ブクブク交換会@フィレンツェに
持ち寄られた本はこちらでチェックできます。

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皆さんのプレゼンを聞いていると
それぞれがどこに思い入れがあって、
なにに重点を置いているのか垣間見ることができて
とても興味深いです。
そしてやっぱり自分じゃ選ばない本が色々出てくるので
新しい発見もいっぱい。

会場がごたごたしていて、ようやく出てきたご飯。
豆のせいなのか、思いっきりお腹にたまりました。
ごちそうさま。

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そしてすっぱかったけど美味しかった
ベリーベリードリンク。
もちろんノンアルコールですけど
すっきりしていて実はすっぱいのにお替りしたくなりましたな。

次回は復活祭明けの4月後半かな?