超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

時計とジャズと神学書

2020-01-13 06:11:55 | 無題
昨日は福住珈琲でマンデリン飲んで、ジャズ聞いて深呼吸。
帰ると安物の懐中時計を紛失したので福住珈琲に
電話すると、置き忘れていたので、もう一度忘れ物を受け取りに行く。
店主の小父さんは笑顔で手渡してくれた。
福住焙煎珈琲でジャズが掛かっていて格好良かったので、
自分も持っている数少ないジャズのなかから、
メンブランの「ジャスト・スクィーズ・ミー」というマイルスの
10CDを取り出して、家でもカフェ気分でジャズを聞いて
カルボナーラを食べる。
中世思想原典集成という文庫の最終の第8巻を開封して、
ドイツの神学者、マイスター・エックハルトの説教を読む。
「神はすべてであり、充足であるのに対して、
被造物は本来、無性であり、渇いている。」
「無性の器となった魂に、神の充足が注がれるのが信仰の姿」
と説く。
同じ本のニコラス・クザーヌスの「観ることの覚え書き」では、
神とは何よりも、可能自体(すべての可能性の本体)であって、
この可能性の本体の最高の顕れはイエス・キリストである、と説く。
私は主に知的な興味でこの手の本をめくっている。
ジャズを聞きながら、中世の神学を読むのは、妙な感覚。
休日にしたいことができて、リフレッシュした。

焙煎で懐中時計が手渡されマイルス聞いて神学をめくる

コメント
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