超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・花日和

2024-04-07 00:03:31 | 自作俳句
花曇り静かな中に陽差す午後
ミッシェルをピアノで聴いて春日や
留守番に重いお握り春日向

階段の踊り場からも十分咲き
春光の兆し郵便受けにあり
花冷えや眺む楽しみ引き延ばす

ベランダの欄干からも満つ桜
九時半に眠れる人や桜仙境
音もなき花見の会で茶を啜る

休日の穏やかなりや花日和
追伸を書いては消して春便り
巫女舞いを遠く眺めて春祭
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする