超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・残り花

2024-04-10 00:03:25 | 自作俳句
満開に終止符を打つ花散らし
春疾風花の名残りもなぎ倒し
春嵐昨日で消えし桜仙境

正午過ぎ雨が上がれば残り花
町の奥川辺桜の壮観さ
歩いても歩いてもまだ川桜

川岸に吉野桜の数知れず
川岸に広がってゆく花盛り
新しき友と知り合うクラス替え

春の午後雨の歯医者で歯を削る
花びらを春靴で踏む静けさや
花の降る中歩くのも奥ゆかし
コメント
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