超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・夏隣り

2024-04-27 00:03:08 | 自作俳句
苔の道入るとそこに藤棚や
白や桃、紅色に咲くつつじ垣
藤棚を目当てに来たる丸い蜂

陽光が久々に照り夏隣り
植栽の迷路に落ちし燕の子
人の庭紅いつつじの花の雲

ライラック祭り静かに人の庭
道脇に白く枝垂れる小手毬や
行く春やつつじの町となりにけり

全身に蔦の絡まる春木や
糖分で春の祭典踊るらし
海の青デルフィニウムの花の束
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