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「消費税増税反対!」って、その本音は何?

2019-07-17 20:53:00 | 政治関係(道理で考えると、難くない)

かねてから、国会討論等でよく耳にするこの言葉。

選挙期間になったので、野党各党はことさら強調している。

「増税しない分の財源は、〇〇〇の調整で賄えます!」


 

時々、「身を切る改革を!」と主張する候補者もいるが、多分有権者は「消費税」が気になるところでしょうね。


 

さて、財源云々より、そもそもなぜ消費税が導入されたのか?

耳障りの良い言葉で「福祉財源に使います」とか政府は主張しているけど、そもそも「国家全体の財源が足らなくなった」から。

数十年も「赤字」国債を発行し続けているのが、その裏付け。


 

で、なぜ足らなくなったかと言うと、消費税導入(今から30年以上前になるけど)以前の「政府の公金の無駄遣い」が発端。

今回も、一部の候補者から「政府が財源を無駄遣いしているから税率アップが必要になったのです!」と言う主張がされている。


 

ここでタイトルの、『「消費税増税反対!」って、その本音は何?』になるわけです。

昨今、森友・加計学園問題はご存じの方も多いと思うけど、野党はその不正は何度となく追及した。

でも、それは基本的に「安倍首相を追及して不正を暴露しよう」という動き。

でも、安倍首相の関与が無いと判断されて、そのまま立ち消え?

私がすべての国会討論を聞いたわけではないから聞き損ねたのかもしれないけど、「無駄になってしまった公金を取り戻す為の対応はどのようにするのか!」と言う様な内容の議論は有ったのかな、というくらい耳にしていない。


 

勿論、その不正使用された金額が戻ってきたところで、消費税率アップ分を補えるかと言えばそれは無理だと思うけど、過去にも色々「不正使用」はやり玉に挙げられているものの、その「損失の補填をどのようにするのか?」と言う議論は余り聞かない。


 

数年前に「年金不足」が問題になった時も「不正追及」は本気でやっているみたいに見えたけど、実際に「消えてしまった年金」を、極端に言えば「使い込んだ人間の財産すべてをはぎ取って、国家財政に戻す」と言うところまで議論したのだろうか?

国民の関心は、不正追及だけでなく「使い込んだ人間から全額返還させる事」ではないかな?


 

「我々は野党として政府の不正追及をしています」だけでは、中身は全く薄っぺら。

これは、安倍・福田・麻生と続いた頃の「民主党政権に替る前の、当時の野党」と何ら変わっていない。

いくら「おごり高ぶって腐敗しきっている」と言われている自民党政権が相手でも、選挙には勝てないでしょ?


 


 


 


 

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