折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

あこがれの先生のデモを見に

2018年10月04日 | 旅行
夕焼けを待って 0号

フェイスブックに毎日アップされる兵庫県在住の水彩画家 木澤平通(きざわとしみち)さんの
絵に感動して3年あまり。2年前には絵のお仲間と個展を見に神戸まで行きました。
それ以後も毎日フェイスブックの絵と文章を楽しみにしています。
そしてまた個展と会場でのデモンストレーションの案内をいただきました。
デモは個展会場で午前10時から、神戸市灘にある会場までは・・・新幹線なら行けそう!
その翌日に予定していた2泊3日の志賀高原旅行はキャンセル・・・デモ優先。

先回個展に行った時は神戸に住んだことが有るお仲間が先達で私はついて行くだけ。
どうやって乗り換えたか全く記憶が無いのです。
今回は1人旅、パソコン相手に調べて、道々聞きながら、ちゃんと時間までに着けました。
新幹線で名古屋から新神戸・・・地下鉄で三宮へ・・・JRで灘

私は名古屋っ子、エスカレーターは左側に乗ります。神戸の人は右側に乗って左側を空ける。
私1人違っていて歩く人にジャマって顔された・・・
乗り換えが分からずに聞いたら「緑のラインに沿って行ってください」と。
床の緑のライン三宮方面をたどると外人さんの団体がラインの上を占領「もう~ジャマ!」


個展会場に早めに着いたのでゆっくり絵を見せていただきました。
その後のデモンストレーションは5分の休憩をはさんで2時間、先生はずっと話しながら20号の
水彩画を2枚完成。
私が描いているのは墨彩画、水彩画を描くわけではないのですがとてもいいお話が聞けました。
「1年間で1,000枚は描く」と。個展開催中も毎朝夜明けの河原で6号を1~3枚完成。
そのどれもが瑞々しくて素敵です。
現場で描く、空気を描く・・・そうできれば・・・遠い目標です。
先生は描くとき写真は一切使われません。
「朝夕の空はどんどん変わるのですがどうしたら?」
「何回も見てしっかり見とると眼の中に残る残像やね・・・」と。

せっかく行った神戸、でも今は街や港の風景よりも田舎の風景が描きたいので移動しました。

灘からJRで新大阪へ・・・ 新幹線で米原へ・・・北陸線で田村へ
田村は始めて降りた駅です。琵琶湖に近いこと、伊吹山と田んぼがあること、その上格安の
宿泊施設があるので行ってみたかったところなのです。


 雲の端が少しオレンジに


宿に着いて荷物を置いたらすぐに湖畔に出ました。
強い風に海のように打ち寄せる波、湖にもこんな表情があるのだと。
それこそ海のように広い琵琶湖の夕日を待ちました。
雲が出始めて夕焼けはあるかしらと心配していたら、思った以上の素晴らしい夕焼けに
出会えました。刻々と移り変わる光と色、雲の流れ、聞いたばかりの描き方などすっかり忘れて
ただ見とれていました。
眼の中は輝くオレンジ色に占領されて「残像」は?・・・とてもとてもま~だまだです。
木澤流の絵の具を中心に描き方も真似して何とか少しは脱皮したくて・・・苦戦中です。


  琵琶湖夕景 F3



☆明日も続きます

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