折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

花咲ジジさん

2020年11月06日 | 名古屋城



左へ曲がれば名古屋城東門へ




今年も名古屋城菊花大会が10月25日から11月23日まで開かれています。5日の午前中に審査があるので毎年出品している兄の菊の結果はどうかと午後になって見に行きました。
ところが少し早すぎたようで審査結果がまだ張り出されておらず分からないまま、多分これだろうと思いながら見てきました。
よしずで囲われた展示場には紫の幕に朱い房を垂らして台の上に並ぶ赤白黄色の菊の花、お城に良く似合う風景だと思います。少し気になるのは広い展示場所の割には年々出品者が少なくなって花の数も減っていること。ここも若い方の参加が少ないからのようです。
兄にしても大きな鉢を移動する体力がなくなったので小さく育てる「だるまづくり」が中心ですが、それでも3鉢セット、6鉢セットとなるとそれはそれで大変らしい。




細い花弁の三色組


撮影中でゆっくり見られず・・・


平日のせいか晴天なのに人が少ないですね



家に帰って兄に電話をすると「今年は2種目で最優秀賞が貰えたぞ」と弾んだ声。その声の後ろから兄嫁さんが「まだ家にいいのがあるから見に来て欲しいのよ」と、さっそく徒歩5分の実家へ行っていっぱい褒めてきました。
「今夜は祝杯ね」「ちょっとよぉけ飲ましてもらえるかなぁ」お医者さんから晩酌の量を控えるように言われているのです。「今夜は特別でしょう」と私。「まぁ・・・ねぇ・・・」とは兄嫁さん。
熱田神宮の参道や菩提寺、フラワープラザへと貸し出しもして名古屋城での頒布会の出展用も用意して、花咲ジジさん86歳まだまだ花を咲かせています。

帰りに「これお前が好きな花だろう。持ってけ」と二鉢選んでくれたので借りてきました。
毎年借りては玄関前に置いておくと時々通りかかって「ええ具合いに咲いとる」と見て通るらしいので、私はとにかく枯らさないように水だけは忘れずにやることにしています。

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