折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

10月31日閉館の杉本美術館へ

2021年10月12日 | 風景


杉本美術館入り口 



愛知県知多郡美浜町にある「杉本美術館」洋画家で挿絵やデザインの分野でも活躍された杉本健吉さんの作品寄贈を受けて1987年に開館。ここを訪れるといつも作品に感激した後は、休憩室でお抹茶をいただきながら伊勢湾を行く船や中部空港へ向かう飛行機をながめられる静かで落ち着ける場所でした。まだ元気だった夫と知多半島をドライブがてら何度か寄ってのんびり過ごした思い出の場所でもあります。それなのに杉本先生は2004年100歳を前に亡くなられて、入館者も少なくなったとかで今月末に閉館されることになりました。コロナ禍でもありましたが、その前からもいつでも行けそうな気がして、何年も行かずに過ごしていました。早く行かなくては、終わりに近づけば込み合うだろうと思い立って、11日にミニひとり旅してきました。




丘の上の美術館




市営地下鉄で金山駅へ、ここから名鉄電車で美浜緑苑駅で下車 徒歩7分
急坂を登ってテクテク行けばいつもは静かだったのに、駐車場に入りきれない車が道路にもあふれるほどの人。中高年のファンが多いのです。
私の憧れだった数々の絵、東大寺、阿修羅像、新・平家物語・・・この先この作品がまた見られることがあるのだろうかと思いながら、長い時間ながめてきました。








いつものようにお抹茶をいただいて



絵を見た後は海を見に美術館から下って・・・先ずは昼食、国道247号線沿いの「丼丸」
地図を見ていて見つけたここは持ち帰りが専門で、イートインもOKの店
このお値段ならまぁまぁ・・・か?・・・
空腹で写真撮るのも忘れて完食!








美術館から西へ歩けば伊勢湾の東岸、奥田海岸
左端に中部国際空港へ渡る橋が見える
陽射しが強いので堤防の狭い日陰にくっついてスケッチ(F2)
素晴らしい絵を見た後だというのに、私の絵はチマチマとして






積まれた流木の向こうは貝を養殖している浜「密漁禁止」看板多数!(F2)
ここはずっと以前潮干狩りに来た想い出も




海には海苔養殖用のそだが並ぶ 後方は左に空港と連絡橋


海岸沿いの昔ながらの家並みの間の細い道を駅までぶらぶら歩いて、折よくやって来た電車に乗れて、5時過ぎには無事帰宅。
この日の歩数は9621歩、登った階段6階、今の私にしては歩き過ぎですが、楽しく歩けたのですから頑張った脚に湿布を張って念入りにマッサージ。
緊急事態宣言が解除されて最初のお出かけが杉本美術館、行って良かったです。




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