折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

食べられるドングリ!

2021年10月23日 | 風景


「スダジイのある公園」




ブロ友さんの記事で拾ったドングリを「少し食べて、残りはいつも来ているキジバトのために・・・」とあって私はびっくり。ドングリって人も食べられるとは全く知りませんでした。検索してみると私がひっくるめてドングリと思っていたものにはコナラ、クヌギ、シイと各種あり、アクが少なく食べられるものにシイの仲間のマテバシイ・スダジイがあるとのこと。それなら一度食べてみたいなと思いました。

友人のTさんに話すと「子供の頃には近くの神社で拾っておやつに食べたよ。モクモク大きな木があってね、拾ったら水に入れて浮いてきたのは捨てて、沈んだのだけ炒って食べるの。シイの実は細くて小さくて色が濃い・・・」と、彼女はしばらく前から1時間前の記憶も消えてしまうようになったのに、子供の頃の記憶の鮮明なことに驚きながら戦後の食糧事情の話で長話になりました。


私はまずスダジイの木を探そうと近くの大きなお寺へ。その隣が区役所なので期日前投票を済ませてからお寺の前にある公園へ行ってみました。ここも以前は境内だったので、と・・・探す間もなくモコモコと大きな木の下はドングリがいっぱい。人や犬が踏んでいなさそうな所から拾ってきました。クヌギのドングリと違うのは殻斗(かくと)の形、帽子と呼ぶ部分です。
片手にひとすくいほど持ち帰って、聞いた通りに水につけて浮いてきたものは捨てて、沈んだものだけフライパンで炒りました。皮がはじけて白い実が見えたら完成。温かいうちに食べないと固くなるとかで、さっそく中の白い実を食べてみたら、あっさりした栗のようで、甘みもありどちらかと言えば美味しい。レシピ検索するとそのまま食べたりご飯に炊き込んだりも出来るとか。レシピがあるほど食べられていることにも驚きました。
ほんの少し食べただけですが、初体験でちょっと嬉しい!次はマテバシイの実を探してみようと思っています。













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