放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

オフロードツーリング林道日本一周 四巻

2013年04月30日 21時38分36秒 | 読書
一巻から三巻まで手に入れた寺崎勉のオフロードツーリング林道日本一周。

絶版本で高くなっているので買うのを考えていた最終巻をゲットした。



価格は2750円也。
定価は1500円だった。

読むのが楽しみだ。
この本は何度も読み返せるしね。

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オフロードツーリング林道日本一周

2013年04月15日 21時01分54秒 | 読書


寺崎勉のキャンプ・ツーリングの本が好きだ。

キャンプ・ツーリングをやる人は皆そうだろう。

その寺崎の本の中で、いちばん自分をだしているのが、オフロードツーリング日本一周だと思う。

世をすねたような見方や態度、マイナス思考の考えなどがあらわれている。

それも彼の魅力だろう。

この本、10年ほど前に古本屋で第一巻を手に入れた。

そのころはもう新書はなかったのだ。

とても気に入ったのだが、つづく本を入手せずにいた。

それが思いたってネットで検索したら、二巻と三巻をみつけることができた。

ヤフオクとアマゾンで、二巻が1400円、三巻が800円。

新書価格は1500円である。

少しずつ楽しんで読んでいるが、最終の四巻を買うか迷っている。

新書価格の倍以上で売りに出ているので。

でも、昔の林道はものすごくハードだ。

びっくりする。



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傷だらけの天使 矢作俊彦

2012年04月03日 20時11分00秒 | 読書
本書は1974年から1975年にかけてテレビで放映されたドラマの30年後をえがいた作品だ。

この番組は頻繁に再放送されていたし、現在もBSで金曜日に放送されているから、見た方は多いと思う。
探偵社につとめる萩原健一と弟分の水谷豊が、ちょっとエッチで暴力的に、探偵稼業をするものだ。
そして後味が切なかったりする。

ドラマを見た人には是非すすめたい一冊で、見たことのない方も十分に楽しめると思う。

よくこんなアイデアを思いついたなと、作者の発想力に感心する。

ところでドラマの舞台になったのは代々木駅前のビルだそうで、いまだに現存するそうだ。

HPにより詳しい読書日記を書く予定。
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田舎暮らしに殺されない法

2010年05月21日 20時59分54秒 | 読書
丸山健二のエッセイを読んだ。

タイトルは、田舎暮らしに殺されない法。
私は田舎暮らしはしたいと思っていない。
この作家の小説が好きなので、内容は想像できたが、読んでみたのである。

自然が豊かで、そこに住んでいる住民も人情味豊かで、素朴なイメージがある田舎。
でも、そんな楽園のような田舎などない、というのが作者の言葉だ。

作者は長年長野県に住んでいる。

田舎の人間は視野が狭く、嫉妬深く意地悪で、排他的でもあって、
都会からの移住者など絶対に仲間に入れないと言うのである。

他にも田舎の住民のことや、移住希望者を罵倒するような記述が続くが、
正しいところもあるのだろう。

小説は素晴らしいのだが、エッセイはいつもとても癖のある作者。
私はファンなのだが、人間性を疑ってしまったりもする。

田舎に住みたいなどど夢を見ているのは、現実がわかっていない、
自立していない子供大人なのではないか、などと書いてある。
詳しくはHPの読書日記をどうぞ。
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東電OL殺人事件

2010年03月18日 21時39分04秒 | 読書
1997年に起きたこの事件のルポルタージュを読んだ。

タイトルはそのまま、東電OL殺人事件、で、作者は佐野眞一、出版社は新潮社である。

この事件をご記憶の方も多いと思う。
私もそうだが、センセーショナルな事件なのに、
内容が内容だけに新聞に詳しい記事がでず、
よくわからないうちに事件が風化してしまった印象だった。
それがこの本に出会って、亡くなった彼女のことがよくわかったのだが、
人間の心の闇の深さを感じて、とても厳粛な気持ちになった。

39才だった彼女は平日は東電勤務の後、渋谷の街で売春していた。
そして土・日・祝日は昼間はホテトル嬢として働き、夕方になるとまた渋谷で体を売ったのだ。

じつに休みなく売春をしたわけだが、
彼女は慶応大学卒の才媛で、父親は東大卒のエリート家庭出身なのだ。
その彼女は東電の給料だけで一千万以上の年収を得ていたにもかかわらず、毎日売春をしていた。

彼女は心を病んでいたのだと思う。
拒食症だったと言う彼女の行為を読んでいると、眼をおおいたくなるようなこともでてくる。
かくも人間の心は壊れ、病みやすきものかと、考え込んでしまう読後感だった。

HPに読書日記を書く予定だ。

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