放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2020信州トランポ林道ツーリング4

2020年11月27日 18時57分25秒 | ツーリング甲信越


しだれ栗森林公園から岡谷にでて、国道20号線を東進する。気温は15℃に上昇した。国道沿いの長地小学校の交差点を北に折れて、右左折をくりかえすと、林道東山田線の入口のぶくでん橋につく。左折してぶくでん橋をわたるのだ。ここは林道ツーリング・ガイド・ブックをみてやってきた。



ふくでん橋をわたると500メートルでダートになる。



こんなところにマレット・ゴルフ場がある。他の県にはない競技だが、長野の人はこれが好きみたいで各地にあった。



林道ツーリング・ガイド・ブックでは2、5キロで分岐にでるとあるが、4、2キロで到達した。右の広い道は行き止まりとのことで左にすすむ。



平清水があった。



やがてはげしい上りと下りがあらわれる。



急坂を上りつめると頂上にでた。鉄塔がたっている。



峠からくだってゆくと軽トラがとまっている。老人が何かしているが、四駆の軽トラはほんとうにどこでも走れるのだなと感心した。8、5キロ地点で丁字路にぶつかった。



これからすすむ方向をみる。



メモをつけていると軽トラがやってきてとまった。老人がおりてきて、見たことのないバイクだ、なんなんだ? スズキか、650、と話しかけてくる。バイクの好きな方で、終活で大きなオートバイは処分したが、それでも250、125など数台は所有しているとのこと。今日はキノコと写真をとりにきたそうだ。



老人にこれから高ボッチにゆくつもりだと話すと、向かいの尾根が高ボッチだとおしえてくれる。ここは谷をはさんで高ボッチとむかいあっているのだ。老人は、今いる丁字を右にまがるとダートが10キロつづいていると教えてくれたが、そちらにはゆかなかった。



老人と別れて走りだす。下りもものすごい激坂がつづく。



ただ80パーセントは舗装されていた。



山をくだって高ボッチにゆこうとしたが、往復するのに3時間はかかりそうだ。時刻は12時をすぎている。明日は仕事なのでこれで引き上げることにした。高ボッチは、下諏訪にある万治の石仏とともに次回のお楽しみである。



ビーナス・ラインを走っていると、ラーメン屋があったので入ることにした。めん処SOY屋! という店で地元の味噌蔵がやっている店だ。



味噌屋が自分のつくった味噌をつかってラーメンをつくっているのだから、注文は当然、信州味噌ラーメンにした。それのスペシャルなバージョンのSOY屋味噌ラーメンだ。



餃子セットもたのんだ。



具沢山のラーメンだ。トロトロのチャーシューが大きい。



餃子は軽い食感のニラ餃子で、玉子のように見える小鉢はデザートだ。おしんこがつくのがうれしい。1177円。



SOY屋味噌ラーメンのポップ。



食後は車にバイクをつみこんだ。



公園からしずかに撤退し信州を後にした。

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2020信州トランポ林道ツーリング3

2020年11月22日 18時59分38秒 | ツーリング甲信越


3日目。茅野の公園の朝。6時すぎに起床した。晴れていて寒い。気温は5℃くらいか。



カップめんの朝食をとり、公園を利用する人の邪魔にならない場所に、ハイエースを移動させた。



DRはキック2回で始動した。久しぶりに林道を走って愛車も機嫌がよいようだ。7時すぎに出発する。今日は冬用のジャケットとグローブ、オーバー・パンツの冬仕様で走りだした。まず茅野の駅にゆく。この付近には古代遺跡がたくさんある。駅には国宝の土偶、仮面の女王の大きな写真があった。



諏訪湖の南の岡谷の気温は9℃、10℃だったが、辰野にはいると6℃に下がった。辰野病院前の交差点から山に上ってゆくと林道王城枝垂栗線(りんどうおうじょうしだれぐりせん)の入口についた。ここは2008年にDR650のオーナーズ・クラブの例会で走っている。案内してもらってついていったので、細部は忘れてしまったが、逆方向から走行した。



林道のはじまりは舗装林道だ。いが栗がたくさんおちているのでよけてゆく。山にはずっとビニール紐がはってあり、キノコ山につき入山禁止と書いてあった。



途中にゼロポイントがあった。日本の地理的中心なのだそうだが、そのように主張している場所は他にもあるとのこと。



舗装路を7キロすすむとダートになった。フラットだが、たまに拳大の石が敷いてあるところや、落葉で路面が見えなくて走りづらいところもあった。



やがて分岐点にでた。枝道をゆくと日本中心の標と展望台があると看板がでているので、行ってみることにする。



距離は短いが急坂をのぼりつめると展望台についた。バイクの先客がいたが、それは昨日陣馬形山で会ったセロー氏だ。彼は出発するところだったので、会釈をかわすと去っていった。



2008年の記録を読むと、展望台は老朽化していて揺れて怖いとあるが、今は補修されていてしっかりとしている。



展望台からは南アルプスや穂高連峰が見渡せる。しかし階段が急で下りはこわかった。



展望台の先は落葉のつもった急な下りで誰も走った形跡はない。セロー氏は辰野から来て、同じ道をもどったようだ。



ずっと下りで、たまに上りがある。入山禁止のビニール紐は延々とつつく。



ダートを8、5キロ走ると舗装路にでた。



林道をでたところはしだれ栗森林公園だ。この周辺にしだれ栗がたくさん自生しているとのこと。公園にはキャンプ場もあってブームだけに賑わっていた。



園内には北アルプスをのぞむビュー・ポイントがある。高山は冠雪していた。
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2020信州トランポ林道ツーリング2

2020年11月19日 19時01分21秒 | ツーリング甲信越


高遠の町をでて道の駅南アルプスむら長谷にもどってゆく。



途中にある白山トンネルをでたところを左に折れると、林道長谷高遠線の入口についた。



林道看板と五郎山入口の案内がたっている。



林道にはいって2、4キロ舗装路をゆくとダートになった。



林道はフラットだが一部に深ジャリとヌタ場がある。いが栗がおちているので踏まないようによけていった。以前グループで林道ツーリングをした際に、栗のいがでパンクをした車輌があったからだ。


 
すすんでゆくとオフロード・バイクが猛スピードで対向してきた。カッ飛んでいる。それが4台つづくから危険だ。相手が車体をコントロールできているのか見極めてすれちがう。バイク同士だからよけられたが、こちらが車だったらぶつかったかもしれない。もらい事故はごめんだ。ここはレース場じゃないんだよ。



ダートを11、7キロ走ると丁字路にでた。女沢林道にぶつかったのだ。



逆方向から見る。



丁字路を左折して女沢林道を下ってゆく。



1、9キロで舗装路にでた。



女沢林道の出口をふりかえる。ここから国道152号線を南下し、中沢峠で県道49号線に右折して駒ヶ根むかう。途中で霧雨が降ってきたがすぐにやんでくれた。



駒ヶ根で県道18号線に左折して南下すると、すぐに左折ポイントにいたる。目印は農村交流広場と氷見山の看板だ。



県道を折れて1・2キロすすむと、林道陣馬形線の入口についたが看板がでている。



通りぬけができず、陣馬形キャンプ場にはゆけないとある。



陣馬形キャンプ場が目的地なので、別のルートでむかうことにした。



県道49号線をもどり県道210号線で折草峠にむかう。ここは狭い舗装林道だが交通量は多い。陣馬形山は人気があるのだ。



折草峠には陣馬形山・キャンプ場はキャンプはできないが見学は可と看板がでていた。



折草峠から3、1キロで陣馬形キャンプ場に到着した。この間はダートだと思っていたが舗装されていた。ここでマスクをしていない地元のお年寄りに話しかけられた。コロナのために人とは話さないようにしていたから、驚いてしまったが、二言、三言会話する。地元の方が嫌がるだろうと考えて、こちらからは口をきかないようにしていたが、気にしない方もいるのだ。



山頂が見えているので階段をあるいてゆく。



頂上にはすばらしい眺望がひろがっていた。北の駒ヶ根方向。



南の飯田方向。



西の飯島方向。



東の山塊。こちらから走ってきた。



陣馬形山の山頂は標高1445メートルあるから、冷えていて寒い。風景をながめていると、東海ナンバーのセロー氏がやってきたが、会釈だけをして会話はしなかった。後でセローを見てみると、林道を走った汚れがついているから、頬がゆるんでしまった。



陣馬形キャンプ場でオーバー・パンツとカッパの上衣をつけて西の飯島に下る。山をおりると気温は上昇した。



日暮れが早くなっているので山にいるのは16時までと決めていた。暮れてゆく道を茅野の公園にもどってゆく。公園に帰るとすっかり暗くなっていて、風呂に入るのは億劫だったのだが、身体が冷えていたので、塩壷の湯であたたまった。茅野市が運営する温泉施設で料金は600円だ。ビーナスラインの気温は9℃だった。



スーパーで豚肩ロースとイサキの刺身、マカロニサラダを買ってきた。



豚肉の味つけは焼肉のタレである。公園でそのまま車中泊したが、他に車はいなかった。バイクを車の陰におき、周囲から見えないようにして夜をすごす。ラジオをつけると英会話教室しか入らないから、それを聞きながらひとり宴会をした。

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2020信州トランポ林道ツーリング1

2020年11月04日 18時02分15秒 | ツーリング甲信越


土日は雨の日がつづいた9月・10月。ようやく天候が回復しそうなので、諏訪湖周辺の林道を走りにゆくことにした。冷え込んできたし、キャンプ場はブームでとんでもなく混んでいるから、トランポでいって車中泊である。



金曜日に仕事から帰ってきてハイエースで出発する。夜のうちに出られるのがトランポのよいところだ。



車中泊地は長野県佐久市の道の駅ヘルシーテラス佐久南である。タイの刺身とミニ海鮮丼、それにステーキでひとり宴会をはじめる。これが楽しいんだよね。



ヘルシーテラス佐久南はできたばかりの道の駅で、どこもピカピカだった。



2日目。道の駅ヘルシーテラス佐久南の朝。快晴である。気温は10℃ほど。



朝食はカップめんだ。



荷物をまとめて出発する。むかうのは諏訪湖の手前の茅野だ。



スマホ・ナビの指示ですすむと蓼科スカイラインは通らない。国道142号線から国道152号線の大門街道とつないでゆく。遠回りをしているように感じたが、蓼科スカイラインは深い山の中を走るから、こちらのほうが早いのだ。途中の白樺湖で休憩した。



白樺湖の気温は5℃。湖畔の木々は色づいていた。



当初の予定では道の駅蔦木宿に車をとめておこうと考えていた。しかし紅葉の時期の蔦木宿は混雑しそうで、ハイエースを長時間おいたままにするのははばかられる。そこでビーナスライン沿いにある、公園の駐車場に車をおかせてもらうことにした。地元の人たちだけが利用する公園だ。到着すると空いていて、バイクを車から下ろしていても、だれも見ていなかった。



最高気温は15℃になるとのことで、スリー・シーズンのジャケットで出発する。最初にむかうのは諏訪南IC近くの金沢林道だ。国道20号線からの入口の目印は、金鶏の湯の看板である。



国道から折れて左手の畑の中を奥へとすすんでゆくと林道の入口はある。ちょっとわかりづらいが、山にむかう道をさぐりながらゆけばみつけることができるだろう。



以前は入口からダートだったが、3、7キロほど舗装されている。アスファルトだがウエットでコケの生えたスリッピーな道をゆく。ここに来るのは2010年以来だ。DR650のオーナーズ・クラブの例会でよくきたものだが、それも最近はなくなっている。



やがてジャリ道になるがこちらのほうが走りやすい。



車2台とロードバイク3台とすれちがって、ダートを5、2キロゆくと芝平峠についた。金沢林道はフラットで走りやすいが後半に荒れた路面もあった。



芝平峠からは三方に道がのびている。千代田湖方向は通行止めで、すすめるのは入笠牧場と美和湖方面だ。入笠牧場の先にある黒河内林道は通れないと聞いているが、それでも林道の入口までいってみることにした。舗装林道をゆく。冷えてきて寒い。グローブを冬用にかえた。



入笠牧場の先の黒河内林道の入り口につくと通行止めとなっていた。



芝平峠にもどりジャリ道をくだって美和湖方向にすすむ。以前は5キロほどダートだったと記憶するが、2キロほどで舗装路になっていた。



狭い舗装林道をくだってゆくと、軒下に古い臼をたくさんおいてあるところがあった。マキにするのだろうか。



庚申塚もあった。ここは廃屋が目につくルートである。



道の駅南アルプスむら長谷についた。昼時となったが道の駅で食事をとるのは味気ないし、混んでもいる。近くにある高遠の町に食事処をさがしにゆくことにした。



高遠の町にゆくと蕎麦屋が2件と割烹の店があった。



蕎麦の気分ではないので、割烹だるまに入りソースカツ丼を昼食とする。



味噌汁が美味しかった。ソースカツ丼もよい。老舗の実力を感じさせる店だった。1000円也。
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