放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

DRの車検とフォーク・ブーツの交換

2018年12月29日 09時48分05秒 | スズキDR650RS


2018年の12月。DRを車検にだした。ショップには車検整備の他にエンジン・オイルとフィルター、ブレーキ・フルードの交換、燃料添加剤フューエルワンの注入も依頼した。またフロントのフォーク・ブーツが左右とも破れていたので交換してもらった。



フォーク・ブーツは純正部品があった。ブーツは1本3250円。



他にストック部品としてチェーン・プロテクターも注文した。2600円。スズキは部品がでてくれるので助かる。距離103593キロ。年式と走行距離からエンジンのメカ・ノイズが大きいとメカに指摘された。ひどくなるようなら修理も考えなければならない。

DRはキック3回で始動した。走りだすと各部の操作がとても軽くて調子がよい。私もうれしいがバイクも喜んでいるようだった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019シーズン2日目・3日目尾瀬岩鞍スキー場

2018年12月27日 17時55分09秒 | スキー


12月22日・23日。2019シーズン2日目・3日目のスキーにでかけた。行ったのはホワイトワールド尾瀬岩鞍である。上の画像はファミリー・コースだ。



今回も前日から沼田の道の駅白沢で車中泊をした。夜は焼き鳥などで一杯である



翌日は6時半に起床した。冷え込みにまだ慣れていないせいか寒い。最低気温は0℃を下回るくらいだが、寝ていて足が冷たかった。



スキー場にむかうと路上に積雪はなかった。ゲレンデにも雪は少ない。上の写真はゴンドラの前から第2駐車場方向をみている。チャレンジ・コース方向だ。オープンしているコースはファミリーの他に、ミルキー・ウェイの上部と国体女子西沢、ななかまど、しらかば、ぶなの木、みずなら、とちの木で、全体の半分くらいである。



当日は初スキーの割引料金でシニア1日券は2900円だった。それにカードのデポジット料が500円かかる。2日券を買おうとしたが初スキー期間は設定がないとのこと。駐車場は第一駐車場で無料だった。



ゴンドラのオープン時間の8時15分を待つ。大学生のスキー部の人たちが前にならんでいた。



ゴンドラ駅山頂。天候は晴れ。気温は0度くらいだ。



先々週に新ブーツで滑ったところ左足が痺れてしまった。その靴の調整はしてあるのだが、まだ足が完全ではないので、まず旧ブーツでスタートして様子をみることにする。



ミルキー・ウェイの上部しか開いていないのでまずここを2本すべる。雪質は軽くて良好だ。つづいて開いた国体女子西沢コースにうつる。長くて滑りごたえのあるコースだ。



ななかまどをすべり、非圧雪のぶなの木コースにいってみた。まだコブがまったくないので滑りやすいだろうと思ったのだ。



しかしそれは間違いだった。新雪をすべった跡が凍っており、とても滑りづらい。ターンするのが困難でものすごく体力をつかってしまった。やっとのことでぶなの木コースをおりてリフトに乗ったら、疲れていてスキーの先を下にむけてしまい、雪にひっかかってリフトから落ちてしまった。こんなの初めてだし、リフトを止めたのも30年以上ぶりだ。年をとったかなぁ。



数年ぶりにオープンしたとちの木コース。



左足が不安なので、レストランのホルンでブーツを脱いで状態をみた。足は大丈夫だ。このころから気温があがり雪がゆるんできた。リフトへのアプローチでスキーが止まってしまい、スケーティングなどをしなければならないので足をつかわされた。



昼食は車にもどってカップめんや唐揚、おにぎりなど。山頂から下までコースがオープンしていないので、駐車場にもどるにはゴンドラに乗らなければならなかった。



ゴンドラにひとりで乗ってまた上のコースにゆく。



午後は新ブーツにはきかえた。



午後のいちばんに国体女子コースを2本すべると腿がつってしまった。まだシーズンが始まったばかりで足ができてないこともあるが、岩鞍のコースはハードなのだ。雪がゆるんでスキーが走らなくなっていたが、14時くらいから冷えてきてそれもなくなった。西山から国体女子へとコースの終了によって移動し、営業終了の15時45分まですべった。上の画像のリフトの下にある足跡はウサギのものだ。



ゴンドラ山頂駅から日光白根山をみる。新ブーツのフィッティングは良好だった。



ゴンドラで下におりると十二山神社に挨拶にゆく。



冬季なので湧き水は枯れていた。スキー・アプリのスノー・ウェイによるとリフト乗車27回。滑走25回。距離31、4キロ。最高速度55、7キロ。消費カロリー852キロカロリー。最高標高1701メートル。最低標高1033メートル。



尾瀬岩鞍をでて、新しくできた道の駅かたしなに立ち寄る。野菜などが格安だった。



道の駅白沢にもどり、併設されている望郷の湯につかる。料金は560円で、沼田の町を見下ろす露天風呂があり、ツルツルとした温泉をたのしんだ。



道の駅で餅をもとめる。これは美味しかった。



このまま道の駅で車中泊をする。スーパーのベイシアで買ってきた焼き鳥が今夜のツマミだ。他は明日の昼食用など。



2日目。道の駅白沢の朝。6時に起床した。気温は0度くらいだと思うが昨夜よりは寒くなかった。



足も冬季キャンプ用の羽毛ソックスをはいたのでとても暖かかった。



8時前にゴンドラにならぶ。まわりには体育会系のスキー・クラブの人がおおい。長い板と短いスキーの2本持ちではげしくすべりそうな人たちだ。



ファミリー・コース。昨日の暖かさで雪が溶けてしまった。



ゴンドラで上にゆくと霧だ。視界はきかない。まず国体女子コース西沢をすべると、リフトが動いていない。これって下にいったらどうするの? もどれないじゃない、と思う。



リフトは動いていなかったが、しらかばコースに接続することができた。しらかばは濃霧がないのでしばらくここをすべった。



ぶなの木コースのリフト。ぶなの木の下部は霧が薄くて人が集まっていた。。



霧でぼやけているホルン。霧がゴーグルやウェアを濡らすのでコンデションは悪い。



11時前。ウェアやグローブが湿ってしまったので、早目の昼食をとることにして下りのゴンドラに乗る。山の下にゆくと霧は雨になった。



車にもどりカップ麺などで昼食。食べていると雨は強くなり、帰る人が目につくようになった。



降雨が弱くなったところでゴンドラにのりにゆく。濡れてしまったグローブは予備のものと交換した。上はゴントラの前。



ゴンドラで上にゆくとは雨は降っていない。霧だけなのでまだマシだ。



相変わらずの濃霧だが、午後はウェアに水滴はつかなくなった。



深い霧の中をすべる。



しらかばコースは視界がよいのでまたゆくと、リフトの下にカモシカの歩いたあとがあった。



岩鞍では毎年カモシカをみる。



カモシカは一日中木の皮などをたべている。



その後も営業終了の15時45分まで滑走した。



リフトの左側がコースだ。国体女子コースの最終滑走者は私だった。スキー・アプリのスノー・ウェイによるとリフト乗車29回。滑走29回。距離36、6キロ。最高速度60、7キロ。消費カロリー958キロカロリー。最高標高1714メートル。最低標高1034メートル。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018ビーナス・ライン・ツーリング

2018年12月20日 21時43分24秒 | ツーリング甲信越


10月の末。長野県のビーナス・ラインにツーリングにでかけた。ビーナス・ラインの景色を絶賛しているブログを目にしたのでゆく気になったのだ。もちろん私もビーナス・ラインを通ったことはある。しかしそれは若い頃で、飛ばすのが大好きだったから、風景など見ていなかったのだ。

いつものように高速道路はつかわない。国道254号線を北上し、群馬県の藤岡から下仁田とすすみ、内山峠をこえて長野県にはいった。上の写真は内山峠の山道である。内山峠の気温は18℃だ。油断してオーバー・パンツをはいていなかったが、群馬の入ると冷えてきて、長野はもっと寒かった。



佐久で昼食をとるつもりだったが、すき家しかなくて見送ってしまった。蓼科スカイラインをゆくが食堂がない。景色はすばらしいルートだが別荘が点在するばかりで、食事処はまったくなかった。



蓼科スカイラインはツーリング・マップルの推奨ルートになっている。交通量が少なく、樹林帯をゆく気持ちのよい高原の道だ。その間に別荘があり、かなりの高所まで建っていたが、冬はそうとう冷えるだろうし、山道を車でのぼってくるのもたいへんそうだった。



大河原峠の路肩には粉雪があった。朝方に降ったようだ。峠をこえて下ってゆくと、右手に何かがいたのでバイクをとめた。



カモシカだ。3頭いてこちらを見ている。



しずかに写真をとっていると車が上ってきて、それでカモシカは姿を消してしまった。



山道を下り白樺湖にある遊園地に到着した。ファミリーなどで賑わっているが私には縁遠い場所だ。



白樺湖の畔で写真だけとって食堂をさがした。



渋い雰囲気の蕎麦屋をみつけた。そば処緑苑という店でここにはいることにする。



緑苑の店舗は年季が入っていたがスキー・ロッジもやっている感じで料理は素朴だった。寒くて手がかじかみ字が書けないほどなので、あたたかい山菜蕎麦900円にご飯セットの400円をプラスした。☆5点満点平均3点で2、5点。蕎麦屋をでてレイン・ウェアのズボンをはいた。



ビーナス・ラインに入った。木の生えていない牧草地のような風景がひろがる。気温は12℃、10℃と表示されている。雨具のズボンをはいたら寒さをしのげるようになった。



ここはたしかに絶景の地だ。



すすむとススキのひろがる展望台があったのでバイクをとめた。



ススキの中を歩くことができる。



駐車場をみる。



中国人もたくさんいた。



撮影ポイントが随所にあるのでバイクをとめながらゆく。



この光景を見ずに走っていたのはもったいないことだった。でも若いときは皆飛ばすのに夢中だよね。



高原の景色をたのしむ。



写真をとっているとハスクバーナにのる若いカップルに、スマホのシャッターを押してほしいと頼まれた。ハスクバーナは珍しいと彼に言うと、そうなんですよ、まずいないんです、とのこと。私も実物ははじめてだと話した。



終点の美ヶ原高原美術館に到着した。後方の売店ではストーブがつけられていた。



上田の町を見下ろす。



美術館の駐車場。左手が美術館だ。



佐久にくだりふたたび内山峠の山道にやってきた。左の山の木々は紅葉していて、正面に見える特徴のある山は荒船山だ。



内山峠をくだり、テレビ・ドラマ、孤独のグルメに登場した店を下見したくて下仁田の駅に立ち寄る。下仁田編では一番というラーメン屋のタンメンと餃子、コロムビアという店の豚のすき焼きが登場したのだ。その店をさがすがよくわからない。後で調べてみると、歩いたところのすぐ近くだった。そのうちこれらのお店も訪ねたいと思う。

国道254号線で自宅にむかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019シーズン1日目丸沼高原スキー場

2018年12月14日 18時52分20秒 | スキー


12月8日。2019シーズン1日目のスキーにでかけた。今年は雪不足と暖冬でオープンしているスキー場が少なく、アサマ2000か丸沼高原スキー場、かぐらスキー場くらいしか滑れない状況だ。その中で去年もシーズン開始直後から3回利用した丸沼にゆくことにした。



金曜日の夜、仕事から帰って出発した。国道17号線を北上してゆく。このルートをとるのは9月に北海道・車旅にいったとき以来である。群馬県吉岡町にある道の駅よしおかで温泉にはいった。400円と格安の湯である。安いのにサウナも露天風呂もあるが、露天には風除けのガラスの壁がある。上州名物の強風が当日も吹き荒れていたから、防風壁は絶対必要だと思った。

沼田の道の駅白沢で車中泊をした。スーパーで仕入れたカキ鍋で晩酌である。鍋以外にも揚物や巻寿司、パンなどを買っておいた。



土曜日の朝。6時半に起床した。冷え込んでいる。気温は-2℃。今シーズンはじめて体感する真冬の寒さだ。カップめんの朝食をとって7時に出発した。



まったく雪のない山道をのぼり丸沼高原スキー場に到着した。車はセンターステーションと第二駐車場の間に誘導された。8時前だった。



リフトは8寺15分からだ。ちょうどよい時間だとおもったら、買ったばかりで箱に入れておいたブーツが冷えていて、かたくてはけない(ブーツはラングをえらんだ)。ブーツを車のヒーターで温めてなんども格闘してはいたが、これで息があがり、喉がカラカラになってしまった。このブーツが後で問題となるのである。



リフト代は今の時期は正規料金ではなく、プレ・オープンの割引価格で駐車場代もかからない。リフト1日券は1200円分の飲食券がついて大人・シニアともに4500円である。他は4時間券4000円があったが、くらべれば食事付きのセット券になるだろう。



センター・ステーションの前のイエロー・コースに雪はない。ここはリフトかバスで上のバイオレット・コースに移動だ。さらに高速の第五リフトにのりついでバイオレット・コースのスタート地点まで上がった。久しぶりのスキーの感覚を確かめながらゲレンデをすべる。人工雪だからアイスバーンかと思ったが、雪質は予想外に軽くよいコンディションだった。



バイオレット・コースをみあげる。コースはこの1本だけである。まず1回すべり、2回、3回と繰り返していると混んできた。そこでもう1本ある低速の第2リフトにのるも、ここも混雑してしまった。上の画像でならんでいるのが第二リフトの列である。



高速の第5リフトにならぶ人たち。



少し待てば空くだろうかと考えたが、ゲレンデにどんどん人が増えてくる。滑れるスキー場がすくないから、スキーヤー・スノーボーダーが押し寄せているのだ。観念してリフト待ちの列にならぶも、リフト待ちの時間も15分、20分とふえてゆく。スノーボーダーはのんびりしていて、行列しているのにおしゃべりに夢中になっているグループが多く、前を見ていない。前方を見ていないからすすみが悪いし、どんどん割り込まれるしで、ずいぶんと苛々させられた。スキーヤーとスノーボーダーは人種がちがうと思っていたが、今日ほどそれを痛感した日はない。そしてずっと立ってならんでいると足の古傷、向こう脛がつってしまって難儀をした。足はリフト待ちの間に午後も何度かつった。これで昼食まで行列するのはご免なので、10時40分にレストランのとんふぁんにゆくことにした。



昨年の経験で11時をすぎると食堂が混みだすのがわかっていた。ランチはしょう油ラーメンと半チャーハンのセット1500円と生ビール600円にする。飲食券は1200円分なので900円の追加料金をしはらった。食事をはじめるとレストランは混雑してきて行列ができだした。席もみるみるうちに埋まり、座るのがむずかしくなった。このころから左足のつま先がしびれてきた。ただ痛くはないのでこのまま滑ることにした。



11時半からまた滑るもリフト待ちは相変わらずだ。初スキーはこんなもので、滑れただけよかったと思うことにするが、もたもたしているスノーボーダーがおおいし、リフト待ちの時間が長いから、業を煮やしたスキーヤーがつばぜり合いをはしじめてしまい、スキー・ブーム以来のつばぜり合いに参加することになった。そんなことをして20分もならび、もうすぐリフトにのれそうだと思ったら、第5リフトが止まってしまった。電気トラブルだそうだ。復旧は見込めないと言う。メンテナンスがなってないね。みなさん第2リフトに移動したからさらに大混雑で、リフトに乗っていた人たちは、救助されることになった。



リフトからの救助はどうやるのかと思ったら、ロープをつかった原始的な方法だった。



ロープの先に輪がついていて、それを頭からかぶり、脇の下にいれる。ロープをスキー・パトロール3人で確保して、ゆっくりと下降させるのだ。



かなりの時間がかかってすべての人が下ろされたが、激しく怒って文句を言ったした人もいたのではなかろうか。



第2リフトからの風景。雪がない。相変わらず左足のつま先はしびれているが痛みはない。足の指は動くから気にせず滑った。15時10分に第5リフトは復旧した。リフトは16時までなのだがこのあと空いてきて何本か滑走することができた。当日スキーを2本もったレーサーやマニアのようなスキーヤーがたくさんいた。若い人もいたが年配の方も多くて、60代、70代のレーサーがとてもお元気なのに勇気をもらった。私もまだまだ滑れそうだ。

スキー・アプリのスノー・ウェイによるとリフト乗車20回。滑走距離26キロ。最高速57、7キロ。消費カロリー1508キロカロリー。最高標高1649メートル。最低標高1386メートル。


足のしびれはスキー・ブーツを脱いでもなおらず、さらに一週間たっても完全にはおさまらない事態となった。足がしびれたままスキーをしてはいけないのだ。教訓となった。



帰りにもつ煮で大人気の永井食堂でもつ煮を買った。1070円。美味しくてボリュームたっぷりだ。永井食堂はとんでもなく並んでいるから食事は諦めている。そのもつ煮が買えるのはとてもいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイヤを冬タイヤに交換

2018年12月11日 21時01分42秒 | 車の話題


11月末。冬のスキーに備えてタイヤをスタッドレス・タイヤに交換した。作業は工賃が2500円と格安なので近くのGSに依頼した。交換したノーマル・タイヤは春まで冬眠だが、その前に点検するとかなりの石の噛み込みがある。それらをドライバーでとりのぞいておいた。距離は72996キロ。ノーマル・タイヤの走行距離は5801キロだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018大荒れの栗原川林道ツーリング

2018年12月09日 10時23分23秒 | ツーリング関東


10月。タイヤを入れ替えたのでオフロードでの走破性をたしかめるために栗原川林道にでかけた。栗原川林道は去年も走行しているのだが、群馬県にある関東で最長の林道である。



国道122号線沿いにある道の駅くろほねやまびこに近づくと雨が降ってきた。山にのぼってゆくと雨が降りだしたので、大間々の駅まで下ってやり過ごすことにする。駅の周辺はまったく雨粒は落ちていないので、局地的な降雨だった。



仕切りなおして道の駅くろほねやまびこにゆく。昼食用にカップめんを持参していて、林道のどこかで食べようと思っていたので、ここでおにぎりを2個を買い足しておいた。おばあちゃんが作った赤飯のおにぎりで漬物付きのパック入りだ。



道の駅のすぐ先で県道62号線にはいり、北上して根利にある林道の入り口の鹿避けゲートに到着した。この手前からダートがはじまるがかなり荒れている。轍がふかくて去年とは様変わりしていた。



12時半にゲートをあけて中にはいった。



ゲートの先は落ち着いた路面だ。



しかしすぐにクレパスがあらわれた。雨水で枝や落葉が流された跡がある。台風24号が通過したばかりだったのだが、都市に住んでいると風水害の被害に鈍感になってしまうのだ。



路面は荒れだした。道は流水でけずられており、大粒の石がころがっていて走りづらい。そして砂が堆積しているところもあって、フロント・タイヤをとられて何度も転びそうになった。BSのタイヤはこれまでのミシュラン・シラックよりもトレッドが深いのだが、オフでの感触はたよりなく、空気圧が高すぎるのかなと思ったりした。



5キロすすんで広場をぬけると、倒木があらわれた。しかしここは道路の端、上の画像の右を通過することができた。倒木を通過した後で振り返って撮影している。



倒木をよけてすすむ。



路面はぬかるんできた。



また倒木があらわれた。ここで下ってきた2台のバイクとすれ違う。ヤマハの古いテネレと250のオフロードで、彼らとは会釈をかわしたが、ナナハンクラスのビックオフにはきついだろうなと思ったりした。



2台のバイクが去った後で倒木をくぐりにかかる。ここは道路の右端をぬけるしかないのだが、ここがぬたっていて、バタ足ですすもうとするとリヤ・タイヤが空転するので、アクセルをもどすとエンストしてしまった。この足場のわるい場所でサイド・スタンドをだしてキックし、またバタ足でここをぬけるが、これで息があがり、大汗をかいてしまった。水をかぶ飲みする。



倒木をこえたところでフロント・タイヤの空気圧を下げ、買ってきた握り飯を思い出してリヤ・ボックスから出そうとすると、振動でバラバラになっていて、それを立ったまま食べた。このあたりで引き返せばよかったのだが、そう考えることなくすすんでいった。



先にゆくとさらに道はひどくなった。道路全体が崩壊し、川原のようになっている。ここにいたってようやく台風の被害の大きさに思い至った。ここは安易に入れないので歩いてルートを確認しにいった。



路面は流失してしまったところと、のこっている部分がある。右はきびしく、左側は走行可能だ。



川原のようなところは避けてすすめば通過できそうだ。ただし乗るのは無理で、エンジンをかけて、クラッチをつなぎながら押しでゆくことにした。上の画像で、むかって左をすすみ、真ん中のクレパスが落ち着いたところで右に移動してこの悪所をのりこえた。ホッとしているとグラストラッカーがやってきて、ライダーは乗ったままここを下っていってしまった。



この付近で2台のバイクにぬかれ、また下ってきたバイク2台とすれちがった。ライダーは何人も林道に入っていたのだ。すすむとさらにひどいところが待っていた。またしてもバイクではすぐに進入できないので歩いてようすを見にゆく。ここを上ってゆくのだが、ここも押しで突破した。



道路が決壊しているところがあったがここはバイクに乗ったまま通過することができた。



その先の沢が石をたくさん押し出したところでバイクを倒してしまった。これは渾身の力でオートバイを引き起こした後の画像である。バイクが倒れているところはとても余裕がなくて、写真はとれなかった。



左から沢が流れているのだが、それが増水して石で路面をおおったのだ。このゴロゴロ石の路面をバタ足で抜けようとしたら、左に倒れそうになってしまい、それはなんとか耐えたのだが、次に右に傾いたときにささえる体力がのこっていなくてたおしてしまった。



倒してしまった場所をふりかえる。バイクをおこすことができたが腰をいためてしまった。バタ足ではなくここも押せばよかったのだと後になって思った。



もうすすみたくはないのだが、そろそろ皇海山の登山口で、そこまでゆけば道は落ち着くのではないかと考えてすすむと、またしても道路は崩壊している。



路面の崩壊と決壊がひどい。ここもバイクをとめて歩いて路面をみている。



バイクを押す体力も、先にすすむ気力もなくなった。



それに距離はかせげず皇海山の登山口までまだ10キロはありそうだ。



こんな道を10キロ以上ゆくのはもう不可能なので、引き返すことにしたが、バイクを倒してしまったところと、ヌタヌタでエンストしたところなどをまた通ると思うと憂鬱な気分になった。



押して上ったところは同じようにバイクをおりて押しで突破した。そしてバイクを倒してしまったところに戻ると、ホンダCRFが横倒しになっていた。ベテラン・ライダーのCRF氏はこの直前にも転倒していて、そのときにバイクをおこすのに体力を使い果たしてしまい、仲間がもどってくるのを待っていた、と言う。私もここでバイクを倒してしまい、腰をいためて引き起こしたばかりなので、人事ではない。CRF氏をてつだってバイクをおこした。



CRF氏の仲間がもどってきた。ふたりにてつだってもらって押してゴロゴロ石の難所をこえた。ふたりはまだ先にすすむそうだが、CRF氏はいきたくなさそうだった。ふたりの前でエンジンをかけると、こんなでかいバイクでよくここまできたな、しかもキックか、とCRF氏がつぶやいていた。



帰りは下りなので、思ったほど苦労せずにもどることができた。



ヌタヌタもバタ足で通過する。



ゲートまでもどってきた。よく見ると通行止めの看板がでている。



今日はブーツをはいてきたが、足下をかためてきてよかった。



林道入口の目印、皇海山登山口の看板。



持参していたカップめんを県道62号線でたべた。



そして国道を走っていると、カチャンと何かがバイクからおちた。なんだろうと思ったらシフト・ペダルだ。



こんなことってある? バイクに30年以上乗っているがはじめてだ。どんだけ整備不良なんだと思われるよね。



シフト・ペダルを取り付けようとするが、かたくてセットできないので、タイヤ・レバーをつかってたたいて押し込んだ。日が暮れる直前だったので、まだよかった。暗かったらもっと苦労したはずだ。こんなおまけまでついて栗原川林道のツーリングはおわった。林道が全線で整備されるのは来年になるのではなかろうか。現在、吹き割りの滝側からは皇海山の登山口までは通れるようだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018地震直後にゆく北海道車旅10日目の2と11日目

2018年12月04日 21時16分59秒 | 2018北海道車旅


札幌をでて小樽のフェリー・ターミナルにむかう。北海道を離れなければならない時がきたのだ。船にのる前に給油をしておく。9、9K/L。147円。セブンイレブンで船内での食料を買って15時にターミナルについた。



15時45分乗船開始のスケジュールだ。



気温は25度。トラックにトレール・バイクをつんだ人たちがいたが、ライダーは少なかった。



16時すぎに船に乗り部屋に入った。



テレビでは朝から安室奈美恵の引退のニュースばかりをつたえている。



17時の定刻にフェリーは出港した。



17時47分が日の入りで、夕日を見にゆく。



空が薔薇色をおびてくる。



北海道から新潟にむかう航路は、夕日が船の陰にしずむので見にくい。



長く旅行をつづけていると旅が日常になるものだ。以前バイクやセレナで放浪したときにはそう感じたのだが、今回それはなかった。



ハイエースの旅が快適だからだろうか。



それとものんびりと過ごしていて流れかたが足りなかったのか。



18時10分まで夕日をみていた。

日の入りの後は風呂にゆく。露天風呂でのんびりとすごした。



往路にはなかったビンゴ大会と船上コンサートがあった。ビンゴはいつものとおり当たらずで、コンサートをたのしむ。演じるのはオペラ歌手の男性とピアニストの女性のコンビである。



オペラ歌手の船上コンサートははじめてだ。



曲は日本の童謡やイタリア語の本格的なオペラ、坂本九の歌など。



熱唱がおわった後でブラボーの声をかけた。ブラーボ! 走行距離37、7キロ。





11日目。日本海上、フェリーの朝。6時に起床した。船室にそなえられた煎茶をのむ。6時から風呂にはいれるので朝風呂にでかけた。風呂からでるとカップめんの朝食をとる。やがて下船の案内がはいったので車輌甲板にゆくと、ハイエースばかりがあつめられた場所に私の車もとまっていた。



ゲートがひらいて新潟港がみえる。今日も晴れだ。



高速と一般道をつないで十日町にゆく。



目的はへぎそばの老舗、小嶋屋だ。小嶋屋の店舗はほかにもあるが、十日町の商店街にあるここが好きなのである。裏にある駐車場に車をとめて店にはいった。



店内は混んでいる。順番待ちになっていて15分ならんで席につくことができた。



注文したのはへぎそば2人前1860円と上天ぷら1350円をふたつである。へぎとは板のことで、へぎにのったそばが、へぎそばだ。ふのり、という海草をつなぎにつかったそばは喉越しがよく、どんどんたべられる。



上天ぷらにはカニの天ぷらがつく。これが美味しくて、ほかではたべられないのだが、混んでいるせいか熱々ではなかった。それが残念。接客は謙虚で親身。☆5点満点平均3点で4点。

この後は湯沢にくだり関越道をつかって帰宅した。走行距離355キロ。総走行距離2233、2キロ。最後まで私の車旅の記録をお読みいただき有難うございました。あなた旅に幸あらんことを。最後に地震の被害にあわれた方にお見舞いもうしあげます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018地震直後にゆく北海道車旅10日目の1

2018年12月02日 09時57分30秒 | 2018北海道車旅


10日目。すすき野、東急REIホテルの朝。6時におきた。家内に食事にいこうと言うと、行きたくない、まだ寝ていたい、とのことなのでひとりで出かけることにした。



早朝のすすき野をあるく。なか卯があったが吉野家にゆきたいのでパスした。狸小路は昨夜の混雑が嘘のようにだれもいない。因みに今日は日曜日だ。



24時間営業の吉野家のゆくと営業していなくて貼り紙がでていた。吉野家は旭川も店を閉めていたが運営力が弱いよね。



昨夜たのしんだオータム・フェストの会場もしずまりかえっている。



人もほとんど歩いていなかった。



交通標識がわかりやすくなっていた。以前は琴似とか月寒などとでていて地元の人間にしかわからないものだったのだ。



駅の近くにすき家があったので朝食にありつくことができた。納豆朝食320円だ。すき家は運営力がある。おなじゼンショー・グループのなか卯も営業していたし、株主通信によると、このとき地震の被災地にキッチンカーをだして炊き出しをしていたそうだ。前にも書いたが、私は吉野家HDとゼンショーHDの両社の株主だが、吉野家の対応には物足りなさを感じてしまったし、ゼンショーはよくやっているなと感心した。



道庁の前ではオータム・スィーツ・ガーデンもひらかれていた。



駅の周辺には朝帰りの人がたくさんいる。



時計台は工事中だった。

ホテルにもどってテレビをつけると、ひろしがキャンプの番組にでていた。ひろしのキャンプは最近よく見るようになったが、シンプルなので好きだ。道具に凝ったり、やたらと大きなテントやタープをたてたりするのは嫌いなので。ひろしの番組が終わったところでホテルをチェック・アウトした。



昨日も利用した成田山ちかくのパーキングに車をとめてぶらぶらと歩く。成田山にはまたトイレをおかりした。



地下街があったので入ってみた。



地下街の終点はテレビ塔だ。



3階までは無料とのことなので上がってみた。



これだけ見晴らしがよいと有料のエリアにゆくことはないね。



大通り公園で焼きトウモロコシを買う。茹でモロコシはたくさんあったが、焼きはここでしか出会えなかった。300円。因みに売り子のおばさん曰く、焼きは英語でバーベキューだそうだ。



目的もなく札幌の街をあるく。そろそろ昼食をとりたいと思っているとスープ・カレーのスアゲ・プラスがあったが、4人ほど待っているのでパスした。店の前にW3(DR650RS乗りでW1の大家であるhhirokiさんによるとW1SAだそうだ)をとめているところがあり写真をとる。ここは洋服屋さんだった。



市電の資生館小学校前にでると、2012年に利用した店を思い出した。メンチカツやとんかつの美味しい『味処酒房なかむら』だ。居酒屋がランチをやっているのだが、雑居ビルの2階にあるわかりにくい店で、ここにゆくことにした。



私はカツ丼650円。ちょっと甘い味つけのやさしい一品。



家内は焼きモロコシを食べたばかりなので若鶏の半身揚げの単品1000円。若鶏の半身揚げ定食も1000円なのでおなじ値段だ。これはボリュームがあるので私も手伝った。塩味がちょっとつよい。客は私たちしかいなかった。☆5点満点平均3点で3、2点。機会があればまた利用すると思う。



なかむらには大食い女王のアンジェラ佐藤の色紙があった。ここにふさわしい人のサインだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする