放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2021茨城五重塔ツーリング

2021年06月27日 16時03分25秒 | ツーリング関東


6月の休日。茨城県日立市にツーリングにゆくことにした。GWにでかけた福島トランポツーリングの帰りに、ナビまかせにで走っていると、日立市十王というところで五重塔を見たのだ。そのときは止まらずに通りすぎてしまったのだが、そのお寺が気になって、あらためて見に行くことにした。この日の相棒はDR650である。茨城県に入ったところにある道の駅、まくらがの里古河で休憩をした。隣の女性ライダーのウェアーが囚人服のように見えるが、じっさいはお洒落な感じの服だった。



緊急時短宣言や蔓延防止対策はつづいているが、ソロでバイクにのって、なるべく人と会話をしないようにすれば、コロナにかかる、コロナをうつす可能性はほとんどない。もう1年以上同じことをやっているから、どうすればよいのか、自分で判断できるようになっている。

茨城を走るといつも思うがとても広い。国道50号線をすすみ、途中から県道で北にむかうつもりだが、どこまでいっても分岐点にでないので、地図を確認するために、出雲大社にたちよることにした。昔からここを走っているが、いつの間にか出雲大社ができていたのだ。私が気がついたのは5年ほど前である。



ここは常陸の国の出雲大社で、平成4年に島根県の出雲大社からご分霊をご鎮座したと説明があった。



縁結びの神様だ。



出雲大社からは山影と平野が見下ろせた。



笠間から県道61号線で常陸太田にむかうと、板東三十三ヶ所の札所、佐竹寺ににでた。



佐竹寺は室町時代に創建されたお寺で、観音堂は茅葺である。



観音堂は重文だ。



秋田の大名の佐竹氏は元々この地の豪族だった。しかし関が原の合戦に参加しなかったために、徳川家康に国替えを命じられたのだ。佐竹寺は佐竹氏の祈願所だった古刹である。



昼時となった。常陸太田の町でレストランを物色していると、茨城県のローカル・ファミレス、板東太郎があった。ここはいつも大人気で、入店待ちになっているから、何年も利用できていないレストランなのだ。しかしこの日は空いていて、待たずに席につくことができた。



注文したのは名物料理の味噌煮込みうどんである。



画像ではすき焼きうどんのように見えるが、野菜のたっぷりと入った具沢山の味噌うどんだ。ものすごく美味しいが、グラグラに煮込まれている上に、固形燃料の火であたためられているから、いつまでたっても熱い。汗だくだくになってしまった。味噌煮込みうどんにライスで1628円。小さな個室でひとりで食事をした。



常陸太田の北からグリーンふるさとラインに入った。コーナーのつづく山道だ。グリーンふるさとラインから県道60号線に右折すると十王ダムにで.る。ダム湖には噴水があがっていた。



スイスのレマン湖から発想をえたのだろうか。



十王にゆけば五重塔はあるだろうと簡単に考えていた。しかしそうならなくて、国道6号線にぶつかってしまう。ここで地図を確認して五重塔にむかった。



五重塔に到着した。



法鷲院(ほうじゅいん)というお寺の五重塔だった。



法鷲院は歴史のあるお寺だそうだ。



本堂。真言宗のお寺で修行大師様(弘法大師・空海)の像があり、大師堂もある。



静かなお寺でだれもいなかったが、私が帰ろうとすると、熟年の夫婦がやってきた。



帰りは国道6号線を南下する。日立と水戸は渋滞していた。田んぼの先に筑波山が見えた。
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2021奥多摩旧車ツーリング

2021年06月09日 15時41分57秒 | ツーリング関東


5月の休日。GWはセローでトランポ林道ツーリングにでたので、DRにも乗ることにした。むかったのは奥多摩である。日曜日になると旧車があつまる駐車場があるのだ。そこを目的地として、のんびりと走ることにした。



奥多摩湖の小河内ダムにある公園についてみると、コロナ対策のために閉鎖されていた。ここまでやるかねと思う。しかしその先の旧車が集うパーキングは閉められていなかった。



ホンダS800。



箱スカ。この日見かけた旧車は箱スカがいちばん多かった。



こちらは箱スカとヨタ8。



何十年も見なかったフィアットX1/9。



こちらは単気筒の古いドカティをのせた軽トラ。



バイクの旧車も多い。この日いちばん多かったのはホンダCB750Kシリーズ。



グループで来た感じのバイクたち。最近バイクは古くても、ナンバーは新しいものが多い。つまり最近手に入れたばかりというわけ。でもこの人たちのナンバーは年季が入っていた。



スズキGТ380。サンパチ。



カワサキKH400。



ホンダCB400F。ヨンフォア。



カワサキSS350。



こちらはSRのカスタム。このなかでは私のDRがいちばん希少だと思うが、人気はまったくないんだよね。



駐車場にはウサギをつれてきている人もいた。

この後は株主優待を利用して、『かっぱ寿司でランチ』をとった。ご興味のある方はこちらもどうぞ。
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2021福島トランポ林道ツーリング6

2021年06月04日 15時22分37秒 | ツーリング東北


道の駅ならはにもどってきた。雨がぱらついていて寒い。シャツの上に冬用のジャケットを着ていたが、セーターもかさねる。空の色が悪くなった。



車中泊をさせてもらっているので、道の駅のレストランで昼食をとることにする。えらんだのは土日限定5食という、ならは御膳定食980円だ。



元サッカー日本代表監督のトルシェが、ママのつくったようにやさしい味だと言ったからその名のついた、マミーすいとん。たしかにやさしい。平凡な味なのだが、野菜たっぷりでとてもよかった。



木戸川でとれた鮭とイクラの腹子めし。



福島タマネギ入りのふくタマメンチ。観光客のたべたいものがすべて入っていて、グッド! しかも安い。



午後は北にある乙次郎林道にむかうが、雨が降りだしてしまった。雨宿りをするが、やまないので道の駅にもどることにする。



雷がなり、強い雨の降るなか、道の駅ならはにもどってきた。バイクを車に積み込んで今日の走行は終了することにする。



北にある天神岬にいって温泉にはいることにした。天神岬は北海道ツーリング仲間と何度も宴会キャンプをしたところで、たくさんの思い出がある。キャンプ場があるから、車中泊もできるかもしれないと考えていた。



天神岬に到着した。まず何度も野営宴会をしたキャンプ場を見にゆく。



雨だがGWということもありたくさんのテントがたっている。



私たちが宴会をしていたころは2・3組しかキャンプ客はいなかったが、たいへんな数のキャンパーがいた。世はキャンプ・ブームなのだ。



当時は閑散としていたオートキャンプ場も大盛況だった。



しおかぜ荘の温泉につかる。料金は700円だ。湯は道の駅ならはの温泉とおなじく黒い泉質だ。露天風呂からは海が見える。とても気持ちのよい施設だが、温泉に入らずに帰ったことが何度もある。それは仲間と会うと語り合うのが楽しくて、温泉にはいりにゆく時間が惜しいほどだったからなのだ。



3階の休憩所からは海やキャンプ場が見わたせた。



天神岬はキャンパーが多すぎるし、トイレが弱いから、今夜も道の駅ならはで泊まることにした。夜は冷えるので寝床を入念に準備する。ビールを飲みながら、車の外に出て車内をととのえていると、61才だと言う男性に話しかけられた。トランポ・ツーリングがやりたいのだそうだ。どこで寝るんですか、とたずねるので、ここです、と毛布をかさねたベットを示す。ラダーでバイクを載せることなども説明した。男性はセロー225とスズキVストーム250を所有しているそうだ。車とバイクを買ったばかりだから、その支払いのためにまだまだ働かなければならない、と語っていた。今回のツーリングで会話らしいものをしたのはこの方だけだった。ほんとうはたくさんのライダーなどと交流したいのだが、コロナでそれができないのが残念である。男性とは距離をとって、短い時間で話をした。



夜はイオンで買ってきた餃子とアスパラのおひたしで一杯である。



車内では洗濯バサミにランタンをぶらさけですごす。バイクの横で焼酎の水割りをやる。私もしばらく仕事をつづけるつもりだ。若いころは一刻も早くリタイヤしたいと思っていた。それが定年が近づくと、仕事人生が終わってしまうのがさみしくなって、もっと続けたいと感じるようになったのだ。人間の感情は勝手なものである。働くのをやめることが嫌になるなんて、若いころには想像もつかなかった。



5日目。5月3日。月曜日。道の駅ならはの朝。7時に起床した。天候は快晴だ。冷えていて寒い。



8時に昨日ゆけなかった乙次郎林道にむかって出発する。2021年版のTMには乙次郎林道しか紹介さていないが、手元にある2007年版には、乙次郎林道に接続する井出川林道、滝谷林道、小田代林道が記載されていて、私も2009年に走行している。それらの林道は荒れ果てて通れなくなってしまったのだろうかと考えたりした。



県道35号線沿いの乙次郎林道の入口についた。しかし通行止めの看板がたっている。



それでも林道に入ってみるとすぐにダートになった。きれいに舗装された路面もある。



しかし3キロで道路上を川の堆積物でおおわれたところにでた。大水がでて道路が冠水し、そのままになっているのだ。



歩いて先を見にいってみる。道路の一部だけ、線のように石をのぞいたところがある。



とめてあるバイクを見ている。これでは走れないから引き返すことにした。



上は乙次郎林道の舗装部分である



今日はツーリングの最終日で、林道もここがラストの予定だ。そこですぐ北にある道からもアプローチできないか探索することにした。大谷、山岸、と看板がたっている地点である。



県道から折れて左手方向にすすむとダートになる。



しかしすぐに小川にでた。



道はまだつづいているが、廃道の雰囲気だ。



ここで引き返すことにした。



道の駅ならはに帰ってきた。これで今回のツーリングは終了だ。



この地域はまだたくさんの林道や美味しいものがあるから、定期的に通いたいと思う。
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