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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2017秋鹿大影林道ツーリング

2018年01月29日 21時11分14秒 | ツーリング関東


林道ツーリングガイドブック2017~2018で群馬県の秋鹿大影林道と万沢林道が紹介されている。



場所は先月、尾瀬キャンプ・ツーリングで立ち寄った水上町の遊神館の奥である。秋鹿大影林道は13、5キロ、万沢林道は13、9キロだ。ふたつの林道を走破すれば充実したツーリングになるので11月12日にたずねてみた。



群馬県の道の駅こもちで休憩する。ここは人気があり盛況だった。群馬は冷えている。そして風がつよかった。



月夜野は8℃だった。その先にある、先月の尾瀬キャンプツーリングで食事と立ち寄り湯をした遊神館に到着した。



先日たべてとても気に入ったざるそば680円を大盛り200円で注文した。あらためて味わってみると蕎麦はそれほどでもないが、つゆは美味しかった。



上の画像は遊神館の駐車場である。バイクがむいている方向にすすむと秋鹿大影林道に入れるのだ。ツーリング・マップルでは、峠から東側は荒れた路面、西側も石の多い路面、とコメントされている。



遊神館の奥にすすむと田んぼの中をゆき、狭くて心細いようなダートになる。水たまりがあってぬかるみ、路面が掘れた荒れた道だ。すぐに急坂で石がゴロゴロしている廃道のような林道となるが、はげしい上りなのでここで大丈夫なのかと不安になる。やがて上からきた道と合流して斜度が落ちたのでバイクをとめた。上の画像は来た方向を見ている。右の道を上ってきた。



ここまで林道の入口からすごい急坂だった。ヤバイ、と感じるほどの坂と荒れ具合である。



林道ツーリングガイドによると合流点のすぐ先に看板があるはずだ。それが確認できたのでルートが正しいことがわかった。



キャンプ場方向にすすむのだ。



落葉がつもっているので路面は見えない。感触で大きな石が敷いてあるとわかる急坂をゆく。



きびしい上りをローでゆっくりとすすむ。下りもローギヤである。東屋とトイレがあったがここも急坂なのでバイクを停める気にはなれなかった。私のDRはセルがついていない。足場の悪いところでキックをするのは辛いのである。



落葉の積もった急坂の荒れた林道がつづく。これ以上きびしい道は走れないと思ってゆっくりと慎重にすすんでいると、神奈川ナンバーのシェルパにぬかれた。そしてあっという間においていかれてしまった。



霧峠につくとシェルパのライダーが休んでいた。



シェルパ氏は30くらいの人だった。私のバイクを見て、オンロード・タイヤですか?、と聞くので、ほぼオンロードです、と答えた。



来た方向を見る。右の道を上ってきた。上にゆく道は枝道である。シェルパ氏は枝道があると入りたくなってしまう、と話していた。林道大好き人間だ。



シェルパ氏は先に出発した。



霧峠からの下りは落ち着いた道となった。しかしすぐにまた急坂で石がゴロゴロした路面となる。



落葉がうすくなって路面が見えればペースをあげた。ギヤもセカンド、サードとあがる。



秋鹿大影林道はきびしい道だ。荒れていて斜度もきついから、これ以上の難度のダートは走れないと感じるほどだった。



DRは重いので、もっと扱いやすい、セローなどの軽いバイクが欲しくなった。



山をおりてゆくと民家が見えてきた。橋をわたると国道にでる。橋は秋鹿橋という名前でここの地名が秋鹿だった。秋鹿と大影をむすぶ林道というわけだ。



国道353号線を北上し、四万温泉を通過して万沢林道にむかう。林道の入口は新湯大橋の手前だ。



分岐には滝の案内看板がたっていた。



林道にすすむとシェルパ氏が枝林道の入口にいた。万沢林道は通行止めとのこと。面白くないので枝道を探索するとのことだ。彼は泊まりで来ていて、明日は栗原川林道を走るとのこと。栗原川林道は距離は長いが、路面は整備されていて走りやすいと伝えておいた。



私は万沢林道の通行止め地点までゆくことにした。



万沢林道の基点。



すぐ先で林道は閉鎖されていた。



落石のためか冬季通行止めかである。



ここは来年またくることにした。



林道の入り口から引き返してゆくと、シェルパ氏も枝林道からもどってきたところだ。手を上げあって分かれる。来るときは通過した四万温泉に立ち寄ってみた。



古い温泉町の情緒がのこっているところだ。千と千尋の神隠しのモデルになったと言われている湯屋もあるようだ(モデルは他にもあり)。四万温泉は9℃だった。



山をくだり道の駅おのこで休憩する。気温は12℃に上昇した。

この後国道17号線で南下するが、前橋市街の渋滞をすりぬけていると、左によってゆかせまいとするワンボックスカーがいた。リヤ・ガラスに空手魂のロゴの入ったタオルをかけて運転席を見えないようにしている。屈折した性格がにじみでている車だ。こんな嫌がらせをしてストレスを発散させているのだろうか。それともすりぬけはマナー違反だから、それを正すためとでも考えているのか。いずれにしても幅寄せの仕方が露骨で異常なので、少し間をおいて、信号待ちでとまった時に右から一気にぬいた。以前はこんなマイナス思考の輩はいなかったが、最近はたまに会う。うまくあしらわないといけない。



考えてみると林道ツーリングやキャンプ、そして冬のスキーと群馬にはとてもお世話になっている。大好きな北海道よりも群馬に出かけている日数のほうが多いのだ。温泉もいいから、これからもお世話になります、群馬県。
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2018スキー6日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場

2018年01月24日 18時11分12秒 | スキー


1月の第3土曜日に2018年シーズン6日目のスキーにでかけた。むかったのは前回とおなじホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場である。当日のスキー場のHPによると、道路状況は4WDスタッドレス◎、2WDスタッドレス◎、ノーマルタイヤ△、となっていた。これは路上に積雪はないなと思ってゆくとそのとおりで、駐車場にだけ雪があった。



シニア1日券は4400円だ。それに1450円分の飲食券のついたセット券を5000円で購入した。1日券は500円のデポジット制である。したがって支払いは5500円。



1本目。ゴンドラで山頂駅につくと霧だった。気温は-3℃。



視界はわるく雪質もアイスバーンで滑りづらい。凍ったバーンに圧雪をかけたので、表面の氷がわれて小石状の氷が散らばっているきびしい状態だった。



2本目からは晴れてくれた。雪は2週間前よりも減っている。気温が上がったのか山肌の雪もはがれ落ちていた。



霧がながれて周辺の山並みがあらわれた。



雪質がアイスバーンなのでコブ斜面もガチガチに凍っていて穴も深い。これでは歯がたたないので午前中に1本、ブナの木コースをすべっただけで敬遠した。



昼食は西山コースにあるホルンでとった。混むとひとりでは辛いので、10時45分にゆくとガラガラだった。ビーフカレー1000円の大盛り100円。それに生ビール500円。飲食券は1450円分なので150円の追加料金を支払らった。



ホルンは広いのでひとりでも6人掛けのテーブル席でゆったりと食事ができた。



午後になると気温があがり雪質は悪くなった。ゴンドラ駅ではザクザクで、チャレンジコースはベチャベチャになっていた。1月なのに春スキーのようだ。



コブ斜面のアイスバーンもゆるんだのではないかと思っていってみたら、朝のままでガチガチだ。今回はコブ斜面はまるでダメであった。上の画像はリーゼンコース。



男子国体コースも悪雪でザクザク。下は見えるのはチャンピオンコースだ。スキー・アプリのスノー・ウェイによると滑走距離52、1キロ。最高速64、9キロ(ミルキー・ウェイ)、リフト乗車36回、最高標高1698メートル、最低標高1012メートル、となっている。アイスバーンでエッジがひっかかり大転倒2回。はげしく転ぶと全身の筋肉が伸びてとんでもない筋肉痛になる。

朝8時15分から16時45分まで滑走した。今後降雪が予想されているから、新雪が積もればゲレンデは復活すると思う。
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2017栗原川林道ツーリング

2018年01月22日 18時10分04秒 | ツーリング関東


林道ツーリングガイドブック2017~2018で群馬県の栗原川林道が紹介されていた。バイク・ツーリングやスキーでよくゆく吹割の滝や赤城山の近くだ。33キロもある関東屈指のロングダートとのことなので、10月の休日に走りにでかけてみた。



足尾銅山につづく国道122号線沿いにある道の駅くろほねやまびこで休憩する。



おばあちゃんが売っていた赤飯のおにぎり110円が美味しそうなので買った。ゴマがよい感じである。



道の駅のすぐ先にある県道62号線で北上する。このルートはスキーの行き帰りに国道120号線の沼田街道の混雑をさけるために何度か走ったことがあった。冬はアイスバーンのすごい道である。林道へは根利で山道に折れるのだが通過してしまった。ミスに気づいて引き返し、林道の入口についた。根利川をわたった先に百名山のひとつ皇海山(すかいさん)の案内がある。これが目印だ。



この先は舗装林道がつづき、やがてダートとなって鹿避けゲートにでる。ただ道なりにゆけばよいのだが、林道ガイドブックはY字を右にすすむように書かれている。こんなところはないからずいぶん行ったりきたりしてしまった。林道ツーリングガイドブックはこういうミスやわかりづらい記述が多い本だ。他の林道でもこういうことがあった。

ここで迷っていると最新のアフリカ・ツインが集団で山からおりてきた。モトクロス・タイヤを装備した人たちだった。



道なりにすすんで鹿避けゲートにでた。



ゲートではジムニーのグループといっしょになり、先にゆかせてもらった。



栗原川林道は険しいダートだが、それが楽しい。



落石が多くそれを道に敷いて再利用している。



粒の大きな石が散らばっているのでハンドルをとられるし、バイクがあばれる。それも面白い。



コブシ大の石もころがっている。



ジャリは深くない。玉石、大石が路上にあるが全体によく整備されていた。



自動車2台をぬき、セロー1台と車3台とすれちがった。百名山の登山口があるから交通量は多いようだ。



ここではハーレーのスポーツスターとすれちがった。そのバイクでも走れるとは思うがわざわざそれで来なくともと思う。スポーツスターははげしく暴れていたが、ライダーはオフを走りなれていて、バイクをねじ伏せながらアクセルを開けていた。



長い距離があるので林道は上りや下り、沢沿いなどいろいろな表情を見せる。山歩きや渓流釣りの人の車がとまっていたりした。



20キロで皇海山の登山口についた。登山者の車がたくさんとまっている。



登山口。



案内の看板。



クマもいるよね。



写真をとっていると、すぐに山をおりますか?、とライダーらしき人に話しかけられた。そのつもりですけど、と返事をしたが、神奈川ナンバーの赤いトライアンフで来ていたその方は、じつはバイクのエンジンがかからなくなってしまって困っている、と言う。オーバーヒート・センサーがパンクしたようで、エンジンはかかるがすぐにストップしてしまうのだそうだ。

困っているときはお互い様だ。ここは圏外で電話は通じないから救援をよぶこともできない。山をおりてJAFに電話をしましょうか?、と言うと、トライアンフ氏はJAFの会員ではないし、保険に入っていてその無料レッカーがつかえるとのこと。しかしネットにもつながらないからその電話番号がわからない。それで私が山をおりてJAFに電話をすることになった。ただ山をおりてから救援を呼んだとしても、かなり時間がかかると思うとトライアンフ氏には言っておいた。



吹割の滝にむけて下っててゆくが急坂で荒れた坂道だ。アップ・ハンドルのスポーツスターならばまだしも、前傾姿勢のトライアンフでよくこの道を上ってきたなと思う。



途中には撮影ポイントの素掘りのトンネルがある。



バイクをとめて写真をとった。



一部舗装してある部分もあるが、それがはがれていて、全体にけわしいルートだった。



30、4キロでダートをぬけたと思った。しかしこの後も断続的に未舗装路はつづいていた。



ここが林道の出口である。ここからトライアンフ氏のいる皇海山登山口まで15キロくらいはありそうだ。携帯がつながったのでJAFに救援依頼の電話をいれた。しかしトライアンフ氏の姓だけ聞いていたが、名前も住所も携帯番号も、バイク名もナンバーも聞いていなかったのだ。それを代理の私が話すと言うのは難しく、車名はたぶんと思われるものを告げて、エンジンがかからない症状も聞いたまま伝え、栗原川林道を15キロはいった皇海山登山口にいってくれとたのんだのだが、JAFのオペレーターも不安になるような内容だと思う。しかもトライアンフ氏は圏外の場所にいるから、本人には連絡はつかないのだ。私は自分の名前と住所、電話番号と会員番号を告げたが、トライアンフ氏はバイクが動いて帰ってしまったりしないよね、と心配になったりした。



トライアンフ氏も気になるが時刻は14時で昼時をすぎている。昼食をとることにした。



沼田に下ってゆくがこの国道120号線はとんかつ屋が多いので、とんかつ街道とよばれている。



とんかつを食べたいと思っていると古いクラウンを店先にディスプレーしているとんかつ屋がある。あづま、という店だ。ここに入ることにした。



あづまはとんかつと田舎そばの店だと言う。とんかつが食べたかったのだが、そばもおしているのて、田舎そばと特選とんかつのセット1980円をたのんだ。



とんかつは分厚いので、女将さんがもってきてくれたときに、すごい、とことばがでてしまった。カツはとてもやわらかいが薄い肉をミルヒィーユ状に重ねているのかもしれない。これは確かめなかった。とんかつは食べごたえがあり、おいしかった。



田舎そばは手打ち、手切りの味のあるもので香りがよく、気に入った。ブツブツと切れやすいのは十割だからだろうか。とんかつもよいが蕎麦のほうが私は好みだった。接客も親身。☆5点満点平均3点で3、7点。



あづまにはクラウンだけでなく船もディスプレーされている。



赤城山を通って帰ることにする。

久しぶりに赤城の北面をのぼる。昔は走り屋のメッカだったところだ。大沼について休憩した。



赤城神社にもいってみた。気温は16℃と山の上は肌寒い。



大沼湖畔にある無料のキャンプ場も見にいってみた。狭いキャンプ場だ。混んでいるし、雰囲気がイマイチだから私は利用しないな。



10月の初旬である。赤城山は紅葉がはじまっていた。

この後赤城をくだって太田の道の駅で休憩した際にJAFに問い合わせてみた。トライアンフ氏が救援されたか気になったのだ。すると4時間もたっててるのにまだむかっていないとのことなので、驚いてしまう。呆れもした。何をやっているんだとオペレーターに噛み付いた。山の中はもう日が暮れてしまうぞ、早く行ってあげてくれ、と言って電話を切った。

そしてさらに2時間後、GSで給油をしているとJAFから電話がきた。トライアンフ氏を救援したという報告かと思ったら、JAFの指令センターですが、お客様のいらっしゃる場所の確認をさせてください、と言っており、私とトライアンフ氏をまちがえているのだ。そのことを言ってまだ救援に行ってないのか、何時間たったのだ、と言うと、トライアンフ氏は山をおりて電話のつながるところで待機しているとのこと。また今日は同じような山の中の救援があって、そちらの対応が長引き、やっとトライアンフ氏の順番になったそうだ。電話番号はかけまちがえたが、トライアンフ氏とは連絡をとりあっていること。どんなに遅くなっても救援には行くことなどを聞いた。たのむよ、と言って電話を切った。

トライアンフ氏は誰かに乗せてもらって山をおりたのだろう。それなら自分の入っている保険の無料レッカーにも連絡がとれたはずだと思うが、じっさいに林道の中まで救援に来てくれるのはJAFしかないと思う。だからトライアンフ氏もJAFと連絡をとったのだろう。

いろいろとあったが関東屈指のロングダートの栗原川林道はとても気に入った。これからも定期的に走りにゆこうと思う。






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2017尾瀬キャンプツーリング3

2018年01月17日 19時15分46秒 | ツーリング関東


2日目の10月1日。下界はまだ暑いが朝方は冷え込んだ。バイクは凍りついていて、スマホのアイフォンは低温に弱く、ポケットからだすと瞬時にバッテリー切れとなった。



コーヒーをいれて飲み、カップめんの朝食をとる。



となりにいたVストームの若者はすでに出発していたが、やがて帰ってきた。トレッキングをしてきたようだ。彼はテントを撤収しようとしたらパキパキに凍っていて、気温は0℃だったと言っていた。



7時くらいから山歩きの人がたくさんやってきた。トレッキングをやるのもよいものだろう。このキャンプ場は水道もないがワイルドでとても気に入った。また来ようと思う。



8時すぎにパラソルじいさんと同時に出発した。舗装林道のような山道を水上にむけてくだってゆく。



一帯は昇葉峡という景勝地で、ひぐらしの滝、木霊の滝がながれていた。



奈良俣ダムにたちよった。



いっしょになったバイクの若者は何か言いたそうにしていたが、『ブログを読んでいてくれたのだろうか』。



快晴である。気温は上がってきた。20℃くらいだろうか。



ダムカードをゲットした。



八木沢ダムや、近頃外国人観光客に大人気だという巨大露天風呂のある宝川温泉にもゆきたかったが通り過ぎてしまった。冬になったらスキーに来たいと思っている宝台樹スキー場にたちよる。



だれもいないだろうと思ったのだが、スキー場の駐車場には車がたくさんいる。



ジムカーナの大会をやっていてスーパーセブンがたくさんいた。



セブンで走ったら気持ちがよいだろう。



自走がほとんどだがトレーラーにのせて乗用車で引いている人もいる。交換用のタイヤ・セットを持ち込んでいる人もいた。



シーズン・オフのスキー場がこんな使われ方をしているとは思わなかった。



皆さんとても楽しそうだ。



山をくだり水上の道の駅で休憩する。ここにはTシャツの人もいて、朝0℃だったのが嘘のようだ。



県道270号線をゆく。昨日、今日と栗の実がたくさん落ちていた。パンクをしないように避けたが、今の時代は拾う人がいないようだ。



サル2匹と会って赤谷湖にでた。赤谷湖は通過するばかりでとまって見たことがなかったが、静かな湖である。近くには大きな立ち寄り湯の施設ができたと案内がでていた。気温はあがり暑くなった。25℃はありそうで、たまらずにセーターを脱いだ。



国道は避けて県道53号線に入ってみた。田んぼの稲が黄金色にかがやいていた。



そろそろ昼食をとりたいと思っていると、遊神館という温泉施設があった。食事もできると案内がでているのでここに入ることにした。



遊神館は町で運営しているようだ。



そばセットをオーダーした。1230円。



そばはしっかりとした田舎そばでものすごく美味しく感じられた。しかし、後日に再訪したらそれほどでもなかったのだから不思議だ。



とろろご飯も素朴でよかった。



食事だけでなく風呂にも入ることにした。大人3時間570円。無味無臭の水をわかしたような泉質である。岩風呂の露天風呂もあって満足した。ところで遊神館の奥には秋鹿大影林道がある。このときは知らなかったのだが、その後ツーリングに来たので遊神館も再訪した。そのときのツーレポは今後アップする予定である。

この後は中之条をぬけて帰途についた。
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2017尾瀬キャンプツーリング2

2018年01月13日 10時01分25秒 | ツーリング関東


坤六峠から水上側に下ったところに今夜の野営地はある。



標高1400メートルにある奥利根水源の森である。ツーリング・マップルには県自然の森と記されているキャンプ場だ。



トイレしかない広場のような場所が野営場なので、キャンプをしている人はいるのかなと思っていたのだが、たくさんのキャンパーがいた。



トイレはあるが水場はない。近くに水汲み場があるようだが、飲料水は持参した。



駐車場のようなところから森に入ってゆくと、こちらにもサイトがある。



林間サイト。バイクはZ1である。ハンモックの上にタープをはっている。



森の中は雰囲気はよいがトイレは遠い。



駐車場のような広場のトイレの近くに設営場所をさだめた。



床は水平ではなく石が多い。奥は沢で、利根川の水源だ。テントの横でメモをつけていると冷えてきた。メガネが息で曇るほどだ。時刻は17時だった。



冷え込むことが予想されたのでセーターとダウンジャケットを持参した。タイツにオーバーパンツもである。さっそくそれらを着込んだ。



最近はほとんど見ない家型テント。ドーム・テントがなかったころの最高級品だ。



キャンプ場には長期滞在者とこの日だけ泊まるキャンパーがいる。長期滞在者は独特の濃い雰囲気をまとっていた。道具派はいない。焚き火をしているナチュラル派が多い。



ジムニーに乗る登山者風の中年男性や、大型パラソルをかついで寒さを避けながら焚き火をする80くらいの老人がいる。このパラソルじいさんはワイルドだった。



今宵のラインナップ。ビールに地酒、それに飲料水。セブンイレブンのミートボールとポトフ。食料はこれしか手に入らなかった。



テントの奥にある沢にゆく。



沢の水をくんできて地酒の燗をつけた。



空は暮れてきた。



隣りにVストームのライダーがやってきた。若い人なので会釈だけをしておいた。



ミートボールをあたためる。



なかなかいける。



つづいてポトフもボイルした。



日が落ちると急激に冷え込んでくるので暖かいものが美味しかった。ダウンやオーバー・パンツがなかったら厳しい状況だ。



むかいの長期滞在者のテントでは年配の男ふたりと若い女性が飲んでいた。それぞれひとりで来ていた人たちで面白い組み合わせだ。それをつまみにして酒を飲んだが、朝方はもっと冷えるだろうから、酔わないうちにシュラフに入った。横になると沢のながれるザーザーという音とポコポコという湧水の音が聞こえた。
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2018スキー4日目・5日目 ホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場

2018年01月10日 18時20分08秒 | スキー


2018シーズン4日目、5日目のスキーに出かけた。目的地はホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場である。1月の三連休なので渋滞を警戒して前日から沼田の道の駅、白沢、に車中泊した。朝の気温は-5℃くらい。寒かったが駐車場にテントを張っている人がいた。スキーヤーだろうか。

天候は雪。朝起きてすぐにホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場のHPをチェックする。午前5時台の更新で路面状況がでているのだ。それによると4WDスタッドレス◎、2WDスタッドレス○、ノーマルタイヤ×、となっている。私のハイエースはFRの2WDだ。スタッドレスを装備しているが、登りに弱い上にスキー場の入口には急坂があるので不安だった。しかしHPをみて安心して出発した。



国道120号線は雪崩のため鎌田で通行止めとなっていたが、今日から交互通行になった。ただしそれは7時から17時までで、夜間は迂回路を通らなければならない。私が通過したのは7時すぎで車はスムーズにながれていた。

国道もスキー場への急坂の道にも積雪はほとんどなかった。かなり融雪剤がまいてあるようで問題なく尾瀬岩鞍に到着した。今回は2日間の予定なのでシニア2日券を購入したが7300円とお得である。自動改札用のチケットはデホジット制で500円が加算されて7800円を支払った。シニアは55才からだ。参考までに大人1日券は4900円、シニア1日券は4400円。1450円分の食事と飲み物代がふくまれる1日セット券は、大人が5600円、シニア5000円である。



朝一番でゴンドラにのる。画像は8時15分のゴンドラのオープンを待っているところ。



1本目は初心者コースのミルキーウェイをすべる。整地されたバーンの上に新雪がつもっていて、とても滑りやすくて快走、いや快滑走した。



国体女子コース。天候は雪。たまに強風。吹雪いたりする。気温は-6℃。



リーゼンコース。急斜面。尾瀬岩鞍は難度の高いコースがたくさんあって面白い。そのぶん体力は使うがここが好きだ。



昼食は車にもどってカップ麺などですませた。ひとりだとレストランを使うのが億劫なのだ。ひとりで座れるだろうか、オヤジが馴染める店だろうかと考えてしまう。



午後は足にきてしまったが、ゆるやかなコースを滑走して体力を回復させ、その後はエキスパートコースの下部とリーゼンコースのコブ斜面をすべった。エキスパートコースの上部は閉鎖されていた。

2日券はナイターも滑れるのだが、その前の16時45分でギブ・アップ。雪も強くなっていた。スキー・アプリのスノーウェイによると滑走距離48、5キロ、リフト・ゴンドラ乗車34回、最高速56、6キロ、最高標高1734メートル、終了標高1005メートル、と記録されていた。

標高1000メートルのスキー場で車中泊をしたくないので、国道の迂回路をとおって沼田にくだり、また道の駅白沢にもどった。迂回路に急な坂はあるが除雪がゆきとどいていた。雪は降りつづけている。道の駅の温泉560円につかって体をほぐした。



翌朝の白沢の最低気温は-3℃。寒さに慣れたのもあって暖かく感じられた。



2日目の道路状況も4WDスタッドレス◎、2WDスタッドレス○、ノーマルタイヤ×、である。スキー場の入口までは除雪が完全で融雪剤が効果を発揮していた。しかし県道からスキー場への急坂に雪がのこっていて、タイヤが空転する。ハイエースの二駆は雪の上り坂に弱いと言われているのだ。それでも急坂の手前から加速して勢いをつけてのぼり、アクセルもゆるめたり、強めたりしてのりきった。駐車場もこの積雪である。



この日は快晴だ。筋肉痛だが、ミルキーウェイからスタートして国体女子コースやリーゼンコース、チャンピオンコース、西山のコースをすべる。とくに新雪のつもったリーゼンが面白かった。上の画像がリーゼンコースである。



昼は渋いたたずまいの岩鞍食堂を利用した。お洒落なレストランは混んでいるし、オヤジひとりでは使いづらいからだ。



岩鞍食堂は読みどおり空いていた。まずは生ビール600円。柿の種つき。ガラスの容器からレンゲで一杯すくってくれた。



カツ丼は1150円とちょっと高いがゲレンデではこんなもの。味はふつう。岩鞍食堂はフレンドリーで空いていてよかった。食事をしていたら前の席にひとりのオヤジがやってきた。類は友を呼んだようだ。彼も生ビール、それにカツライスだ。



午後は足にきてしまう。そこで西山コースのゆるやかなゲレンデやエキスパートコースの下部で体力を回復させる。とくにエキスパートコースの下部は中斜面でほどよくスピードがでて心地よかった。上の画像は西山コース。



2日間でいちばん滑ったエキスパートコースの上部にもいってみた。ここが岩鞍一の斜度になっている。



ここはただターンして下りることしかできない。



以前は転びながら滑ったコースだ。今でも急すぎて面白くなかった。



リーゼンコースやブナの木コースを滑って16時に切り上げた。2日券はナイターも滑れるのだが、もう体力はのこっていない。17時をすぎて、国道から迂回路にまわされる前に山を下ることにする。スキーアプリはバッテリー切れで記録が残らなかった。滑走は1日目とおなじくらいだと思う。

尾瀬岩鞍のゴンドラの横にはカモシカがいた。ペアの二頭だったが日中はずっと雪の中に頭をつっこんで木の芽や皮をたべていた。注意していればあなたも見られるかもしれない。カモシカはむくむくでイノシシのように見えた。でもオスには小さな角があった。

2日連続で滑ると、思う存分スキーをやったな、という満足感があった。





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