放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2022渡良瀬サイクリング DR650RSをみつけた

2022年08月31日 17時50分11秒 | サイクリング


8月7日。日曜日。栃木県にある渡良瀬遊水池を一周するサイクリングにでかけた。自宅から自転車を車につんでゆき、渡良瀬遊水池の右岸、コウノトリの人工巣がみえる堤防の駐車場からスタートする。



時計回りで遊水地をまわることにした。



堤防をゆけば遊水池を一周できるものとおもっていたが、道はとぎれていた。今回の相棒はロード・レーサーである。今はロードバイクとよばれるが、この自転車を組んだ35年前は、ロード・レーサー、もしくは、クルスルート(趣味性のたかい快走車)、とされるのが一般的だったのでそのように記述している。



遊水池沿いにゆけないので、国道4号線、県道261号線とつないで茨城県古河市の市街地をゆく。



この付近は栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県の県境地帯で、めまぐるしく県をまたぐのである。



長谷観音の看板にひかれて見にゆくと、古い日本家屋が保存されていた。



古河藩の家老で蘭学者でもあった鷹見泉石という人物の記念館だそうだ。



別棟の建物は奥原晴湖という女流画家の画室だった。この人物も古河の出身とのこと。



長谷観音にもたちよった。



観音様はご開帳されていなかった。



古河をでると埼玉県にはいった。国道の横の遊水池の堤防をはしれるようになり、遊水池がよくみえる。



北上してゆくと、道の駅きたかわべの手前で、遊水池の中を道がはしっていた。



たくさんのランナーや自転車がゆきかっている。遊水池の中心にある島までいってひきかえす。ここは栃木県だ。



遊水池の先に古河の町と高層マンションがみえていた。



堤防沿いを北上し、藤岡から県道11号線にはいる。



遊水池をはなれて国道50号線の先、静和までゆく予定だ。



県道をはしっているとバイク・ショップがあった。オフロード・バイクがたくさんある。通りすぎようとしたが、見慣れたフォルムにきづいてもどると、私が長年乗り続けているバイクと同型の、スズキDR650RSがあった。



ラリー仕様に改造されているが、もう何年もうごいていないようだ。



ノーマルのオイル・クーラーは大型のアルミ製にかえられている。ワンオフのパーツだろうか。



シートはシングル・シートにされている。エジプト・エアーとファラオ・ラリーのステッカーがはられているから、ファラオ・ラリーを走ったようだ。



ハンドルの上にはラリー用のマップホルダーが装備されていて、マフラーもかえられていた。



シートカウルの中は予備のガソリンのタンクだろうか。



店の方と話がしたかったが、昼休みなのかだれもいなかった。DR650RSはオーナーズ・クラブでしか見たことはなかったので、なんだか縁をかんじてしまった。



昼食に予定していたラーメンショップは休みだった。ラーメンショップは利用したことがないので、たべてみたかったのだ。残念。



しかしすぐ先に昭和レトロな食堂があったのでここに入ることにした。食事処なかむらだ。



たのんだのは天丼とそばのセット950円。



天丼の天ぷらは浅草の老舗のように真っ黒だ。見た目のとおりの濃い味つけ。



そばは手打ちで細切り、且つ繊細。味も喉越しもよく、量もたっぷりだ。なかむらは地元の人の利用する人気店だった。



食事をしておいてよかった。この先に店はない。県道252号線で南下する。渡良瀬遊水池をおおきく一周しているのだ。



水田と畑作地をゆく。



県道50号線で間々田方向にすすみ、野木方面に転進する。



車までもどってきた。



走行距離は47、8キロ。かかった時間は4時間4分だった。自転車ではしるのは気持ちいい!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022浅間ツーリング 熊もみた

2022年08月25日 17時22分24秒 | ツーリング甲信越


7月の休日に長野県の浅間山のふもとをまわるツーリングにでた。今回の相棒はDR650RSである。タイヤやブレーキの部品交換がおわったので試走をかねてでかけたのだ。群馬県の高崎から国道18号線で安中にむかっていると、ボロボロの外観の、昭和レトロなオートスナックがあったので思わず立ち寄った。ピーパック安中という店のようだ。



店内には昭和の時代の自販機がならぶ。うどんの機械は残念ながら故障していた。



こういう店は今人気だが、ここは空いている。



缶コーヒーでブレイクしたが、灰皿が横川の釜飯の容器というのが、廃物利用でまたよかった(私はタバコはすわないが)。



来ている車がブルーバード510というのも出来すぎだ。510のホイールがノーマルなのがいい。アルミにするよりもこのほうがしぶいよね。



通りすがりのサイクリストもとまって写真をとっていたが、これを見たら通過できないよね。ここで大学の同級生に安中の男がいたのを思い出した。泥臭いが真っ直ぐな奴だったっけ。



碓井バイパスで軽井沢にむかうが、上り2車線、下り1車線の道の横に、若い雄熊のがいるのを見た。熊はバイパスを渡りたいようだが、車が高速でひっきりなしにやってくるのでためらっているようだ。時間は9時である。こんな時間にこの場所にいるのはよほど無器用な個体なのだろう。しかし北海道や各地の林道をあまたはしっても会わなかったのに、こんなに交通量のおおいところで熊をみることになるとは思いもしなかった。

軽井沢に用はないので通過する。大学に軽井沢出身の同級生がいたことも思い出した。高校生のときに親に中型バイクを買ってもらったドラ息子だった。



小諸から県道94号線で北上し、湯の丸高原にやってきた。東の空は雲がひろがっているが、こちらにすすむ予定だ。



西や北は快晴である。



ここには湯の丸スキー場があり、スキーブームのころに来たことがあった。当時のスキー場はどこも大混雑していて、空いていると評判のここまでやってきたのである。たしかにリフト待ちは少なかったが、中斜面と緩斜面しかなくて、面白みにはかけるスキー場だった。それでもリフト待ちがないのは大きな魅力だったのだ。



湯の丸高原から車坂峠にむかう。



高原をゆく気持ちのよいルートだ。



池の平湿原をすぎるとダートになった。予想していなかったので、DRでジャリ道をはしれてうれしい。しかしガスがでて、雨粒もおちてきた。



フラットダートを5キロほど走ると高峰高原につく。



ランプの宿とある。



建物は近代的だが照明はランプなのだろうか。雨がはげしくなってきた。車坂峠から北にある田代湖方向にゆくつもりだったが、そちらは空の色がわるいので、南の小諸方向ににげることにする。



標高2000メートルでメッシュジャケットでは寒かった高峰高原からくだると、すぐに雨はやんだ。局地的な降雨だったのだ。気温もあがってくる。バイクをとめると小諸の町がみおろせた。

エンジン・ブレーキをかけながら山をくだると、DRは白煙をはきだした。以前もこんな症状がでて、ハードに走らないようにしていたのだ。2サイクルのように煙をマフラーからだしていたが、平地を走行しているとおさまった。エンブレは負荷がおおきいのだろうか。



軽井沢を通過して群馬にもどると鉄道文化村があった。



古い車輌が展示されている施設のようだ。子供や鉄っちゃんにはいいだろう。



松井田で県道51号線にはいった。ゴツゴツの妙義山がみえる。



妙義山は場所によって表情をかえる。



道路脇にはこんにゃく畑だろうか。群馬らしい風景である。



県道47号線で一宮にむかう途中で昼食とした。妙義町の『きよ秀』というお店の牛肉のしぐれ焼き定食1080円である。



濃い味つけのごはんがすすむ牛肉のしぐれ焼きだ。タマネギがたっぷり。



きよ秀はグーグルマップでみつけたお店で、県道からすこし入ったところにある。



食事をおえて県道47号線から国道254にはいって藤岡にむかうと、空の色があやしい。



上空と進行方向の空をみながらすすむ。



最後に埼玉県川島町の農産物直売所でやすんだが、雨にふられることなく帰宅した。燃費は26、1K/L。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022静岡トランポ林道ツーリング5

2022年08月19日 17時28分15秒 | 2022静岡トランポ林道ツーリング


国道362号線にでて北上し、水川川にそってのびる水川林道の入口についた。ここもTMにのっている林道でピストン林道である。



水川川の右岸をゆくのだ。



住宅がならんでいる奥にすすむとダートになった。



出だしは走りやすい道だ。



しかしすぐに道は陥没していて、車は通れなくなっている。この先は荒れていた。



岩がくずれて道をふさいでいる。



ここは横をぬけることができた。



その先では倒木が横たわっていた。バイクも走っていないようだ。



木を持ち上げると、腐っていて折れてしまった。相当の期間このままだったようだ。ただ後になってみると、誰かがこの先はゆくべきではないと、この木をおいたのかもしれないと思ったりした。



その先では木の枝がたれさがっている。



木の枝の下をくぐってすすむと、路面は苔むしていて、一面に枝がちらばっていた。そんな状態が先までつづいている。ここまでダートがはじまって1キロだ。



林道はこの先5キロほどつづいているようだが、おなじような状況だろうとかんがえて、引き返すことにした。こういう道が好きな人にはよいのだろうが、私は廃道はこのまないのだ。



つぎは先程入口のわからなかった、本城林道を別の入口からはいってみることにした。青部駅で地図を確認する。駅の南から林道ははじまるのだ。



林道の入口をさがすと、本城線1工区現場へ、の看板をみつけた。



ここを入ってゆくと林道本城下泉線とあり、今日は休工で通行可となっていた。



林道は舗装林道の急坂でスタートし、2、1キロでダートとなった。



8キロ先が工事現場と看板がでている。



ここをダンプカーが走るんだなと、感心しながらすすむ。



森林帯がつづく。



ダートを2、3キロゆくと丁字路にでた。上の画像の手前からきていて、



丁字の右が本城下泉線で、工事現場まで6キロとある。



丁字の左の看板には『富士城』方面にゆけるとあるが、富士城がどこにあるのか地図をみてもわからなかった。ただここをゆけば通行止めだった文沢林道に接続するのだろうとおもう。



林道本城下泉線をゆく。



2キロほどゆくとY字路がある。工事現場は右とあるのでそちらにむかった。



するとすぐに路上に枝がおかれている。これは工事関係者がこの先は入るなという意味で設置したものだとおもわれるので、引き返すことにした。丁字から2、3キロ地点だった。



Y字にもどって左にゆくと急坂の下りだ。バイクが1台走った跡がある。クレバスもあるがどこかにでられそうだとおもっていると、展望ポイントにでた。



展望ポイントの路面は良好で、この下に茶畑がひろがり、農家が見えた。これでどこかにぬけられるなと確信した。



農家の横をぬけてゆくと道の悪いところもあるが、伐採作業の現場がある。



その先は狭い舗装林道の急なくだりだ。180℃のカーブの連続するジグザグのルートで、先程上りかけてやめた道ににているなとおもったら、そうだった。



数時間前にここではないだろうと判断して引き返した、神社の横をはいってゆく道だ。ここは道幅がせまいから、神社の私道のように見えるのである。Y字からここまで4、5キロだった。下ってゆくと地元の方の掃除はまだつづいていて、話をした方もおり、手をあげて通過した。



これで今回の林道探訪はおわりだ。道の駅にむかうと塩郷の吊り橋がある。写真をとろうとすると機関車トーマスがやってきた。



グットタイミングだ。まわりの皆さんもカメラをかまえている。



併走するバスにもトーマスのような顔がついている。



客車にのった人たちはニコニコ顔で手をふっているから、私もふりかえした。気づいたら私も笑っていた。笑顔や幸福感は伝染するのだ。



道の駅川根温泉にもどってきた。



バイクを積み込んで帰る準備をする。



明日は仕事なので昼で切り上げたのである。



道の駅川根温泉は第2駐車場があるから車をとめやすい。風呂もあるし食堂もおいしいから、また来ることになるとおもう。付近にたずねたい林道はまだまだたくさんあるのだ。



12時に出発して、セブンイレブンのとみ田監修のデカ豚ラーメンで昼食にする。これがおいしいんだよね。その後第2東名で自宅にむかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022静岡トランポ林道ツーリング4

2022年08月14日 08時52分09秒 | 2022静岡トランポ林道ツーリング


3日目。道の駅川根温泉の朝。昨夜は車内に蚊がいて両腕をひどく刺されてしまった。



朝食は定番のカップ麺だ。第2駐車場はすぐ横に線路があるため、SL目的のカメラマンがきてもよいように、車の駐車位置を移動してからセローで出発した。6時半だった。



昨日とおなじく県道63号線を東にむかう。出本で笠間川にそって山にのぼってゆく道におれた。



寿永の桜をめざしてすすむと、7・8キロで林道下泉笹間線の入口につく。



下泉笹間線は12、6キロとあるが、TMによるとダートは8キロである。



林道はすぐにダートになる。



路面は整備されていて走りやすい。



展望ポイントもあった。



1キロ地点で林業の作業をしていて、ここまで道路はよかった。



そのすぐ先に倒木がある。ここは下をくぐってゆけた。



この先は交通量はほとんどないようで、手入れはされておらず、路面は荒れていた。



やがて峠についた。林道の上に展望所のようなところがあるので上ってみると、作業用の道がある。



この林道は一般車は通行禁止となっていた。



展望台のように見えたのは、ダンプカーの転回所か砂利置き場だろうか。



ここからの景色は気持ちよくぬけていた。



峠からは急坂をくだる。道幅はひろいが荒れていた。



植林された木が印象的な林がある。峠のこちら側にはバイクが走った跡があった。



下ってゆくと森の中をゆく道となる。



道はあれてきて、雨水にながされてデコボコになった急坂を延々とくだってゆく。きびしいたどりだ。オクシズの林道は傾斜がきつい。



クレバスをさけてはしっているとカモシカがいた。



8時すぎに林道出口についた。ダートは9キロだった。



林道の出口から折り返すように舗装林道をのぼってゆくと、本城林道に接続するはずが、行き止まりにでてしまった。二股を左にゆくはずなのだが、分岐がなかったのだ。



途中に分岐はひとつしかなくて、地図とは逆で右へのものだった。とりあえずそこにもどってみた。



ここは文沢林道とあり、すぐ先の法面がくずれている。



案内板には橋の損傷のため通行不可となっていたし、ゆくのは本城林道なのでくだってゆくと、この細い道が二股か?、作業道なのではないのか、と感じられる道があった。神社の横の細道だ。



半信半疑で入ってみると、ものすごい激坂で、180度カーブの連続だ。ジグザグに斜面を上る道で、いくらなんでもこれではないだろうと判断してもどったが、ここが入口だと後で知ることになるのである。

当日は日曜日で、地元の方が道路の整備をされていた。なにしろ斜面が急だから、雨や湧水で山がくずれやすい。路上に落石がおちているのと、側溝にたまった落ち葉などの掃除をされている。その方たちのひとりに、どこにゆくのかと声をかけられた。本城林道にゆきたいのですが、と話すと、橋がこわれている文沢林道をゆけば合流できるとのこと。橋に問題があっても、バイクならゆけるのではないかな、でも最近の雨でどうなっているのかはわからない、とのことだ。この方はセローのナンバーを見て、わざわざ遠くからこんなところまでくることなんかないのに、とおっしゃっていたが、ここは林道の宝庫なのである。なかなかこんな地域はないのだ。その方は、今は山の作業がはいっていないが、秋になるとはじまるので、そのころになれば道も整備される、とおしえてくれた。通行止めの林道にはいるつもりはないので、別の林道に転進することにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022静岡トランポ林道ツーリング3

2022年08月11日 13時48分05秒 | 2022静岡トランポ林道ツーリング


県道189号線を北上してゆく。ここも静岡市だ。山間には茶畑がひろがっていた。



コーナーの連続する狭い舗装林道をゆくと、権現滝というダイナミックな滝があった。当初は林道樫ノ木峠線のちかくに車をとめることもかんがえていた。しかしこのグネグネの道をハイエースで走行するのはくるしいだろう、たのしくはないだろうと予想して、川根温泉にしたのである。それは正解だった。ここはバイクではひらひらと軽快にゆけるが、車では対向車との離合に苦労するような道である。



県道189号線、県道60号線とつないで井川湖に到着した。ここまでのルートは2016年にもはしっていた。興味のある方は『2016静岡キャンプツーリング』をどうぞ。



雨がおちてきたがすぐにやんでくれた。接阻峡をぬけて奥大井湖上駅にアクセスできる駐車場にたちよる。上の画像の奥にのぼってゆくと、15分で湖上駅にゆくか、湖上駅を見下ろす地点にゆけるとあり、展望地点にゆくことにした。



ハイキングコースのような道を、モトクロスブーツで15分あるいて展望ポイントに到着した。テレビなどでなんども見たことのある湖上駅が眼下にある。線路をあるいて湖上駅にむかっている人もいる。湖上駅にはカフェがあると案内がでていた。以前からこの風景を見たいとおもっていたのだ。



湖上駅をでて、水分補給をするために千頭駅にたちよると、機関車トーマスたちがいた。これはいいね。



セローにガスをいれて道の駅にもどってきた。燃費は47、4K/L。時刻は17時すぎだ。道の駅には温泉が併設してあるのではいりにゆく。料金は530円だ。41℃、42℃、43℃と熱めの内湯と露天風呂があり、サウナはない。露天風呂からは大井川鉄道の車輌がみえるとのことだが、入浴中には走ってこなかった。



風呂の後は食堂を利用した。まずはビールだ。サッポロ黒ラベル590円。



ツマミはもつ煮400円とマグロサラダ400円にした。



マグロは刺身なのかと思ったらフライだった。サウザンアイランド・ドレッシングがかかっていてなかなかよろしい。



もつ煮は味噌が関東の風味ではなくて独特。それが新鮮でたのしかった。



ビールではたりずにハイボール590円を追加。メニューには焼酎のお茶割りがあり、静岡だけにこれにしたかったが売り切れだった。残念。



食後は車にもどる。今夜はここで車中泊だ。



気温はおちてきたが、一日中日差しにさらされていた車は熱をもってしまっている。車内は暑くていられない。そこで左右のスライド・ドアに設置してある網戸だけでなく、助手席と運転席にも網戸をはるが、すずしくならない。



最後はエンジンをかけてエアコンをいれ、ボディーを冷却した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022静岡トランポ林道ツーリング2

2022年08月08日 17時11分09秒 | 2022静岡トランポ林道ツーリング


県道60号線を北上して林道一本杉峠線の入口についた。TMでは道は南の一本杉峠にむかっているが、途中で途切れている。しかし参考にさせていただいたブログでは完抜(かんばつ。かんぬき、ではない)しているとのことで、やってきたのだ。南の通行止めだった樫ノ木峠線に接続するのである。



一本杉峠線はすぐにダートになる。路面は整備された走りやすいものだ。3キロほどゆくとY字路になっていて、セローの方がひとりいた。Y字の右はダートで、左はコンクリートの路面だが通行止めのガードが設置されている。右のダートからもう1台セローがきたが、彼らは仲間だった。彼らは通行止めになっているコンクリートの道からきたとのこと。ダートは偵察してみただけで、どこかにぬけられるのかは不明とのことだった。



コンクリートの道は通行止めの三角ガードがおいてあるが、彼らはそちらからきたと言うし、こちらが一本杉峠線とのことで、私もこのルートをゆくことにした。ガードは間隔をあけておかれていて、そのすき間を通りぬけることができたのだ。すすむと壁面がくずれていて路面に石や泥がちらばっている。そしてこの先でダートになり、急坂の下り、激坂の上りとなった。路面も荒れていてガレガレだ。彼らにこちらからきたときかなければ引き返したと思うほどの道だった。



1キロほどの急坂、激坂区間をぬけると、こちら側にも通行止めがおいてあった。ただ完全にふさがれてはおらず、片側があけてある。



画像では急には見えないがかなりの斜度である。ただセローは難なく通りぬけてしまったのだが。



難所をこえると道幅がひろくなり、整備された区間となった。



しかしすぐにくずれやすい壁面の道路になる。これでは雨が降るたびに土砂がながされるのではなかろうか。土石をかたしてもすぐにくずれて、またかたづけるを延々とくりかえしているように見える。この付近はこのような軟弱な地盤がおおかった。それにしても荒々しい道だ。なかなかこんな風景は見られない。



峠付近はおだやかなたどりとなった。



しかしゆったりと走れる距離はみじかい。



展望がひらけて対面する山塊がみえる場所もあった。



この先は下りとなるが、また壁面がくずれて路面をおおっている。こんなところを何ヶ所もこえてゆく。2台のセローのラインがのこっているので、参考にしてバタ足もつかって難所を通過する。ガレ場は上りならよいのだが、下りはこわい。慎重にすすむ。くずれた石をつんである路面もあり、ここも走りづらかった。一本杉峠線はきびしいルートだった。久々に緊張して、苦戦しつつ通過した。たぶん雨で荒れたタイミングだったのだとおもう。



8キロで分岐にでた。



ここが樫ノ木峠線との合流地点だ。看板では一本杉峠線はまだ開削中となっていた。この日は土曜日だから工事をやっていなかったが、平日は作業をしていて通行できないのではなかろうか。



分岐には一本杉峠線の終点の看板がたつ。管理者は静岡市長となっているからここは静岡市だ。静岡市はひろい。



バイクをとめて、徒歩で通行止めになっている樫ノ木峠線をみにいってみた。



分岐からすぐの斜面がくずれている。ここが入口にでていた12、5キロ地点の崩落現場だろうか。



ギリギリのところをバイクが通過したあとがあるが、セローのふたりだろうか。私は単独だからこんなところはゆかない。もしもバイクを斜面におとしたら、ひとりではどうすることもできないからだ。東の県道189号線にくだることにした。



樫ノ木峠線をくだってゆく。やはり斜面がぐすれたところが点々とある。雨のたびに山はくずれるのだろう。山からしみだす湧水もおおいからその影響もありそうだ。ここを担当している建設会社は、仕事がなくなるいうことがないのではなかろうか。



静岡の山は急峻だ。そして林道はハードである。



山をくだってゆくと通行止めがおいてあるが、通りぬけられるようにしてある。セローのふたりはこちらからきたのかもしれない。



分岐から7キロで舗装路になり、8キロで樫ノ木峠線の出口にでた。県道189号線の川島という集落である。下川島というバス停が見えていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022静岡トランポ林道ツーリング1

2022年08月04日 17時00分12秒 | 2022静岡トランポ林道ツーリング


7月の金曜日にトランポ林道ツーリングにでかけた。目的地は静岡の奥大井である。最近このあたりはオクシズとよばれるようになった。オクシズとはなんとも軽薄な呼び名なのだが、それも時代にあっているのだろう。



東名高速をすすみ足柄SAで車中泊をした。この日は気温がたかく、高地の足柄以外では暑くて眠れないだろうとかんがえたのだ。走行後の車は、エンジンが焼けているから車内に熱がこもってしまう。そうなるとサウナに入っているのと同じなのである。足柄は窓を網戸にすれば涼しい風がはいってきて快適だった。



足柄SAには風呂もあった。



夜はサンドイッチと冷凍枝豆で一杯である。



2日目。足柄SAの朝。冷えている。昨夜は寝ていて寒くなり、網戸を閉めて眠ったほどだ。



朝食はカップ麺だ。



車内を整理して出発する。



第2東名を島田金谷ICでおりて、国道473号線を北上してゆく。車をとめられるところはないかと物色してゆくが、適地はみつからずに道の駅川根温泉についた。



道の駅には第2駐車場があり、コテージがあるこちらは空いているので、車をおかせてもらうことにした。上の画像の奥がコテージゾーンである。



準備をととのえて出発するが、ここでとんでもないミスをしてしまった。県道63号線を東にゆくところを西にむかってしまったのだ。



カーブばかりの細い舗装林道を20キロも走って気づき、もどることとなった。2時間のロスで、こんな勘違いははじめてかもしれない。



あらためて県道63号線を東にゆく。やはり狭い舗装林道のグネグネである。



県道32号線から国道362号線、県道60号線とつないで林道樫ノ木峠線の入口に到着した。通行止めとあるが、ここはいつもこのようになっていると、このルートを紹介するブログで読んでいた。



樫ノ木峠線にはいってゆくと通行止めの案内がでている。これも5月の時点では解消されたと、参考にさせていただいたブログに記述されていた。



スタートは舗装林道だ。



入口から1キロでダートになる。



走りやすい路面である。



しかし2、8キロで通行止めになってしまった。



法面崩落とある。ガードはおいてあるだけだから、どかせば進めるがそれはやめておいた。



ここで昼食とした。セブンイレブンのおにぎりなどである。この付近に食堂はないから用意をしていたのだ。



樫の木峠線はあきらめて、県道60号線を北上して一本杉峠線に入ることにした。すすむと諸子
沢にそって山をのぼる林道がある。ツーリング・マップル(以下TM)では一本杉峠線に接続していないが、通りぬけられるのではないかと考えていってみることにした。



人家が点在する細い舗装林道をゆく。



予想ははずれて5キロでこの先行き止まり、通りぬけできません、進入禁止の看板があらわれた。方向転換して下ってゆくと鹿がいた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする