放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2023福島トランポ林道ツーリング6

2023年06月07日 17時19分48秒 | 2023福島トランポ林道ツーリング


小田達沢林道をぬけると、意外にも車が何台もいる。奥に達沢不動滝があり、北側から舗装路でアクセスできるのだ。



TMに一見の価値があるとコメントされているので滝を見にゆくと、子供が神域の沢にはいって網をふりまわしている。福島はワイルドな土地柄だ。



沢をのぼりつめてゆく。



5分ほど歩くと不動滝があらわれた。



滝の前には不動明王がまつられている。



昔の人はこの滝を見て不動明王をかんじたのだろう。



帰り道では子供たちが川であばれている。まるで昭和のガキ大将のようで、こういう子供をひさしぶりに見た。子供はこうでないとね。



達沢不動滝で食事処をさがすためにTMを見ると、舗装道路を北にいった県道24号線沿いに小西食堂が紹介されている。各種定食・スタミナラーメンとあり、ここにゆくことにした。



小西食堂は古い大衆食堂だが人気店で混んでいた。チキンカツののったスタミナラーメンと煮込みカツ丼がおすすめのようだが、カツ丼は昨日たべているし、チキンカツのラーメンは嫌なのでラーメンをおねがいした。ラーメンの中盛り。麺1、5倍で800円である。



ラーメンはあっさり、さっぱりとした味わいだが、現代のテイストが入っていて、滋味ゆたかだ。今風の支那そばである。



この店はあたりだ。こういうラーメンがたべたいのである。TMもよい店を紹介するね。料金を払うときに厨房をみると、ひとりで作っているのだとばかりおもっていたら、中に4人もいた。さすが人気店だ。



午後は桧原湖にゆくことにする。しかし国道459号線は通行止めで、県道7号線と県道64号線の磐梯山ゴールドラインで迂回した。



桧原湖について道の駅裏磐梯にゆくと大混雑している。バイクはとめることができるが車は満車で、駐車場の人が、ただいま満車です、申しわけありません、とずっとマイクで言っている状態だった。



桧原湖を時計まわりにまわってゆく。週休二日をまもって工事をしています、という看板がでている。これは福島でしか見ない表示だ。でも大事なことだよね。



湖にはバス・ボートがたくさんいるが湖畔の道路は静かだ。以前猪苗代湖一周サイクリングにきたときに、桧原湖もはしる予定だった。残念ながら雨でかなわなかったから、いつか自転車でもまわりたいとおもっている。



湖畔のレンゲ沼に遊歩道があった。



バイクをとめてあるいてみることにする。



静かな沼だ。水芭蕉がさいていた。



桧原湖から県道をつないで上戸浜にもどってきた。時刻は15時半で今回の林道ツーリングの予定は終了した。



セローを積んで移動することにする。あだたら高原で車中泊をして、スカイピアで温泉につかろうかとかんがえたが、二本松にある昭和レトロなドライブインにゆくことにする。そこで車中泊ができれば一杯やろうとおもったのだ。



二本松にあるバイパスドライブインに到着した。時刻は17時前だ。建物は古くてたいへんな年季物である。車中泊をしたいとおもったが、トイレがないので断念した。



まだ腹は減っていないので風呂に入ることにする。ドライブインの奥に浴場はあり、料金は500円だ。浴槽も古い。石けんやシャンプーはなく、私だけの貸切だった。独特のにおいがあるがぬるめのお湯でくつろいだ。



脱衣所も年代物である。因みにサウナもあり、レトロ愛好家に人気のようだ。



夕食はとらないのだが、ここまでなかなか来ることはできないので、食事をすることにした。注文したのは看板メニューのバイパススタミナ定食790円である。



バイドラはボロイが人気店で混んでいる。15分かかってスタミナ定食はやってきた。見た目はわるい。しょぼくもある。しかし味はよかった。味噌でモツと野菜、それに2枚の豚バラを炒めたものだ。ボリュームもある。ごはんが足りないくらいだったが、無料でできるお替りはしなかった。ただここを目的にしてわざわざくるほどではないな。私はもう利用しないかもしれない。



今夜は道の駅季の里天栄にとまることにする。夜はセブンイレブンの塩辛で一杯である。車内が暑くて窓を網戸にしてすごした。昨日までは寒かったのが嘘のようだ。日中の気温も25℃、28℃と表示されていた。2023年シーズン18日目の車中泊。バイクの走行距離165、3キロ。燃費45、6K/L。車の走行距離89キロ。



5月6日。土曜日。道の駅季の里天栄の朝。




気温は18℃で寒くはない。荷物の積み替えをするのにTシャツ1枚でちょうどよかった。



道の駅のとなりに新しい施設を建設中だ。こちらが新しい道の駅になるのだろうか。



国道4号線を南下してゆく。白河で給油をするとハイエースの燃費は9、5K/Lだ。4号線はながれがよく70キロから90キロで巡航した。

林道にいる人は山好きな方ばかりだ。ジムニーや軽トラ、バイクの人たち。山菜取りに釣り。山登り。オフロード・ツーリング。おたがいに通じ合うものがあるから、親近感がわく。そして連帯感もかんじる。道の状況などを話し合ったりしてね。それもたのしい。
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2023福島トランポ林道ツーリング5

2023年06月01日 18時50分26秒 | 2023福島トランポ林道ツーリング


5月5日。道の駅猪苗代の朝。天候は晴れ。気温は11℃。体がなれたのかあたたかくかんじられた。



道の駅は混雑しているから車をとめておけない。猪苗代湖畔にパーキングが点在しているから、移動することにした。



上戸浜のパーキングにハイエースをとめてセローをおろした。ここは空いている。以前『猪苗代湖一周サイクリング』に来たときにも利用した場所だ。



三河小田川林道にむかうと中山宿駅がある。線路がないから廃線になったのだろうとおもった。ホームにあがって記念撮影だ。



三河小田川林道の基点についた。



林道にはいってゆくと中山宿駅がある。廃線になったのではなく、ルートが変更になり駅舎もたてかえられたのだ。



基点から2、4キロで丁字路にでた。



右が三河小田川林道でゲートで閉鎖されている。バイクしか脇をゆけないとおもったが、軽自動車もとおれるのかもしれない。



左の道は猪苗代湖方向にぬけていると、川を見にきた地元の方がおしえてくれた。



舗装林道を上ってゆく。サイクリングの人が3人いて、車が1台とまっていた。普通車だ。この自動車もゲートの横をぬけたのだろうか。



基点から7、8キロでダートになった。



三河小田川林道は速度30キロで設計されているとのこと。今回走ってきた林道はどこも20キロ設計だから、道幅のひろい高規格の林道だ。



ジャリが入れられて手入れのされているところと、掃除もされていない場所がある。



側溝が落石でうまり、水が路上にあふれてクレバスをつくっている。路面があれてしまうのがもったいないが、使用頻度をかんがえれば予算や手間はかけられないのだろう。



ダートになってから7キロ、基点から14、9キロで峠についた。少しだけ残雪がある。



峠の先に林道の開通記念碑があった。



記念碑のちかくではアンテナをたてる工事中だった。



下りは工事用の重機がはいってくるせいか、上りよりも道がよい。



神社があるとおもってバイクをとめると、地蔵尊だった。ここでジムニーが追いついてきた。ジムニー氏は、今年は雪がすくないね、と言う。去年は残雪で3分の1しかのぼれなかった、とのこと。山が大好きなんだなとわかる方だったが、ジムニー氏もゲートの横をすり抜けてきたのだろうか。



峠からダートの下りは10キロつづいた。ゲートはなく通行止めの看板もない。



やがて道路は舗装路になった。



山を下ってゆくと小田達沢林道の入口についた。釣り堀の横である。



小田達沢林道は入るとすぐにダートになる。土の道だ。



暗い森のなかを上ってゆく。TMに『おい茂る草の中を行く』とあるがその気配はない。



3キロすすむと、1台の車かバイクのタイヤのあとがわずかにのこっているだけになった。



長いクレバスがある。すすむと猿の群れがいた。路上を歩いていたが、近づくと山のなかへにげてゆく。猿は怖いからどうしようかとおもったから、彼らがよけてくれてたすかった。



道路の手入れはされていない。道路脇に草木がはえてハンドルにあたる。落葉や枝、落石がちらばっていた。



峠付近は熊笹が生い茂っている。



TMに書かれていたのはこれだ。路面はしっかりしているのだが、熊笹は圧迫感があり、不安な気持ちになった。



熊笹の繁茂している林道をくだってゆく。



展望のきく場所が1ヵ所だけあった。



ボッコボコのクレバスや急坂、水がながれている路面などをくだり、林道の出口についた。TMによるとダートは9、8キロだが、メーターでは11キロだった。
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2023福島トランポ林道ツーリング4

2023年05月29日 17時40分24秒 | 2023福島トランポ林道ツーリング


昼食をおえて国道121号線を北上し、闇川ぞいの山道におれた。ひとつ目の目的地である谷地平林道は封鎖されている。



山をのぼってゆくと集落があり、各戸の名前の入った住宅地図がある。どこにだれが住んでいるのか一目瞭然だ。いつの時代のものなのだろうか。



一ノ渡戸四ツ屋林道(いちのわたどよつやりんどう)の入口についた。こちらは通行可能だ。



一ノ渡戸四ツ屋林道は入るとすぐにダートになる。



しかし入口から3キロは舗装まじりである。その後はジャリ道だけとなった。



路面にはジャリがいれてあり、浅いクレバスがある。



沢が路面を横切る洗いごしもあった。



青い可憐な花が群生しているところがあった。


 
入口から9キロで林道黒森線との合流点についた。



黒森線は黒森山荘につづき、先程通行止めだった谷地平林道に接続するようだ。



丁字路を右にゆく。一ノ渡戸四ツ屋林道のつづきである。



気持ちよく走れる林道をゆく。



13、3キロでまた分岐があった。



林道が接続しているが、林道看板がたおれていて見なかったから林道名は不明だ。



17キロで出口についた。県道325号線に接続している。



県道325号線を南下して黒沢林道にゆこうとすると通行止めだ。これでこの日の林道走行の予定は終わってしまった。そこで第2プランのツーリングをすることとし、舗装路の林道若松線で北上してゆく。

   

風力発電のプロペラが見えている布引高原にゆこうとして山をのぼってゆくと、赤津のカツラがあった。これは大きい。巨木は斜面にたっていた。



布引高原には33機の風力発電機があるそうだ。



こんな景色はなかなかない。



風力発電の風車のしたをセローでめぐった。



布引高原をくだって隠津島神社にむかう。布引高原から林道がつづいているが、通行止めなので県道235号線を利用した。



深山にある古社、隠津島神社に到着した。以前ツーリングでとおりかかり、こんな山深いところに神社があるのかとおどろいたのだ。その時は時間がなくて通過してしまったのだが、いつかたずねてみたいとおもっていた。



本殿は杉の巨木にかこまれている。



おごそかな神域にある神社だった。



県道235号線を南下してゆくと、不自然にとまっている車があった。



どうしてこうなったのだろう。ドライバーはレッカー車を呼びにいったのだろうか。



馬入峠をこえて天栄村にはいった。



国道をたどって車までもどってきた。



セローを積み込んで移動する。



下郷の『郷の湯』で入浴した。銭湯のような作りだが温泉だ。料金は330円。石けんやシャンプーはない。



下郷のブイチューンで買物をして道の駅猪苗代に移動する。距離は70キロだ。暗い夜道をドライブする。会津若松の市街地は電灯がすくなくて暗い。二車線道路がつづくが道幅がせまくて走りづらかった。道の駅は混雑していた。ほぼ満車である。車中泊は流行っている。夜は馬刺しとオードブルで一杯である。2023年シーズン17日目の車中泊。バイクの走行距離261、3キロ。燃費47、4キロ。車の走行距離93キロ。

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2023福島トランポ林道ツーリング3

2023年05月25日 18時21分02秒 | 2023福島トランポ林道ツーリング


5月4日。道の駅しもごうの朝。



道の駅には築山の展望台があり山なみが見わたせた。天候は晴れ。気温は10℃。となりのハイエースは子供をふたりつれたファミリーで車内にはベットキットがはいっていた。リヤ・ゲートをあけて父親が朝食の煮炊きをしている。そのとなりもハイエースで熟年夫婦は黒柴をつれていた。一方でジープの若い夫婦は目隠しもつけずに車内で寝ていて、毛布もかけていない。これでは相当寒いだろう。GWの道の駅には、ベテラン車中泊からやっつけ車内泊までいろいろな人が混在していた。



国道289号線を西にゆき、甲子トンネルをぬけた先にパーキングをみつけた。



気温が上がる予報なので、冬用ではなく、スリー・シーズンのジャケットを着用した。セローで走りだすと国道の横は阿武隈川の渓谷だ。これからこの川をわたって北にゆく。



雪割橋をわたって農地のなかをすすむと看板があらわれた。下郷方面悪路につき通行不可とある。これが今日の最初の目的地の鎌房林道だろうとおもった。



鎌房林道の入口はわかりづらく、農地をぐるぐるとまわってようやくみつけた。



鎌房林道は大きめの石がゴロゴロとしている路面で手強い。石をよけてすすむ。



上ってゆくと2、4キロで広場にでた。右は牧場で軽トラがとまっている。悪路だが四駆の車なら入ってこられるのだろう。二駆でもがんばればいけるのかもしれない。わたしはやらないが。



この先はほとんど交通量はないようだ。

  

やがて玉石がごろごろしている悪路になった。しかも深ジャリだ。



急坂で路面を保護するために石をいれたのだろうが、これは走りづらい。最近で最悪の路面だ。しかも道が荒れてきてクレバスが連続する。悪戦苦闘してすすむと、いちばん大きなクレバスで下ってきたホンダCRFとセローのふたりにあった。彼らにずっとこの調子ですか、と聞くと、15分くらいです、ここがいちばんひどいけど行けますよ、とのこと。斜度がおちつくまで3キロほど玉石の悪路はつづいた。これは車はきびしいだろう。自動車もだがDR650でもきたくない。軽いセローだから走破できた道である。



入口から5、2キロでY字路にでた。



左の林道は通行禁止とあるが、左よりに西部林道起点の柱がたっている。右が西部林道だから右よりに設置してもらいたいものである。TMを確認して右にすすんだ。
  


西部林道の南部分は林間をゆくおだやかな道だ。



玉石の深ジャリで荒れ荒れだった鎌房林道とはまったくちがう、ずっと走っていたい癒し系のダートだった。



起点から4、2キロを快適にはしりぬけて西部林道の南部分の出口についた。



ここで休んでいると、CRFとセローがやってきた。彼らは鎌房林道を下ってまた引き返してきたのである。あの道を往復するなんて、すごいね、と感心してしまった。



林道の出口はグランディ羽鳥湖スキー場だった。



スキー場から下ってゆくと、すぐに左に林道の入口がある。西部林道の北部分のはじまりだ。



西部林道の北部分にはいるとずっと下りだ。



走りやすいダートである。



下りきると沢があり、釣人の車がとまっている。そこから上りとなった。



入口から7、3キロでY字路にでた。



左が奥西部林道で起点がある。



右が西部林道である。



まず右の西部林道をゆくことにする。すすむと急坂の下りだ。カーブの連続するダートを下ってゆくと、ハイラックスとオデッセイがのぼってきた。ハイラックスはともかくオデッセイにはおどろかされる。どこにゆくのだろうか。山菜とり?



分岐から2、4キロで西部林道の終点についた。後ろにとまっているジムニーは山菜とりの人だ。山から林道にでてきたので軽く会釈をかわした。ここから来た道をひきかえして、奥西部林道をはしりにゆく。



奥西部林道との分岐点にもどり奥西部林道をゆく。



道はピークにむかって上ってゆく。峠には広場があり軽トラでやってきた親子づれが山菜とりをしていた。子供も山菜をとりにきているが、レジャーのひとつなのかな。



下ってゆくと山のみえる展望ポイントがあり、軽自動車で山菜とりの老人がやってきた。山菜とりは文化かもしれない。



奥西部林道は少々あれている。路面は西部林道のほうがよかった。



基点から3、2キロで奥西部林道の出口についた。



林道の出口は登山口で車がとまっている。道は先にづいていて御鍋神社にむかうようだ。



神社にゆくつもりはない。二岐温泉をとおって山をくだることにした。



国道118号線で湯野上温泉にゆき、国道121号線を北上すると『ドライブインあいづ』が目についた。食事処はすくないのでここにとびこむことにする。



店内は満席だったが、座敷席に相席させてもらい、会津名物のソースカツ丼を注文した。1300円。



やってきたカツはものすごく肉厚だ。たべてみるとやわらかい。そして分厚いのに軽い。ボリュームがすごいので、最後はたべきれないかとおもったが、完食することができた。ここもまた来たい店である。
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2023福島トランポ林道ツーリング2

2023年05月20日 21時27分01秒 | 2023福島トランポ林道ツーリング
  

古桧林道を北にぬけて、国道283号線を西にすすみ、先程通行止めだった七ヶ岳林道の北の入口についた。



林道と登山口の案内があるが、通行止めとはしめされていない。林道をぬけられなくとも、峠から古桧林道の入口の藤生にエスケープできるので、七ヶ岳林道をゆくことにする。



出だしは水たまりが多いが、やがて細かいジャリのはいった幅広のダートとなる。



すすんでゆくと大きな石も散らばり、ほどよくハンドルをとられて走るのがたのしい。登山口には車がとまっていて、2台の自動車とすれちがった。



大規模な伐採地があった。



藤生にゆく分岐のある峠をすぎたが、通行止めの表示がないのですすむと、ホンダTLM200ばかりの4人のグループがいる。林道の開通記念碑の前なので私もバイクをとめた。TLM氏たちは入れ違いに出発したが、オーナーズ・クラブだろうか。

  

TLM氏たちが下っていったので、どこかにぬけられるのだろうとかんがえ、私もそうすることにする。すすむと雪がのこっていた。



下りにはコンクリートの巨大な堰堤をはしるところが何ヶ所かある。



道が川にながされないようにこうしているのだろう。



入口から12、5キロで通行止めにでた。左にある道で迂回してくれとある。迂回路は舗装まじりのダートで、うさぎの森というキャンプ場や奥会津博物館の横をぬけて、国道121号線にでることができた。



昼時となった。彩華楼という中華料理店にゆきたかったが行列しているのでパスする。会津田島方向にすすむと『渡』という店があったのでここにはいることにした。



イチオシは豚骨しょうゆらーめんとのこと。ふだん豚骨はたべないのだが、これにのってみることにした。650円。それにミニチャーシュー丼のセット270円である。



らーめんのスープはクリーミーでしつこくない。太い麺がボリューミーで、ほうれん草がきいていた。



チューシュー丼のチャーシューは冷やしてあるのがいい。お米もおいしかった。このお店気に入った。また利用したいとおもう。



午後は通行止めとわかっている小塩塩ノ岐林道のようすを見にゆくか、昭和村から博士峠をこえて会津美里にゆき、柳津をへて、県道153号線の大辺峠をぬけて昭和村にかえってくる周遊ツーリングをするのかまよい、後者とした。会津田島から昭和村に北上してゆく。昭和村の道は新緑のトンネルのようで気持ちがよかった。



国道401号線で博士峠をこえた。ここは現在トンネル掘削中で、完成したら廃道化してしまうだろう。



博士峠の下りで前方のパーキングに黒い動物が3匹いた。小さいからサルかとおもったら親子熊だ。日中の国道沿いに熊がいるなんておどろいてしまう。距離をとって横を通過するが、母熊は私を見ようともしない。私の後ろには車が2台つづいていた。メスの熊はおおきくない。柴犬よりもおおきくて秋田犬よりだいぶちいさい。小熊は猫よりもちいさかった。



会津美里町の観光案内所で休憩した。気温はあがり暑くなっている。冬用ジャケットは走っているとちょうどよく、止まるとあつかった。



案内所で只見線のパンフレットをもらった。



県道53号線の山道をゆく。石碑にひかれてバイクをとめる。湯殿山、飯豊山、小峯神社ときざまれていた。



石碑のちかくの民家。山深いところだ。冬は雪にとざされるのだろうか。



柳津の国道252号線にでて、会津宮下で県道59号線、県道153号線とつないでゆく。ここから大辺峠をこえて昭和村にいたるルートはTMの推薦コースとなっている。それで周遊コースを設定したのである。



大辺峠にむけて山をのぼってゆくと、峠の5キロ手前で道路は封鎖されていた。これからルートをかえるのは大回りをすることになるし、路面に雪があるとはおもえない。しかも脇の泥の上を車が通過したあとがある。路面にはコーンがおいてあるだけなので、このままいってみることにした。



整備された舗装林道がつづく。



釣人らしき車が1台止まっている。すすむと展望ポイントがあった。



木のあいだから柳津方向の山なみがみえた。



雪はわずかにのこっていた。



大辺峠にはなにもなく、下ってゆくと南の山塊がのぞめる場所がある。雪山がつらなっていた。



峠付近は落葉や枝がちらばっているが通行するのに支障はない。昭和村側には申し訳程度の通行止めがあった。



昭和村を南下してゆくと木造の小学校がある。現在は廃校になった喰丸小学校だ。



舟鼻トンネルの手前には白森清水があり、水をくませてもらったが、羽虫にたかられてしまった。



横川パーキングの車にもどってきた。セローを車につんで移動する。



会津高原駅近くの夢の湯で入浴した。料金は500円。ここは2021年のトランポツーリングでも利用した温泉だ。



会津田島のヨークベニマルで買物をして道の駅しもごうに宿泊地をもとめた。



夜はマグロのブツ、やきとり、ぜんまいの煮物で一杯である。酒は会津ほまれ。2023年シーズン16日目の車中泊。セローの走行距離238、3キロ。燃費は48K/L。ハイエースの走行距離67キロ。
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2023福島トランポ林道ツーリング1

2023年05月15日 20時19分03秒 | 2023福島トランポ林道ツーリング


5月2日。火曜日。福島にトランポ林道ツーリングにでかけた。



仕事をおえてからハイエースにセローをつみこみ、北にむかう。



この日は栃木県の道の駅・湯西川で車中泊をした。夜はセブンイレブンの餃子とホットドックで一杯である。2023年シーズン15日目の車中泊。



5月3日。水曜日。道の駅・湯西川の朝。



天候は晴れ。冷えていて寒い。車内の気温は6℃だった。



道の駅をでて、山王トンネル手前の横川パーキングに車をとめる。トンネルの先に道の駅たじまがあるが、GW期間中は混雑が予想されるから、長時間車をとめるわけにはいかないと判断してここに駐車した。ただすぐ先に第2パーキングがあり、そこのほうが空いていたから、第2にしたほうがよりベターだった。日中の気温はあがる予報だが、冬用のジャケットに防風パンツ、ヒートテックを身につけて出発する。



バイクではしりだすと冬の装備でちょうどよい気温だ。県境の山王トンネルをぬけて福島にはいり、国道沿いの七ヶ岳林道の入口についた。この橋をわたって左にゆくのがルートである。



七ヶ岳林道は通行止めとあるが、ゆけるところまですすむことにする。橋からアスファルトの道を5キロゆくと林道への分岐についた。ここにも通行止めの案内がある。



林道は厳重に封鎖されていないので、通行止めまでいってみることにした。



林道はすぐにダートになった。



走りやすい路面だ。



林道の入口から1、2キロで通行止めのポイントについた。



法面が崩落していてその修復作業をしている。



バイクなら通過できるのだが、そうさせないように重機で道路を封鎖してあった。これでは引き返すほかない。



七ヶ岳林道はあきらめることにした。北に隣接する古桧林道にむかう。



国道を北上して会津荒海駅のすぐ横の道にはいると、直進方向が藤生との看板がある。ここが林道の入口だ。行く手の山から煙があがっている。



野焼きをやっているようだ。



道なりに山に入ってゆくとダートがあわられ、林道の入り口についた。



アスファルトの道が本道にみえるが、これは七ヶ岳林道の峠につづく道だろうか。その峠には後刻ゆくことになるのである。



林道の入り口には朽ちかけた木の林道看板がある。林道古桧峠線とあった。



林道にはジャリが入れてありて手入れがされている。



入口から2、4キロで分岐にでた。左は普通林道・久戸沢線とある。



付近の林道にはこの『掟』看板がたくさん設置されていた。



久戸沢線との分岐のすぐ先にY字路があらわれた。ここにも掟の看板がある。どちらが本線とは判断できない。右へゆく轍が新しいが、左にすすんでみた。



入ってゆくと急坂の上りだ。



Y字から800メートルで伐採地の行き止まりになってしまった。



UターンしてY字にもどる。



Y字の右にすすむ。ここから先は通行量がすくないようだ。整備がされていない。



倒木があり、先行者が切ってくれている。切断した場所からみると、ライダーが処理してくれたのだろう。車はとおれない。



倒木、落石があり、路面には雑草がはえて、廃道の雰囲気がただよう。



峠付近は路面もあれている。通行量はないようだ。



山をくだってゆく。急坂があり、コンクリートの路面がまじるダートをゆくと、枝林道が分岐していた。



やがて獣よけのゲートにでた。



ゲートは四ヶ所もしばられていて、カラビナまでついている。



ゲートをぬけて紐で四ヶ所しばり、カラビナもつけておいた。ここが古桧林道の出口でツーリング・マップル(TM)によるとダートは10、6キロである。



林道をでて国道289号線にでたのは静川郵便局の前だ。



走ってきた林道をふりかえる。



静川郵便局の前から林道の入口をみる。郵便局側からはいってゆくと道はY字になっており、右がルートである。古桧林道は静川郵便局が目印だ。
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