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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2024スキー19日目かぐらスキー場 Tシャツで春スキー

2024年04月21日 17時29分53秒 | スキー

 

4月12日。金曜日の夕方。2024年シーズン19日目のスキーにでかけた。むかったのは新潟県のかぐらスキー場で、2週連続のかぐらである。

 

 

群馬県沼田市のスーパー・フレッセイで買い物して、かぐらスキー場のみつまたステーション近くの道の駅、みつまたで前泊した。夜はマグロの刺身や餃子、唐揚げで一杯である。沼田の気温は13℃。苗場は4℃だった。2024シーズン11日目の車中泊。

 

 

4月13日。土曜日。道の駅みつまたの朝。天候は晴れであたたかい。かぐらのHPによるとスキー場の気温は4℃とのこと。

 

 

みつまたステーションに移動してリフト券を買う列はこれくらい。リフト券1日券は6800円だが、だれでもアプリをダウンロードすれば入れる、セイブ・プリンス・クラブの割引で6300円になった。それに駐車場代が1000円だ。

 

 

ロープーウェイのならびはこの位置だった。当日はシニアのスキー大会があるようで、わたしのような還暦すぎのスキーヤーがたくさんきていた。みなさん歴戦のレーサーだ。私の前にいた人は、『高峰マウンテンパークの試乗会』で気に入った、ハートの大回り板、インフィニティーの180センチを使用していた。ベテランはウェアも道具もいぶし銀だね。

 

 

3番目のロープーウェイに乗り、ゴンドラとリフトをのりついでゆく。かぐらメインコースのけものみちは(コブ・ライン)は半分のこされていて、

 

 

半分は圧雪されている。

 

 

45分かかってかぐらメインゲレンデの上に到着した。雪はアイスバーンではなく、やわらかい雪質だ。

 

 

かぐらメインバーンが荒れないうちに、整地で大回りをする。

 

 

スピードをだしてバーンをかけくだるのは爽快でたのしい。

 

 

かぐらメインゲレンデを4本まわした。今シーズンのスキーは、もう一回かぐらにきておえる予定なので、怪我なく終了したいとおもっている。

 

 

かぐら名物の鯉のぼりがおよいでいる。

 

 

空は晴れ上がり、気温はあがってきた。

 

 

かぐらメインゲレンデのコブはあとまわしにして、パノラマのようすをみにゆくとコブはなかった。

 

 

当日は長袖と半袖のTシャツの上に薄いジャケットをきた。顔には日焼け止めのマスクだ。これをつけないと真っ黒になってしまう。

 

 

ジャイアント・コースにゆくとコブのラインがあった。

 

 

ここのコブは大きめなのでかぐらメインコースよりもすべりやすい。

 

 

雪はザクザクとしているから、板がとまってコブがすべりやすいが、コースがながいのでつかれてしまった。

 

 

休むためにリフトをのりついで、いちばん上の林間エキスパートコースにゆく。

 

 

林間エキスパートコースはその名のとおり林間コースをすべることができる。ただ雪崩の危険があると表示されていたので、奥にはゆかないようにした。

 

 

林間コースのリフトをおりると登山者用のゲートがある。この先は冬山の装備と計画書をださないととおれない。

 

 

ここがかぐらスキー場の最高地点だ。リフトを背にして右の斜面をくだると、かぐら第4リフトにゆくことができるが、今年からそこはコース外と看板が設置されていた。

 

 

リフトを背にして左の林のなかにすべりこんでゆく。

 

 

林のなかをぬけてゆく、なかなか味わえないコースだ。

 

 

第五ロマンスリフト乗り場の方向にすすむと広々とした空間にでた。

 

 

雪は茶色ににごっている。黄砂のようだ。この雪は板がはしらない。

 

 

雪崩の危険のない斜面を2本まわした。

 

 

かぐらメインゲレンデにもどってきた。けものみちにチャレンジする。

 

 

ここは深いコブだ。先週コブとコブの間の頂点で板をまわすラインをつかんだが、バタバタすべりだった。今週は板をまわす前により減速できたので、バタバタがすくなくなった。

 

 

ゴンドラ山頂駅と和田小屋のあいだにある無料休憩所に10時半にゆく。混むと予想して早目の昼食をとりにいったのだ。席はほぼうまっていたがなんとか腰をおろすことができた。

 

 

昼は沼田のスーパー・フレッセイでかってきた巻き寿司や押し寿司。それにセブンイレブンのカレーパンだ。コブ斜面をすべって汗をかいたから、水をガフガブとのむ。昼めしもガツガツとたべられる。トイレにいってもとても快調だ。気分もほがらかでたいらかである。きてよかった。ただ6週連続でスキーをしているせいか、左手がテニス肘になったみたいだ。ちょいと痛む。

 

 

午後からTシャツですべることにする。長袖の上に半袖をかさねた春スキースタイルだ。

 

 

午後はかぐらメインゲレンデでスタートする。けものみちのコブラインだ。

 

 

先週は田代までいったのだが、モーグルの大会をやっていてコブのラインに入ることができなかった。それでこの日は田代にゆくつもりはなかったのだが、途中にあるダイナミックコースにはいってみることにする。ここにコブのコースがあるのではないかとおもったのだ。来てみると大き目のコブのラインがあるので4本すべった。ここでアクシデントが発生した。リフトにのるときは、いつもは右手で受け止めてからすわるのだが、空振りしてしまい、左足にドカンと直接ぶつけてしまったのだ。ふくはぎが痛いのなんの。

 

 

パノラマにもどってくると朝にはなかった浅いコブのラインができている。ここはやさしいコブなので何本かたのしんだ。

 

 

かぐらメインゲレンデにもどってきた。

 

 

かぐらメインゲレンデは全面がコブ斜面になっている。春の雪はやわらかいから毎回こうなるのだ。

 

 

真冬にはいなかった羽虫や蛾がとんでいる。

 

 

かぐらメインゲレンデにつかれると、パノラマやジャイアントにいった。

 

 

かぐらのコブ道場は順番待ちなので入らなかった。しかし空いてきたので滑走してみると、斜度がつよくて減速できず、コースアウトである。

 

 

道場の上にあるラインはなんとかなる。しかし道場はむずかしい。

 

 

リフトにぶつけた左足に力がはいらなくなってきた。ただの打撲なのにである。左足の具合を確認していると、かぐらメインゲレンデのリフト終了時間の15時半になった。ゴンドラコースをくだってゆく。

 

 

最後はみつまたの大会コースで〆た。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車37回、滑走33本、最高速62、1キロ、滑走距離59、2キロ、と記録されている。燃費は9、6キロ。左足は帰りの途中から痛みだし、びっこをひかないと歩けないようになった。翌日には痛みは引いたのだが、2日後になると肉離れをおこしたように足首から下が内出血して真っ青になってしまった。腫れてもくる。やはり当たり所がわるかったのだ。ブーツで絞めつけていたせいもあるのだろう。家内に死人の足みたいな色だと言われるほどで、腫れた足をブーツにいれることははばかれるから、今シーズンはこれで終了することにした。怪我をしたような、そうではないような、尻切れトンボのような結末の2024年シーズン。

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2024スキー18日目かぐらスキー場で春スキー

2024年04月11日 17時20分48秒 | スキー

 

4月5日。夕方に自宅をでて新潟県のかぐらスキー場にむかった。渋川から雨となり、雨と濃霧の三国峠をこえて、かぐらスキー場のみつまたステーション近くの道の駅みつまたで車中泊をする。夜は沼田のフレッセイで買ってきたカツオのたたきと、

 

 

油淋鶏で一杯である。2024年シーズン10日目の車中泊。

 

 

4月6日。土曜日。道の駅みつまたの朝。天候は快晴。真冬仕様のベットで寝ていると暑かった。スキー場の気温は2℃とのこと。

 

 

かぐらスキー場のみつまたステーションに移動して、用意をしているとリフト券の販売がはじまった。今年からシニア料金は廃止されたそうで、大人1日券は6800円だが、セイブ・プリンス・クラブのアプリをスマホにいれてあるので、会員割引500円で6300円となった。セイブ・プリンス・クラブは誰でも無料で会員になれる。リフト券は2022シーズンは4200円だったから、インフレとはいえかなりの値上がりである。これに駐車料金が1000円かかった。

 

 

7時35分にロープーウェイにのり、リフトとゴンドラをのりついで、8時15分にかぐらメインゲレンデの上に到着した。雪はやわらかいもので、ガリガリではなかった。

 

 

雪はまだたっぷりとのこっている。

 

 

朝いちばんはかぐらメインゲレンデでスタートする。

 

 

かぐらメインゲレンデの下から見て左はコブラインがのこされていた。

 

 

下から見て右はきれいに圧雪されていたから、この部分で大回りをする。

 

 

かぐらメインゲレンデは途中に二度落ち込みがある。

 

 

急坂にはいると速度と遠心力がたかまり、爽快だった。

 

 

8時45分に田代エリアへの連絡コースがオープンしたのでそちらにゆく。途中にあるダイナミックコースにはコブラインがあることがおおいので立ち寄るも、まだなかった。ただこのコースも楽しいので4本まわした。田代湖がきれいだ。

 

 

田代にむかう。

 

 

リフトをのりついで田代ロープーウェイ駅に到着した。ロープーウェイ駅から田代ステーションを見下ろす。

 

 

田代第二ゲレンデにはコブラインができているとおもってきたのだが、ここでモーグルの大会をやっていた。部外者はもちろんはいれない。田代第一ゲレンデにもコブラインがあるが、スクール専用とあるから利用できず、これでは田代まで来た意味がなかった。

 

 

退屈な田代のゲレンデをまわしたあとで、10時40分に田代ロープーウェイの山頂駅の休憩所で昼食とした。早くしないと混むのである。食事はセブンイレブンで買ってきたおにぎりなどだ。

 

 

田代はコブがすべれなければおもしろくないので、かぐらにもどることにする。

 

 

ダイナミックコースには朝にはなかったコブのラインができていた。

 

 

このコブが細かくてむずかしい。2本すべってかぐらにゆく。しかしかぐらスキー場は広大だ。よくもこんなに広い山域を開発したものだとおもう。みつまたと田代は5キロほどはなれているし、田代と苗場をむすぶゴンドラまである。リフト券が高いのもむべなるかなだ。

 

 

かぐらメインゲレンデにもどるとバーン全体がコブ斜面になっていた。

 

 

かぐらメインゲレンデは後回しにして、パノラマにゆくと浅いコブラインがあるのでここをまわす。ジャイアントにも大きなコブのラインがあるので力まかせに滑走した。

 

 

かぐらメインゲレンデうつるとコブが深くてピッチがこまかく、はじかれてしまう。かぐらのコブにやられてしばしやすむ。レストランの横には鯉のぼりがおよいでいた。

 

 

レストランのメニューはこんなかんじだった。

 

 

かぐらのコブは深く掘れていてむずかしい。でも上手い人のラインどりを観察して、コブとコブの間の頂点で板をまわす大回りのすべりをつかんだ。モーグルの直線的な縦のすべりはできないから。しかし自分でもバタバタしているのがわかるすべりだった。

 

 

かぐらにつかれるとパノラマや、ジャイアントにいったりした。

 

 

15時半にかぐらのリフトは終了した。みつまたに下り大会コースで〆た。

 

 

今日も1日よくあそんだ。

 

 

スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車42回、滑走36本、滑走距離59、4キロ、最高速60、7キロ、と記録されている。

 

 

帰りにも沼田のフレッセイによって、もつ煮と野沢菜、かつおと油淋鶏を買った。ハイエースの燃費は9k/L。もつ煮は永井食堂のほうが断然おいしい。

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2024スキー17日目川場スキー場で春スキー

2024年04月07日 15時49分10秒 | スキー

 

3月30日。土曜日。2024年シーズン17日目のスキーに群馬県の川場スキー場にでかけた。川場は今シーズン5回目である。スキー場までの山道に積雪はなく、1500円を支払って立体駐車場の3階に車をとめた。駐車場はすいていた。

 

 

シニア1日券のリフト券は5200円だが、私は日本スキー場開発という、川場を運営している会社の株主なので、株主優待で1500円引きとなった。

 

 

まず白鳥エキスプレスにのる。気温は4℃くらいだろうか。天候は快晴で風もないおだやかな日だ。

 

 

高手ペアリフトだけうごいていなくて、高手スカイラインがすべれない。ここがいちばん好きだから、たのしみが半分なくなったように感じられて残念だ。高手スカイラインに雪はついているように見えるから、人気のないコースの運行はやめて、コストダウンをしているのだろう。株主としてはスキー場の判断は妥当だとおもうが、スキーヤーとしてはまことに不満だった。

 

 

白鳥スカイラインからスタートする。雪はやわらかい圧雪だ。

 

 

山がかすんでいる。春霞だ。白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルとくだる。

 

 

つづいて時間がたつと込み合うクリスタルエキスプレスで山頂にむかう。

 

 

天気がよいので山頂には登山者がたくさんいた。

 

 

今日は空いているのでおもったほどリフトは混まないようだ。

 

 

圧雪がくずれてきた。でも朝のうちはすべりやすい雪だった。

 

 

クリスタル・コースをくだり、シャミンダウンヒルをまわす。左外足のターンがよわいと言われているので、それを意識してすべる。でもたのしむのが第一だ。

 

 

無名峰ダウンヒルにうつってコブ斜面をすべる。

 

 

無名峰ダウンヒルの下部にあるコブは深く掘れていて、完走できたり、コースアウトしたりした。

 

 

滑っていても、リフトにのっていても気持ちがよい。来てよかったとおもう。

 

 

無名峰トライアルではモーグルの大会をやっていた。

 

 

大会は実況中継や音楽をながしながらにぎやかに運営されている。選手たちはすばらしくスキーがうまい。そして群馬ではじめてハートの板をみた。ハートのモーグル用のモデルだ。ハートはアルペンがつくっているようだが、上越では目にすることはなく、長野でまれに見るくらいなのだ。でもこの前の週の高峰マウンテンパークの試乗会で、ハートの大回り用の板をためしてみて、とても気に入ったのから、ハートがやけにこのましくみえた。

 

 

愛用のフィッシャーの大回り用の板は、今シーズン最後になりそうなので(この後はかぐらにゆくつもりで、そこでは小回り用の板をつかう)、ラストにシャミンダウンヒルをとばした。すると所々でブレーキがかかったように雪がおもたくなる。春のストップ雪だ。気持ちよくすべれないがしかたのないことである。レストランのティンバーラインをのぞくとすいていた。

 

 

昼食は車にもどってカップ麺とセブンイレブンのおにぎりとカレーパンである。

 

 

食後は体がだるくなってしまった。疲れもかんじる。そこで時間のかかるクリスタルエキスプレスで山頂にゆく。リフトでやすむ作戦だ。

 

 

クリスタルコースをくだるが雪がおもい。

 

 

すべっているとブレーキがかかる。

 

 

そこで斜度がつよい無名峰ダウンヒルにゆくと、足にきてしまった。

 

 

ティンバーラインでやすむことにする。

 

 

この日はオガサカの試乗会をやっていた。しかし先週試乗会にいって次の板を決めてしまったから参加しない。水分をとって足をやすませると復活した。

 

 

モーグルの大会はおわり、無名峰トライアルにはほとんど人がいなくなった。このコースは選手やスクールの人ばかりいるから入ったことがない。チャンスだとおもっていってみた。

 

 

無名峰トライアルの上部はかなり急だ。しかし大会のおこなわれた下のほうはそうでもない。モーグルコースにはいってみたがおもったほどむずかしくなかった。

 

 

無名峰トリプルリフトは15時45分まで、白鳥エキスプレスは16時までで、この日もラストまで滑走した。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイは途中で落ちてしまったのだが、リフト乗車27回、滑走24本、滑走距離36、9キロ、最高速52、2キロ、と記録されている。リフト係の方に、ありがとうございました!、と挨拶されて、お世話様でした、とこたえると、またおねがいします、と言われて、気持ちよくかえった。

 

 

帰りに永井食堂の自動販売機でもつ煮をゲットしてかえった。1000円である。

 

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2024スキー16日目高峰マウンテンパークで試乗会

2024年03月31日 21時07分29秒 | スキー


3月24日。日曜日。2024年シーズン16日目のスキーに長野県の高峰マウンテンパークにでかけた。早朝に家をでてやってきたが、チェリーパークラインは峠の手前4キロの地点から積雪があり、チェーンをまいた。私のハイエースはFRで、スタッドレス・タイヤを装着していても、登坂は常にスタックの危険をともなうのだ。したがって早めに、安全な場所でチェーンを装着することにしている。



峠道はものすごい急坂、ヘアピンカーブの連続で緊張した。眼下に雲海がひろがっていたが、眺める余裕はまったくなかった。高峰マウンテンパークはとても気に入っているのだが、このアプローチはあまりにもきびしい。



高峰マウンテンパークは先週のバッチテストから2週連続で、今回はアルペンの試乗会があるとのことでやってきた。岩鞍でも試乗会はあったのだが、フィッシャーやオガサカ、サロモンのメーカー個別のもので、いろいろな板にはのれないし、そもそも希望者がおおくてフィッシャーしか試乗したことはない。それでフィッシャーの板を愛用してるのだが、今回は多数のメーカーの板があるし、1日に100人と参加者が限定されているからきてみたのだ。狙いは小回り用のモデルである。いまつかっているアトミックが古くなってきたので更新をかんがえているのだ。



当日は高峰マウンテンパークの技術戦の日で、多数の選手やデモンストレーターの方がいらしていた。



試乗会は9時からで、リフトは8時半スタートだから、まずダイビングコースをまわすことにする。



昨日雪が降ったため雪質は良好だ。



技術戦の出場選手たちとセパレートされたダイビングコースを滑走する。みなさんとても上手いし気合がはいっているので、当方は気おされ気味だ。



やがて大会がはじまり、前走のデモンストレーターの方3人が滑走したが、その桁外れなすべりにおどろかされた。私は知らないが有名なデモの方たちだそうで、全日本クラスは達人の域をこえた、規格外の異人の世界だとかんじられた。



試乗会でまずためしたのはオガサカのТCーSである。165センチ、ラジウス12、9。173800円税込みでビンディングは別売り。技術戦小回りモデルとのこと。私には完全にオーバースペックだ。



このモデルは軽くターンするが、エッジがひっかかる感じでフィーリングがあわなかった。技術戦に出場する選手で、この板をはいている人が何人もいたから、エキスパートにはフィットするのだろう。



技術戦のスタートをまつ選手たち。



つづいて試乗したのは乗ってみたかったフォルクルのレースタイガーSC。165センチ、ラディウス12、1。税込み165000円。これはビンディングつき。



テールに13とはいっているモデルだ。とても軽快でスピードをだしてもブレず、好みの1台だった。ただ黄色はどうかなとおもう。それにこの上のモデルがあるそうだが、試乗にでているとのことで、そちらもためしてみたいとおもった。



そして現在愛用しているアトミックのS9iのニューモデル。165センチ、ラディウス12、5。税込み188210円でビンディング付き。



とてもターンしやすい板で、軽い乗り味。そして速度を上げても安定感は抜群だ。今の板とおなじくフィーリングがとてもあうし、デザインもカッコいい。



昼はレストランが混みそうなので10時すぎに昼食とした。この時間はすいていて、メニューはカツカレーのサラダ付きをチョイスする。1600円。アンテロープカレーとコースの名がつけられていて、すごいボリュームだった。たべきれないかとおもった。



午前中はダイビングコースとアンテロープコースで試乗していたが、午後からパノラマコースとセントラルコースにうつった。こちらのほうが滑りごたえがあってよい。



あらたに試したのはハートの大回りレーシング用のインフィニティーG。180cmでラジウスは20。価格は税込み143000円。大回り入門に適したモデルとある。ハートはまだ作っていたのね。製造中止になったとおもっていた。アルペンが製造しているようだ。ハートの担当の方にすすめられてためしてみた。180センチでラジウス20、おいしいところをねらってつくってあります、とのこと。



これが長さをかんじさせなくて、やさしい乗り味でとてもよかった。板がやわらかいからなのだとおもう。思うままにふりまわすことができる大回り用の板だ。今つかっているフィッシャーの175センチの板のほうが、よほど硬くて直進性がたかく、言うことをきかない。かなり気に入ったが、今回は小回り用の板が対象なのでパスした。しかしこの素っ気ないほどシンプルなデザインはどうだろう。それで値段がおさえられているのかもしれないが、所有するよろこびがえられないとおもうのだが。でもこれがハート愛好家の心をつかむのかな。ハートの板は上越ではいている人はみかけない(この次の週末に群馬県の川場スキー場にいったが、モーグルの大会をやっていて、選手の中にハートのモーグル・モデルをはいている人がいた。群馬ではじめてハートをみた)。先月八方でふたりみて、ここ高峰でもひとりいたくらいだ。それだけ少数派だから好きな人は熱狂的に支持しているのだろう。それがなんとなくわかった。



つづいてアトミックの担当の方が、小回り用の板をさがしているなら、ブルーモーリスをためしたほうがよいとアドバイスをしてくれたので、のってみることにする。この板はデザインがいい。この見た目だけで買ってしまいそうな魅力がある。板の説明をきくと、技術戦にでるようなレベルの人を対象につくってあるとのこと。それでは到底わたしにはあわない。それでも160センチの板があるとのことで、ためしてみることにした。Sポーション。デモ。160cm。ラジウス11、9。税込み179300円。ビンディング付き。



これは思うままにターンできる板で、とても反応がはやい。板がはしり、かえりもつよいので、体がおいてゆかれそうな感覚をもった。フィット感もあったので165センチの板にのりたかったが、試乗にでているとのこと。



フォルクルの板もかえってきていないし、フィッシャーは大回り用でつかっているから、小回りもおなじメーカーにしたくないから対象外だ。ストックリーは30万もするから買えないものは試乗しない。そこでかなり感触のよかったアトミックをもう一度ためしてみることにする。するとやはりこれはとてもフィットするので次の板はこれだと結論がでた。



技術戦はコースが荒れたので、選手全員で横滑りのデラがけでコース整備をしていた。



試乗をおえるとアンケートにこたえることになっている。ここでセールスされるのかなとおもったが、ほしい板があったらメールをください、とあっさりとした対応で、拍子抜けした。当日は靴やウェアーなどの展示・試着もあった。



自分の板でコースをまわす。ここはパノラマコース。



アンテロープコース。



4時から技術戦の表彰式がはじまるとのことで、みんながかえりだして混む前に引き上げることにする。なにしろ私の車はチェーをまいたままだから、どこかではずさなければならない。車がすくないうちにそれをすませたかったのだ。じっさいに峠にむかって上ってゆくとほとんど雪はとけていて、峠から先もチェーンは必要なかった。峠のすぐ下にある路肩のスペースで安全にチェーンをはずすこともできた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによるとリフト乗車33回、滑走33本、滑走距離31、5キロ、最高速54、9キロ、と記録されている。



帰路に妙義のふもと、北山にある喜多山食堂にたちよった。映画のセットのような昭和な店構えをみて、入ってみたいとおもっていたのだ。ホルモンとラーメンのセットがあるとグーグルでみたのだが、メニューにないので、とりあえずホルモン定食660円をたのんで、あとで追加しようとおもった。

店内では相撲中継をながしていた。後から野良着をきたふたりの客が店にはいってきて、私に「タケルフジはでましたか?」ときく。相撲に興味のない私は、わからないです、と答えたが、家に帰ってニュースをみて、尊富士の快挙をしった。

店は厨房がご主人、ホールが奥さんとなっている。対応はとてもスローだ。ものすごくマイペース。でも人気はあって後から客がはいってきた。客はおとなしくまっている。



だいぶ時間がかかってホルモンがやってきた。



自分で焼いて食べるスタイル。



ホルモンはすこし豚のにおいがある。でもそれが好みだ。これで660円はお値打ち。でもあまりにスローだから、追加注文はやめておいた。空いていたらまた利用するが、何人かはいっていたらパスだね。



たべたりないので、ゆで太郎にはいって蕎麦を腹におさめてからかえった。後日アルペンの担当者にメールをおくり、アトミックの板を試乗会の特別価格で発注した。
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2024スキー15日目高峰マウンテンパークで合格

2024年03月28日 17時43分39秒 | スキー



長野県の高峰マウンテンパークに今シーズン15日目のスキーにでかけた。前日の金曜日にでて高速道のPAで車中泊をした。夜はケンタッキーのオリジナル・チキンで一杯である。2024年シーズン9日目の車中泊。



ハイエースの中ではこんなかんじでくつろいでいる。



ハイエースの荷台に折りたたみベッドをいれ、その下にスキーをおいている。ピンクのシートは板についた雪がとけてフロアを濡らさないようにするためのもの。



ベットには毛布を4枚とシュラフなどをかさねている。これで-10℃まで安眠できた。私は車中泊の夜は酒を飲んで寝る。すると夜中にトイレにゆくことになる。車にもどってきて、ふとんや毛布ならすぐにもぐりこめるが、シュラフだと入れなかったことがあるのだ。寒い中でシュラフに入らずにただかぶってねたら、それは体をこわす。私は自分でそうなるとわかっているから毛布にしている。



車中泊ではこの空間で寝泊まりしたり、煮炊きをしたりしている。



3月16日。土曜日。



佐久平の朝。天候は晴れ。気温はそれほど冷えていない。高峰マウンテンパークは山の上にあり、アプローチの峠道がきびしいのだが、路上に雪はほとんどないだろうと予想して出発した。



高峰マウンテンパークにゆくチェリーパークラインはものすごい急坂、急カーブの連続だった。峠までに雪道はなかったのだが、ピークをこえて下ってゆくと300メートルほど路面が凍結していた。下りなのでそのまま通過したが、帰りは溶けているだろうと判断した。この日はバッチテストがあると知ってやってきた。バッチテストは2度失敗しているから、しばらく受験するつもりはなかったのだが、練習してきたことを無駄にしたくないので、また受けてみることにしたのだ。



高峰マウンテンパークにつくと強風がふいていた。そのために営業開始がおくれていると放送がはいる。



リフトをうごかすかどうかの最終判断は11時とのことなので、レストランや売店をのぞいたりする。



10時をすぎてもリフトはうごかないのでカップ麺をたべることにした。



10時半ころからリフトがうごきだし、バッチテストもおこなわれるとのことでテストの申し込みをして、リフト券も購入した。リフト券は営業開始がおくれたことと、第1ペアリフトと第4ペアリフトしか稼働していないので、破格の2000円となった。あまりに良心的でびっくりである。人がよすぎるほどだとかんじてしまった。



11時から事前講習がはじまったがここのスクールはとてもフレンドリーである。そして礼儀正しい。これが当り前だが、岩鞍はものすごく上から目線だったから、とても気分がよかった。



事前講習では左外足のターンがよわい、とまた指摘された。左肩を下げるとよいと。



また立ち上がる方向を前にしよう、とも指導された。



雪質はよい。事前講習は13時までみっちりとおこなわれた。テストは13時半からとなったので食事をとることはできなかったから、カップ麺をたべておいてよかった。水分だけとってコースにもどる。



テストはダイビングコースでおこなわれた。シュテムターンからはじまる。いつものとおりにすべれた。



つづいて大回り。これはうまくいった。小回りはちょっと板がひっかかった。



バッチテストは終了した。結果がでるまでのあいだにダイビングコースをかっ飛ばすことにする。



大回りのスピードをたのしんだ。



そして結果は合格。コーチの総評も率直でわかりやすく、まったくえらぶらないものだった。ここのスクールはいい。私個人の評価は、合格点にたっしているが、板なりにすべってしまっている、もっと板にはたらきかけるようにしたい、というものだった。これからの参考にしよう。



帰りに妙義山のふもとにある焼き肉店、喜多山食堂を利用したいとおもっていたのだが、道をまちがえてしまった。そこで富岡のかっぱ寿司にはいる。マグロにビンナガ、サーモンにハマチでスタートする。



寿司のおともにあさり汁はかかせない。



タイにイワシ。かっぱ寿司は前回たべて気に入らなかったので、しばらく利用していなかった。



でも今回たべてみるとなかなかである。



アジがおいしい。



馬鹿者がいたずらするために、ガリも注文制になっていた。



アジにイワシ、いなりで〆た。お会計は2046円。インフレでだいぶ高くなった。私はアトムの株主なので全額株主カードのポイントでしはらった。

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2024スキー14日目川場スキー場でフリー滑走

2024年03月25日 20時06分38秒 | スキー


3月10日。日曜日。2024年シーズン14日目のスキーに群馬県の川場スキー場にでかけた。川場は今シーズン4回目である。



早朝に家をでてスキー場にむかうと渋川から雪になった。スキー場への峠道には積雪があるとのことで、道の駅かわば田園プラザから無料のシャトルバスにのせてもらった。このバスはまことによいサービスだとおもう。ほかのスキー場もマネをすればよいのに。関越道はチェーン規制がされて渋滞しているそうだ。降雪はつよく、スキー場への登坂でスタックしている車がいる。シャトルバスはチェーンをまいているので順調に運航した。天候は午後から晴れる予報である。



私は日本スキー場開発という会社の株主なのでリフト代が1500円引きとなった。



白鳥ダウンヒルからスタートする。



ゲレンデは圧雪の上に新雪がのっている状況だ。



山頂にゆくクリスタルエキスプレスは混雑するので、空いている朝のうちに一度のることにした。川場にきたら一度は山頂にいってみたいから。しかし山頂駅についても視界はきかず、天候がわるいため登山者もいなかった。



長いだけでおもしろくない、林間コースのようなクリスタルコースをくだる。ところによりふきだまりがあった。



無名峰ダウンヒルにむかう。時々強風がふいて寒い。雪が横にふっていた。



無名峰ダウンヒルの中段から下のコブ斜面には新雪がつもっていた。



パウダーのなかをふわふわとすべる。



深いところは膝まで新雪があった。



パウダーがたのしくて3回も無名峰ダウンヒルをまわすと、足にきてしまった。



高手スカイラインに移動する。ここでも残っているパウダーをふんでいった。



大雪になってきた。かなり積もっている。雪質はよくハイシーズンのようにさらさらだ。今日は当たりの日だ。



昼はパノラマハウスのパウパウでカツカレーにした。1600円だ。



混雑するのが嫌で11時にいったのだが、パウパウは空いていた。



レストランをでると空は明るくなってきた。前回きたときはリフトの下に土がでていたが、また雪がつもってきた。これで営業期間が大分のびたのではなかろうか。



午後はシャミンダウンヒルでスタートする。バッチテストでアドバイスをうけた、左足が弱いということや、上下動がおおすぎるということに気をつけてすべった。



無名峰ダウンヒルに移動するとコブが深くなっていた。無名峰トライアルもいってみたいが、モーグルの人ばかりがいるので、気おくれして入れない。スクールか選手の人ばかりに見えるからだ。



高手スカイラインにゆく。ここが好きだ。



高手スカイラインには浅いコブのラインができていてすべりやすい。ここを力まかせにすべる。フォームも荷重もなにもかんがえずにスピードと遠心力によいしれる。雑にすべっているなと自分でかんじるが、これがスキーの醍醐味だとおもう。



雪がやんで晴れてきた。前回も首がピンクの小鳥、ウソがいたのだが、この日も高手スカイラインのリフト横に三羽いた。あたたかい昼にだけ見かけるが、ほかの時間はどこにいるのだろう。



つかれたので休憩する。カワバシティのレストラン、ティンバーラインは半分ほどの入りだった。



練習ではなく、気のおもむくままにすべるのがたのしい。かなりつかれてきたが、まだまだすべる。



午前中は見えなかった左の高手スカイラインと右の無名峰のコースがのぞめるようになった。真ん中がクリスタルコースだ。



また高手スカイラインをまわし、シャミンダウヒルで〆た。



帰りは小型のマイクロバスでおくってもらった。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車29回、滑走24本、滑走距離44、2キロ、最高速51、4キロ、と記録されている。帰りに永井食堂の自動販売機でもつ煮をゲットした。



そして埼玉県鴻巣市にある、六厘舎系の人気ラーメン店の次念序で夕食をとった。評判がよいのでいってみたかったのだ。20時前についたが満席で、しばらくまってから席に案内された。まず餃子がくる。もちもちで餡がぎっしりとつまった一品。340円とお安い。



つけめんの大盛り。1040円。



ものすごく歯ごたえのある太麺。うどんのような太さのねじれ麺で、コシがつよいというよりも硬いほどだ。



鰹節のかおる濃厚なつけじるは、熱々でチャーシューが2枚あり、ネギがアクセントになっている。人気店なのが納得できるレベルの高いつけめんだが、大盛りにしたのは失敗だった。ものすごい量なのだ。しかも餃子までたのんでしまっている。がんばって完食したが、並みにするべきだった。次は特性つけめんの並か味玉つけめんの並のする。餃子もいらない。
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2024スキー13日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍バッチテスト

2024年03月21日 18時40分55秒 | スキー
 

2月25日。日曜日。道の駅かたしなの朝。天候はくもり。今日は岩鞍で2級のバッチテストをうけるつもりだ。前回シュテム・ターンだけ64点で合格をのがしているから、今日は合格証をゲットしたい。



岩鞍のHPをみると道に雪はないとのこと。気温はベースで-3、3℃、山頂で-6、4℃と冷えている。



岩鞍に移動してゲレンデにでた。この日はゴンドラがうごかないとのことで第3クワッドリフトにのる。



バッチテストのおこなわれる国体女子沢コースにいって、コースのチェックと最後の練習をする。前回のバッチテストでは何の準備もしなかったので、今回は悔いがのこらないよう、失敗しないように、できることはすべてやるつもりなのだ。



沢コースはアイスバーンの上にうっすらと雪がのっている状態だった。



前日雪がとけてそれが夜の冷え込みで凍ったのだろう。エッジがきかなくて、ものすごくむずかしい。



沢コースを試走していると、スクールのコーチも下見をしている。当然のことだが、バッチテストの前は、毎回バーンを確認しているのだろう。



アイスバーンにのると板のとまらないコースで練習する。いつものようにすべれない。これはかなりきびしい。どうしようかとおもったが、受験しなければ合格もしないのだから、テストをうけることにした。



9時すぎにスキースクールにいって事前講習とバッチテストの申し込みをした。2級は7000円である。



スクールのとなりでは、今夕開催される、岩鞍の50周年記念の広瀬香美コンサートの準備がおこなわれていた。事前講習は10時からなので、またアイスバーンのコースをすべりにゆく。なんだか練習ばかりでおもしろくない。それでもやれることはやりきることにした。



事前講習は沢コースではなく、エキスパートコースの下部でおこなわれた。沢コースがアイスバーンなのでこちらになったのだ。テストもここでおこなわれるとのこと。こちらの雪のコンディションのほうがよいのでホッとした。しかし事前講習がはじまると、前回とはまるでちがう評価なので面食らった。前回はターンの左右差はあるが、3種目とも合格点にいっている、という判定だった。それが今回はダメ出しのオンパレードなのだ。フォームが棒立ち、上下動が大きすぎる、立ち上がらない、膝をもっとまげる、荷重がたりない、直滑降の姿勢のままですべる、低い姿勢をたもつ、など。大回りも、小回りも、シュテムも、すべてダメ出しだ。前回はシュテムターンをすると、ほかの受講者に、このようにすべってください、とまで言われたのにである(それなのにテストでは64点だった)。それに前回はなかったターンの質をあげるというのが今回はくわわっていた。小回りでも谷スキーをつくるというのだ。前回はそんなことはもとめられなかった。数週間前と指導があまりにちがうから、戸惑う。別のスクールにはいったかのようだ。ただ前回指摘されたターンの左右差は言われなかったから、それは改善されたのだとおもう。



上下動が大きすぎるとのことなので、スキーを踏んで立ち上がり、抜重して板をまわすのではないか、とコーチにきいてみた。私がスキーをはじめた40年以上前は、スキーの教科書にそう書かれていたのだ。するとカービング・スキーは抜重しないとのこと。私がスキーをはじめたころはカービング・スキーはなかったのだ。コーチもそれをわかっていて話してくれた。左右の足をふみかえるくらいで、板をきりかえすとのこと。それでつとめて上下動をしないようにした。



12時前に事前講習はおわった。テストは13時すぎからで時間がないからおにぎりを用意していた。食事の時間をみじかくして最後の練習をするつもりもあったのだ。



昼食はスクールのとなりにある無料の休憩所でたべた。そしてテストまでの時間をつかって最後の練習をする。エキスパートコースにいって小回り、シュテムターン、大回り、とすべりこむ。しかしこんなことばかりしているとほんとうのおもしろくない。ただすべりにきたのなら、スピードをたのしんだり、コブ斜面でチャレンジしたりできる。それがおなじことのくりかえしだ。もちろんスキーが上達したい、刺激をうけてみたいとおもって、自分ではじめたことなのはわかっている。でもあまりにもテストにとらわれるので、今回受かっても合格できなくとも、しばらくバッチテストから遠ざかることにした。



13時15分からバッチテストははじまった。受験者は1級が30人、2級が19人とおおい。雪がふりだして板のひっかかるコンディションとなった。



1級の小回り、2級の小回り、とすすむ。いつものようにすべれた。



1級の大回り、2級の大回りだ。上下動しないようにしてすべる。



最後はシュテムターンだ。前回は後傾していたと64点がついて不合格になった種目だ。ポジションに気をつけ、遠くをみて、絶対に後傾しないようにしてすべった。



その後は1級の総合滑走と、不整地が利用できないため、コブをみたてて不連続小回りをするテストを見守った。



バッチテストは終了した。結果がでるまでの間に広瀬香美のスペシャル・ライブをたのしむ。4・5曲のミニ・コンサートだったがたのしめた。そして結果発表である。結果は不合格。しかも得点は小回り64、大回り64、シュテム64、と前回よりも悪くなっている。前回は小回り65、大回り65、シュテム64、だったのだ。ターンの左右差をなくして、前回よりもよくなっているはずなのに、この差はなんなのだろう。前回よりも合格の基準が上がったとしかおもえない。たったの3週間でだ。ちなみに1級の合格者は30人中で3人、2級は19人中で5人、とすくない。

バッチテストはペーパーテストのようにわかりやすいものではないのはわかる。しかし判定者や日によって基準がかわるのは納得できない。スクールには自分たちの理屈があるのだろうが、こんなに指導者の意見と判定がぶれるのでは、到底つきあうことはできない。たぶんスクールに声の大きな人がいて、その人物の意向で運営が左右される、風通しのよくない組織になっているのではなかろうか。

後日、スキースクールのコーチをしている弟に不合格のことを言うと、さすがに岩鞍はきびしいね、と感想をのべていた。合格基準が変わるのは納得できないと言うと、合格不合格のボーダーライン上にいると、そういうことがおこるとのこと。またコーチが言っていた抜重に関しては、抜重はする、と。物理的に抜重はスキーに不可欠だと。コーチはいろいろな場面で、適切だとおもう言葉をつかって指導するから、私の上下動をなくすためには、そう言ったほうがよいとおもったのだろうと。ただ聞いたほうはコーチの言葉にとらわれるから、弟もそれでずいぶんと悩まされたそうだ。でもコーチの言っていることはみな同じ、スキーの上達に資するためのアドバイスだ、と語っていた。



駐車場に佐々木商店さんがきていたので焼き芋をかった。家内がこの焼き芋のファンなのだ。



帰りにステーキの宮によってひとり残念会をする。



宮ロースステーキ180グラムに、



サラダバー、スープバーつきだ。



ステーキで傷心と怒りをいやす。



私はアトムの株主なので、支払いは全額株主カードでしはらった。バッチテストはしばらくやすむことにした。単純にスキーをたのしみたい。そしてもしバッチテストやスクールを受講するなら、他を利用することにした。
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2024スキー12日目川場スキー場でトレーニング

2024年03月14日 16時35分58秒 | スキー


2月24日。土曜日。2024シーズン12日目のスキーに群馬県の川場スキー場にでかけた。川場は今シーズン3回目だ。



早朝におきて7時45分にスキー場についた。アクセス路に雪はないとのことなので、駐車料金の1500円をしはらって立体駐車場に車をとめた。カワバシティはにぎわっている。



シニアのリフト1日券は5200円+デポジット料500円だが、私は日本スキー場開発という会社の株主なので、株主優待でリフト券が1500円引きとなった。



明日ホワイトワールド尾瀬岩鞍で2級のバッチテストをうけるつもりだ。今日はその練習をするためにきたのである。ターンに左右差があると言われているので、左足のターンを意識して練習する。白鳥ダウンヒルから桜川コースと、



白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルを交互にすべった。リフトにのっているとさむい。手がいたくなるほどだ。気温は-5℃くらいだろうか。それだけ冷えているのに首がピンクの小鳥がいた。帰ってからしらべてみるとウソのようだ。ウソは二羽いた。



練習ばかりしているとおもしろくない。トレーニングは8本できりあげた。じつは朝のうちは大回り用の板でたのしもうかとおもったのだ。しかし明日のバッチテストのことをかんがえて、ショート板に徹することにした。バッチテストにとらわれて、純粋にスキーをたのしめなくなっているのが、胸にひっかかる。



クリスタルエキスプレスで最高地点にゆく。ここから登山の人たちが山頂にむけてあるいていた。



最高地点からは正面に赤城山がみえ、遠く富士山までのぞめた。赤城のふもとの畑の雪は前回よりもかなりとけていた。



クリスタルコースをくだりパノラマハウスでトイレをかりると、レストランのパウパウが清掃のために休業していた。掃除ってなんだろうと思ったら、食中毒がでたと帰ってから知った。ティンバーラインでもだしたそうだ。おきてしまったことは残念だが、がんばってたてなおしてほしいものである。



高手スカイラインに移動する。雪はガリガリでジャガイモだらけ。さらに土がでてしまっているから空いている。しかしこのコースがすきだ。斜度がつよすぎずコブも浅いからすべりやすいのである。



昼食は車にもどってカップ麺とセブンイレブンのおにぎりだ。



立体駐車場のようす。



ティンバーラインをのぞいてみると、パウパウがやすんでいるせいか混んでいた。食事を用意してきてよかった。ほかのレストランも行列しているからランチ難民になるところだった。



レストランのそとでは、昼時なのにレンタルする人たちが行列をつくっていて、おどろいてしまった。



カワバシティの前はこのにぎわいである。シャミンダウンヒルにむかうがリフトが混雑している。



そこで無名峰ダウンヒルににげた。



無名峰ダウンヒルの下のほうはコブをつくっているところだった。モーグル・コースのある無名峰トライアルは雪がとけてしまって閉鎖されている。無残にブッシュや岩がでていた。



気温があがってきた。高手スカイラインのブッシュがひろがってきた。



リフト下の雪もとけてしまっている。これではいつまですべれるのだろうかとかんじてしまう。



ブッシュのひろがる高手スカイラインをまわす。



雪はザクザクだ。



雪がゆるんだせいで、コブ斜面は板がとまってやさしくなった。



最後は白鳥スカイラインからシャミンダウンヒルをまわした。緩斜面ではシュテムターンの練習をして、急斜面で小回りと大回りをする。雪はゆるんで板にひっかかる悪雪だがリフト終了まですべりこんだ。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車36回、滑走29本、滑走距離50、7キロ、最高速46、5キロ、と記録されている。道の駅かわば田園プラザに隣接する楽々の湯や、道の駅しらさわの望郷の湯は大混雑しているだろうとかんがえた。そこて久屋原温泉にいってみた。ケーズデンキのちかくである。ところがここも混雑していて入場制限をしていた。時間をずらすためにベイシアで買物をして、笹の湯に移動する。しかしなんと笹の湯は臨時休業だった。これで入浴は断念することにした。



道の駅かたしなで車中泊をすることとし、ひとり宴会を開始する。つまみは金目鯛の刺身にきんぴらごぼうだ。



刺身のあとは豚ホルモンである。



体をうごかした後は肉がうまい。酒もすすむ。2024年シーズン8日目の車中泊。


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2024スキー11日目白馬八方尾根スキー場2 1年に一度はゆきたい八方

2024年03月12日 16時27分48秒 | スキー


午後は林間コースで咲花ゲレンデにくだった。



咲花北尾根クワッドで上にあがると超上級の北尾根コースがある。



北尾根のコブ斜面をくだり、



林間コースからはいれる急斜面をたのしんだりした。



兎平の上にむかう。



カフェレストランのビラールをのぞいてみた。外の風景をみながらワインやコーヒーをたのしんでいる人たちがいる。



裏黒にいってみた。黒菱の奥にある非圧雪コースである。



黒菱の奥へトラバースしてゆく。



雪はガチガチに凍っているが景色は見事である。



裏黒は急斜面、コブ斜面で林間コースのおもむきだ。



尾根筋を北尾根方向にくだってゆく。



スカイラインコースが見下ろせる。



スカイライン第2ペアリフトにでた。



最後は兎平をまわす。



白馬にくるのは今シーズンの第一の目標だった。年に一度はここにきたかったのだ。



どうせくるなら2日間はすべりたいから、天候をよんでチャンスをまっていた。八方は風によわい。烈風が吹き荒れるとゴンドラがうごかなくなってしまう。強風がふかず、しばらく晴天がつづき、路上に雪がないタイミングを、今回うまくつかむことができた。八方の広大なスキー場をあちこちまわり、難コースをすべってたのしい時間をすごした。そして課題になっている左右差をなくすために、左足のターンも意識して練習したから、かなりよくなった実感がある。路上は往復ともドライだった。



名木山ゲレンデにくだった。



スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによるとリフト乗車26回、滑走24本、滑走距離35、8キロ、最高速69キロ、と記録されている。シャトルバスをまっていると昨日につづいて臨時便がきた。第3駐車場にゆくかたずねると、よってくれた。臨時便は便宜をはかってくれるようだ。このシャトル・バスの運転のかたもたくさんいるから、スキー場で仕事がまわっている。
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2024スキー11日目白馬八方尾根スキー場1 若者が働いている八方

2024年03月09日 08時37分43秒 | スキー


2月18日。日曜日。サンサンパーク白馬の朝。2日間白馬ですべった2日目。天候は晴れ。朝の車内の温度は4℃とあたたかかった。



7時すぎに昨日とおなじ白馬第3駐車場に到着した。無料の駐車場は今日も混んでいる。気温はあたたかくて2℃だ。



駐車場にはバイクできている人がいた。たしかに天候をよめば路面に雪はないとわかるが、大胆だなとおもう。神奈川ナンバーの方だが登山のようだった。じつはこの次の週には群馬県の川場スキー場にいったのだが、ここにもおなじバイクがきていた。ナンバーまで見なかったが、おなじことをする人が何人もいるとはおもえない。昼にはいなくなっていたから、川場も登山のようだった。



駐車場から見えるまわりの山は白銀。朝日をあびている。



今日も無料のシャトルバスで名木山ゲレンデにゆく。昨日の帰りはゴンドラ駅からバスにのったのだが、それだと遠回りになるので、今日は名木山からにしようとおもい、バスの時間を確認しておいた。15時57分のバスを利用することにする。



今日も株主優待で1500円引きでリフト券を購入した。この日は名木山ゲレンデはとばしてリーゼンスラロームコースからスタートする。八方のリフト係りは若い方がおおい。20代の男女だ。私がふだんよくゆく群馬のスキー場のリフトのかたは、若くて60代、ほとんどが70代だとおもうので、白馬のわかさがきわだっている。



リーゼンスラロームコースはガスがでており、雪はかたくてジャガイモがたくさんあった。朝いちばんからここを飛ばすひとたちがおおぜいいるから荒れている。大回りをしてゆくとギャップでとばされたり、アイスバーンでながされたりした。



リーゼンスラロームが荒れ気味なので、バーンがきれいなうちに兎平をすべりにゆく。



兎平の上からはガスが雲海のように見えていた。



兎平のフラットな部分をすべろうとしたが、すでにデコボコだ。暑くなったのでフリースをぬいでザックに入れ、ふさぎ平テラスの通路におかせてもらった。



グラートクワッドで山頂にゆく。1日に1回は標高1800メートルの絶景をたのしみたい。



山頂から第一ケルンと八方に対面する山肌をながめた。



リーゼングラートコースをくだり、兎平を2・3回まわす。八方はスクールを受講している方がたくさんいる。個人指導がおおいようでゲレンデ中にコーチと受講者がちらばっていた。そのコーチたちも若いから、八方では若者たちがかせげる環境がととのっているのだろう。



パノラマコースに移動した。ここは練習によいバーンで、ものすごく上手い人が何人もいた。ここで中国系の若い男性とリフトでいっしょになった。その人はリフトにのると音をだしてスマホでユーチューブを見だす。私が横にいてもおかまいなしである。日本人ならイヤホンをつけるが感覚がちがっている。ちなみにスマホからながれていた言語は英語だった。



パノラマコースの端では地元のジュニアがポール練習をしていた。この練習コースは斜度がつよくて距離がながい。私のホームグラウンドのホワイトワールド尾瀬岩鞍でも子供たちがポール練習をしているが、距離は八方の3分の1か。八方はスタート地点からゴールが見えないから、コーチと選手は無線でやりとりしている。これでは実力に差がついちゃう気がした。



北尾根にゆこうとしたが白樺にくだってしまった。下のほうのゲレンデの雪はゆるんでいる。



ゴンドラ・アダムで兎平にもどってゆく。ゴンドラは10分まちだった。



ゴンドラの係員は20代の白人の青年だった。



うさぎ平テラスで昼食にする。メニューはこんな感じで高すぎることはない。



カツカレー1550円にしたが、料理をもりつけてくれるのは20代の白人女性たちだ。カレー・コーナーだけでも4・5人いる。冬だけ仕事をしにきているのだろうか。そして席のまわりの客も外人さんが半分だ。外人さんは白人が8割、中国人が1割、その他の方々が1割というかんじである。カツカレーはボリューム十分で味もよかった。
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