放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2019水上・尾瀬車中泊の旅2

2019年07月28日 09時07分22秒 | 車中泊の旅


道の駅白沢の朝。今日も雨だ。早朝の道の駅をあるく。上の画像の建物は望郷の湯とレストランである。



車中泊をしている車たち。気温は12℃でそれほど冷えなかった。



ゆっくりと散歩をしていると魅力的な銅像があることに気づいた。



ここをスキーの定宿にしていたが、シーズン中は目に入らなかった。



像はフェミニンでロマンティック。



朝食は昨夜の残りもの。右奥にあるのが昨日買った水のタンクである。



吹割の滝を見にゆく。



これは下流にある鱒飛の滝。



上流にあるいてゆく。梅雨時なので水量がおおい。



吹割の滝。岩の裂け目に水が落ち込んでいる。



めずらしい形状の滝だ。



さらに上流から。



滝の上流。以前ここで渓流釣りをしたことがある。釣果は山女が1匹だった。

道の駅かたしなに移動して水をくんだ。珍しいうるいとアスパラガスをゲットする。



鎌田から尾瀬方向にすすんで、季節はずれだが水芭蕉の群生地にゆく。国道から山道にはいって2キロである。



水芭蕉の花はないが豊かな湿地帯がひろがっていた。



しかし大スズメバチがいたので退散した。



スキーのホーム・グラウンドである尾瀬岩鞍スキー場にゆく。雪のないゲレンデはなんだか不思議な光景だ。



冬は枯れている岩鞍湧水がゆたかにながれていた。



スキー場は虫の音がすごかった。家内がこわいくらいと言うほどで、バッタ族の鳴く声だ。



山をくだり、道の駅かたしなも通り過ぎて尾瀬市場にゆく。ここも気になっていたが一度も立ち入ったことのない施設である。



製材所と尾瀬岩鞍スキー場で売られている岩鞍パンの工房もあった。



尾瀬市場は昭和テイストの産直品の販売と飲食店の集まりだった。ここでも野菜を買った。ここも安いので。気温は22℃、23℃とあがってきた。



沼田にむけて国道120号線、通称とんかつ街道をくだってゆく。とんかつ屋が多いのでその名がある。



とんかつ屋の中で前から入ってみたかったトミタに12時に到着する。行列ができていたが10分ほどで席につくことができた。



私は上ロースカツ定食1850円。上はふつうのロースカツと質も量もちがうそうなのでこれにしてみた。



豚肉がびっくりするほど分厚い。それなのにやわらかかった。



家内は上ヒレカツ定食1850円。とんかつはとても美味しかった。そしてものすごいボリュームだ。私はなんとかたべられたが、家内は無理でカツとごはんをおりをもらって持ち帰った。☆5点満点平均3点で4、2点。再訪必至である。



道の駅吉岡温泉により、温泉につかってゆく。



スタンプがたまって次回無料券をもらった。ここの温泉はお気に入りなのだが、女風呂には質のわるい地元の常連客がいて、家内は3回も考えられないような体験をしたそうだ。日本中の温泉にはいっていて、どこでもなかったことが、1日で3回もである。縄張り意識が強いのか、自分の家のように振る舞う人がおおく、公共心がないのだ。男風呂にはないが、女風呂には苦情が張ってあるとのこと。係員の人も、地元の常連客を何度も注意したくなくて、対応に苦慮して壁に掲示しているのだろう。



買ってきた野菜。このほかに尾瀬の水がみやげだ。
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2019水上・尾瀬車中泊の旅1

2019年07月20日 09時45分58秒 | 車中泊の旅


6月。天気の悪い週末がきたら、車中泊の旅にでようと思っていた。雨天ではバイクに乗れないので。目的地は冬のあいだにスキーでかよった水上、尾瀬だ。気になっていたが、スキー・シーズン中は立ち寄れなかったところをまわりたいと思っていた。いつものように国道を北上し、群馬県の道の駅、赤城の恵で休憩する。ここははじめて利用したが温泉が併設されていて人気だった。



道の駅の奥には公園があり、あじさいの丘があった。



アナベルが満開だ。ここにはホタルもいるそうなので、機会があれば見にきたい。道の駅では野菜を格安で販売していたのでいろいろと買いもとめた。



昼食は水上の大穴にある育風堂精肉店にゆく。以前にも利用したが肉屋が運営しているレストランだ。カツ丼が名物料理とのことなのでためしてみたいと思っていた。



カツ丼の肉は分厚いのに柔らかい。しかし、甘いとの情報を得ていたが想像以上のあまさだ。肉質がよいだけに残念である。甘すぎて口にあわないので次はソースカツ丼にすることにした。930円。ボリュームはある。



家内の自家製ハムの前菜とミネストローネ・スープ。



ソーセージの盛り合わせとドイツ・パン。1480円。



家内は次もまたこれをたべたいとのこと。



去年来たときは行列していたのが、悪天候のため空いていた。



国道沿いの小荒井製菓で水上名物の生どらやきを買う。これも試してみたかった。



生地に生クリームが練りこんであり、美味。200円。賞味期限は2日だ。



若どりのたかはしで鶏肉の照焼をかった。骨付きと骨なしをひとつずつ。800円。



セキチューで買物をする。明日水汲みをしたいので12リットルの水タンクと家内は花の苗など。隣りのスーパーで今夜の夕食もゲットした。



スキーの定宿? 沼田にある道の駅白沢の望郷の湯にはいる。1020円がJAFの優待で920円になった。ここはJAFの優待を表示していない。会員証を提示すれば割り引いてくれるので注意が必要だ。



日中はレストランから沼田名物の河岸段丘が見える。



望郷の湯の売店。梅雨空のこの日は風呂もガラガラだった。



車にもどって夕食にする。たかはしの鶏肉、サンドイッチ、きんぴら、寿司、そしてなぜか沼田で売っていたサッポロ・クラシック。



たかはしの若どり。骨付きと骨なし。ボリューミーでたべきれない。



骨なしをカット。気温は14℃、12℃と表示されていて、これから冷え込みが予想されるのであたたかくして眠った。
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育風堂精肉店 群馬県水上

2019年07月14日 10時52分10秒 | グルメ関東・東京以外


2018年の7月。ツーリングの途中で群馬県水上の大穴にある育風堂精肉店でランチをとった。



土曜日の13時だった。駐車場は空いているので店内に入ったが、予想に反して7組待ちだ。並ぶのは嫌いなのだが、お店の雰囲気がよいし、時間もあるので待つことにした。



ここは肉屋がやっているレストランなので肉の販売もしている。それもとても美味しそうだったし、店頭販売の対応もよかった。待っているあいだにメニューを見た。カツ丼とソースカツ丼が名物とのことなので、カツ丼にするつもりだったが、メニューの写真をみて、ポークのリブボーン・ステーキのセットにすることにした。



かなり待つかと覚悟していたが15分ほどで席に案内された。すぐにリブボーン・ステーキ・セットのライスの大盛りを注文する。オーダーを受けた女性は、私がたくさん食べようとしていることに頬をゆるめて、厨房に入っていった。

ずいぶん前から冬にスキーにきたときにこの店の前を通っていた。お洒落な建物なので、カフェかケーキ・ショップ、またはペンションかと思っていて、レストランとは思っていなかった。それが下調べしておいた精肉店のレストランと知って、じつは驚いたのだ。



5分ほどでひとくちスープと自家製ハムソーセージの前菜がきた。



スープは私の好物のミネストローネ・スープだ。トマト・ベースの野菜のスープで、酸味がきいていてとてもよい味だった。自家製ハムはロースハムでコールスローが添えられている。コールスローはザワークラウトのような味つけだが、こちらの一皿は平凡だった。



25分でリブボーン・ステーキがやってきた。分厚い骨付きの肉のステーキだ。これをメニューで見たら頼んじゃうでしょ。



この肉を25分で焼くのは技術がいるとおもう。グリルで焦げ目をつけてからオーブンにいれるのだろうか。焼き加減もちようどよく、プロの技に感心した。ステーキは骨に沿って切込みがいれてあるので、ナイフを入れやすく、肉離れもよい。ステーキはとてもやわらかくて、ポークの脂がジューシーで美味しい。ステーキはボリュームがあり300グラム以上はあるのではなかろうか。食べごたえがあるのも満足度を押し上げた。



リブボーン・ステーキとともに大盛りのライスも口にはこぶ。ドイツパンかライスが選べるのだが、米派の私はご飯にした。久しぶりに、おいしい、と思うものをたべた。自然とたべるペースが上がり、ガツガツとたべてしまう。つけあわせもとてもよかった。



料金はリブボーン・ステーキ・セットが2230円でライスの大盛りが110円。合計2340円である。お値打ちだと思う。接客も親身。再訪必至である。☆5点満点平均3点で4、2点。




2019年の6月。カツ丼がためしてみたくてまたやってきた。



味つけが甘いとの情報を得ていて、ソースカツ丼にしようかとも思っていたのだが、やはり以前から気になっていたカツ丼をお願いした。



カツ丼の豚肉は分厚い。ちょっとない厚さだ。期待してたべてみると、甘い。私には甘すぎる。昭和の田舎の味つけで、ロース肉がやわらかくてホロホロなだけに残念だ。甘すぎるのでたべているとくどくもなる。でもこれがこの土地の好みなのかもしれない。味噌汁とハムの千切りとオニオンの小鉢はおいしい。ボリュームはあり大盛りは不要だった。930円。



家内のひと口スープと前菜。前回のリムボーン・ステーキ・セットのものと同じで、ミネストローネ・スープと生ハムとコールスロー。



家内はソーセージの盛り合わせにドイツパン。



とても気に入ったそうで、次もこれをたべたいとのこと。私は次はソースカツ丼にするが、その後はリムボーン・ステーキ一本にしようかな。当日は梅雨空の日で空いていた。14時に店をでたがこれで客が切れしまったほどだ。隣にはワインの在庫の豊富な酒店を併設している。
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鈴木商店 花崎ガニの安い店 根室

2019年07月10日 19時17分11秒 | グルメ北海道


根室駅近くに海産物を格安で販売している店がある。それが鈴木商店だ。花崎ガニもあった。ボイルしたものの冷凍だが1500円でまずまずのサイズのものがある。みやげに送ったり、数時間後にたべるのならここがよいのではなかろうか。毛蟹や魚なども豊富にあった。ただしここでたべることはできない。



根室駅。鈴木商店はこの右後方にある。ネット販売もしているようだ。

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武内商店 納沙布岬で花咲ガニ

2019年07月07日 09時16分31秒 | グルメ北海道


2018年の9月。花咲ガニをたべに納沙布岬にある武内商店にやってきた。これまでは花咲港にある店を利用していたのだが、他の食堂もためしてみたくなったのである。その理由は『大八食堂』をどうぞ。



2018年の北海道をおそった地震の直後だった。電気のブラックアウトでカニはすべて死んでしまい、あたらしいものに入れ替えたそうだ。しかし料理の仕込みはしておらず、カニをゆでることしかできないとのこと。もとより花咲ガニをたべにきたのだからこちらに不満はない。カニは2・30分で茹であがるとのこと。



ご主人と店の裏にある生簀にゆき、カニをえらぶ。家内とふたりなので700グラムはありそうなものをチョイスした。これで4500円である(税込み)。数年前に納沙布岬にきた際に、接客をしているご主人をみて、対応がよいなと思ったのだ。ご主人は強面だが真面目な人なのである。それで花咲ガニをたべるなら、ここにしようと思っていた。



20分ほどでカニは茹であがってきた。早い。



カニははかまと甲羅を外して足を折り、味噌からたべてゆく。茹でたてだから熱々だ。そして甘くてジューシー。茹でたてのカニをたべたのははじめてだが、これは抜群においしい。家内も喜んでたべているから、もう茹でたてしか口にしたくないほどだ。



ポップに日本一おいしいとあるが、私も花咲ガニが日本一だと思う。



茹でたて、ということに大きな付加価値があると思う。根室でしかたべられない茹でたての花咲ガニ。ちょっと高いけど食べる価値はある。つぎは鉄砲汁も味わってみたい。ひとり用に2000円くらいの小さなカニもある。☆5点満点平均3点で3、8点。もっと安くたべたい人は根室駅近くの鈴木商店で冷凍のカニを買えばよいのではなかろうか。イートインはできず、解凍に時間はかかるだろうが。

2019年は『厚岸漁協の直売所・エーウロコ』を利用した。ここはカキが特産だが花咲ガニもあった。しかも激安である。茹でたてではないが私はしばらくここを利用しようと思っている。

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2019GW車中泊の旅10日目と11日目帰宅

2019年07月05日 18時37分57秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


広島県庄原市をでて中国道にのり、自宅にむかうことにする。その前に給油をした。10、1K/L。147円と高い。中国道を東進すると眠くなり大佐SAでやすむ。社PAでも休憩してすすむと宝塚で8キロ渋滞していた。新名神は事故のなごりで4キロとどこおり、京都東から草津までは13キロ渋滞して50分の通過時間がかかった。18時すぎに甲南PAで大休止をする。



甲南PAも混雑していた。今夜のうちにどこまでゆけるだろうかと考えてすすみ、浜名湖SAで給油をする。10、6K/Lと高燃費をマークした。152円と高速のガスはバカ高い。ここで泊まろうかと思ったが、混雑していて落ち着かないので、先にゆくことにした。



無理をすれば今夜のうちに帰れるが、浜名湖から23キロはなれた静岡県の豊田PAで車中泊をすることにした。到着は22時。PAにあるファミリーマートで焼き餃子とゴボウと蓮根のスープ、鶏唐揚げのネギ香味ダレ、白菜キムチをかった。走行距離669キロ。





11日目。5月10日。10連休最後の日。静岡県豊田PAの朝。7時半に起床した。夜半に雨がポツポツと車の屋根を打っていた。



キャンプ・ツーリングでよくゆく蒲原、由比とぬけてゆき、雨天の箱根をこえた。小田原から晴れて暑くなる。神奈川をぬければ自宅はちかい。走行距離250キロ。

総走行距離2850キロ。車中泊の旅はとてもリーズナブルだ。そしてどこにどれだけ時間をかけるのかはそのときの気分できめられる。それが放浪の醍醐味であり魅力だ。

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2019GW車中泊の旅10日目広島・庄原

2019年07月02日 20時59分22秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


10日目。島根県の道の駅、むいかいち温泉の朝。新しくて大きな道の駅だ。7時に起床した。天候は晴れ。気温はひくくてフリースを羽織った。



道の駅には温泉が併設されている。できたばかりのようだから混んでいなかったが、そのうち人気になるのではなかろうか。



いっしよに車中泊をしたのは首都圏ナンバーのハイエースがおおかった。



カップめんの朝食をとり出発する。



向かったのは広島県庄原市にある倉田百三文学館である。ナビによると一般道では3時間、高速だと1時間10分とのことで、中国道でゆくことにした。朝は肌寒かったが庄原では半袖でよいほど気温は上昇した。



倉田百三は『出家とその弟子』という作品で名高い。出家とその弟子は作家が結核にかかり、死を見据えて書いた、浄土真宗の親鸞を主人公とした戯曲だ。哲学的で慈愛にみちており、感銘をうけた記憶がある。(ご興味のある方は別ブログの『出家とその弟子』をどうぞ)。



倉田百三文学館があるのは田園文化センターという建物で、図書館などといっしょになっていた。



2008年の四国・九州ツーリングの際に庄原を通りかかって文学館のことを知ったのだが、そのときは時間がなくて立ち寄れなかった。



いちばん見たかったのはフランスのノーベル賞作家のロマン・ロランからの手紙である。



ロマン・ロランはジャン・クリストフや魅せられたる魂、またベートーベン研究などで知られる、私の敬愛する作家だ。出家とその弟子を読んだロランから手紙がきて、ふたりの文通ははじまったとのこと。



倉田百三の出家とその弟子も好きだが、なによりロマン・ロランの手紙がみたかった。手紙はロランが病気との誤報で百三がおくった見舞いにたいする返事などだ。手紙はもちろん複製だが、全文ではなくて、一部しか展示されていない。すべてが読めないのが不満だった。



百三の著書。



さまざまな版の出家とその弟子。時間をかけて展示物をみた。文学館のあとで図書館をのぞいてみたが、倉田百三の本が書架になかったのが残念である。



昼食は広島なのでお好み焼きにした。庄原市役所の前にあった『ほっ』という店にはいることにする。



店内は7分の入りで、焼き台の前の特等席があいていたので、ここに腰をおろした。ご主人が調理をして奥さんがホールを担当するお店だ。ご主人は手際がよくて、奥様はとても親身な方だった。



私はここでしかたべられない、庄原焼きのネギトッピングにした。



庄原焼きはそばの代わりにお米をつかい、ソースでなくポン酢でたべるのだそうだ。米はしょう油味の焼きおにぎりとのこと。たべてみるとチャーハンのような感じだ。ポン酢をかけるとポン酢がつよくなるので、だされたままが美味しい。庄原焼きはご主人が考案したそうで、この土地の名物になっているとのこと。



家内はカキ入りの広島焼きをえらんだ。こちらはそば入りのソース味で、オーソドックなもの。



お好み焼きだけでは物足りない気がしたので焼きそばもおねがいした。焼きそばは辛口で濃い味つけ。玉子をくずすとマイルドになる。辛いけど最近食べた焼きそばでダントツだった。つぎにいったら私はまた庄原焼きと焼きそばにする。家内は広島焼きにするそうだ。料金は2280円。☆5点満点平均3点で、3、8点。

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