放浪のページ別冊ブログ

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水戸・偕楽園ツーリング

2013年11月25日 19時59分06秒 | ツーリング関東
11月の休日に茨城県にでかけてみた。
日本三大庭園の偕楽園に行ったことがないので、見にゆくことにしたのである。



水戸の街に入ってゆくと桜が咲いていて、女性が写真をとっていた。
先日四国でも十月桜が咲いているのを見たが、この木も一年に二度咲くのだそうだ。
ここには三本の桜があったそうだが、一本は震災で枯れてしまったとのこと。
震源地に近いから被害も大きかったのだろう。



看板にしたがって偕楽園にすすむと千波湖についた。
偕楽園がどこにあるのかわからないのでとりあえずここにバイクをとめることにする。
駐車場は車しかとめられないが、その入口のジャリの自転車置き場なら無料だった。



鳥が人になれて餌をねだっていた。
黒鳥が歩いているのは珍しい。

水戸は北海道行きのフェリーのでる大洗にむかう途中で、何度もとおっていた。
通過するだけで街に入ったことはなかったのだが、落ち着いたよいところだ。
水戸家があっただけに文化の香りもする。



水戸はやはり黄門さま。
これはお約束。



千波湖から500メートルほどで偕楽園だ。
その入口に黄門様が編纂をした日本の歴史書、大日本史完成の地、の案内がたっていた。
大日本史は神保町の古本屋でしか見たことがない。
歴史専門店だったが、たしか十万円だった。



偕楽園を散策する。
水戸藩主の別邸だった好文亭。



好文亭から見下ろした風景。
庭園と千波湖がみえる。
千波湖はスイスのレマン湖のように噴水があがっていた。



偕楽園といえば梅園。
花の時期は賑わうのだろう。
偕楽園の入場料は無料だったが、梅の時期は有料になるのかもしれない。



静かな杉林もある。
当日は栃木県に入ると冷えてきた。
しかし茨城県にいたると気温が上がり、17℃になり快適となった。
先週の富士五湖ではオーバー・パンツをはいたが、ここでは不要だった。



吐玉泉。
水がわいていた。

偕楽園をでて常陸大田にむかう。
黄門様の隠居場、西山荘に行きたいのである。



その途中で昼食。
混んでいる中華料理店に入ってみた。



中国の人がやっているお店だ。
もしかしたら台湾なのかもしれない。
最近こういう店が増えたよね。



野菜らーめんに前菜と蒸し点心がついて980円は安い。
らーめんの味は平凡だけど、これなら混むね。
コーヒーもサービスだから飲んでと言われたが、お腹いっぱいで無理。
ふだんはこんなに食べないのだ。



黄門様が藩主を引退して住んだ西山荘に到着した。
ここも地震の被害を受けたそうで、解体修理中だった。
茅葺の屋根や土壁もはがして徹底的に作業をしていた。



西山荘のとなりにたつ建物。
西山荘もこういうものなのだろう。



西山荘は修理中だったが紅葉がうつくしかった。



観光客もさかんに写真をとっている。

黄門様はここで大日本史の編纂をした。
格さんと助さんと。
それがテレビの元になっているようだ。



水戸家の墓所にもゆく。
常陸太田の町の北、瑞竜山である。
ここは公開されていないようだ。
誰もいなくてひっそりとしていた。

帰路は那珂から常磐道にのった。
東北道経由で自宅にむかうが、東北道に入ると急激に冷えてくる。
たまらずに佐野SAでオーバー・パンツをはき、冬用のグロープにかえた。
隣りにいたライダーは、真冬にバイクになんか乗るもんじゃない、と話し合っていたが、まだ冬ではない。
寒くなるのはこれからだ。

木枯らしの中のツーリングもまたよしだよね。















コメント (6)
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富士五湖・身延山ツーリング

2013年11月17日 18時46分42秒 | ツーリング甲信越


11月の休日に富士五湖・身延山にツーリングにでかけた。

中央高速にのり河口湖にむかう。
大月をすぎると冷えてきた。
手が冷たいし、下半身が寒い。
谷村PАでオーバー・パンツをはくことにしたが、バイクを止めたら体が寒さで硬直していた。
ホット・コーヒーで解凍。



河口湖で高速をおりると大渋滞している。
ほとんど動かないから、車では絶望的な混雑だ。
バイクなのですりぬけてゆくが、渋滞は河口湖大橋をわたり、湖の北岸にいたるまで続いていた。
大橋の先で紅葉祭りをやっていたのだ。
すごい人。

この辺り、オルゴール館やレストラン、お洒落なカフェに雑貨店などが集まっているが、
私には関係がないところなので、素通りした。



視界がひらけて富士山が見える場所にアマチュア・カメラマンが集まっていた。
私も富士山と愛車を切り取ってみた。
カメラマンの人たちは1日ここで粘るのかな。



続いて西湖。
静かな湖。



精進湖。
わかりにくいが湖の上に富士山。
湖ではボートにのって釣りをしている人がいた。
ルアーを投げていた人と、ヒメマスの餌釣りかな。

中央道では寒かったが気温は上がって14℃となり快適だった。



本栖湖と富士山。

富士五湖はサイクリングと釣り、カヌーやウォーキングなどが盛んだった。
皆それぞれの休日を楽しんでいるね。



これまで行ったことのなかった、日蓮宗の大本山、身延山・久遠寺に到着した。
壮大な山門があり、そこに白装束の信者の集団がいて、壮観だ。
集団は、何妙法蓮華経、とお題目を唱えながら山上にある久遠寺に歩いていった。



私は山上までバイクでゆく。
駐車場があり、バイクは時間に関係なく、300円。
車は1時間300円だった。



左手前が久遠寺。
奥にたくさんの建物がならぶ。
さすがに大本山だけあって規模が大きいが、思ったほどでもなかった。



境内には黒いツーピースの女性や、黒のスーツの男性が多い。
信者の方はそういう格好で来ているようだ。



境内を歩いていると、山門からお題目をとなえながら上ってきた集団が到着した。
やはり壮観。
四国のお遍路とは細部がちがう装束だ。
杖にカバーはつけないし、腰に帯をまいている。



奥の院までロープーウェイが通っている。
それには乗らなかったが、売店で売っていたキノコ汁をいただく。
200円。
シャキシャキとした歯ごたえのキノコで美味なり。



山門からつづく石段。
本来ならここを登らなければならないところだが、日蓮宗ではないのでバイクでのぼらせていただいた。

駐車場でバイクをキックしていると、珍しいバイクですね、と声をかけられた。
35くらいの青年と彼女かな。
そう、このバイク、オーナーズ・クラブに行かないと同じものが見られないんですよ、と答える。
彼はKDXでエンデューロをやっているそうだ。
私がキックしていたので、これキックのみなんですか、と聞く。
そうなんですよ、デコンプで圧縮をぬいてキックするんです、と言うと。
いやぁ、すごい、と呟いていた。

彼らと別れて身延山をくだりGSにはいる。
するとご主人が、珍しいバイクですね、と言う。
そうなんですよ、まず見られないバイクなんですが、バイクに乗っているんですか、とたずねると、
乗っていたが、子供にお金がかかるので離してしまったとのこと。

ご主人は私の眼が充血しているのを心配してくれた。
実は少し前から白目が内出血していて、見苦しいことになっているのだ。
走行中に眼に何か入ったのですか、と聞かれたが、実は先日資格試験を受けていたらこうなってしまったのだ。
試験問題がものすごい手ごたえだったので、最近にないほど集中して頭をつかったら、毛細血管が切れてしまったらしい。
漫画のような話だ。
そんなこともあって、久しぶりのツーリングとなっている。

あたたかい会話を重ねて、気分よく久遠寺をあとにした。
甲府にむかってゆく。



昼時をすぎているので食事処をさがしていった。
すると町の駅、なかとみ和紙の里があったので、そこにあった味菜庵にはいる。
ほうとうや湯葉が名物らしいが、海鮮あんかけうどん900円をえらぶ。
具沢山でボリュームもあり、味もよかったが、ちょっと高いかな。
都内なら妥当な価格だが、ここではどうだろう。

甲府はいつ来ても渋滞している。
久しぶりにに来たら、環状線や自動車専用道ができていてびっくりした。

中央高速で帰るのか、それとも雁坂トンネルで埼玉にぬけてゆくのかまよっていた。
でも、来た道と違うルートをとることにして雁坂をめざす。



道の駅に立ち寄ると柿を干していた。
珍しいのでパチリ。
日が暮れそうだ。

雁坂トンネルにむかって上ってゆくと気温がどんどん下がってくる。
7℃、6℃、5℃。



雁坂トンネルの通行料は560円。

トンネルの中はあたたかい。
しかしトンネルをぬけて埼玉に入ると2℃。
路面凍結が心配だったが、バイクが何台も走っているのが心強かった。

不安だったが路面は大丈夫だった。
しかし秩父が大渋滞。
正丸トンネルの手前までノロノロ。
その先は強引に急いだ。
ちょっとやりすぎたかなと反省するほど走ってしまった。
もっと余裕をもって走らないといけないね。
























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