放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

黒船 小倉の炉端焼き店

2017年06月29日 20時26分21秒 | グルメ九州


2017年のGW。大分から北九州の小倉にまわってきた。



小倉の駅前にはビルがたちならんでいるが、アーケード街があって、お洒落な店から昔ながらの飲食店などが集積している。



その先に昭和レトロな旦過市場があって庶民的な雰囲気である。



GWなので市場のお店がほとんど閉まっていたのが残念だった。



旦過市場は築50年はたっているのではなかろうか。いい味がでていた。



武蔵、大太鼓、という人気店にゆきたいと思っていたが、両方とも休みだ。そこで街を散歩して今夜の酒場をえらんだ。今宵のお店は『いろり焼き 黒船』にした。店舗の構えと雰囲気、料理のラインナップが気に入ってここにすることにしたのである。



カウンターに案内されて、生ビール530円とオレンジジュース350円で乾杯。



お通しはカツオの刺身にとびっこなどをかけたものとキャベツだ。ひとり300円。



まず家内がえらんだのが梅とジャコの大根サラダ500円。



私は刺身の盛り合わせ小1000円をチョイスした。ネタはゴマサバ、タイラギ、ヒラメ、ヒラマサなど。小倉ではヒラマサのことをヒラスと言うそうだ。それを花板さんに教えてもらう。その板さんの包丁さばきが見事でとても気分がよい。うーん、惚れ惚れするね。



ひとくち黒豚餃子500円。野菜餃子で熱々。



ビールから三岳の水割り550円にチェンジ。



小ふぐの唐揚げ680円は家内のえらんだ品。これは美味しいしお値打ちの一品だった。飲むとあまり食べないのだが、これはふたつ平らげてしまった。



料理がならんだ光景。



三岳を飲み干したので、焼酎なかむらの水割り550円にした。家内はウーロン茶350円。



最後の品は馬刺し1280円にした。九州にきたら馬刺しをたべたいよね。



鮮馬刺しは熊本産でタテガミもついている。右の白い刺身で脂の部位だが、口に入れるとヨーグルトのような風味があった。赤身はタマネギといっしょにたべるといけた。

鮮馬刺しをツマミに焼酎の中々500円、海500円と飲みすすみ、お会計は8520円。板さんはすっぽんをさばきだした。見てみたかったが、見ないほうがよいと言われたので、そうする。小倉にいったらまた行きたい店だ。

☆5点満点平均3点で3,8点。

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ブラジル珈琲舎 大分豊後高田

2017年06月27日 18時08分33秒 | グルメ九州


2017年のGW。昭和の町のキャッチ・フレーズで人気の大分県豊後高田市にやってきた。



町全体が古めかしくて味があり、レトロな物をあつめたテーマパークもあって大変な人出だ。駐車場がいっぱいで車をとめるのに苦労してしまうほど。



昼時となったが豊後高田に食事処はすくない。調べておいた蕎麦屋にむかうと、



十割蕎麦 ゑつ、は行列している。



その先の、そば処 響、も混雑しているから並ぶのはやめた。



ランチ難民になってしまった。待たずに入れる店はないかとさがしていると、



昭和の町でダントツの2番目においしいハヤシライス、というベタな案内がでていた。



ブラジル珈琲舎という名前の喫茶店だ。店内のテーブル席は空いていたので、ここに入ることにした。



私はハヤシライス900円、家内はチキンカレー900円にする。それぞれにサラダがついていた。



ハヤシライス。料理は7・8分でやってきた。店内ではギターの生演奏をしていてよい雰囲気である。



チキンカレー。料理も昭和のレトロな味だ。



平日はランチにドリンクがつくそうだがGWはなし。そこでアイスコーヒー500円をふたつたのんだ。



GWでなければこんなに混まないと思うが、待たずに食事のできるここは貴重な存在だ。それに豊後高田でほかにハヤシライスをだす店はないだろうから、ダントツの1番ではなかろうか。

☆5点満点平均3点で3点。





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あさじせんか 大分県豊後大野

2017年06月25日 17時18分34秒 | グルメ九州


大分県豊後大野市朝地にある、彫刻家の朝倉文夫記念館にむかっていてこのお店をみつけた。道の駅あさじ、の向かいにある飲食店があつまっているところである。



店内はテーブル席に小上りと典型的な食堂スタイル。私はチャンポンの大盛り900円。



家内はチャンポン750円をえらんだ。



それにラーメンやチャンポンとセットにできる鶏天セット250円もひとつおねがいした。鶏天は大分の名物だからどこかで食べたいと思っていたのだ。

お店はお母さんとバイトの女の子でまわしていて、料理は10分ほどでやってきた。チャンポンはやさしい味。具沢山でやわらかい麺の、おふくろの味のちゃんぽんという感じ。大盛りにしたが量が多かった。鶏天も辛子をつけてたべるといけたが、おにぎりは食べられずにお持ち帰りとなった。



駐車場には巨大な牛がたつ。この後は朝倉文夫記念館にいったが、そこもとてもすばらしいところだった。

☆5点満点平均3点で3,1点。
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味処 由布院館 大分

2017年06月24日 09時33分01秒 | グルメ九州


2017年のGW。大分県の由布院ICをでて食事処をさがしていた。するとICのすぐ近くに民芸調のお店がある。



高杉晋作ゆかりの家、由布院館という食堂で瓦そばが名物とある。瓦そばといえば山口県だが、それもよかろうとここに入ることにした。



店の中は広い。古民家を移築したのだろうか。



天井も高く立派な梁が見えた。



瓦そばもいいが、大分なのでだんご汁をたべたい。メニューにだんご汁定食はあるが単品はない。しかし聞いてみると単品もオーケーとのことで、720円のそれをお願いした。それに瓦そばも。



だんご汁は10分かからずにやってきた。だんご汁は大分の郷土料理で具沢山の野菜の入った太いうどんである。甘めの味噌味でとても気に入った。



だんご汁を家内とシュアしていると、鶏肉の瓦そば1130円がやってきた。瓦の上でそばを焼いたもので、そばつゆにつけて食べるのだが、そばが焼かれてパリパリしているから、変わった食感だ。



瓦の上に油をひいてそばを焼いているから、こってりして、焼きそば風になっている。私は次もこれにすると思うが、家内は肉をのこしていた。女性には脂が強いかな。瓦そばの肉は、鳥、牛肉、カルビをえらべる。だんご汁は量もたっぷり。食べきれないほどだった。家内は次はだんご汁にすると言っていた。



高杉晋作のゆかりについてはわからなかった。

☆5点満点平均3点で3,3点。
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四季菜家 らくろう 京都

2017年06月22日 17時28分58秒 | グルメ関西


2017年のGW。京都の相国寺に若冲の絵を見にきた。若冲の世界を満喫すると昼時となった。相国寺の山門をでて、西陣にむかってみるもレストランはない。それでも歩いていて看板をみつけた。らくろう、というお店のランチの案内だ。店頭にはおばんざいのセットがあるともでているので、ここに入ることにした。



おばんざいのセットは夜だけだった。そこで私はランチの豚の香味焼きにする。店内は喫茶店のような雰囲気だが、和食居酒屋のお店のようだ。若いご主人が調理し、品のよいおばあさまがホールを担当していた。



豚肉の香味焼きはボリュームがある。男性好みのよいお味。



家内はアジフライ定食。タルタルソースが標準だが、おばあさまにお願いしてソースもつけてもらった。



アジフライは美味しいそうだが値段の割りに量が物足りないかな。



☆5点満点平均3点で3点。








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のっけ家 静岡県清水

2017年06月20日 20時39分23秒 | グルメ東海


静岡県の清水にサッカー観戦にやってきた。サッカーも楽しみだが、清水に来たら海産物もたべたい。そこで河岸の市にいってみた。



河岸の市は海産物店や食堂が集まったところだ。



店内を見てまわり、海鮮丼のお店に入ることにした。それが、のっけ家、という安直な名前の店だった。



メニューは豊富だ。たくさんあってどれを選んだらいのかわからないほど。そこで店のおばさんにおすすめを聞いてみた。すると、マグロの頭肉丼1940円がよいとのこと。マグロの頭肉は単価が安いわりにトロのような食感の部位だ。その頭肉にしては割高だなと思ったが、サッカーのキック・オフの時間がせまっているのでそれにした。



店内は開店直後で混んできた。店主はマグロの頭肉丼をいくつも作りながら、おばさんに忙しいから客はもう入れるなと指示している。それが丸聞こえなので、客扱いがぞんざいだなと感じて、白けた気分になった。



注文の品は10分ほどで提供された。マグロの頭肉は脂がのっている。チルド状のマグロを使っていたから冷たかったら嫌だなと思ったのだが、出てきたときには適温となっていた。あっという間に食べてしまったが、やはり割高だな。



河岸の市は駅から少し離れている。



食後はIAIスタジアム日本平でサッカー観戦を満喫した。このスタジアムでは水まきを消防ホースのようなもので手でやっていた。何人もでそれに驚いた。

☆5点満点平均3点で2,7点。
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孤独のグルメ 大原の源氏食堂

2017年06月18日 09時35分53秒 | グルメ関東・東京以外


2017年の5月。ツーリングで千葉の大原にきた。この先の海鮮料理店で再訪したい店が何軒かある。しかし大原にはテレビ番組の孤独のグルメに登場したお店があり、いってみたいと思っていた。肉屋が食堂を併設しているお店で、源氏食堂というところだ。



時刻は11時すぎでまだ昼には早い。店舗にいってみて気に入ればはいり、ピンとこなかったら別の食堂にゆこうと考えて線路沿いの道をすすむと、店の前にでた。大原駅から100メートルほどだろうか。混んでいないようだし、自転車の人といっしょにもなったので、ながれでここに入ることにした。



土曜日だが店内は5分の入り。店は昭和の雰囲気で接客は親身で素朴。メニューは決めていた。孤独のグルメで主役の五郎さんがたべていた、豚肉塩焼きライスの上、1100円だ。



店内には孤独のグルメの関係者などのサインがある。



主役の松重豊。



原作の久住昌之。



テレビでよく見るマスク。客のほとんどは豚肉塩焼きライス上をたのんでいる。皆さん孤独のグルメのファンなのだ。



10分ほどで豚肉塩焼きライスの上はやってきた。普通と上の差は、豚肉の厚さだけと聞いていたが、とても厚い。ただご飯が少なくて、ライスを大盛りにするか、サイド・オーダーでフライでもたのめばよかったと思った。たしか五郎さんもフライをオーダーしていたような気がする。



いすみ豚のソテー。食べごたえがあり、脂身がおおいロース肉だ。



辛子が添えられているが、つけるとその味ばかりになってしまうから、つかわないほうが好みだ。塩味だけのほうがうまいと思う。



具沢山のとん汁。

これだけ分厚いポーク・ソテーはなかなかないと思うが、ポークもとん汁も素朴。わざわざゆくほどではないと感じる。孤独のグルメの大ファンで、登場店をまわりたいという人は別だが。



店の隣りは肉屋になっている。そこで仕込みをしていたのが、作品中で長いネックレスをつけて料理をはこんでいた方だ。店内にいないなと思っていたのだが、厨房にいらしたのだ。それを自転車の人といっしょに目にして、これも見られてよかったですね、と話しあった。



☆5点満点、平均3点で、3点のところ孤独のグルメ点と雰囲気点をたして3、2点。

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たかさごや 札幌すすき野

2017年06月16日 18時12分36秒 | グルメ北海道


2016年の北海道ツーリング。この日はすすき野に飲みにきた。北の味 のつけ、で飲んだ後でもう1件ゆきたくなり、あらかじめ目をつけておいた昭和レトロな炉端焼き屋の、たかさごや、にゆくことにした。



店に入ったのは21時前だったと思う。21時半でオーダー・ストップだがよいかと聞かれ、2件目で長居する気はないから、うなずいてカウンターに腰をおろした。ホッピーが飲みたいがないのでレモンサワー400円にする。つきだしはアサリを焼いたものと落花生を煮たもの。南京豆は新物とのことだが、煮たものははじめてで、味がなかった。薄味なのかな?



生カキを注文すると、終わってしまったとのこと。そこで宗八カレイにしようと思うが、大きいとたべられない。女の子にどのくらいなのかたずねると、彼女は自分の手のひらをしめして、このくらいと言う。そのくらいがちょうどよいので、この800円を注文した。

カレイは主人が鉄串をうち、尺塩をふって焼きだす。炉端は目の前で調理のようすが見られるのがよい。魚に串をうつ場所や魚体をうねらせて串をさしいゆくようす、塩をふる手つきなどが、当たり前だが決まっている。この店は主人夫婦とバイト3人でまわしていた。

宗八カレイは10分ほどで提供された。表面は焦げているが中はよい加減になっている。私が魚を焼くときは焦がさないように弱火で時間をかけてやるが、プロは強火で一気に仕上げるのだなと感心した。



宗八カレイには日本酒がよいだろうと思い、いちばん安い酒、金滴330円を燗でたのんだ。安酒だけあってツーンとくるものだったが、こいつでカレイをたべるといけた。

オーダー・ストップの前に暖簾を仕舞ってしまった。営業は22時までだったと思う。もう少し店を開いていれば売り上げはそれなりに上がると思うから、欲のない経営だなと感じた。

目の悪い客が入ってきた。暖簾がかかっていないのが見えなかったのか、それとも常連だからそれもわかっていたのか。その人はみやげを主人にわたしている。主人はそれをうけとり、カウンター越しに席の誘導をした。もうちょっと右、もうすこし、そこ、と。

常連客は生ビールを注文した。主人は、カレイ、サンマの塩焼き、イワシの刺身、とできるものを言う。その人はサンマの塩焼きをえらんだ。主人はみやげの品を自分と客にもだして、残っていた3本のサンマをとりだした。そのサンマの肩や腹をおしていちばんよい魚をえらび、鉄串をうち、尺塩をふって焼きだす。ここはよい店だ。料理の手際がよいし、客扱いにも品がある。また来たい店だ。

お会計は2140円。お通しがちょっと高い。☆5点満点、平均3点で3,5点。
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HP版 2016年北海道ツーリングのレポートが完成

2017年06月13日 21時03分02秒 | 2016北海道ツーリ...


HPで更新をしていた2016年トランポでゆく北海道ツーリングのレポートが完成しました。



HP版は文章主体の構成となっています。



その分細かく描写してありますので、ブログをお読みいただけた方も楽しめると思います。



HPも是非ご覧下さい。

コメント (2)
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北の味 のつけ 札幌すすき野

2017年06月09日 14時20分57秒 | グルメ北海道


2016年の北海道ツーリング。この日は札幌のすすき野に飲みにきた。「モツの朝だち」というネーミングのうまいモツ焼き屋にゆきたかったが、超満員なので諦めた。以前利用した店もあるが、新しい飲み屋も開拓したい。すすき野をぶらぶらと歩いていると、よい感じの海鮮居酒屋をみつけた。それが、北の味 のつけ、だ。



看板には北海しまえびやカキなどがあしらわれている。店内をのぞくとカウンターの客が大将とたのしそうに話していたので、ここに入ることにした。



カウンターに腰をおろしてまず生ビールをお願いする。つきだしは2品。煮物と鮭の南蛮漬けだったかな。小鉢の器のセンスがいい。



大将に刺身はなにがおすすめなのかたずねると、今日のお刺身1200円というメニューがあり、これがお得でおすすめとのこと。それをおねがいした。

今日のお刺身はきれいな盛りつけででてきた。ネタは右上から時計まわりにタコ、ソイ、ツブ貝、サーモン、中央がマグロ。ソイは湯引きされており、皮も添えられている。白い四角い皿と刺身のいろどりのコントラストがいい。大将に、ソイは湯引きしてあるが、皮といっしょに食べるのかと聞くと、いっしょではなく、別々に、とのこと。皮もおいしいのでためしてみて、と。そして、料理が好きなの? ときかれた。刺身はおいしい。ツブだけちょいと鮮度があまかった。それでも1200円は安いと思う。



ぎょうじゃにんにくの名前は聞くが食べたことはない。メニューにあったので、ぎょうじゃにんにくのおひたしをお願いした。すると卵黄をのせて供された。まずぎょうじゃにんにくだけをそのまま食べてみると、いける。しょう油を少しつけるのが私はベストだった。



玉子をくずすとどうしても玉子の味が勝ってしまうから、私は卵はいらないな。もっともこれはこれでよい肴ではあるが。



ビールを飲み干して、コンブ焼酎の利尻500円、地酒の国希500円と飲みすすむ。国希はチェイサーつきだ。



大将が漬物をサービスしてくれた。カブとスケソウダラの漬物だ。これは珍しい。郷土料理だろうか。食べてみると薄味で、ほとんど味がない。カブはほんのりと苦い。こんなのは口にしたことがないが、これは酒にあう。しょう油をかけるとちょうどよいようにつくってあるのだろうか。酒のアテにはこんなものが食べたいのだ。淡白で歯ごたえがあって、ちょいと苦いもの。

大将にどうやって作るのかたずねると、カブは二度漬け、スケソウも二度煮しているとのこと。職人肌の大将はことばが少ないから微妙なところはわからない。でもいろいろと聞いていると、また料理が好きなんですか? と聞かれてしまった。

お会計は3450円。いい店をみつけた。この後は炉端焼きの、たかさごや、にハシゴした。

5点満点、平均3点で3,5点。






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