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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2012 北海道ツーリング 6日目

2012年09月30日 14時15分14秒 | 2012北海道ツーリング
5時起床。

カップ麺の朝食。

風が強い。
テントのジッパーを開けたままにしていたら、風をはらんで引っくり返ってしまった。
今回はフル・ペグなのにである。
またしても油断大敵。



6時過ぎに出発。
奥サンル林道にむかうが入口がわからない。
探しまわるが、まさかこれではないだろう。



入口を発見したが通行止め。
無理矢理進入してトラブルになるのは嫌なので、奥サンル林道は断念した。



下川をぬけて道道を幌内越峠にのぼる。
神門の滝の案内のある分岐から、奥幌内本流林道にはいった。
ここが今年のツーリングのいちばんの目的地だ。
この先のピヤシリ越林道は私が走った中で最悪の林道だった。
深ジャリで走りづらくトラウマになったほど。
それを乗り越えるために来たのだ。

穴だらけだがフラットなダートがつづく。
7キロほどで分岐があり、滝方向ではなく、ピヤシリ湿原登山口にすすんだ。



すると途端に林道は荒れた雰囲気になり、車もあまり走っていない様子。
実はピヤシリ山登山口とピヤシリ湿原登山口を間違えたのだ。
道はいよいよ草だらけになり、急坂の深ジャリとなるもそのまますすみ、
立派な雄鹿とあって、行き止まりの登山口についた。
ようやくミス・ルートに気づいて引き返す。
道は厳しかったが森はフレンドリーなので不安はなかった。



本来のルートにもどると走りやすいダートだ。
やがてジャリがあらわれるも、前回は荷物を積んでいたが今回は空荷だし、深ジャリもひどくない。
順調にすすんでいった。



ピヤシリ越林道の展望ポイント。
ここから名寄の町が見下ろせるが、風がすごい。
バイクがあおられる。

ピヤシリ山の登山口に到着。
山頂まで2キロなので歩いてみようと思っていたが、強風で誰もいないからやめた。

しばらく急坂の下り。
標高が落ちると広いフラット・ダートとなり、名寄サンピラー・スキー場に出て林道は終わった。
トラウマの克服完了。



朱鞠内湖にいき、美深のむつみ食堂で、天ぷらそば。
この店はよかった。



ここまで来たら函岳にも寄っていくしかない。
美深歌登大規模林道にはいる。
ここはフラットでなんでもないダートのはずだったのだが、今年はジャリが入れてある。
浮きジャリ・ダートで手ごわい。

函岳につづくレーダー林道も、その先も浮きジャリで走り応えがある。
それでもピヤシリ越林道を走破してきているから、前後のタイヤをとられながらもアクセルは開けていく。



天の川トンネルを抜けた先のフーレップ林道もジャリがはいっていた。
今年の北海道のダートはジャリの年だった。



オホーツク沿いを南下する。
海が美しい。



夕刻にキャンプ場にもどった。
ハーレーのカップル来たが、会釈をすると男は無視。
こんなヤツはじめて会った。

夕食はスパゲティーとフライ。

日が暮れると釣り人もやってきてテントを張っていた。


                                         359.9キロ









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2012 北海道ツーリング 5日目

2012年09月28日 19時19分56秒 | 2012北海道ツーリング
5時起床。

今日も冷麦の朝食。

食後は隣にある国設の和琴キャンプ場を見にいく。
こちらは湖畔ではないせいか空いている。
料金は湖畔よりも50円安い400円だ。



キャンプ場ではない広い無料駐車場にもゲリラ・キャンプや車中泊の人たちがいる。
ワンボックス・カーにカヌーや釣りの道具を満載した人たち。
カブの旅人。
セダンに荷物詰め込んだ男性。
 


6時25分、昨日行けなかった足寄峠の林道にむかう。
霧が深いが阿寒湖に近づくと晴れた。



足寄峠から林道に入っていくと、上足寄林道と39線沢林道に分岐する。
北側の上足寄林道に入り、39線沢林道でもどってくるつもりだったが、上足寄林道は急坂の深ジャリだ。
この道を走るのは嫌なので、39線沢林道を走ることにする。



しかし、この39線沢林道はなんだか重苦しい。
嫌な感じがするのだ。
写真では明るいが、森は暗くて、フレンドリーではない。
不安な気持ちになったので、ここを走ることはやめて、引き返すことにした。
私はこんな直感は信じることにしている。



和琴キャンプ場にもどり移動することにした。
撤収をしていると、神奈川のハーレー氏に話しかけられた。
ハーレー氏は毎年和琴来てているそうだ。
オフロードも所有していて林道も走るそうなので話があう。
なんだか移動するのがもったいないほどウマがあうが、またきっと北海道で会えると思い、出発した。



昨日は絶景がひろがっていた美幌峠は霧だった。
北見に下るとまた暑い。

遠軽の手前の安国で昼食。
のぶりん、というラーメン屋だ。



紋別の北、興部から内陸に入り、西興部森林公園でキャンプする。
ここは無料だし、キャンプ場の中に居酒屋があると聞いたのだ。
2012年版のTMにコメントが載っている。
テントの奥にあるのが居酒屋。



テントをたてて町の運営するホテルに風呂にいく。
風呂では車でキャンプしている70過ぎの方といっしょになった。
車の中にぎっしりと道具が詰まっているが、モーター・パラグライダーが入っているとのこと。
北海道で飛ぶためによくいらっしゃるそうだ。
千葉からのご夫婦で、飛ぶのはご主人だけ。
失礼だが、お年なのにものすごくアクティブだ。
私もこういう老人になりたい。



風呂のあとはテントの前の居酒屋へ。
テントを眺めながら飲んで、店をでてテントに入った。
なんだか不思議な感じ。




                                         367.4キロ









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2012 北海道ツーリング 4日目

2012年09月23日 11時10分03秒 | 2012北海道ツーリング
5時起床。



士幌のスーパーで買った冷麦で朝食。



6時。
湖畔のキャンプ場の奥に見えている和琴半島を散策しにいく。
ここを歩くのは2度目だが前回のことは忘れていた。



一周は約1時間。
上り下りのあるハイキング・コースでキツイ。
歩いていて、こうだったと思い出した。



今日も林道とその間にある露天風呂ツーリングに出発。
まず虹別林道へ。



虹別林道はずっと小山を上り下りし続けるような起伏のあるダートだ。
工事車両や登山者の車が走っているが、走りやすい。
やがて西別岳登山口に到着。



その先でボンベツ林道が分岐していたので入ってみたが、深ジャリなので引き返す。
道道150号線をこえて、引き続き虹別林道を、からまつの湯へすすむ。
こちらは勾配が険しくなり、浮きジャリも多くなった。



からまつの湯に到着。
吉祥寺の方で現在は上海勤務という若い人といっしょに入浴する。
湯は透明で熱い。



ここまで来たら開陽台に寄らないわけにはいかない。
今回は快晴。
見晴らし抜群。
そして北19号線の直線路。



笹の沢林道にある川北の湯にむかう。
国道244号線の入口から5キロ。
出だしは穏やかだが、後半は荒れている。
でも車なら問題なく、オンロード・バイクでもゆっくり走れば大丈夫だ。

ここで札幌の方に、薫別温泉につづく林道は土砂崩れで何年も通行止めと聞いた。
林道の入口まで行き、通行止めの看板を撮影して中標津にむかう。



中標津の河亭でビーフシチュー・ランチ。
濃い味だが美味しい。
ただ喫煙可なのが難。



ここまで来たらやはり寄らないわけにはいかない多和平。
広々としていてスカッとするぜ。



足寄峠からカネラン峠にはしる3本の林道を走破しに行くことにする。
しかし、エンジンから焦げ臭いにおいがして、オイルを点検するとLOWレベルを下まわっていてる。
急遽和琴キャンプ場にもどり、持参のワコーズのオイルを入れた。



時間が遅くなったので足寄峠は明日にすることにして、津別峠にのぼると霧。
一方で美幌峠は晴れていて屈斜路湖がきれいに見えた。



暗くなってきて、熊が怖いが屈斜路湖畔林道を走る。
直線が多い走りやすいダートだが、獣を警戒してクラクションを鳴らしながら走行する。
熊には会わなかったが、鹿5頭とキタキツネ一匹に遭遇。
写真では明るいが森の中は暗い。



夕食は弟子屈のスーパーの半額品。
安い。

夜12時に和琴半島の露天風呂にはいる。
誰もいない真っ暗な露天風呂は不気味。
本日は露天風呂三昧だ。



                                           382キロ









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2012 北海道ツーリング 3日目

2012年09月22日 11時47分57秒 | 2012北海道ツーリング
夜半に風のうなる音で眼が覚めた。



強風が山の下から吹き上げてくる。
ヌプカは風の強いところだが、昨晩はおだやかな天候だったので、テントのペグは打たなかった。

テント内の谷側に荷物をおき、山側に寝ていたが、風がきた、と思ったらテントがひっくり返っていた。
荷物が体の上に降ってくる。

やられた。
テントを立てなおして、真っ暗な中でランプを手探りでさがし、テントの外に出てペグを打つ。
雨もふっている。
油断大敵、エライ眼にあったぜ。

翌朝は晴れ上がり、強風の痕跡もない。
テントを残して林道に行くつもりだったが、また烈風がくるとまずいから、撤収していくことにした。



向かったのは音更川本流林道の先にある、沢にわく露天風呂の岩間温泉。
その手前の糠平湖にはタウシュベツ橋の展望所ができていた。



音更川本流林道はおだやかな林道だ。
しかし荷物を積んでいると、バイクの運動性能がガタ落ちなので、ゆっくりとすすんでいった。

と、突然ダートがとんでもないことに。
カーブをぬけると砂利の山と溝、広場がある。
どこが道なのかわからず、広場にバイクを止めた。

写真ではそうは見えないが、現場ではそう見えたのだ。
ここは崩壊した道路を急拵えで復旧した場所。
砂利道は急坂で深ジャリ。
左は溝で右は崖。
わだちから外れたらどちらかに落ちるし、急坂の下りでこけたら、バイクの引き起こしも大変だ。

ここで考え、進むのはやめた。
空荷なら行った。
荷物を積んでいても行けたと思う。
でも、失敗したときのことを考えて断念した。

楽しみにきているので、気の進まないことはしないつもりなのだ。



然別湖方向にすすみ、山田温泉から分岐する然別峡峰越林道をはしりにいく。
しかしゲートが閉じられている。
ここは昨日いった鹿の湯に続く道で、何年も通行止めだが、もう復旧を諦めたのだろうか。



帯広の平和園で昼食。
ジンギスカン定食が520円と激安。
それだけだと足りないから豚ホルモン380円を追加。



北海道立帯広近代美術館にいく。
棟方志功展を見にきたのだが、月曜は休館。
残念。

別海のふれあいキャンプ場にむかうことにする。
道東道で足寄まで行き阿寒湖にすすむ。

足寄峠付近には林道がカネラン峠方向に何本も走っているから、後日走りにこようと思う。



別海ふれあいキャンプ場は時間切れで断念。
いつも利用している屈斜路湖の和琴半島湖畔キャンプ場にはいる。
9月はガラガラだが、8月中は混んでいる。
こんなに混雑している和琴ははじめてだ。
濃そうな人があつまっている、バイク・自転車サイトは避けて幕営。



夕食は北海しまえびと鯨の刺身。
和琴はやっぱりいいところだ。




                                        383.9キロ






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料理と心づかいの店 ほっかいどう料理 まつ久ら

2012年09月13日 18時08分39秒 | グルメ北海道
2012年の北海道ツーリング。



最後の夜は札幌に宿をとって酒場を放浪することに。
まずいちばん行ってみたかった、ほっかいどう料理 まつ久ら にむかう。

場所は薄野のラーメン横丁のすぐ近く。
雑居ビルの2階だ。

5時すぎに店に入ると先客は年配の男女だけ。
夫婦ではないみたい。
場所柄同伴かな。

薄野の通りを見下ろせる窓際のテーブル席に腰をおちつけた。

まずサッポロ・クラシックの生600円をお願いする。
メニューを見ると様々な料理があって、なにをたのんだらよいのかわからない。
単品でいくと失敗することがあるし、別の店にも行きたいから、いちばん安いコース料理3500円をお願いした。
因みにコース料理は5000円、6000円、10000円のものもあった。



ビールを飲んでいると突き出しがやってきた。
バナナ・ピーマンの焼き物、大根でカラスミをはさんだもの、黒豆。
バナナ・ピーマンははじめて。
ロシアの野菜だったろうか。
大根とカラスミは淡白な中に、じわりとカラスミの香りと塩気があって日本酒がほしくなる味。
黒豆も上質。

お造りはヒラメとホタテ。
刺身には大根のちょうちょがのっている。
そしてヒラメの下には葉わさびが敷いてあり、これがアクセントとなって新鮮な味覚。

山形県の超辛口、ばくれんの吟醸酒700円に切り替える。
しかしこのお店、料理の器がきれいだ。



とっくり蒸し。
とっくり型の器で蒸した、水炊きのような料理。
豆腐や鮭、舞茸などが入っていて、ポン酢、もみじおろし、わけぎをかけていただく。
あっさりしているが滋味ゆたか。



旬のてんぷら。
ホタテ、舞茸、ユリ根、ヤングコーン。

接客の女性ーー女将さんかもーーが丁寧に料理をおしえてくれる。
対応も完璧。
とても気持ちよくすごせた。



トマトの冷製。
皮をむいた冷やしトマトにオリーブオイルなどで味付け。



牛タンと舞茸、アスパラの炒め物。
塩味でシンプルな料理だが、これは美味しかった。
真似してみようと思うが、たぶんこの味はでないと思われる。

窓の下を薄野の住人達がとおる。
それを見ているのが楽しい。
黒のスーツに白いワイシャツでノータイ、スリムな男たち。
ドレスや和服の女性。

そろそろコースは終わりなので酒の追加はたのまなかった。
すると女性が気をきかせて冷たい水をもってきてくれる。 



ご飯は卵とじの雑炊。
小さなひとり用の土鍋が洒落ている。
そしてこれは、うんまい。
日本人の感性に訴える一品。
熱いのに一気にたべてしまった。



デザートはご主人が持ってきてくれた。
これには驚いたが、とても美味しいと言うと、よかった、ゆっくりしていってください、とのこと。



札幌に来たらまた是非利用したい店だ。



ほっかいどう料理 まつ久ら郷土料理 / すすきの駅(市営)すすきの駅(市電)豊水すすきの駅
夜総合点★★★★ 4.5









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紅とん 南新宿店

2012年09月12日 18時14分52秒 | グルメ東京
土曜日の21時30分に店に入った。



前に来たときには客がわんさかいたのに閑散としている。
どうしてなのかと思ったら、21時30分でオーダー・ストップ。
つまり最初の注文で終わりとのこと。
閉店は22時30分とのことなので、1時間あるから、ここで飲み食いすることにした。
せっかく来たからね。

しかし土曜日の閉店が22時30分とは早い。
もう1時間やれば儲かるのにーーHPでは閉店は23時になっていたからこの日だけ特別?

ビールは飲んできたのでホッピー・セットにする。
315円は安い。
家内はリアルゴールドだって、262円。

もつ焼きの店だから、かしら2本294円、タン2本294円、しろ1本147円、ハラミ2本294円をチョイス。
ほかにマカロニサラダ189円、もつ煮399円、冷奴210円、豚焼き飯399円をお願いした。

料理は次々に提供された。
ハラミが熱々でなかったことをのぞけば、どれも安くてよいお味。
酒場で求められるものをうまくだしている。

でも接客がダメだな。
22時で飲み物がオーダー・ストップとなり、すぐに支払いをしてくれと言って来る。
店を閉めることばかり考えているのがわかっちゃう。

紅とんは好きなチェーン店なんだけどここがいちばんハートがこもってない。
場所柄客がどんどんくるから商売の基本を忘れているのだろう。

ヴィア・ホールディングスグループのお店は接客にムラがある。
コンセプトはよくて料理は安くて美味しいのに、惜しい。
 

紅とん 南新宿店ホルモン / 新宿駅南新宿駅都庁前駅

夜総合点★★☆☆☆ 2.0


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美深の蕎麦店 むつみ食堂

2012年09月10日 20時38分42秒 | グルメ北海道
2012年の北海道ツーリング。



美深では寿司屋で昼食をとりたいと思っていた。

しかし目当ての店につくとお休みだ。

そこで名寄の町をまわって、客の入りと店の構えを見てえらんだのが、こちらだった。
店の前には車がたくさんとまっていて、地元の方が食事をしていれば間違いはないはず。

店内はほぼ満席だ。
空いている席をみつけてメニューを見る。

美深産のハルユタカという小麦をつかっているラーメンが名物だとか、スープカレー・ラーメンもあると壁に貼ってあるから迷うが、
蕎麦屋なので天ざる1050円をえらんだ。
蕎麦はもちろん美深産とのこと。



コーヒーがサービスなのでいただいてまつと、10分ほどで天蕎麦はやってきた。

まずは蕎麦だけいただくと、ふつうかな。
しかしつゆが美味い。
今年の蕎麦つゆの1・2をあらそう素晴らしい味。
そして天ぷらはさっくり。
海老2本、白身魚、キノコ、ピーマンの天ぷらがついてこの値段はお得。

めんつゆはたっぷり。
蕎麦湯もたくさん。
蕎麦湯が好きなので満足した。



他の客のたのんでいたカレーやカツ丼も美味しそうだ。

接客も心がこもっている。
繁盛店はどこもそうだよね。

店を出ると女性3人に、有難うございました、と輪唱のように声をかけてもらった。




むつみ食堂定食・食堂 / 美深駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5





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2012 北海道ツーリング 2日目

2012年09月09日 10時07分31秒 | 2012北海道ツーリング
フェリーは朝4時に小樽に到着した。

バイクの下船は4時50分。
先に下りた、おかちゃんとまゆみさんが待っていてくれた。

おふたりに挨拶して出発。
札樽道にはいり、道央道、道東道とつないで芽室ICをめざす。
道東道で朝食をとりたいが店はなし。
GSもない。

芽室は何もないから、十勝清水でおりるも店はなくて、セブンイレブンの豚丼で朝飯とした。



士幌高原ヌプカの里に到着。
霧が深い。
テントをたてて荷物をおろして林道に出発。



ペンケニコロベツ林道は通行止め。
周辺も通れないと看板にある。
ダメもとでとなりのパンケニコロベツ林道にいくとこちらは走れた。



29キロのパンケニコロベツ林道をはしりきり奥十勝峠に到着。
この先レイサクベツ林道17キロは走行できたが、秘奥の滝線はメイン林道が通行止めだった。



レイサクベツ林道を走破して、道道718号線の曙橋に出た。
昼時になったのでこの奥にある国民宿舎、東大雪荘にいくことにする。
この周辺に食事をとれるところはそこしかないのだ。



その前に、東大雪荘の奥にあるトムラウシ自然休養林野営場を見にいく。
東大雪荘の1キロ奥にシンプルな野営場があった。



東大雪荘のレストランで鹿の唐揚げ丼900円也。



つづいてヌプントムラウシ温泉に行くために、ヌプントムラウシ林道15キロをはしる。
直前に雨が降ったのでダートはぬかっていて、バイクと靴がドロドロに。

露天風呂には車が1台いたが帰ってしまった。
ひとりで風呂につかるが落ち着かない気分。
ひとりっきりだと熊がこわい。

早々に風呂から上がってまた林道を15キロもどる。
屈足まで山を下り、オソウシ温泉から鹿追自然ランドにぬけるダートを走ろうとすると、通行止め。
しかし、東大雪湖までもどれば、反対側からオソウシ温泉に行けるとのことで、そちらにいく。



ダム湖から林道に入り、ダートを行く。
こんな山の中に温泉なんてあるのかと思っていたら、5.7キロいくとあった。
すごいロケーション。

このあとUターンしようとして宿の敷地に入ったら、放し飼いの秋田犬に追いかけられてしまった。
熊よりこわかった。
ここは、オソウシ、ではなく、オソイヌ温泉だ。



左が東大雪湖、右は鹿追自然ランドにぬける林道の分岐点。
後方がオソウシ温泉。

11キロのオソウシサラウンナイ林道をはしると鹿追自然ランドに出て、道道1088号線の舗装路にいたった。
本日最後の目的地、鹿の湯に向かう。
以前はダートだったが、今は全線舗装されている。



キャンプ場の奥に無料の露天風呂がある。
年配のご夫婦が入っていて、私も混ぜてもらう。
その後若者達がやってきて賑やかな入浴。



初日から林道を100キロ以上走行。
バイクと靴は泥だらけだ。

夕食は士幌のスーパーで半額の刺身と弁当をゲット。
のり弁が150円也。

ヌプカは静かだが札幌、石狩に竜巻注意報がでていた。



                                        556.4キロ








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キャンプ場にある居酒屋 はるちゃん

2012年09月08日 11時04分12秒 | グルメ北海道
2012年の北海道ツーリング。



オホーツク沿いに興部ーーおこっぺーーという町がある。
そこから国道239号線で23キロ内陸部にむかうと、西興部森林公園があり、そのキャンプ場に店はあるのだ。

昭文社のツーリング・マップルの最新版にも紹介されているが、私はバイク仲間から、
キャンプ場に居酒屋があると教えてもらい、どうしても行ってみたくなったのである。



正確には森林公園の中にある森のレストランなので、キャンプ場にある居酒屋とは言えない。
キャンプ場のむかいにある飲み食い処だ。



営業は18時から。
キャンプ場のテントをでてお店に歩く。
なんだか変な感じだ。

店内にはカウンター席と掘り炬燵式のテーブル席がある。
テーブル席にすわりメニューを見た。

刺身は単品で5・600円。
盛り合わせは1300円と、メニューは安いわけではない。
その中から〆サバをたのむと品切れ。



生ビール500円とつぼだいの焼き物630円をオーダー。
つぼだいの630円は割安感があった。
この魚は脂がのっている。

ラーメンサラダ630円を追加したら、これって冷やし中華では?
ゴマだれのかかった冷やし中華。

もっと小さなものかと思って注文したのだが、これではもうお腹一杯で追加はできない。
生ビールをもう一杯飲んで2260円也。

客は途絶えることなくやってくる。
ここは地元のお客がついている店だ。
この土地では貴重な存在なのだろう。



食い処 飲み処 はるちゃん定食・食堂 / 旭川)
夜総合点★★☆☆☆ 2.5


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山の中に突然の人気店 のぶりん

2012年09月07日 18時41分13秒 | グルメ北海道
2012年の北海道ツーリング。



北見からオホーツク方向にむかっていた。

昼時になったので近くに気になる店はないかとリストをチェックすると、
遠軽の手前、安国(やすくに)駅に、のぶりん、というラーメン屋がある。
ちょうどルート上にあるのでここを利用することにした。



北見からずっと山の中を走ってきた。
安国は意外にも人家がたくさんある町だが、人気店があるようには見えない。
ところが駅近くの、のぶりんの前だけ車がとまり、あきらかに繁盛しているようす。
さっそく店内に入ってみた。

ラーメンとミニ丼がよいと聞いていたので、どのラーメンがいちばん出るのか聞くと、焦がし醤油らーめん700円とのこと。
ミニ丼は豚丼300円が人気とのことで、そのふたつをセットでお願いした。

店内は8分の入り。
店は男性2人と女性ひとりでまわしている。
ここは頑張っているのが感じられる店だ。
接客は親身だし、メニューはどれも研究しているのが伝わってくる。

ラーメンは10分ほどで提供された。
見た目がいいのに感心する。
ラーメン、豚丼ともバランスがよい。

ラーメンのスープは黒くて脂が浮いているが、意外にもさっぱりとしていて、焦がし醤油の独特の風味がある。
西山製麺?の麺は平凡。
メンマも業務用のものかな。
茹でたモヤシと玉子ももう一工夫ほしいところ。
チャーシューは脂の少ない部分の肉で美味しかった。

豚丼は甘い味付け。
ちょっと私には甘すぎた。
ただご飯はミニとは思えないほどぎっしりつまっている。
ラーメンも量は多いから、ふたつ食べると苦しいほどになった。

他の客のたのんでいた冷やしラーメンやカツカレーなども美味しそうだった。



のぶりんラーメン / 安国駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0








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