放浪のページ別冊ブログ

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三河屋食堂 鯉料理

2023年04月21日 17時41分41秒 | グルメ甲信越


2022年の8月。長野県佐久市の中込駅ちかくにある三河屋食堂にやってきた。佐久名物の鯉料理をたべにきたのである。12時すぎにつくと満席で、20分ほどまって席に案内された。人気である。



注文したのは洗いと甘煮の定食2500円だ。



鯉の洗いは、これまでたべた洗いとはまったくちがう一品だった。淡白で繊細。ほんのりと甘い後味。さばきたてだからこうなのだとおもう。鯉の洗いのイメージが一新された。わさびしょう油か酢味噌でたべるのだが、わさびしょう油がよく、酢味噌は香りが独特で口にあわなかった。洗いは贅沢に氷のうえにのせられていた。



鯉の甘煮。煮付けである。鯉を筒切り(輪切り)にしたものと、腹のすき身(あばら骨をそぎとった部分・骨付き)、内臓がもられている。ほかの魚では見ないY字型の小骨がおおいが、脂がのっていてトロトロだ。金目鯛よりもやわらかかった。鯉っておいしい。



はやの開きの唐揚げ。これは天然物だろう。ほんのりと野趣がにおった。養殖の鯉はくさみなどはいっさいなかった。



本場の鯉はちがう。またきたいとおもった。



店のむかいは鯉屋さんである。臼田鯉店。『2022佐久ツーリング』もどうぞ。
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新潟 万代シティバスセンターのカレー

2020年01月29日 17時23分58秒 | グルメ甲信越


新潟の中心地にある新潟交通の万代シティバスタセンターの立ち食い蕎麦屋に、大人気の黄色いカレーがあるとのこと。新潟グルメの上位にランクされ、テレビにも何度も取り上げられているそうだ。新潟のソウル・フードだとも言うので、観光とからめてたずねてみた。



新潟駅から少し離れた中心地にバスセンターはあった。その前のコイン・パーキングに車をとめて歩いてゆく。新潟は毎年北海道ツーリングのフェリーに乗るためにやってくる。でも時間があわなくて、バスセンターにゆくことはできなかったのだ。



バスセンターの一階の奥に人だかりがあり、ここが立ち食い蕎麦屋だとすぐにわかった。万代そばという店名のようだ。券売機でチケットを買ってならぶシステムで、案内の人までたっている。すごい人気だ。ほとんどの人がカレーをえらんでいて、蕎麦をたのむ客はいなかった。



杭州飯店で中華そばをたべてきたので、カレーの小380円のチケットを買って列にならんだ。因みに並は480円である。



順番がきてカレーの小をうけとった。たしかに黄色いカレーだ。食べてみると、熱くて、チープで、スパイシー。辛くてタマネギの多いカレーだった。



大衆食堂の昔ながらのふつうのカレーで、ものすごく美味しいというものではない。全国の駅前食堂にいくらでもあるカレーである。これは首都圏では名物にならないと思う。レトルトのカレーになっているのが信じられないが、バスターミナルという特別なところにあるから、新潟の人たちの思い出や郷愁に結びついているのだろう。☆5点満点平均3点で3点。
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杭州飯店 新潟県燕市

2020年01月19日 18時37分40秒 | グルメ甲信越


新潟県燕市の杭州飯店は何十年も前から背脂ラーメンの元祖として名高い。そのころから行きたいと思っていたのだが、なにしろ新潟は遠い。毎年北海道ツーリングにゆくのに新潟港からフェリーに乗るのだが、それがいつも9月の頭で、杭州飯店はその時期に夏休みをとっている。それで近くまでいっても利用できないでいた。しかしずっとそのままなのは癪ないので、2019年の11月にでかけてみた。



11月23日の土曜日。11時開店でその直前に店についた。するとすごい行列だ。駐車場が奥にあるので車をとめて列に加わるが、一回転目の客が入ってもこの行列だった。遠路遥々きたからならんだが、そうでなければパスしたと思う。



40分待って席につくことができた。4人掛けのテーブルに相席だ。850円の中華そばを注文する。新潟市街にある、万代シティバスセンターの黄色いカレー
も食べたいので、これだけにしておいた。店内は広い。ざっと見て100人は入れるのではなかろうか。それをさばく店員さんも10人以上働いていた。中華そばは15分でやってきた。たっぷりの瀬脂の浮いたスープに刻んだタマネギが印象的だ。スープは少しこぼれていた。



スープは見た目とちがってあっさりとしているが、濃い味だ。麺はふとく、うどんのよう。この極太麺をたべるとスープが薄口に感じられる。麺がスープに勝つようになっているようだ。タマネギがきいている。熱々で汗がでた。メンマはふつうでチャーシューはかたい。麺は多くてボリュームはあった。



このラーメンは工場で働く女性が仕事の合間にたべられるよう、背脂でスープが冷えないようにし、麺はのびないように太くなったと聞く。腹持ちもよいだろう。



杭州飯店のラーメンは30年前なら驚異的に美味しかったと思う。でも現在ではわざわざでかけるほどでもないと感じる。近くにあればたまにゆくという感じだ。



食事を終えて店をでると行列は短くなっていた。土日は開店直後がいちばん混むのだろうか。



杭州飯店の次は万代シティバスセンターの黄色いカレーにむかった。☆5点満点平均3点で3、3点。
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へぎそばの名店 小嶋屋 

2012年06月26日 21時17分00秒 | グルメ甲信越
新潟県の十日町にやってきた。



ここで食べたいのは、へぎそばだ。
へぎ、という板の上に乗せて供されるそばで、つなぎにふのりという海草をつかっている。
それをはじめたのがこの店なのだそうだ。

土曜日の昼時に利用した。
へきそばとざるそばは別のものなのかと思ってきいてみた。
すると同じそばとのことで、へぎそばに上天ぷらをつけるよりも、
上天ざるのほうが安い気がして、それの大盛りを注文したーー真相は不明。

へぎそばはざるそばよりは量があるとのこと。
違いはそれだけだそうだ。



上天ざるは1800円。
大盛りはプラス150円だ。
上天ぷらにするとズワイガニの天ぷらがつくので、これを味わいたくて上にした。

待つこともなく上天ざるがやってきた。
驚くほど早いが、天ぷらは熱々のさくさく。

そしてそばは海草がつなぎになっているために、なめらかな触感。
つるり、つるりと喉をとおってゆく。
へぎそば、美味いねぇ。

天ぷらもたっぷり。
つけ汁も、そば湯もどっさりなのがうれしい。
なにしろそば湯が好きなもので。

茹でアスパラにマヨネーズというのもなんだか懐かしくていい。
新潟に来たらこれを食べないといけない。



越後十日町 小嶋屋 本店そば(蕎麦) / 十日町駅しんざ駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


コメント (8)
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