ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.11.14 瞑想ヨーガ指導者養成講座9日目 終了後は病院へダッシュ!

2023-11-14 21:54:39 | ヨガ
  昨夜はブログアップ後、さっと入浴を済ませ、ベッドに入った。草臥れて眠くてたまらず、電気を消したらすぐに眠りに落ちた。

 そして今朝、夫は昼から仕事、帰りは美容院でカットだという。いつも通り定刻に鳴ったスマホアラームを消して少し二度寝。BS朝ドラを視てから起き、朝食の支度を終えてから夫を起こす。
 真っ青な空、いいお天気だけれど、かなり冷え込んでいる。昨夜は都心で木枯らし一号が吹いたという。今年初めてエアコンを暖房を切り替えて1時間タイマーを点けて眠ったけれど、正解だった。
 夫と朝食を摂りながら溜まった洗濯機を廻す。今日の予定を話し、夫の世話を焼くことが出来ない旨、了解を得る。急いで2人で洗濯物をベランダに干して、前泊の支度を整え、講座が終わったらすぐに家を飛び出せるように身支度を整える。

 9日目の今日は通常通りHさん、Tさんと私、リアル参加の3人でクラスは進む。今日は呼吸、プラーナヤーマの回だ。定刻10分ほど前にZoomを繋ぐ。

 オームを3回唱え、今日も素晴らしい朝を迎えられたことに感謝しながらゆっくり深く呼吸して休息をとる。
 前回、均整道術スタジオで開催した時の質問や、今日までの変化や感想等についてのシェアからスタート。
 私は「恥ずかしながら受講しただけでその後実際に試すことは出来なかった。やはり現場まで出向けばよかったが、事情が許さず。タオルやブロックを使って実際にやってみたい。」と発言。

 Hさんは「立ち木のポーズがイマイチで、クラスを組み立てる時も自分が出来ないのでやらなかったが、甲のマッサージをすると内向きにバランスを移動させる効果が一番出やすいことが分かり、グラグラすることなくすっと立てるようになった。グラグラしながらバランスを見つけていくのと、バランスよく立つのとどちらがいいのか」と質問。
 Sさんからは「グラグラからすっと立てるまで色々な段階があるが、理想はすっと立てて安定感を愉しむこと。バランス感覚最大でアーサナを愉しむには練習が必要だし、日によっても時間によっても状況は違うが一度最大まで経験すると、調子が出なくなってもその体験はなくならない。良い体験は特にそうだ。瞑想も同じで、一度心が止まった感覚は忘れない。」というコメントがあった。
 瞑想については本当にそうだ。この言葉は7年前のクラスでも伺ったが、実際にその時に体験したことは今の私を支えていると思う。

 Tさんは「K先生とは初めましてだったが、パワフルでテンポ良く新しい情報満載で大忙しだった。思ったことを味わうことなくどんどん進んでいき、笑うと忘れてしまったり、だった。講座後は天女のポーズをトライしたら出来た。出来ているのに自分ではないような感じがした。チャトランガもYouTubeを見ながらやってきたが、やり方がわかって出来るようになった。階段の上り下りで股関節を緩めると前屈も出来るようになった。」とのこと。
 どんどん進化しているTさんの様子を聞きながら眩しいほど。

 私は「チャトランガがいまだにうまくできないが、胸部の痛みがあるとどうしても庇ってしまい、思い切ってやれずにブレーキをかけてしまう」と話すと、Sさんからは立ったままで壁に手を置いてチャトランガが出来た感覚を得ることのできる方法をアドバイス頂いた。なるほどこれなら出来そうである。
 それが出来るようになったら次は寝っ転がってペットボトル等を持って行うという方法も。めげずにけれど今の体調に合わせ無理せずやっていきたいと思う。

 一通り感想や質問等のシェアが終わり、いよいよ本日のテーマに入る。まずは“解剖生理学的に観察する呼吸”の項目から。呼吸にかかわる体内の仕組み、肺や肺胞の様子、外呼吸・内呼吸について学ぶ。吸って吐く仕組みでは横隔膜、肋間筋それぞれの動きと呼吸についての関係を確認した後、胸式呼吸、腹式呼吸では主にどこの筋肉を使うのかを学び、呼吸しやすくするために筋肉の制限を解消する仕方を各自ワーク(どの部分が制限しているか観察、続いて制限をアーサナで、均整術で解消)する。
 その後はそれぞれ腹式呼吸をした後、制限を外すために何をしたかをシェア。私は深い呼吸をしようとすると咳で阻まれることがあり、思う通りに深い呼吸が出来ないストレスをお話しする。今日は机で(すぐに出かけられるようにウエアは着ずに)受講していたので、アーサナを取って大きく動くことはせず鎖骨下、肋間筋、横隔膜のマッサージをすることで詰まりがとれて長く息が続くようになった、と発言。
 Hさんは吸うとお腹の皮が膨らみ、吐くとお腹の皮が背中にくっつくような感じで制限ない状況をシェアされた。

 Tさんはさすがにリケジョでいらして、横隔膜の上下する仕組みについて確認される。夫々が披露した制限の外し方を聞き、「この内容を膨らませたマッサージのシークエンスで30分クラスは出来上がる」とSさんのコメント。続いて横隔膜をダイレクトに動かす方法等も教えて頂く。
 胸式呼吸でも同様のワーク。座ったままの鷲のポーズ等を行い肩甲骨の外転、内転等を行ったことで効果があった。何か動きに制限がかかっている時、自分でケア出来るようになると良い、という体験だ。
 何より深くゆっくりとした呼吸が出来ると、ガス交換の効率が上がるだけでなく心身のリラックスに繋がる。逆にバストリカのような速く力強い呼吸の効果も確認する。

 ここでお昼休み30分に入る。まだ洗濯物は乾ききっていないが、夫が薄物を取り入れてくれている。時間がないので、ナンドッグをレンチンしてスープと一緒にお腹に入れる。夫はカップ麺と焼きおにぎりという炭水化物重ね食べをしていた。ほどなくして午後のクラスが始まり、暫くしてノックの音と鍵を閉める音がして、夫が出かけて行った模様。

 午後はプラーナヤーマ。生命エネルギープラーナとその通り道ナーディについて整理する。チャクラの説明があった後、それぞれのビージャマントラ(種の音)を唱える。6つの音を唱えた後、感想を訊かれる。お二人は夫々のチャクラについて色々体の変化等について仰っていたけれど、私はどの音もとにかく気持ちよく、ともすれば眠りそうな感じになる、というトホホな感想。昼食後だからか。

 クンバカ(保息)を学ぶ際、自分のクンバ(壺)に不老不死のアムリタを満たすイメージをもって行う。細いストロー2本で鼻からアムリタをそっと吸い込んで、壺に満ちたところで今度は体の外に出していくところまで。吐き出す時がなかなかぴんと来ないというのはHさんも同じ感想だった。
 Sさんからは「クンバカはぎゅっと止める、のではなくやわらかくスーッと吸って、吸っている瞬間が止まってまたスーッと吐くのが大切で、ぎゅっと止めると耳や頭が痛くなることがあるので注意」とのアドバイスがあった。
 バンダと体の中のプラーナを学んで本日は終了。それぞれ感想を述べてお開きになった。10分押してしまったので、「今日はこれから病院に行くので・・・」と最初に失礼して退出。

 急いでPCを畳み、あれこれ片付けて家を飛び出す。電車に乗った途端、腹痛になる。もはやこれは過敏性大腸炎か。乗換駅で脂汗をかきながらお手洗いを済ませる。用事を済ませ、ちょっといいことがあって、始発の電車に飛び乗れた。それでも当初の予定より10分ほど遅れてしまった。
 車内のお供は真山仁さんの「レインメーカー」(幻冬舎文庫)。他のこともしながらで時間がなく、プロローグを読んだだけだが、なかなか面白そうだ。明日を楽しみにしよう。

 荷物が重いのでまずはホテルにチェックインして身軽になって病院を目指す。
 30分の幅がある予約時間だったが、IDを通し採血室に走ると、看護師さんお一人しかおらず、既に片付けモード。400数十番で、全く待たずに5本の採血。息を切らせていたら深呼吸を促された。挙句の果てはピンクの受付表を出す機械にIDカードを置き忘れ、クラークの方が届けてくださった。間抜けである。

 痛みもなく済み、そのまま2階までエスカレーターで、レントゲン撮影へ。これまた窓口にはどなたもおらず、片付けモード。保険証確認を終えて、中廊下で待つ。入院患者さんがストレッチャーで出てこられたが、他には誰もおらず、すぐに呼ばれる。ブラトップに無地のニットを着てきたので、そのまま2方向撮影を済ませ、エスカレーターを降りて総合会計窓口へ。

 総合会計の待合もチラホラと椅子に座っている方がいる程度。殆ど待たずに自分の番号が出て、病院滞在時間は15分ちょっとという猛スピード。会計は5,000円強をカード払い。いやはやこんな短い滞在時間は普通、ない。
 やはり前日に検査を終わらせておくというのはとても賢明だ。今日はクラスがあることを失念していて、かなりハードな綱渡り的スケジュールになってしまったが、そうでなければ有難いことだ。

 辺りは既に暗くなり始めている。さすがに(走ることは出来ないが)家を出てからずっと急ぎ足だったので、疲れ果てている。加えてお昼が軽かったので、空腹と低血糖でふらふら。カフェに入り、糖分補給と水分補給。珍しくホットチョコレートを頂く。夫や息子とLINEのやりとりをしながら、30分ほど休息し、ホテルに戻った。

 母にMeet通話。今日も机の上の書類を頑張って片付けたとか。ヘルパーさんが来てくださった後は、マッサージにも出かけたという。自分で今まで何もしてこなかったツケが回ってきたと言う。そのくらい現状認識が出来ているのか。なかなか頑張っている。
 その後、夕食は定食屋さんでしっかり頂き、ホテルに戻って大きなお風呂でゆっくり手足を伸ばした。前回の宿泊時はとんでもなく混んでいて大変だったが、今日は私以外に最高でも3人がいらしただけの通常モード。浴槽では文字通り貸し切りを愉しんだ。

 今月初めの息子の引っ越し以降、片付けと断捨離と週2回の講座でかなりアップアップ状態である。病院で少しゆっくりする・・・、というのも変な話だが、実際そんな感じになっている。自業自得ではあるが・・・。

 というわけで、明日はカドサイラ早くも3クール目だ。空咳とか息切れとか気になる症状が一過性のものでありますように、と祈りつつ、今日は早めに休みたいと思う。
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