Japanese folk(Minyo) singer "Akiko kiyono" support blog
日本民謡歌手「清野明子」応援ブログ
十三の砂山
本州最北端、竜飛岬の南約25kmの日本海に接したところに「十三湖」はある。岩木山の水を集め、弘前市、五所川原市を縫うように流れる岩木川の河口に出来たのが「十三湖」です。室町時代に東北地方に日本海航路の支配者として圧倒的な海運力を保持した「安藤氏」の本拠地が十三湊(とさみなと)である。
1 十三の砂山ナーヤーエー
米ならよかろナ
西の弁財衆にゃエー
ただ積ましょ ただ積ましょ
弁財衆にゃナーヤーエー
弁財衆にゃ西のナ
西の弁財衆にゃエ
ただ積ましょ ただ積ましょ
2 ここで踊ればナーヤーエー
庄屋どんな叱るナー
庄屋も若い時ゃエ
踊ったびゃネ 踊ったびゃネ
若い時ゃナーヤーエー
若い時ゃ庄屋もナー
庄屋も若い時ゃエ
踊ったびゃネ 踊ったびゃネ
この唄は私が中学二年生の時に音楽の教科書に選定されておりましたが民謡だとは思いませんでした。民謡に興味を持って始めて知ったのです。メロディと古い歴史、どちらが選定の理由となったのかは判りません。
※「弁財衆」とは上方から来た船員を差しています。
※「ただ積ましょ」とは砂山が米だったら、”無料で積んであげましょう”の意