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お早うございます。最近経済的、政治的に国家間の結びつきが歪（いびつ）なものになってきている様に思えてなりません。例えば日本は政治的には尖閣諸島の領有権で中国との摩擦が有りますが経済的には自動車が好調な事に加えレアアースの共同開発、販売など技術移転（国益にはマイナス）ともとれる動きが有るのが国益にとって心配されます。
アメリカも軍事的には日本の立場を支持しつつも中国の防空識別圏内でのフライトプラン提出など一貫性が見られません。つい最近になってイギリスとドイツが中国にすり寄っています。今のところチャイナリスクを覚悟で勝算が有りと見たのかどうかは判りませんが、一歩間違えば技術とノウハウを根こそぎ盗られつつある日本の二の舞になりかねません。
北朝鮮に目を移すと張成沢処刑によって蜜月と思われた中国との間に軋みが見られます。北の核ミサイルが北京に向いている可能性もあり、中国は北への援助を止められない状況にあるのかもしれません。
韓国についてはアメリカ軍が2年後に軍の統制権を韓国軍に引き継ぐ事が決定しており、北朝鮮はこの機をどのように捉えているのか気になるところです。2年後がかなり危ない事になりそうです。この様な事から日本は歴史問題、領土問題を抱える中国、朝鮮半島とは適当な距離をおいて厳重に警戒しつつも着かず離れず付き合っていく事が求められそうです。
それにしても国際政治っていったいどうなっているのでしょう。ベトナム、イラク、アフガニスタンで自分達のしてきた事が結局自分の首を絞める結果になっているアメリカっていったい何なのでしょう。優等生敗戦国の日本、ドイツ、イタリアの夢を見ているとしか思えません。イラク戦争など単なる懲罰にしては犠牲が大きすぎます。アメリカは中国を恐れるあまり北朝鮮を叩けない小心者的一面を持っているところが滑稽です。このままだとパキスタンと同じ様に北朝鮮が核保有国として国際的に認められていくのは確実です。
綺麗な紫の花が次から次に咲くノボタン科の常緑半低木「ノボタン」（野牡丹）です。葉に細毛が生えているのが特徴です。日本原産で数が少なく入手は困難と言われていますが今年の秋にホームセンターで手に入れました。蕾が有るので未だ咲くようです。他にブラジルが原産の「シコンノボタン」（紫紺野牡丹）が有ります。真ん中から出ている「しべ」に黄色いものが混ざっているのが「ノボタン」です。
※ 写真は年賀状用にバックを消す加工をしています。