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お早うございます。15年ほど前に行方不明になったCDの1曲（演奏）が忘れられず、ここ何年か暇が有ればYou tube検索をしていましたが、やっと目的の演奏を見つけました。その曲とはバッハ作曲「管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067（マリナー盤）」（FL:ウィリアム・ベネット/アカデミー 室内管弦楽団）です。特に第5曲（ポロネーズ）にフルートコンチェルト的要素を含み、行進曲のようにテンポ良く元気になれる演奏が好きでした。玄人好みではないようですが、私には良い演奏に聞こえます。フルートは木管の古楽器ではなく金管のフルートを使用している様で硬い印象ですが華やかさを感じます。その他の著名演奏にはリヒター、ピノック、パイヤール、ゲーベル、ガーディナー、ミュンヒンガー盤などが有ります。下にリヒター盤（ＦＬ：オーレル・ニコレ/ミュンヘン・バッハ 管弦楽団）も張り付けました。聞き比べてください。リヒター盤は万人好みで洗練されています。
バッハが作った管弦楽組曲（4曲）の中で，一番好まれているのが第2番ＢＷＶ1067です。第5曲と第7曲にはフルート奏者を目指す中高生が憧れる有名なフルートソロのメロディが含まれています。繰り返されるオーケストラによる元気な演奏のポロネーズとフルートの演奏技術が光るバディネリのリズミカルな旋律が特に親しまれている名曲です。リヒター盤を薦める方が多いようですが、筆者はマリナー盤の舞踏音楽に徹した、華やかで気楽に聴けるところが好きです。ただし、第6曲はリヒター盤が良い。
1～7曲のタイムを右サイドに記しておきましたのでyou tubeのプログレスバー（再生状況を示す赤い横線）のボタンを使用して目的の時間にドラッグして聴いて下さい。第1曲は長いのでスルーで良いかも。それ以外は2～3.5分以内に収まり、美しいメロディの小品です。リヒター盤は3分プラスです。
第1曲 フランス風序曲（オーバチュア） ーーーーーーー00-00～07-10
第2曲 ガヴォット風のロンド（主題を繰り返す）ーーーー07-13～09-04
第3曲 サラバンド（3拍子の舞曲）ーーーーーーーーー09-07～12-22
第4曲 ブレー（オーヴェルニュ地方起源の舞曲） ーー12-25～14-42
第5曲 ポロネーズ＆ドゥブル（ポーランド宮廷舞曲） ー14-45～18-13
第6曲 メヌエット（フランス舞曲で長閑な曲） ーーーー18-17～19-28
第7曲 バディネリ（舞曲ではない小品、冗談）ーーーー19-29～20-50
数年前”我が家にも一鉢と思って購入し、露地植えにした”ラン科の多年草「シラン」（紫蘭）です。花弁が白で唇弁がピンクの「クチベニシラン」も有ります。病気にも強く、所によっては歩道などで雑草化しています。球茎はひび、あかぎれ、止血に効くとされています。原産地は日本、中国です。