「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

ブレイスの丸山さんが七里ガ浜に現われる

2011-02-04 00:00:42 | 内装・インテリア
庭におかれた工具。



八ヶ岳の我が山荘、両親の家、そして鎌倉の我が家を建ててくれたブレイスの丸山さんが、ブレイスの仲間1人を伴い、八ヶ岳山麓からえっちらおっちら鎌倉七里ガ浜に来てくれた。5ヵ月ぶりくらいか。竣工から4年が過ぎて、あれこれ微調整の必要になったところを世話しに来てくれたのだ。



フローリングとタイルの間の目地が痛んだ。無垢の分厚いフローリングの断面はガンガン水を吸うので、目地との相性はそもそも悪い。シールで養生して目地を奥まで剥がす。



塗り直し。



バッチリ! なんとキレイな。



これもまた無垢の木を合わせた収納扉。木は収縮するので、板は自然に反る。組み合わせ方向によっては、扉の部品が離れる。それを修正中。竣工後の年月から言って、これでもう変化はないだろう。



見事に復活。



玄関ドア周りも修正。外にさらされ鎌倉の気候のもと収縮と膨張の変化を繰り返す。米国から来たオークのドアも驚いていることだろう。これもまたやがてはおとなしくなって行くが。



室内ドアの微妙な位置の調整。本当の木は乾燥にともなう微妙な収縮や反りがあり、家のあちこちで変化が起こる。その対応としての調整も木造家屋では必要だ。だから木を知り尽くしたビルダーに家を建ててもらおう。他にも微調整があったが、丸山さんとその相棒は猛スピードで作業を完成し、アッと言う間に八ヶ岳山麓へと帰って行った。



ブレイスはこちらから → http://www.brace.jp/ 

本当の木を床、内外の壁、天井に使った家は時にメンテが必要だ。若干の面倒はある。しかしその良さは、経年変化や劣化が逆に味わい深さを生むことだ。傷もやがて丸くなり、不愉快ではなくなる。ところが現代の木造建築の多くは、表面的に見えるもとのは別に、樹脂、集成材、合板、接着剤から出来ている。便利だし狂いもないが、経年変化が味わいにはならない。現代人は選択を迫られる。
コメント (2)
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