大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

越境登山者はノーサンキューらしい

2020年06月13日 | 山その他

来週の土日が新潟で晴れの予報で急遽「浅草岳」にでもと思った。

車で行くのはシンドイから駅探を見たら小出から只見まで通じてた。

勘違して只見の手前で寸断されてると思ってたんだ。

 

それなら何とかなると只見町の昔泊まった民宿に電話してみた。

今年はコロナで山開きは無いし前泊しないと無理だから。

ところがだ、宿の主人に越境しての客は勘弁と断られた。

自分も孫にも会いに出てないし、何より町民達が自粛してるのでちょっと困るんだと。

本当に自粛もここ迄くれば立派なもんだが、今年の山は色んな面でやり辛いぞ。

 

ひょっとしたらと思って「層雲峡ゲストハウス」に電話してみたら大丈夫だったが、相部屋は無しで1部屋に1グループ(1名でも可)なんだと。 

どうにか門前払いは食わないが予約が難しいぞ。

問題は北海道も立派に梅雨があって、明けないと晴れる日の予想が難しい点だ。

俺の場合は日帰りかテント一泊だから7月初旬でも何とかなるが、トムラウシへの縦走なら梅雨明け後だろうな。

 

まあ、7月初旬の平日なら空きはあるだろうからどうにか歩けるだろう。

 

 

 

 

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山歩きする皆さんへの手紙

2020年05月20日 | 山その他
皆さん、お元気でしょうか?
 
そろそろコロナ終息が見えて来たような気もしますね。 
私の神奈川はまだまだですが。
 
さてそんな状況ですが、富士山の小屋と南アルプス南部の小屋は全面休業だそうです。
 
去年の夏の雨で収入ガタ減りだったのに、なかなか勇気ありますねえ。
しかし、深読みすればスペース空ける為に客の数を減らせば採算取れないと言う事なんでしょう。
  
あの北アルプスの小屋はほぼ条件付きで営業しますが、定員以下でもどうにか利益が出るのでしょうかね。
山屋としては営業してくれるだけで嬉しいですが。
  
人件費と食材費を抑える為には食事を簡素にする一手でしょう。
カレーかシチューですよね。
これなら野菜3種と肉・ルーがあればOKですから。
カレーなら極論すれば誰でも作れますし、人員も少なくて済みます。
色んな種類を出すから調理・配膳に女手が必要なのでしょうから。
インスタントラーメンでさえ美味い山の上なんですから、手作りのカレーやシチューでも十分御馳走ですよね。
 
私的には定員以上にしなければ十分だと思いますが、どうするんでしょうかね?
山友達の山岳さんによると定員の半分にして営業する所が有る由ですが頑張り過ぎな気もします。
 
小屋では食事以外はマスクして無駄話しなければ大丈夫でしょう。
あの山での挨拶も会釈くらいになるかもですね。
小屋が混まないのは嬉しいですが予約取るのが大変ですよね。
 
一番はテント泊ですが体力が無い人間は無理です。
テント場の確保という難関がありますから、昼までに着かないと駄目でしょうしね。
道の途中でのビバーグという奥の手がありますが。
 
色々書きましたが何とか無事コロナ禍を乗り越え、
夏山で花や星などを楽しみたいものです。
 
大雪男
 
 
 
 
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富士山と南アルプス南部の小屋休業だ

2020年05月19日 | 山その他

富士山は当然だと思うが、後者の場合はちと首を傾げざるを得ぬな。

 

登山自体は三密からほど遠い行為なんだが、小屋での宿泊が三密の極地と思える時があるからなあ。

秋の涸沢ヒュッテや涸沢小屋などは生き地獄で大昔俺も酷い目に遭った事がある。

それには及ばないとしても布団1枚に2人なんて日常茶飯事の人気の小屋があるんだから問題ではある。

一方で昨年の夏の不順な天気で小屋の収入はガタ減りだったんだから、今年のコロナ明けにどうするかは小屋経営には死活問題だったろう。

 

そんな時に富士山の山梨側の小屋閉鎖と林道閉鎖が先行し、静岡側が追随。

南アルプス南部の場合は熊ノ平小屋から光岳小屋まで全ての営業小屋が休業。

北部は「馬ノ背ヒュッテ」が完全休業だが他は期限付きの営業みたいだ。

八ヶ岳は「赤岳鉱泉」「行者小屋」「赤岳頂上山荘」「キレット小屋」が完全休業でそれ以外は期限付き営業。

北アルプスの場合は殆どが期限付き営業で完全休業は「新越山荘」のみ。

中央アルプス他は調べてないから必要なら調べられたし。

尚5月18日更新の「YAMAP  MAGAZINE」を参照してるから最新情報は要チェックだ。

以上で分かる通りに見事に自粛だが本当にそれで良いのだろうか?

登山者の俺としては営業小屋は営業の自由はあって良いと思う、当然三密回避の手立てをしての上だが。

勿論経費面でそんな事ができないのなら完全休業は当然だが。

まあこの連休明けまでは小屋の自粛も理解できるが、夏山秋山は三密対策した上で営業して欲しいもんだ。

特に南アルプス南部の場合は北アルプスと違ってそんなに激込み状態にはならないから尚更だったんだがなあ。

今シーズンは電話予約が絶対優先になるだろうから要注意だ。

と言っても俺の場合はやるとしても「鳥海」「大雪」の遠征だけだからそんなに問題無いんだが。

 

今年はコロナ騒動で山も色んな事に気を配らないと駄目だから、キチンと計画を立てひとつひとつ潰して行かないと酷い目に遭うぞ。

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ルーペの世界楽しいが

2020年05月12日 | 山その他

地面近くの花だと四つん這いで見るからシンドイ。

そういう点ではデジカメは便利だな。

ルーペ代わりにデジカメを使う方が現実的かも。

接写に特化した安いのがあれば良いのだが。

 

先日見て気に入ったムラサキサギゴケ。

下の小さい白い花は何だろう?

 

 

 

途中でトキワツユクサのちょっとした群落があった。

 

このトキワツユクサは南アメリカ原産だが、昭和初期に鑑賞用として輸入されたんだと。

それが野生化してアチコチで増殖し「要注意外来生物」に指定されてるらしい。

こんな例は幾らでもあるがこれだけ馴染んでしまうと駆除もままならないな。

 

 

一見何の変哲も無い花も拡大して見ると結構綺麗で得した気分になるな。

縦走などの本格の山ではやる余裕は無いが、公園や低山なら十分楽しめる。

 

引き続きやる予定だった階段トレは暑くて中止。

西陽がモロに当たって汗でとんでもない事になるからなあ。

 

 

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久し振りに階段トレやってみた

2020年04月25日 | 山その他

今日の大山は雲の中

 

あの病院での階段トレ以来だったが、近くの神社の138段を10往復した。

 

段差15センチとして約21メートルだから、210メートルの標高の山の登下降。

 

 

空身では何の意味も無いからデイパックに5キロの漬物石と水も入れてやった。

ウェストポーチを入れて約9キロになったしまあまあの負荷。

結構行き合ったがすれ違う時には息を止めた。

 

昨日公園を歩いた時に出逢ったジョギングの連中が一人としてマスクしてるのがいなかったのには呆れた。

ウォーキングの連中は皆マスクしているのにどうしようもない連中だぞ。

こっちに向かってるのが見えたら離れてやり過ごしたが、抜かれるのはどうしようもなかった。

この階段トレと地元の神社や石碑巡りの歩きで凌ごう。

川辺り歩きもあるしまあまあ楽しめそうだ。

 

5月6月で各3回は本格の山をやらないと鳥海なんて夢の又夢。

 

 

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コロナ禍での山遊び

2020年04月06日 | 山その他

 

  

散り残る桜 

 

もう咲き出してるツツジとアゲハ

 

桜の絨毯と滑り台へ急ぐ孫娘

 

 

 

緊急事態宣言がやっと出そうだが、そんな事とは関係なく外出は自粛してる。

 

山仲間との恒例の山梨での桃の花見も止めたし、周のお迎えも当分休止。

 

しかし、体を動かさないと腰に悪いし何とか動きたい。

 

要するに感染者に接触しなければ良いわけで、他人と一緒にならなければ良いんだ。

電車やバス・タクシーなどに乗らない、他人と一緒になって遊ばなければ大丈夫だ。

 

足の負傷で当分は公園の散歩もままならないが、今後の山の遊び方を考えてみよう。

 

1人で遊べば良いのだから車で動き、小屋に泊まらずテントで遊べば良いんだ。

運転大嫌いな俺でもこんな事態になったら転がすしか無かろう。

丹沢や甲府辺りまでなら何とか行けるだろうから、適当な山で日帰りや一泊で遊ぼう。

奥多摩はどうも行く気がしないが道路が混みそうだし狭いからかな。

 

それで行ける山域と山はというと

1. 丹沢

  表尾根 三ノ塔・塔ノ岳・鍋割山他 

  西丹沢 ビジターセンターからの周遊 檜洞丸・大室山他

 

2. 南大菩薩・徳並山他

 

これだけで結構遊ぶ山はあるから選ぶ苦労は無いな。

 

栄和交通の山岳路線のマイクロバスは4月18日から運行予定らしいが、こんな状況だと無理かもだな。

 

 

このコロナ禍もできれば5月で終息して欲しいが、満員の通勤電車が走っている限りは難しいだろうな。

 

 

 

 

 

 

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左足甲の負傷で春山ピンチ

2020年04月04日 | 山その他

4日前部屋でやっちまったと言うかやられた。

 

孫娘がひっくり返した小卓をカミさんが引っ掛けて俺の左足に衝突。

 

親指手前の甲の上なので靴に当たって散歩もままならない。

さっき整形外科で写真で確かめたら幸いヒビも入ってなかった。

しかし、当分は山歩きが無理なんでは奥多摩どころか丹沢も5月初旬でも無理っぽい。

 

と言う訳で今年の春山九州遠征は断念となった。

 

昨今のコロナ情勢では飛行機で九州へなどとんでもないから怪我でなくても止める積もりだったが。

 

コロナはこの先も右肩上がりだろうから何とか5月までには終息して貰わないと夏山もままならないな。

万が一にも7月までに終息しなかったら夏山もピンチで小屋経営者は戦々恐々だろう。

今年の夏山の北アルプスの小屋はジジババが少なくてオイルサーディン状態ではなくなるかもだが、秋山は史上最悪の混雑になりそうだぞ。

 

 

 

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感激した山ベスト10

2019年11月22日 | 山その他

このブログの書き納めが残り5日になった。
 
10年の3月末から始めたから約9年8ヶ月。

大鹿峠へのK氏との山行記事から始めて、何と約4000も書いてたよ。 

まあ、飽きもせず駄文を書き続けたと感心やら呆れるやら。
日記代わりに始めたから解らぬでもないがそれにしてもなあ。

山日記として始めたのにほぼ山記事が無くなってるし、区切りとしては丁度かなとも思う。

ブログもいつまでも続ける訳にも行かないし、元気な内に自分で店仕舞(ブログの消去)もしないと駄目だし。

死んだ後までこんなブログをネット上に残したくないからなあ。

さてそんな訳で25年続けた山歩きのベスト10を書いてみよう。
昔書いた事があるがその後にやった山もあるし順位も変わったろうから。


このブログを読んでる人なら大体は予想できるだろうが順位はつけない事にした。

因みに2010年に書いた記事の「もう一度登りたい山ベスト10」は以下。

1  羅臼岳から硫黄山
2  屋久島縦走
3  浅草岳
4  裏岩手縦走
5  北岳
6  秋田駒ケ岳
7  九重
8  空木岳から木曽駒ケ岳
9  日光白根山
10   焼石岳

これ以降にやった主要な山は

縦走

聖岳から悪沢岳 黒部五郎岳(新穂高から折立)表銀座から大キレット
塩見から北岳 荒沢岳から十字峡 越後駒ケ岳から中ノ岳


単発

薬師岳 安達太良山 大崩山 傾山 大杉谷 守門岳 英彦山 井原山

こうしてみると2010までに結構良い山をやってたな。

もう一度登りたい山と入れ替えるとすると縦走から

表銀座から大キレット
聖岳から悪沢岳
越後駒ケ岳から中ノ岳

単発では大崩山のみだな。

入れ替えの山は単発の山の

浅草岳 九重 秋田駒ケ岳 日光白根山 焼石岳

別格の大雪山を入れて俺の山ベスト10完成だ。

改めて書いてみると

大雪山系(トムラウシを含む)
羅臼岳から硫黄山
裏岩手縦走
越後駒ケ岳から中ノ岳
表銀座から大キレット
空木岳から木曽駒ケ岳
聖岳から悪沢岳
北岳 
大崩山
屋久島縦走


以上圧倒的に縦走が多いがまあ仕方無いかな。
複数の山を越えて行くんだから感動の大きさが違う。

北岳と大崩山は単発でも十分縦走に匹敵する面白さが俺にはあった。

何度も書いたが鳥海山をやればもう思い残す山は無くなるな。

富士山と劔岳、槍ヶ岳は意図的に登らなかった。

富士は登る山でなく眺める山だし、劔と槍は登頂するのに待たねばならないから。
まあ偏屈な俺らしい理由だがとにかく並ぶのが大嫌いだから仕方無い。

体力ある内に縦走を済ませて単発の山をリタイア後に残せば楽だったなとは思う。

まあ、それでも十分楽しんだからそれほどは後悔してないな。
25年ほどの山遊びで大怪我どころか怪我らしい怪我もしなかったのはラッキーだった。

叶うなら周と昊の3人で層雲峡から黒岳に上がり、あの残雪の絶景を楽しんでみたい。

その為にも今後も体力と相談しながら元気で山遊びしたいと思う。




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団体登山のデメリット

2019年09月28日 | 山その他

山歩きの心得として必ず出て来るのが「単独登山はやめろ」だ。

一人だと遭難しても発見され難いし、道間違いなどのリスクも高いなどの理由だ。

まあまあもっともだがそれは単独だから特別高くなる訳でもなかろう。

この俺はほぼ一人で26年山遊びしてるが怪我も遭難騒ぎも起こしてない。

それで逆に二人以上団体で歩くリスクを書いてみる事にする。


1. 予定を中止し難い

 体調が今イチとか雨模様とかでも簡単には中止できない

2. 自分のペースで歩けない

 花や眺望を楽しみたくてもできないし、相手のペースに合わせるのも苦痛

3. 単純に増える人数分だけ事故の確率が増える

4. 一人がトラブルと全員に被害が及ぶ
仲間が怪我して下山した後も歩きを続けるなんてちと無理

5.リーダーは 全員の調子に気を配る必要がある
グループから脱落者が出ないようなペース配分にするのが重要


とまあ結構リスクは多いんだぞ。

長野県警が出してる「島崎三歩の山岳通信」を見ても団体での事故が多い。

ちなみにこの通信の9月162号から165号までの登山道上での事故の集計では

団体16と単独8の件数になっている。

その内ツアー登山が5件もある。

 


俺にとっては団体登山のメリットはタクシーやレンタカーの割り勘だな。

最近は登山口へのバスが無くなってるのが多いから相乗りは非常に助かる。

 

単独行での一番のリスクの遭難時の捜索対策だが、家族・友人にコースを残して登山口での登山届けを出す。

尚かつ電波があればメールで通過位置を知らせる。

ドコモがせっせと登山道から電波キャッチできるようしてるから助かるな。

これを徹底すれば捜索範囲が狭められるから早期発見に繋る。

 ただし平成30年度の遭難者の死亡・行方不明の割合は単独の方が高いのは仕方無いか。

単独は1170人の内206人、団体は1960人で136人。

単独にはキノコや山菜採りの数も入ってるが、やはり単独だと滑落や道迷いは拙いな。

 

これからは登る山の標高は低くなるが、体力が続く限り単独行を続けて行く積もりだ。

 


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酷暑にギブアップ

2019年09月06日 | 山その他

いやあ参った。

予定通りに奥多摩の海沢探勝路から御岳山のロックガーデンへ。 

しかし、予報通りに強烈な日差しが照り付ける。

途中のコンビニで握り飯を買って電車に乗り込んだ。

しかし座席後ろのブラインド越しの日差しが熱い。

周りを見たら汗を拭くのが多いし、何かウンザリした顔だらけ。

こりゃあ、あの沢沿いの道でも凌げそうもないなと判断して引き返した。

駅から自宅までの緩やかな登り坂を20分ほど歩いたら背中ビショビショ。

即シャワーを浴びて買ってた握り飯で遅い朝食。

こんな暑い中で植木仕事なんてとても無理で、月末からの復帰決定だな。

それにしても駅前の自転車の傍若無人振りには呆れる。

昔はこんな悲惨な状況じゃなかったのに情け無い。



自転車の間をぬって歩く有り様はとんでもないだろう。

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山小屋経営とヘリ荷揚げ問題

2019年08月18日 | 山その他

ヘリによる食材等の荷揚げが厳しい状況らしい。

現状は東邦航空のみの荷揚げだけで、輸送能力が限られている為小屋の運営に支障をきたしている由。

当面はヘリ荷揚げの値上げが予想されるし、将来的にはヘリ荷揚げ不能の事態もあるからなあ。

それに危機感を持った雲ノ平山荘・三俣山荘・水晶小屋の経営者の伊藤氏がヘリ荷揚げへの国や県などの公費援助なども考えるべきだと主張してる。  

ヘリの荷揚げができなくなれば今みたいに多くの山屋が山を楽しめなくなるのは困るだろうと言ってるんだ。

しかし、冷たいようだがそれは山小屋経営の問題で俺達山屋の問題じゃなかろうよ。

何故なら俺達は登れる山だけを登れば良いだけだから。

極端な話が北アや南アなどの小屋がヘリ荷揚げできなくなって、今みたいな美味い?飯を出せなくなっても困らない。

その小屋が出せる物を黙って食べるだけだ。

当然登山口から遙か遠い立地の山小屋は辛いが、値上げやスタッフ縮小などで経営の折り合いを付けるしか無かろう。

例えば食事は簡単な物しか出さず、素泊まりに毛の生えた程度の小屋の運営だな。
それでも行きたい者は行くんだから一定の需要はある。

それができなければ廃業するしかないな。

山小屋経営が営利目的の経済活動なんだから簡単な話だ。

多分客の多い小屋とそうでない小屋で、この問題への温度差が激しいんだろうが仕方がないな。

俺に言わせれば国立公園の中で堂々と営利活動ができてるというのがおかしかろうよ。

大雪みたいに食事無しの小屋に寝ながら歩くか、テントを背負って歩くのが普通なんじゃないかと思う。

山遊びする側としてはヘリ荷揚げ無しの小屋を想定して、美味い飯が食いたければ体力ある内に厳しい山をやっつけるべきだな。

案外とそうなる日が近いかもだぞ。


と書いてみたがあまりに素っ気なさすぎだよなあ。

どうにかならないかと考えたがだ、伊藤氏が国やら自治体やらを当てにするのが間違ってるんじゃないか?

役人達が「国立公園の経営」なんて考える筈がない。
とにかく一木一草一石たりとも動かすなという連中なんだぞ。
外来植物が入らないようにする事もせず、西洋タンポポが増えても放置しろという連中なんだぞ。

だから自力で何とかするようにしないと駄目だろう。

一番重要なのは今ある登山道を廃道にしない事だな。
廃道になったら役人は現状を維持すべきで草木の伐採など論外と言うぞ。

だから山小屋経営者のすべき第一はこの道の確保だ。
道が無くなれば客も来ないんだからなあ。
登山道こそ山小屋の生命線だ。

ではその道の確保はどうするんだ?
少人数のスタッフだけではとてもできないから助っ人を頼む一手。

誰に頼むかだが先ずは山岳会だろうよ。
山命の団体なんだから必ず手を挙げる会や人間がいる。

それからどこの小屋にもいる「居候さん」だな。
彼ら彼女らの周りも巻き込めば結構集まるぞ。

それとネットで協力を呼びかければ馳せ参じる若者が多いと思う。

もう役人など動かそうなんて思わずに自力でやろうと腹を括るべし。

早い話が今儲かってウハウハ言ってる小屋経営者が真面目に考える訳ないんだから。
 
以上ヘリ荷揚げ不能になった場合の対策の一つを書いてみた。

食料の歩荷もこの手が使えるだろう。
自分の食料以外にちょっと余分に背負って貰えば良いんだから。
 

能天気な俺らしいと笑われるだろうが一応書いてみた。


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この3連休が混雑のピーク?

2019年08月12日 | 山その他

今日の暑さは半端ない!

さっき従兄の車を借りて買い出しに行ったが凄過ぎだ。

海に囲まれた島でこうなんだから、都会の暑さはとんでもなかろう。

山屋ならサッサと標高の高い山へ逃げ出すだろうから、この3連休が今年一番の混雑だったかもだ。

3日間ともピーカンだったみたいだし、北アルプスの小屋のブログを見ると相当だ。

実際にどうだったかは明日辺りからネットで見られるだろうが、尋常でない小屋で寝るのを避けるには行かない事しか無いかもだ。

来年は今の体調ならちゃんと山歩きを継続すれば鳥海も北岳も何とかなりそう。

夏の植木仕事はやらないから大雪と合わせて7月でやっつけられそう。

幸いいつでも好きな時に飛び出せるから、空いてる時期に遊べば良いだけだ。

それにしてもこの暑さは異常だな。

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20〜21の山は超絶大混雑だ!

2019年07月11日 | 山その他

おそらく梅雨明け直後だろうし、今週末の3連休が駄目な分殺到するぞ。

もしも梅雨明けしてなかったなら27〜28が凄まじい地獄状態になっちまう。

この数日山小屋情報を見てみたが色々あるなあ。

北アルプスの燕山荘や槍ヶ岳山荘などの小屋は一泊二食10,300円以上になってる。

南はまだ1万円しないが、まあ金で荷を減らして楽をするんだから仕方無いな。

大昔に会社の山の先輩が「年寄りは金で時間を買うんだ」と言ったのを思い出す。

北岳関連では二俣のトイレはまだ設置してないんだと。

それと北岳山荘が弁当は塩見や農鳥などへの縦走者にしか出さない由。

まあ、間ノ岳のピストンや下山だけなら朝飯をしっかり食べれば行動食だけで大丈夫だろう。

俺は稜線の小屋には寝ずに下の広河原でテントを張るからあまり心配事は無い。

食事と弁当を小屋に頼めばお湯と水・行動食だけで楽チンだ。

今年の目標はこれで二俣のミヤマハナシノブとの再会だ。

見たいと思うタカネマンテマは稜線にしかないから来年だな。

体力的にはなかなか厳しいだろうが。

 

小屋は当然大混雑なんだがそれにも増して凄いのがテント場だぞ。

4年前に新穂高から黒部五郎を越えて折立に降りた時の双六のテン場が昼に8割ほど埋まっていたのに驚いた。

あれから4年も経ったんだからもっとシビアなテン場事情になってる筈だ。

 燕山荘・穂高岳山荘・槍ヶ岳山荘などのテン場は冗談でなく、朝イチでないと確保できないのでないか?

 

まあ、俺みたいなタイムフリーの人間は極力平日の山歩きにして、少しでも混雑を緩めるようにしないと駄目だな。

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新潟親子遭難に思う事 改訂版

2018年06月20日 | 山その他
やっと見つかったみたいだ。

それにしても発見された場所が
あまりにも登山道から離れ過ぎだ。

ヘリから発見したという事は昨日初めて飛んだのだろう。

迷い込んだら沢筋に下る可能性が高いのだからもっと早くに飛ぶべきだった。

それにしても午後2時頃から登りだすやら、
山登りとはとても思えない装備など不可解な点が多い。




というのが遺体発見の報道に対する感想で、書きかけのままにしていた。
で一応この遭難について纏めておこうと思う。
この遭難から今後に活かす何かを掴めば二人への手向けになるだろうから。



相変わらず報道は糞のままでどのルートを歩いて何処で道を
外れたのも分からない。
報道の側は遺体が発見されたらもう取り上げる価値も無いのだろう。

発見された場所から考えると松平山への登り途中で迷い、
南側への尾根に迷い込んだ可能性が高い。


6日の朝の下山連絡後に迷い込だんだから携帯も圏外の可能性がある。

捜索もまずは電波の届かない南側の尾根と沢に集中すべきだったのに、
方向違いの赤安山を捜索とは理解不能。

家族が連絡を受けて駐在に相談したらしいが、
どんな話をしたのか不明ではなあ。

朝に下山する旨の連絡を受けたら普通は黙って待つだろう。
それを駐在に相談なら携帯に電話したが繋がらないで不安だと言う位だろう。
夕方まで待ってから遭難届けが普通だろうから。

そうすると警察の初動が遅いと言うのは的外れだろう。

下山すると連絡した時に「松平山の手前から」とか
現在地を言っておくべきだった。
そうしていたらもっと早くに発見されてたろう。


以下この遭難の問題点。

1.服装・装備がお粗末
2.出発時間が論外
3.携帯での連絡がお粗末

この三つが重なっての悲劇だが、一番は上に書いたが携帯連絡の不十分だ。

せっかく携帯が通じているのに下山地点を言わなかったのは大ポカ。


道迷いに対する一番有効なのは現在地が分かるスマホの地図ソフトだろう。

俺はガラホだから無理だが9月には格安スマホにしてこのソフトを入れる。

それと携帯をちゃんと使う事だな。
こまめに現在地をメールしたり電話するべし。


6月20日追記

これをアップした後でネットで調べていたら
どうやら正解と思われるルートがあった。

二人は松平山に登り五頭山に向かい、
途中で左に直角に曲がる地点を直進したらしい。
このルートで倒れていた地点に着いたんだ。
反射板跡と大日清水と言う水場を過ぎて
右に直角に曲がり少し歩いて左に直角に曲がる地点だ。
2時から登り出したとの報道だったが
実際は1時半頃松平山の八合目で目撃されていた。

上の俺の予想ルートだと沢に何本もぶつかるから
発見された場所に辿り着けない。

ビバーグするとの連絡の時にGPSで現在地は
分かってると伝えたらしい。
それなら捜索も簡単だったのに何故か
方向違いの赤安山を探してるのが分からない。
連絡を受けた家族も現在地が分かってるならと
捜索願を出さなかったんだろう。

色々と不可解な事が多いが道を外したらGPSも
役に立たないという事例だな。

尾根歩きなら谷に降りだしたら変だと思うべきだし、
出会う筈のない沢が出てきたりしたら間違ったと判断すべし。

俺は登山道は踏まれて硬くなってるが
道を外したら地面が軟らかいのでそれを参考にしてる。




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富士と南アルプス

2018年01月31日 | 山その他
昨日天城のホテルで学友逹と新年会。

仕事を昼で終えて駆けつけたが伊東は閑散。
昔は伊豆高原は人で溢れ返っていたもんだが
観光地の栄枯盛衰は凄い。

一昔前は閑古鳥が哭いてたあの熱海がV字回復してるらしい。
伊豆方面に流れていた客を熱海が塞き止めてる形か。
ひょっとすると伊豆方面への交通費を切り詰めてるのかもだな。

ホテルは標高900メートルあるから眺めは抜群。
俺は良く見えなかったが月明かりの富士が見えたらしい。

南アルプスは北岳から光岳まで一直線に並んでた。
ガラホではきちんと見えないのが残念。



富士が裾野が隠れてイマイチなので四階の部屋からのを
載せておこう。



伊東市内にあったヤマモモの巨木。
ちょっと不思議な幹でどうしてこんなになったんだ?

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