大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

雨で苦労する夏だ

2013年07月30日 | 北アルプス
下界は今年も大変だが、山屋の俺達も苦労させられている。

原因は太平洋高気圧の張り出しが弱いからなんだが、
これだけ雨が多い夏山は初めてだ。

一日から三日を予定していたが、一日が雨になってしまった。
おまけに二日も曇りに変わったが、雨が降らないだけましだな。

とにかく雨の歩きは絶対嫌だから二日からに延ばす。
まあ、初日は栂池から白馬大池までだから、
曇りでもどうって事もない。

幸いに稜線歩きの二日間は晴れマークだから、
眺望と花の楽しい歩きができそうだ。

黒岩平に行きたかったが今回は無理。
雪も多くて花も少ないみたいだから良かろう。

手前の照葉ノ池には行ってみる事にする。
五輪尾根分岐から近いから何とかなるだろう。

開通した水平道を使うのは止めて、
朝日岳に登って小屋に入る事にする。

下山日にも登り返さなければならないが、
尾根道の方がリスクが少ないから仕方がない。

蓮華温泉への下山路も相当にタフそうで、
特に最初の残雪のトラバースが ポイント。

後は後半の瀬戸川からの登り返しが辛いだろうが、
ゆっくり登れば大丈夫だろう。

降り着いたら蓮華温泉の野天風呂が待っている。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国人の中央アルプス遭難について

2013年07月30日 | 山その他
まったく理解不能な遭難事件だ。

リーダーのいない烏合の衆が悪天候の中を彷徨ったあげく、
4人が死んでしまった。

あのトムラウシのアミューズよりも酷いだろう。
ツアーガイド無しで客を送り込んで、手数料で利益を
上げているんだろうが、あまりに安直過ぎるだろう。

いくら夏とはいえ3,000M近い山々を歩くんだから
リスクは幾らでもある。
客全員が初めての山なんだし、雨風に曝されての歩きは
トムラウシ状態の危険が付き纏う。

死んだ4人は低体温症で死んだのだろうから、檜尾避難小屋で
晴れるのを待つのがベストな選択だったろう。
勿論木曽殿山荘に戻ったのが一番安全だったが、
稜線を歩いていての方針としては檜尾避難小屋に停滞か、
檜尾尾根を下山だったと思う。

尾根の下山なら稜線みたいに吹き曝されないし、
滑落・道迷いのリスクも少ない。
先日歩いたが危険箇所はほぼ無いし、直ぐに樹林帯になるから
風雨に痛めつけられない。
後半に出てくる笹のトラバース道が細くて歩き辛いのだが、
全体的には歩き易い尾根だ。

韓国人の登山客は結構多くて、あちこちで見かけるし、
ロープウェイがある中央アルプスは人気がある。
昔三の沢岳を野宿でやった時に、ロープウェイ駅で
賑やかな韓国人グループに出くわした。
キュウリを食べて元気そうな連中だったなあ。

さすがに大雪では見かけないが、槍ヶ岳などは相当の
韓国人が登っている筈だ。
これだけ多いなら入山時に危険箇所・稜線歩きの注意点などを
書いた物を渡すくらいはやった方が良いかも。

山での死亡事故は少しでも減らした方が良いのだから。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後に白馬から朝日へ

2013年07月29日 | 北アルプス
どうにか遊びに行けそうになってきた。

白馬岳の山天気を見たら、どうにか1日から3日は雨は無さそう。
一度は諦めたが島へ帰るのを一週間遅らせた甲斐があった。

長野新幹線で長野に早く着いても、猿倉へのバスが連絡しておらず、
あずさで行っても同じバスになるのが分かった。

それじゃあ朝も少しゆっくりできるし、運賃も安くなるからあずさで行く事に決定。
八王子から乗り込めば乗り換えも無いし、天気が良ければ甲斐駒や八ガ岳の景色が眺められる。
小淵沢のあの弁当は無理だな。

問題は猿倉から白馬山荘までの所要時間だが、6時間あれば着くだろうから
18時過ぎに到着予定と電話しておこう。
もうちょい早く着きそうな気もするが、早く着く分には問題ないからなあ。
落石やクレバスが嫌らしいが、注意して歩く事にしよう。
白馬尻から白馬山荘まで斜度はそんなにないのだが、
標高差が1,300あるから丹沢の馬鹿尾根と同じ位。
これに雪渓歩きでのスローペースを加味すると5時間はかかるかな。

念の為に6本爪軽アイゼンを持って行こう。
大雪渓もだが、朝日小屋までのルートも残雪だらけだし、
どんな状況になるか予測できないから。
下山で使う五輪尾根の方が危険箇所がある筈だから
持って行かないという選択肢は無かろう。

無事白馬山荘に到着したら、翌日は朝日小屋までのロングウォークだ。
白馬大池からよりも1時間は短縮できるから少し楽だろう。
「坂の上の雲」のラストに出てきた小蓮華山への道を歩けないのはちと残念だが仕方ない。

さっき朝日小屋のHPを覗いたら、水平道が開通したらしい。
残雪だらけなんだから持って行くのが正解。
特に下山ルートの降り始めは雪のトラバースでリスク多過ぎ。
この下りが一番の難儀なんだが、降り着いたら「仙気の湯」が待っている。
昔白馬大池から降りて野天風呂に入ったが「仙気の湯」ではなかった。

バスとJRがもう少し便利だったら良いのだが。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪の雪と花

2013年07月28日 | 北海道
今回歩いたコースの残雪の状況と花達を載せておこう。
2011年7月11日の記録
残雪は去年より大分少なかったが、
2000年夏にY氏と歩いた時より格段に多くなっている。
この時は白雲岳下には残雪など全く無かった。

最近は白雲岳の下には大量の雪が残っていて、
昔見たエゾコザクラの鮮やかな濃いピンクの塊が懐かしい。

残雪の上を歩くのは銀泉台からの登りでは
七回ほどだったがビビる所は全く無かったし、
白雲岳下のトラバースはフラットな雪で楽勝。

渡渉二カ所だが、北海沢は完璧に残雪の上だったし、
赤石沢はまだ雪の上だったがそろそろ渡渉しなければ駄目かも。

黒岳からの下りではもう雪は残っていない。


銀泉台からの登り

     

   


白雲分岐から黒岳

      


黒岳からの下り




花は前に書いた通り旬が過ぎたのが多かったが、
当然旬のもある訳で、そんな花達を載せておく。
名前も一応書いておこう。

今回黒岳頂上手前でハハコヨモギに似たのがあって???だったが、
どうもシロサマニヨモギというらしい。
何度も歩いているが初めて見た。

これが一番の収穫だったな。


白系の花

    
トカチフウロ・ヤマハハコ・イソツツジ・ゴゼンタチバナ・そのアップ

     
チシマクモマグサ・ちょっと遅めの株・エゾタカネツメクサ・イワヒゲ・エゾイワツメクサ・ウメバチソウ

    
チングルマのアップ・その一株・チシマツガザクラ・同左・クモマユキノシタ


赤系の花

      
エゾノツガザクラ・その大群落・エゾコザクラ・ミネズオウ・その大群落

   
ヨツバシオガマ・コマクサ・その群落


黄系の花

     
ウコンウツギ・イワオトギリ・チシマノキンバイソウ・その群落・チシマキンレイカ

    
ウサギギクの群落・メアカンキンバイ・ミヤマキンポウゲ・キバナシャクナゲ・シロサマニヨモギ


青・紫系の花

    
ミヤマリンドウ?・イワギキョウ・ウスユキトウヒレン・イワブクロ


銀泉台からの登りで綺麗なエゾヒメクワガタがあって
写したのだが、何とピンボケで載せられなかった。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩ホルモンで満腹!

2013年07月26日 | 北海道
炭が完全燃焼したら煙りが凄いが



それまでちょっとかかる

卵スープもたっぷり


外でもやっていた


今日は何と朝から雨!

猫派の俺はさっさと諦めて温泉三昧に決定。

ホテル大雪の湯にしたが、さすがに午前中は読書と散歩。

昼から湯に浸かったが、一階にある「チニタの湯」が気にいった。

源泉に一番近いのと、三十度以下の冷泉が気持ち良い。

夏は冷泉が持って来いだが、中央線沿線なら春日居町からの「岩下温泉」だろう。

旭川の夜は恒例の塩ホルモン屋の「炭や」。

生ビール一杯・ホルモンミックスと生ラム、牛カルビをそれぞれ一皿、飯と卵スープで2150円だった。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀泉台から黒岳

2013年07月26日 | 北海道
予定通りユース前の六時のバスで銀泉台へ。

相部屋の隣町の大和在住のオジンは65リッターのデカザックでトムラウシまで行くらしい。

車を高原温泉に置いてるので、トムラウシ温泉に下山してバスで層雲峡まで戻るか
登り返すかとか言うから、高根ヶ原を引き返すか天人峽へ降りた方が楽だろうと意見したがどうするのやら。

しかし62歳で重い荷を背負って、ロングコースを歩くのだから大したものだ。
たった三キロのテントで北岳に登れなかった俺とはえらい違いだ。
銀泉台からの登りでは雪渓を六回ほど歩くが難しい所は無い。

花はチングルマは当然として、チョウノスケソウは影も形も無かったし、
ウルップソウも黄緑色になっていて、全体に旬過ぎが多かった。

二年前よりも雪が少なかったから仕方がない。後一週間早ければもう少し楽しめたろう。

白雲分岐近くでパラパラ落ちてきたが黒岳の下り途中まで何とか持った。

北海からの黒岳途中の渡渉点二カ所はまだ雪渓の上を歩いたが、
黒岳寄りのはそろそろ渡渉しなければならなくなるだろう。

今回は初めてリフト区間を歩いてみたが、意外と旬の花があってラッキーだった。
上よりも遅れるのは雪渓の溶け具合に因るのだろう。
30分で降り着いて600円セーブしたからまあまあか。

一日早くトムラウシまで歩いた山友の山岳さんの記録。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑くて寒い旭川

2013年07月24日 | 北海道
昼間は暑くて猛暑だったが、夜は寒いくらいなんだからさすが北海道。

二年振りの層雲峡ユースは相変わらず我ら中高年だらけで、
子供連れのアラフォー夫婦・スウェーデン中年男・イタリア人夫婦(四十代前半?)がアクセント。

二年前もスウェーデン人の若いカップルが泊まっていたから、案外日本を好きなのが多いみたいだ。

今年は朝陽亭が500円に値下げしていたから入ってみた。
七階の大浴場だけしか案内されなかったが、大雪のと大差無く、
三箇所の風呂が楽しめる大雪の方が良いが550円と50円高い。

しかし、マッサージチェアが無料で使えるのが素晴らしく、早速使わせて貰った。
明日は大雪に行ってみるが、ここも無料にしているかも。

今日は少しパラついたが晴れていたと同室の俺より少し若いオジンが言っていた。

何でも隣町の大和に住んでいて、八月半ばまで遊ぶらしい。
東北経由で車で来ている由。

彼の話では北海道はガソリンスタンドがドンドン潰れていて、入れるのにやたら苦労してるとの事。
レンタカーを使う時は十分注意しないと拙い。

明日は雨さえ降らなければ御の字だが、どうなるやら。
しかし、東北は相変わらずの豪雨で、飯豊の花達も散ってしまったろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三泊四日で大雪へ

2013年07月21日 | 山計画
明後日栂池から入り、白馬大池山荘と朝日小屋に寝て、
雪倉岳・朝日岳を越えて蓮華温泉へ下山予定だったが、
24日を除いて傘マークだらけになってしまった。

雨の中を歩くなんてまっぴらだし、
まして下山で五輪尾根の木道を歩くなんて剣呑も良いとこだ。

仕方がないから今回は止めるしかない。
雪が多過ぎて花があまり出てないらしく、
八月でも十分楽しめると小屋の女主人が言っていた。

花は少なめでも行ってみるつもりだったが、雨では仕方がない。
できれば百花繚乱の中を歩きたいから延期が賢い選択かな。

上高地や北岳辺りも天気はイマイチだし、
東北はとんでもない事になってるしで遊ぶ所がない。

このままでは浅草岳・守門岳での花達しか印象に残らない夏山だ。

島への帰りを一週間延ばしてみるか。
ソラシドの65歳以上のシニア割引チケットがあるし、
スカイマークは500円の払い戻し手数料で済む。

来年はどうなってるか分からないのだし、
八月に入って天気が悪ければドツボだが、延期してみよう。

とりあえず今週は天気の良いのが北海道だけだから、
いつもの層雲峡のユースから大雪を歩いてくる事にした。

スカイマークの成田―旭川線を使い、
銀泉台から黒岳の周遊と黒岳から裾合平の縦走で遊び、
最後の夜は「炭や」の塩ホルモンで締めよう。
旭川の宿はいつもの「ビジネス旅館・美岐」。
朝食付きで3100円。

八月初旬に北岳の再チャレンジか、
朝日小屋で寝て蓮華温泉へ歩けたら最高なんだが。

それにしても梅雨はやたら早く上がったが、
太平洋高気圧の張り出しが弱くて山の天気が悪過ぎだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水平道は通行不可!

2013年07月18日 | 北アルプス
朝日小屋のHPを見たら残雪が多いらしい。
水平道と言ってもアップダウンが結構あって大変らしい。

今年はあちこちの山で残雪が大量に残っている。

栂池から白馬大池の途中の乗鞍岳にも残っていて、
アイゼンを持参するように書いてあった(大池山荘HP)。

白馬大雪渓は6月の大雨でクレバスだらけだし、落石が多いらしい。
落石での死亡事故も何度も発生してるからなあ。

鑓温泉への道も通行止めらしい。
上から降りるしかないから空いてるな。
しかし、マッタリしてもまた登り返すのじゃあ嫌だろう。

結局白馬大池から朝日小屋へのルートで歩くつもりだが、
コースタイム9時間はかかるのがちと辛い。
休憩と食事を入れると最低11時間だよ。
朝日小屋に着くのが 17時近くになるから電話で予約を入れないと駄目だな。

この残雪状況では黒岩平に行っても雪の上を歩くだけだろうから、
一晩寝たらサッサと蓮華温泉に降りよう。

今回はガスセット・コッヘルとアイゼン必携だな。
下手したら雪倉の避難小屋泊まりもありうるから。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北岳は撤退!

2013年07月17日 | 南アルプス
夜中から雨になりやる気をそがれるし、
曇りから午後は雨とかな上に、脚が上がらずでは
右俣からのきつい登りはとても無理で早々と撤退。
大樺沢二俣遥か手前の崩壊地へ渡る前に引き返した。

大樺沢は押し出された土砂で埋め尽くされており、
昔の面影は無くなっていた。

そんな訳で大した情報は無いが、一応残雪状況と
広河原山荘と大樺沢下部の状況を書いておこう。

残雪は八本歯の梯子取り付きまでビッシリある。
今週末にこの左俣ルートを歩く人は頭に入れておくべし。
アイゼンも日が昇ると雪が腐って役に立たないかも。
大樺沢は橋も途中までに四本あったし、危険な所は無く
涼しいのは相変わらず。但し左岸に移ったらかんかん照りだから
結構辛いだろう。

 
残雪ベッタリ・左の短い方が梯子の取り付き点  振り向くとピラミダルな高嶺?

  
サワグルミの木と名前が分からない花

  
大樺沢下部の荒れよう

   
出てきた橋・下流から順に四つ


広河原山荘の食事はそれ程でもなくなっていた。
昔娘と食べた時(19年前)はもっと良かった気がする。
夕食1800円・朝食1100円・弁当1000円。
弁当はバス停で食べてた北岳山荘のと変わらなかった。
もうちょっとグレードを上げても良かろうにと思ったが
値段が安いか。

食事時間は朝夕それぞれ5時ですよ。
山の上の小屋よりも早い?
まあ、ここから北岳に登るにはこの位早い方が良いけど。
食堂が暗いのはいただけないが、客がたったの6人だったからかな。

  
夕食・朝食・弁当

  
外観・右がトイレ・テント場独占

    
色々と売っているがテント利用者には要らないか

 
降りて食べるのに良さそうなモーニング


昔のアルペンプラザが「インフォメーションセンター」に
建て替えられていた。


立派な外観・中も結構面白そうだった

しかし、いよいよテント担いだ縦走は無理と悟ったから
次ぎの白馬から朝日への歩きも再検討。

とにかく人の多いのにはウンザリだから、大雪渓からは
止めて白馬大池から朝日を目指すのが本命。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北岳は順延

2013年07月14日 | 南アルプス
15日は天気がイマイチなので一日延ばす。
平日の方が全て空いているから良かろう。

腰に張りがあるから今日と明日はプールで歩いてこよう。
七月に入って五日間と結構山を歩いて身体も音を上げたかな。

今日問い合わせたら、大樺沢上部にも残雪があるらしい。

結構な斜度だし、雪が腐ってアイゼンも効かないだろうから、
二俣から右俣コースでピストンだな。

頂上を二回も踏む必要もないが仕方ない。
リスクは少ない方が良いに決まってるからな。

初日は広河原山荘だから甲府からの最終バス13:00に
乗れば良いから早起きしないで済む。

ここの食事は19年前に娘と泊まったがなかなか旨かった。
荷揚げの必要がないのだから当然だが。
ワインが一杯付いてたような記憶がある。

北岳山荘の食事もまあまあみたいだから、食べる楽しみはあるな。

いつもはアルファ米にレトルトのカレーや丼物と
スープ・味噌汁・ラーメンだからなあ。

二日目の右俣からの登りが問題。
大昔にT氏と白根三山縦走の時にメチャメチャ時間がかかった覚えがある。

コースタイムは7時間だが、10時間は絶対かかるから6時には出たいが。

途中バテて駄目だったら、肩の小屋に寝れば良いから気は楽だな。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海の日から北岳

2013年07月12日 | 南アルプス
三連休はパスだが、最終日からなら空いているだろう。
近くて交通費も安いし、満足度の高い大好きな北岳へ行く事にした。

ここも随分とご無沙汰で、頂上に立つのはいつ以来だろうか?
ブログで調べたら何と2002年のキタダケソウ以来だよ。
11年ぶりなのか、ちょっとご無沙汰し過ぎだな。

今回は幕営して小屋の食事というのをテストしに行く。
21日の週から白馬から朝日への縦走をこのやり方でやる予定だが、
一昨日の極楽平から檜尾避難小屋までの歩きで自信喪失で、確認の
為にも歩くつもり。

広河原山荘と上の北岳山荘でテントを張って食事だけする。
俺みたいな軟弱オジンにはぴったりのシステムだな。
一人用テント(3KG)・ヘッドランプ・シュラフ・エアマット・
下着の替え・雨具・冬用下着一式これだけに切り詰めたら、
行動中の水・お湯と非常食・行動食を入れて8キロ位で収まるのでないか?

とにかく軽量化を徹底しないと長丁場の歩きは無理。
昼も弁当を頼んでお湯も貰おう。
万一の為にメタは持って行く事にする。

お目当てはちょっと早いと思うが、タカネマンテマが見られれば最高。
それ程の花では無いが見た事がないから一度は見てみたい。

二俣周辺で結構な花があるだろうから十分に楽しめるだろう。
久し振りにミヤマハナシノブに会えるかな。

トラバース道ではキンロバイの黄色だな。
これは四年前の塩見から広河原の時に見ている。

11年振りとはなあ、道も広がっているだろうし、
小屋も少しは変わっているかも。






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三連休の山はパス

2013年07月12日 | 山計画
一年で一番混むのに加えて、東北以南は梅雨は明けたし、
北海道も晴れマークでは何処も超満員必至!

そんな南北アルプス・八ヶ岳などを始めとして、
近場の山々も高尾山を筆頭にもう大変な混みようだろう。

下山後の日帰り温泉など芋の子洗い同然で、綺麗になるどころの話じゃないぜ。

こんな時はノンビリ今後の山の計画を見直したり、秋から冬の山の計画でも立てるに限る。

俺の場合はウォークマンの電池交換に出したら、
基板におかしな点もあり一万以上の見積もりだったから返却させたが、
やっぱり電池交換だけを他に頼みに行かなければならない。

先日の中央アルプス行きで借りたカミさんのがやたら電池が長持ちしてビックリ。
新しく買ったらまた取り込まなくちゃならないし、ソニーの思う壺みたいで気が進まぬ。

それと田舎の海での素潜り用に、度付きゴーグルが三千円くらいで入手できそうだから買おう。
あまりに安く、少し心配だが。

これが無いととても効率が悪いし、有害生物に触れたりして危険極まりない。

去年夏で暑さで釣りどころじゃないのは経験済みだから、素潜りをやらないと面白くない。

まあこの三連休しか遊べない人は、少しでも人の少ない山を探すんだな。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

檜尾登山道で下山

2013年07月12日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
千畳敷は下から残雪多いのが分かっていたが、歩くのには支障無かった。

極楽平へは右手への登り始めと最後のツメに大量の残雪があるが、溶けた縁を歩けば大丈夫だ。
ただし、くれぐれも岩を歩いて植生に負荷をかけない事。

   
ロープウェイ車窓からの景色(滝が迫力あった)

    
千畳敷の残雪(後ろ2枚は極楽平への最初の雪の様子)

  
ツメの残雪・結構な斜度と高度感(写真じゃ大した事なさそうに見える) ショウジョウバカマだけ目立った

俺は下は縁の雪の上を歩いたし、ツメにはステップがあったから使った。
高度感があるので岩の上を歩いた方が安全。

小屋まで雪の上を二回歩いたがアイゼン不要。
稜線上は雪は無かろうと持って行かなかったがラッキーだった。
途中に二ヶ所雪の上を歩く。
小屋手前の雪は右を迂回する。

  
ちょっとした岩場の下に残雪 岩場(昔は何も無かったが) その後にフラットな残雪
ここは崩壊するのではないかとビビッた。


しかし、極楽平から小屋までコースタイムの倍かかったのにはガックリ。
テントも持たず、シュラフも夏用の軽い物なのにこれじゃあ先が思いやられる。

ガスと風で汗どころか寒くて手袋が欲しい位で身体が冷えていたからか?
軽度の低体温症になっていたのかも知れない?
ただの体力不足なら今後の歩き方を考え直さないと拙い。

結構花は咲いていて、お目当てのコマウスユキソウを筆頭に、
極楽平への登りのショウジョウバカマ、おなじみのイワツメクサやハクサンイチゲ、
ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイ、ハハコヨモギ、キスミレなど。

    

    

   


もう一つのお目当てのチョウノスケソウは檜尾岳先の
船窪あたりだから残念ながら今回は断念した。

    
二枚目のギザギザの先のピークが檜尾岳(遠かった!) ロープが無くて何処を
歩けば良いか分からない(道が広がる) ストックにはゴムキャップ必着!道が壊れる

翌朝もガスで見通し悪いは、空木の登りがとても耐えられないと思って
檜尾尾根で下山したが、これがなかなか気持ち良い道で意外だった。

危険箇所や判り辛い所も無く、見事なダケカンバ帯やシラビソ?の
針葉樹林帯が当然ながらあり、途中に久々にハクサンチドリの群落も見た。

ハクサンイチゲ・シナノキンバイ・キスミレ・ゴゼンタチバナ・
マイヅルソウ・ミヤマカラマツなども出てきた。

小屋は六年前より綺麗になっており、緊急用のシュラフと銀マットも置いてあった。
俺は夏用シュラフだったので備え付けの中に入れて寝た。
ノートを見たら夏山で寝たのは二人目だった。

ガスで展望も駄目で下山途中に南アルプスがちらっと見えたくらいだった。
登山口近くになって出てきた沢で体を拭いてさっぱりしたが、
二番目か三番目に左手から流れるのを使った。
歩く途中でバスが拾ってくれたから、近くの涼しい日陰で待って居れば良い。


途中出てきた花達

    

    



気持ちの良い樹林(ダケカンバとブナが好きだ)

    
コブ持ちのダケカンバ どうも右端は鹿の食害地みたいだ(花が一つも無い) 



途中にこんなのが出て来るから便利。左は距離で右のEL2580が標高

地図で自分の位置がほぼ正確に把握できるから助かる。
まだこんな所なのかよ!とガックリもするが、便利には違いない。

    
ここからが案外かかった(笹が増えてくる)


見るからに毒キノコだが


   
空木岳頂上も見えない ロープウェイ駅が見える 道が見えた! やっと降り着いた地味な登山口



皆途中で降りてしまい、駅まで乗ったのは俺一人だった。
これじゃあ駒ヶ根駅が無人になるのも仕方がないと納得。
今年4月からだそうで、飯田線はほぼ全線無人駅だろうが、JR東海もドライだぜ。

駅前のスーパーで鶏の唐揚げとビール・おにぎりで軽く打ち上げた。
その後の上諏訪駅の足湯は温泉組合の工事で休みだったし、
あの小淵沢の弁当も終業でゲットできずと散々だった。

昼間の普通列車はまばらも良いとこで18切符も辛い。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中央アルプスへ

2013年07月09日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
どうにも暑くてかなわないから山へ行こう。

中央アルプスは南駒から越百へ抜けた時以来だから六年振りだ。

丁度稜線上のチョウノスケソウやコマウスユキソウが旬の時期だと思うんだが、
こればかりは行ってみないと分からない。

当然ながらロープウェイを使うが、13時には千畳敷に着くだろうから、
檜尾の小屋に17時には着けるだろう。

水場が当てにならないから3リッターは担がないといけない。

翌朝早出して木曽殿越まで歩けば水は手に入るから、3リッターで間に合うだろう。
あの辛い空木の登りをこなさなくちゃならないが、ノンビリ・ゆっくり登ろう。

空木に登ったら、懐かしい池山尾根を下ろう。
樹林帯だから直射日光を浴びなくて済む。
池山小屋の水場で体を拭けば少しはクールダウンできる。

その後のバス停までの歩きは傘をさしても滅茶苦茶暑いだろうな。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする