大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山の携帯事情

2013年09月28日 | 山道具
携帯も山道具に分類しておこう、遭難連絡では大活躍しているから。

まず、俺が歩いた所ではドコモの一人勝ち!

小屋に携帯の電波状況を聞くと、判で押したように
「ドコモしか繋がらない」と返ってきた。
auは場所によって繋がったが、ソフトバンクはほぼ駄目みたいだった。

歩いた順に分る範囲で書いてみる。

俺はauだからこれの状況を書いておく。

合戦尾根:中房温泉にアンテナがあるので途中まではOK。
稜線に出たら駄目だった。

燕山荘:中房側の限られた場所でOK。従業員に聞く事。

表銀座:まったく駄目。

槍から先:まったく駄目(?)。電源切っていた。

南岳小屋:駄目。
大キレットの下り口にある小さな看板付近はO。
飛騨(高山方面?)側は繋がるらしい。

大キレットも駄目で北穂も駄目だった。
それから先も駄目で上高地に着いてやっと繋がった。

小屋に充電機器があったのは「燕山荘」「南岳小屋」。
「南岳小屋」は100円だったが、アダプタを持参すれば
1階と2階にあるコンセントから無料で充電できる。
「燕山荘」は不明。

しかし北海道の大雪ではauが結構繋がるし、八ヶ岳などは
谷筋でも三本立って驚いた。

槍ヶ岳山荘には衛星電話があるからテレホンカードが
あれば大丈夫だが、あまり持ってないかな。
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唇の火傷?

2013年09月28日 | 山その他
先日の表銀座から大キレットの歩きで、
どうも唇に軽度の火傷をしたらしい。

帰った日の夜から唇に水膨れができ、痛痒くなった。
単純ヘルペスが唇の全体に広がった感じ。

分厚い緑っぽい厚みのある瘡蓋ができ、
腫れてタラコ唇どころかアヒル唇で、まるでドナルドダック。

風呂に入り頭を洗うとふやけて取れて、赤い瘡蓋になってしまった。
どうにか腫れは無くなり赤黒い唇が残った。
まだヒリヒリするし大きく口を開けられない。

大変な事になってしまったが何故なんだ?

初日の合戦尾根以外が稜線の歩きで、
尚且つ三日目と四日目が岩稜帯だったからだろう。

四日間ともピーカンで岩の照り返しも酷かったのだろう。
行動時間が最終日の上高地の歩きも入れると
39時間にもなったのも原因か?

歩いている時に覆面で鞍馬天狗風の女性をしばしば見たが、
この対策だったのかな?

俺はマスクで予防する事にするが、
こんな事が必要な山は当分あるまい。

しかし、酷い目に遭ってしまったもんだ。
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烏尾から下山した

2013年09月27日 | 丹沢
やっぱり途中で降りたよ。

二ノ塔の登りで朝飯代わりの握り飯を食べて、
超スローの登りを開始。

驚いた事に、俺よりゆっくりのオジンがいた。
スローといっても先日の表銀座の歩きより調子が良い。
さすがに高度が低いからか、フルタイドを吸入したからなのか、
判然としないが、まあ良かろう。

ニノ塔に飛び出したら、木の間から富士のクリアな姿が見えた。
少し降りた所から愛鷹連峰を従えた富士が雲をたなびかせていた。
やっぱり雲が無いと絵としては面白くない。


雪が無いと間が抜けているかな?

烏尾山荘には100円のトイレができていた。
男女兼用だがまあまあ綺麗だったが、場所が道の直ぐ横では
ちょっと使い辛いかもなあ。


やけにに明るいトイレ


さて久し振りの烏尾尾根は下部の抉れてヨイショヨイショと
降りる所が、左側をジグザグに歩くように付け替えられていた。
危険は無くなったがその分退屈ではあるな。


グチャグチャの古い道


トラロープで遮り


歩き易い道にしていた



関係ないショッキングピンク「のテープに惑わされない事。

7月の屏風岩山で俺もピンクテープでとんでもない間違いをしてしまった。
テープなんかより道そのものを見て歩くべし。
地形を良く見て尾根歩きなら尾根を、沢なら沢を見て歩き、
テープはあくまで参考程度にすべし。

この烏尾尾根の場合は濃い赤や緑は山屋用みたいだったが、
道のポイントポイントにあったからそう判断したが、
道を忠実に辿れば間違いない。


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久し振りにヤビツ峠へ

2013年09月27日 | 丹沢
秦野駅北口のバス停は人だらけ


平日なら少ないだろうと考えたが甘かった。

俺みたいなオジン・オバンでバス停は長蛇の列だよ。

幸いに臨時バスが一台出て楽々乗り込む事ができたが、
明日と明後日は物凄い事になりそう。

山ブームもここまで来ると感心してしまう。
半分は俺達年寄りのせいなのだが。

俺の後ろに並んだご婦人が先週の同じ時に、
読売新道を歩いたと言うのにビックリ!

やっぱり降りてからの梯子の連続が大変だったのと、
水晶の小屋が狭くて一つ布団に二人寝せられた由。

表尾根から塔まで行くらしいが、
俺は一応三ノ塔までは登るが後は気の向くままだな。

台風の後で素晴らしい眺望だから、案外塔まで歩くかも。
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大キレットの鈴は可

2013年09月26日 | 北アルプス

書き忘れていたから書いておく。

歩く前に随分と心配したのが対向者との離合(行き会い)だった。
因みにこの離合は九州でしか使われていないらしい。
俺達は標準語だとばかり思っていた。

さてその行き会いだが、まず南岳の大下りを済ませた後の
鞍部の歩きでは何の問題も無かった。
写真を見たら一目瞭然だが、行き会わせる広さが十分にある。

どちらかが待たねばならないのは、南岳からの下り・長谷川ピークの登りと下り・A沢のコルから北穂小屋までだから、この部分では鈴を鳴らした方が良かろう。

いちいち鈴を外したり付けたりするのも時間の無駄だから、
この道では通しで付けても許す。
それでもカウベルなどのでかい音でなくても十分聞こえるから、
控えめの音の鈴にして欲しいが。

結局、俺の場合は抜かれたり譲ったりで随分と時間をロスしたが、普通なら行き会いに要する時間はそれ程気にする事も無いだろう。



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ローカットは危ない?

2013年09月26日 | 山道具
20年近く遠征の山での靴はハイカットを使ってきた。

しかし、どこかしら足に当たり、問題の無いのは一足も無かった。

今のも左足内側の踝に当たり、靴擦れ防止のパッドを当てても駄目で痛くて仕方が無かった。

それで今回は思い切ってローカットの靴を買う事にした。
ローカットなら踝に当たる事なんか無いから。

問題は一つ、捻挫する確率が高くなるのではないかという点だ。

しかし、一日十時間近い行動を三日間も続けたら、痛みで歩きもままならないのは目に見えているし、
浮き石に乗らない限り捻挫は無かろうと考えた。

いつ起きるか分からない捻挫を恐れて、痛みを我慢して歩く辛さを耐える事など勘弁!という心境だったのだ。

結果は上々でいつもできる肉刺もできず、今までで一番楽な歩きができた。

念の為に捻挫防止用のサポーターを二つ買い、それを付けて靴を合わせた。

厚めの靴下にしたから、サイズは今までより0.5cm大きくなった。

サポーターを使う事は結局無かったが、最初の大下りででも履いてみれば良かった。

山小屋の靴置きを見てもローカットの靴は滅多にないが、歩いてる時は案外と見かけた。

履いているのは若い人ばかりだったから、彼らにはハイカット神話など無縁なのかも。

これからはローカットであらゆる山を歩く事にする。
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秋山第一弾に越後駒から中ノ岳

2013年09月25日 | 関東周辺
大キレットも無事終わり、本格の秋山の開始だ。

徳沢で幕営して、奥又白池や涸沢で遊ぶつもりだったが、
今回の表銀座から大キレットで腹一杯になったので他で遊ぶ。

それで、なかなかやれなかった越後駒ヶ岳と中ノ岳をやる事にする。

小出から枝折峠まではバスが日曜・祝日のみだから、小出で前泊が必要だ。
何せ6:30の一便しか無いのだ!

宿は須田屋旅館というところを押さえたが、工事関係の客が年末まで入っていて、
一泊だけならという事で何とかなった。

初日は駒の小屋までだが、いつもの登りの不調があるから最低7時間はかかりそうだな。
それ以上かかっても出発が8時前だから日没までには余裕がある。

さて翌日の下山が問題で、恐らく最後に急下降が待っている筈。
昔やった丹後山からの地獄の下山ほどではなかろうが覚悟して降りねばなるまい。
途中の中ノ岳からの八海山への縦走路を見てみたかったから楽しみなのだが、
檜の廊下がちと歩き難そうだし、結構なアップダウンがあるのが辛い。

十字峡に降り着いてからも、野中のバス停までの1時間半の車道歩きが余分なのだが仕方がない。
うまくヒッチハイクできれば最高なのだが。

六日町からそのままバスで池袋へ戻るのは止めて、久し振りに大和屋旅館に泊まって
汗を流し、ノンビリして帰る事にしよう。

時間はタップリあるし、各駅停車でテッチャンをやることにする。
若くて体力があれば谷川岳や巻機山など楽しい歩きができるのだが、
今はもうそんな余力は無いからなあ。

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語らった人達

2013年09月24日 | 山その他
今回も色んな人達と話したので書いてみよう。
案外新しい山友ができたりするから、極力話しかける事にしている。

燕山荘で一緒のブロックに寝た男性は俺より三つ上で、
関西在住で94歳のお母さんが仙台で一人暮らししている人だった。
山の話しより年老いた母親についての話しが中心になったが、
翌日は常念へ向かうと言っていた。

ヒュッテ西岳では秋田からの七十代の男性と世田谷在住の四十代の男性。
秋田氏は訛りが酷くてよく聞き取れなかったが、
車であちこち登っていて、今回は槍のピストン。
次もどこかに行くとか言っていたが精力的に登りまくっている。

世田谷氏は岩が大好きで、一の沢から入り西穂までの縦走。
槍の小屋で寝る予定とかだったが南岳小屋で一緒になった。
昼前に肩に着いたらいくら何でも先に進むよなあ。
この俺でさえ歩いたんだから。
「いまだ下山せず」を読んで一の沢から常念に登ってみたかった由。

次は北穂からの下りで一緒に歩いた越後湯沢氏。
何でも南岳のテント場で持病の腰を痛めたとかで
奥穂までを諦めて俺と仲良く涸沢を目指した。
A沢のコルからの登りの途中で俺を追い抜いたらしい。
喉は渇くは腹は減るはで、二人ともヒーヒー言いながら
涸沢ヒュッテに辿り着き、俺が食べてる所にテントを
張り終えた彼が合流した。

このビールでバスセンターまでの歩きを諦めて
徳沢で泊まるのを決断したが、遠征の山の途中で飲んだのは
これが初めてだった。

ここからの下山が辛かった。
道が岩っぽくて脚に優しくないし、西日がもろに当たり
折り畳み笠を差しても結構暑かった。

この歩きの途中で北九州の若者と一緒に歩き、何と田舎が
五島の宇久島だったのには驚いた。
色々話したが彼も今年祖母の50回忌だったそうで田舎に帰り
釣りを楽しんだ由。
彼は横尾山荘に予約入れたとかで、その後の1時間は一人旅。
途中出てきたダラダラ登りで二回も立ち止まる体たらくだった。

徳沢ロッヂでは佐賀からの人に大キレットのレクチャーを
頼まれたので一通り説明した。槍から北穂へのルートだったから
まあ参考にはなっただろう。
福岡と松本の間に格安航空が一日一往復あるとかで、ホテル込みで
36,000円とか言っていたから山屋には嬉しいだろう。
雨男とかで23日の天気を心配していたが晴れたろうか?

最後はバスで同席した茨城からの女性。
俺よりちょっと上だと思うが北アルプス通いしていて色々と教えてもらった。
北穂の小屋は生姜焼きが絶品だが天井が低くて着替えし難いとか
徳沢園の冬季小屋が6,000円位でストーブ・布団付きなどなど。
何でも今度「北穂の池」にガイドと行くとか言っていた。
この人はあの北穂の登りで韓国人グループに待たされた人で
上で休んでいた俺の事を覚えていた。

結構な人と語らったが安達太良で知り合ったyamatake氏みたいな
人は残念ながらいなかった。





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宿の食事

2013年09月24日 | 北アルプス
今回泊まったのは「燕山荘」「ヒュッテ西岳」「南岳小屋」。

それぞれ普通の食事だったな。
特別「美味い!」と感激したのはなかった。
夕食・朝食の順に並べている。



「燕山荘」







「ヒュッテ西岳」







「南岳小屋」






おまけに途中で食べたヒュッテ大槍でのテンプラうどんと
涸沢ヒュッテのラーメン・おでん。
このおでんは全く味がしなかったが仕込み中だったのか?
それにしても出汁の味がしなかったのが?

 

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眺望あれこれ

2013年09月24日 | 北アルプス
今回の歩きでの眺望の残りを載せておこう。

合戦尾根の登りで見た富士やら鹿島槍、稜線歩きでの
常念・白山などだが、山名は書かないから同定を楽しめる。

合戦尾根の眺望

    

一枚目は富士見ベンチからの富士山。俺は安曇富士の有明山が見えるとばかり
思っていたんだが本物だった。

    


表銀座の眺望

    

    

後ろから二枚目は貧乏沢への降り口。これだけはっきりしていれば間違えないだろう。

    

  

槍から先の眺望

   

槍ヶ岳山荘のテント場雛壇状で少ないから大変。
これだけ幕営者が増えたら午前中に到着しないと張る場所が無さそう。
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水俣乗越からは梯子だらけ

2013年09月23日 | 北アルプス
燕山荘から西岳ヒュッテまではそんなに急なアップダウンは無いのだが、
それから先はちとしんどい。

まずヒュッテから一気に160メートル程降りて、乗越からは槍の肩まで
600メートルを登らなくちゃあならない。
水平距離約2kmだから思った程でも無さそうだが梯子だらけの道だ。

ヒュッテ大槍まで登れば槍は目の前なんだが、これからが案外と堪える。
山荘手前の岩屑の道が歩き難いが、槍沢からの道と合流すれば直ぐに
山荘だ。穂先に行くのやら降りてきたのやらでごったがえしている。

急下降の道は大分手を入れてくれて随分と歩き易くなってると、最終日の
上高地からのバスで同席したオバサマが言っていた。
実際どうってことない下りだったし、梯子や鎖でグイグイ高度を稼ぐ道は
大好きなのだが如何せん呼吸器の不調で辛かった。

途中上から見下ろした槍沢の道が何ともかったるそうで、もう一度槍に登れと
言われたら、再度この道を使うか、裏銀座の道を使うだろう。
上高地から槍沢経由の道は最高に面白くない道だと思う。

景色はまあまあで高瀬湖?の遥か先に鹿島槍、左手には北穂から前穂が格好良い。
見上げると朝日に輝く槍だった。

  

水俣乗越は今人気の北鎌尾根への入り口になっていて立派な道ができていた。
あと一箇所は西岳手前にある貧乏沢でこれも立派な道だった。
二枚目が北鎌への道で、三枚目が見下ろした天狗池への道。

 

ここからは直ぐに急な登りで、その後は梯子が次々に出てきた。
途中三段の鉄梯子を降るが、あの八ヶ岳の源治梯子に較べたら
屁みたいな代物だった。
 
 


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大天井の巻き道

2013年09月23日 | 北アルプス
常念方面へは当然登りを取るだろうが、槍を目指す場合は巻き道もある。
脚が上がらない俺は当然巻き道を選択したが、前の晩に同室のオヤジが
巻き道は岩場で難儀したとか言っていた。
歩いてみるとへつり道で片方が切れ落ちているというだけだった。

写真を載せてみるから、どっちを取るか迷っていたら参考になるだろう。

  

どうって事も無い道だが、高所恐怖症の人だけは止めたが良かろう。
そんな人がこのルートを歩く筈も無いのだが。

眺めはまあまあ楽しめる。

 

一枚目の赤っぽい尾根が硫黄尾根で、その手前の緑の尾根が北鎌尾根。
二枚目の右奥の赤っぽい山は水晶岳らしい。
他の山はよく分らない。調べれば直ぐに分るだろうが。
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表銀座は槍三昧

2013年09月23日 | 北アルプス
合戦尾根を合戦沢の頭まで登れば烏帽子みたいな
槍が左手に見える。
翌日からの歩きでは右手に槍を見ながら歩くから、
稜線上ではいつも目に飛び込んでくる。

そんな槍の一番のビューポイントは、平凡だが
大天井ヒュッテ先に出てくるビックリ平だろう。
東鎌と北鎌の尾根を左右に広げ、ズドーンと立つ姿は
なかなかの雄大さだ。

正直に言えば槍はそんなには好きではないのだ。
理由は全体が岩というのと人だらけだという事だろう。
それとあまりにシャープ過ぎる姿かな。

今回は予定通りに穂先には登りもせず、槍ヶ岳山荘の受付に
南岳小屋への連絡(18時までには着)を頼んで先を急いだ。

それでは槍の写真を載せてみよう。
昔のコンデジだからあまりシャープな画像ではないが。

    

    

    

    
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大キレット・北穂の眺望

2013年09月22日 | 北アルプス

大キレットの眺望の白眉は何と言っても眼前の「笠ケ岳」とその後ろに
案外と近い姿を見せる「白山」だと俺は思う。

「笠ケ岳」は遠方からも端正な姿で良いが、至近距離で眺めると益々
美しさに惚れ惚れとしてしまう。
昔、笠新道から登り弓折から新穂高に降りた事がある。

白山に登った時は残念ながら北アは見る事ができなかったんだが、大昔の北穂から奥穂の縦走と今度の二度共、幸運にも素晴らしい白山の姿を眺められた。北アからは長大な姿で貫禄がある。

北穂からは登りきるまで姿を隠していた槍が出てくるが、初日から眺めっぱなしだったので食傷気味。
奥穂や前穂、遥か彼方の浅間・八つ・富士・南アなどが楽しい。



まずは笠ケ岳と白山の共演から
   

槍や遠く鹿島槍など
   

朝日の常念など
    

前穂・彼方に富士・南アなど
     

北穂から涸沢への途中で見たヘリの救助作業三枚と黄葉とテントの花
    

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大キレット・ルート写真

2013年09月21日 | 北アルプス
幾らでも見た事があるだろうが写真を載せてみる。

南岳小屋後ろから急下降して行き、鞍部というか釣り尾根というかに
降りてから気持ちの良い岩稜歩きが続く。

水俣乗越から槍寄りの狭さよりは随分と広く、
ペンキマーク以外でも歩き易い所を歩けば問題なかろう。
と言っても皆が歩いた所が岩が安定しているから、
大人しくペンキマークを拾う事。

この広い岩稜帯の先のピークが長谷川ピークというらしいが、
これを降りた所がA沢のコル。

この長谷川ピークの後に出て来たのが下だが、スリングがあってよく解からないまま
進行方向右を降りたんだが、写真の女性のようにスリングを持って回り込むのが正解みたいだ。
写真は通り過ぎてから写しているので、ペンキマークが見えるが、歩いて来たらスリングしか
目に入らないからちと分り難い。
通り過ぎてから女性が来たので、やり方を教えてみたらすんなり降りたので正解かな。
スリングの強度が心配だが。



この後の登りから核心部という訳なんだが、それ程危険な所は無かった。
ちょと背が低いと辛いかなあというのが下の大岩だった。



歩く時系列で載せておくが南岳方面の写真もある。

    

ザレも鉄梯子も何処にでもありそうな物で問題なかろう。
石を落とさないように極力注意すべきで、ストックなど問題外。
写真には持っているオヤジが写っているがヘルメットまで被っている。

    

三枚目が南岳方面。最後は長谷川ピークを核心部登りから撮影。
A沢のコルは小広いが、上からの落石があるかもしれないから
サッサと取り付いた方が安全だろう。

いよいよ核心部に突入。
一枚目は長谷川ピークから撮った物。
二枚目は登る途中から見下ろしたA沢のコルだ。
最後は北穂小屋への登り。韓国人グループの通過で
待たされている白い帽子の女性が気の毒だった。
ロープで繋がれて降るオバサンが二人いて呆れてしまった。

    

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