大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

大雪はぶっつけ本番

2010年06月29日 | 北海道
結局大雪はプレ山行もできずに一発勝負。
天気がぱっとせぬのと喘息不調。
喘息は初めて点滴と吸入とやらをやるほどの不調だが
多分急激に回復しそう。
黒岳への登りをあせらず、ゆっくりと歩けば何とかなる。
YHの朝飯を食えばシャリバテは無いので安心だ。
そのあとは北海までの緩やかな登りをのんびり歩けばいい。
天気がよければチングルマとエゾコザクラが楽しめるし、
北海沢のデカイ雪渓の横を歩ける。
白雲にテントを張って、緑岳から赤岳と白雲岳で遊び、
最終日に裾合平を廻って下山。途中の中岳温泉には入る
勇気が無いので足湯。
九重で一緒だったO氏は休暇が取れればヒサゴ沼まで
足を延ばして天人峡へ降りるのだろうから白雲でお別れだ。
あそこのチングルマの大群落が真っ盛りだといいが。
旧盆は休みの予定が未定なのでまだ未決定。
しらびそ小屋あたりかな。
早川尾根小屋でもいいなあ。
WCでの日本の調子よさの原因があの中村俊輔はずしとは。
早くに決断していればもっと良かったのに。
今日勝てばベスト8とはとんでもない事になってしまって
中村は複雑だろう。
しかし南米のチームは強すぎる。
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梅雨で山屋は開店休業

2010年06月24日 | 山技術
何だかしっかりした梅雨だよなあ。
おまけに土日が殆ど雨。
たまの晴れ間はバッチリ週頭か週中ときた。

一応浅草岳と守門岳を一緒にやる予定は立てているが。

今週末天気の良い早池峰行きの夜行バスを予約してみたが止めた。
土日の1泊2日では帰りが新幹線になり、経費が3万越えそうなので。
大金を使って一山だけ、おまけに大雪に比べれば
大した花畑でもないならもったいない。

その点では浅草岳と守門岳は宿代込みで2万はかからないからCPは高い。
民宿の車で登山口まで送迎してもらえば効率がいい。
初日に桜ソネから浅草、翌日に守門をやるつもりだが天気次第。

それとちょっと調子が悪い呼吸器の回復具合が問題。
昨日から回復傾向なのが救いだが。
それとて7月第1週までの予定だからあまり希望は持てない。
来月の大雪めがけて身体を慣らさなくてはならないのに困ったもんだ。

話し変わって今月の山渓の岩ルート特集は大丈夫だろうか。
あちこちで滑落事故が発生しそうだぞ。
ちょっと岩慣れしたオヤジの率いる、これまたちょっと山慣れした
4-5人のオバンGの滑落が頻発しそうな気がする。

岩にはあまり興味が湧かないというか、やる必然性がない。
その先にとんでもないお花畑があるというならやってもいいが、
ただやるだけでは勘弁してだなあ。

岩ルートも面白そうだなあとは思うが、リスキーなのがいやなのだ。
今週末も信越地方は雨模様で、とうとう来週末だけの勝負になっちまった。
多分梅雨さんの寄りきりで終わりそう。

体だけは何とかしなければ。
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檜洞丸から宮ケ瀬 1994年4月

2010年06月21日 | 丹沢

遠出の山は書き終わったので、山に嵌ってしまって3年間ほど通いつめた丹沢の主な歩きをアップしておく。
93年の暮れから始めた山だったが、渋川へ単身赴任するまで地元でもあり殆どが丹沢だった。
翌年の春に蛭ケ岳山荘に泊って、檜洞丸から宮ケ瀬まで歩いた。
初めての小屋泊まりで、当時は結構強面で有名だった蛭ケ岳山荘の小屋番夫婦(先代)だったが、そんな悪くも無く普通だった。

1994年4月16-17日(1泊2日、営業小屋)(単独)

1.初日
西丹沢自然教室から蛭ケ岳山荘
8:25-10:20展望園地-12:10檜洞丸12:40-14:35臼ケ岳-16:15


新松田から西丹沢まで桜が満開だったが、緑はまだまだ。檜洞丸までなかなかいい雰囲気。
ただしきつい登りで途中中休止2回。展望園地からの富士は近くてデカイ。
冬の展望は素晴らしいだろう。檜洞丸から蛭ケ岳まではアップダウンが急で疲れた。
金山谷乗越はそんなに危険でもなかったが、蛭への急登がザレておりいやらしかった。

西丹沢は静かでいいのだがバス代が結構高いのが難点。
ツツジ新道を使っているがルートとしては箒沢から石棚山経由の方がブナの雰囲気がよい。
また犬越路にある避難小屋を使えば色々と遊べる。
檜洞への初山行がツツジの時でなかったという事はあまり研究してなかったのだろう。
しかし頂上付近のバイケイソウの緑が新鮮で結構感激したのを思い出す。
新芽の出始めはキューピーの頭みたいな結構カワイイ姿をしているのだ。
途中の臼ケ岳は静かなピークで、一度ユーシンから登って寝てみたかったが結局やらずじまいだ。
蛭ケ岳の小屋番夫婦は結構評判が悪かったのだが(特におばさん)普通の応対だった。
あの農鳥小屋のオヤジは評判どおりの奴だったが。

檜洞丸はシロヤシオで超有名になってしまい、5月中旬から下旬はとんでもない事になっている。
花の時期だけ混む山としては4月の坪山と双璧かもしれない。
シロヤシオは清楚といえば聞こえはいいが、やっぱり地味な花で、どっちかといえばミツバツツジのピンクのほうが好きだなあ。
一度6月初めに雨模様の中を登ったらシロヤシオは当然終わっていたが、ミツバツツジが満開でガスの中の色合いが何ともいえず良かった。
頂上のあの大木はまだ元気だろうからそのうち見に行ってみよう。

2.2日目
蛭ケ岳山荘から宮ケ瀬
6:10-8:10丹沢山8:35-9:50円山木の頭-10:25本間の頭-13:30

蛭ケ岳山荘の夕食はカレーライス、朝食はおでん。丹沢の山小屋の定番らしい。
丹沢山からの降りで会った有閑マダム(古い!)が泊った尊仏山荘も同じだった由。
このマダム(60歳)は毎月海外旅行してる由。但し今日の丹沢三峰の降りは危険な所も多く、無事下山できたか少々心配。
蛭ケ岳から丹沢山の間はブナも多く雰囲気は良いがゴミが多すぎる。
山荘前からの朝まづめの眺めはまるで墨絵を見ているようで幽玄そのものの素晴らしさ。

昔は殆どの小屋がカレーとおでんだったのだが今はだいぶ違っているみたいだ。
丹沢山のみやま山荘も違うし、あの有名な鍋割山荘は昔から違っていたし、木ノ又小屋も違う。
蛭ケ岳山荘と尊仏山荘は昔のままだろう。花立山荘は分からない。
まあ殆ど寝ることも無いのであまり関心が無く自信ない。泊りたい人は自分で確かめてください。
ルートは山荘からわずかの鬼ケ岩がちょっとした岩場だがそう危険でもない。
丹沢三峰下部の北面のトラバースが一番危険だろう。
十数年の歩きになるが一番嫌なのはザレたトラバース道だ。
滑れば一発でジ・エンドなのだから、三点支持で登る岩場よりも厄介だ。
三峰のアップダウンは相当にタフでここの登りは丹沢でも最強だとおもう。
この時にたまたま会った登りのパーティーが年に一度は登ると言うのに物好きだなあと返したが今なら彼らの気持ちも少しは理解できる。キツイがそれに見合った充実感があるし、静かでいいルートだと素直に思える。
毎年登る気は起きないがたまにはツツジの時に登ってみたいと思う。
当然丹沢山から塔ノ岳経由で下山の日帰りで歩く。


このルートで檜洞を歩くなら晩秋の頃が眺望も良いし、客も少なくていいだろう。
間違ってもシロヤシオの時には歩かないように。
秋の涸沢並みの混雑で地獄をみますよ。
しかし何でこの有閑マダムをエスコートしなかったんだろうか。
今なら絶対一緒に降りているだろうに、若かったからなんだろうか。

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九重・平治岳のミヤマキリシマは7分咲き

2010年06月13日 | 九州・四国・屋久島

大戸越からの平治岳


岩場からのミヤマキリシマ

11日に平治岳に登ってきた。

ミヤマキリシマを一度は見ておきたかったのだ。

雰囲気の良い長者原からの道を使って坊がつるに入った。
新しい「休憩舎」ができていたが避難小屋と書いていないのが意味深だ。
コンクリートの打ちっぱなしで頑丈かつサッシの窓枠と網戸までついていた。
大船山の小屋は止めてこの新築の小屋で寝た。

今日は人も少なく藪漕ぎは止めて一般ルートを歩いた。
大戸越までは大した登りでもないのだが足が上がらない。
平治岳の登りは左のルートを使ったが最後が
直登かつツルツルでとてもじゃないが降りには使えずに左の道を降りた。
途中で登ってきた男がこれは登り専用だといったが
混んでないからどうってこと無いだろうと言い返す。
実際こちらの方が降り向きでないか。

頂上と思っていたらもうひとつ先のピークがそうらしい。
しかしそこらじゅうがピンク色している。
それでも蕾が結構あるからまだ満開状態では無いみたいだ。

地元の人が去年と比べたら全くダメといっていたが時期が早すぎただけだろう。
これだけ咲いていれば雨にも遭わずに見られたんだから俺は充分に満足だ。

山頂に着いて三俣山方面へ続くか細い道を辿って岩場まで歩き写真を撮った。
最初のピークからはミヤマキリシマの藪漕ぎ状態なのだからその密生度がわかるだろう。
全山ピンクに染まったらそれは素晴らしいだろうがうまくタイミングがあわない。
いつでも登れる地元の人が羨ましい。
吉部からの入山が時間も短くて一番の利用者数らしい。

小屋は独占と思っていたら一人寝るらしい。ザックが置いてあり何処か登っているみたい。
メシにしようと準備に入ってビックリ。ナイフを持ってきてなかった。
同宿人の帰りを待つがなかなか戻ってこない。幕営者が来てしばし雑談。2連泊するらしい。
テントも金曜日なのに15張りもある。学生の団体がいてうるさそう。

彼が帰ってからやっと同宿人が戻ってきた。平治岳に行ってきたらしい。
聞くと二日市の人で車とのことで帰りの便乗を3、000円で頼みOK。
O氏といいフィルムをつかっているらしくなかなか本格。

休みがとれれば海の日に大雪に行くとのことで白雲のテント場で一緒になるかも。
白雲のテント場は使いたくなかったがやっぱりここに寝ないとうまくいかない。
天人峡への道を歩きたいらしいが、2人とも見たい場所は一緒だった。
O氏によると今年は花芽の数が少ないらしく、このまま終わる可能性もあるといっていた。

ミヤマキリシマの開花状態 6月11日現在

1.平治岳  7分程度(実見)
2.大船山  蕾状態(伝聞)
3.立中山  満開(伝聞)

平治岳の7分といっても当然ながら個体差はあり、終わっているのも相当にあった。
ミヤマキリシマを前景にした黒岳、大船山、久住山、三俣山が格好いい。
時間的に立中山にも行けなかったし、大船山の米窪巡りもできなかった。
連泊してユックリ楽しまないと駄目だ。
今回は同窓会と抱き合わせなので仕方が無いが次回はそうしよう。

翌日はすがもり越えまで登り返してO氏が車を置いている大曲まで歩いた。
7時前に出たので三俣山の西面のミヤマキリシマを見に行こうという事になったが
足が上がらず一人で行ってくれと頼む。しかしガスが出てきて結局彼も行かなかった。

時間が早くていつもの温泉は開いていないらしくてあの懐かしい筋湯へ。
300円でコインに換えて回転ドアで入場というのにビックリ。
昔どおりにお湯が落ちており、のんびり2人で貸し切り状態。

途中のウドン屋で腹を満たし、お礼の金を渡そうとしたが千円でいいとの事でただ感謝。
道中は大雪の話で盛り上がった。去年の白馬では雨にたたられて散々だったらしい。
遠いとなかなか上手くいかないよなあ。
来月の大雪だって雨が降ったらお手上げ。晴れるのを祈るだけだ。

    

     

    

     
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九重のミヤマキリシマ

2010年06月06日 | 九州・四国・屋久島
6月11日に九重のミヤマキリシマを見に行くことにした。
12日の福岡での大学の同窓会出席に合わせてやることにしたのだ。
天気も雨の確率40%とかでどうにかなりそう。

大混雑は必至の山と時期なのだがどうにか静かな歩きができそう。
まともに歩いたら動けなくなるのは目に見えているので普通の道はパス。
平治岳や大船山からちょっとはずれたところを歩くしかなかろう。
幸い遭難死しそうな地形でもないので何とかなりそう。
大船山の避難小屋に寝る予定。

大混雑必至の山の歩き方は上記のような歩きにするか、人の歩かない時間に歩くかだろう。
首都圏の山屋やハイカーなら4月上旬の「坪山」の大混雑振りは知っているだろう。
なにせ臨時便のバスが5-6台も出るというのだからすさまじい。
こんな山では少々の時間差では静かな歩きはできないだろう。
今年も実行できなかったが下記が俺の対策。
夕方に山頂に着くようにしてビバーグかテントで寝て、翌朝早くに西尾根ルートのヒカゲツツジを
見ながら下山する。これなら静かな歩きができるだろう。
周辺の山にもヒカゲツツジくらいあるだろうと麻生山に登り、北へ歩いて坪山近くまで調べたが
残念ながら無かった。
結局坪山が一番いいらしいので上記の方法ででもやるしかなかろう。
大の問題は登る前に済ませておけばよかろう。

丁度今が大混雑のピークの「檜洞丸のツツジ」対策もあるがこれは止めておく。
シロヤシオを見たいなら他でも咲いているのだからそれを見に行けばよい。
たとえば丹沢三峰の上の方には結構いいのがある。登り5時間のコースタイムなので歩く人間が
少ないからうるさくない。

北アルプスの表銀座や裏銀座もハイマツの下で寝ることができれば楽に歩ける。
野宿にチャレンジしてみようと思う人がいたら、まず近場の慣れた山の山頂でのビバーグから
練習すればいいだろう。
これができる様になればもっと楽しい山歩きができまっせ。
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みどり池から天狗岳周遊 2008年海の日

2010年06月05日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
一年で一番混む海の日にノンビリしたくてでかけた。
しらびそ小屋なら混まないとの情報だったが正解!
静かなテント場で最高だった。

2008年7月19日-21日(2泊3日、テント)(単独)

すぐ傍にあの有名な露天風呂付きの本沢温泉のテント場があるんだから混まないのは当然か。
近くに目立ったピークも無いし、小屋の条件としては厳しいなあ。
しかし静かな所が好きな山屋には貴重な小屋、テント場だぜ。

初日は稲子湯から小屋まで3時間もかかって辿り着いている。
小屋常連の山友達の車に松原湖から便乗して入山したが、体調はイマイチだったようだ。
さすがに歩く人間が多くて次々に追い抜かれる。それもグループが多くて、単独が殆どいない。
何処までかとの問いに判で押したように本沢温泉との返事が返ってくる。
これで今夜の静かなテント場は確定でルンルンだ。

着いた小屋には新しいトイレができていたが、このトイレで相当に金が掛かったらしい。
経営面からなら丸川峠の小屋みたいに微生物で分解するトイレの方が安上がりだろうが、
行政が首を振らなかったのかもしれないなあ。
昔次男坊と黒百合ヒュッテで幕営した帰りに寄った時に、息子が珍しいドッポントイレを写真に
撮ったのを思い出した。この頃は山のトイレもドンドン綺麗になっている。

夕食は小屋の飯にしたがイマイチだった。結構うまいという評判だったがそうでもなかった。
テントで寝て食事を小屋でするという手は案外といけるかも。
南アルプスの縦走の時は我々ロートル山屋は重宝する。一度試してみよう。
水と食料を担がなければ相当に軽量化できるから4泊5日くらいでも何とかなりそう。

二日目に中山峠に上がり天狗を周遊して白砂新道から本沢温泉に降りた。
本当は峠への途中から稲子岳方面へ行くつもりだったのだが入り口を見落とした。
後ろから男2人組が来たが何か様子が変だなあと良く観察すると、一人がどうも足が悪いみたいだった。
足が不自由でも山をやれるんだから人間たいしたもんだ。
目が見えない人でもやるんだから不思議じゃないか。

峠に飛び出るとさすがに気持ちがいい。にゅうやら稲子岳やら見えて気分がいい。
稜線は海の日の連休だけあって混みあっている。黒百合ヒュッテからの客が多い。
東天狗では随分と休んでおり、そのまま西天狗を目指した。
頂上で昼飯を食べてから戻り、白砂分岐まではすぐだった。

白砂新道から降りるのはさすがにいない。殆どが硫黄や中山峠への縦走だもんなあ。
ここの降りは楽勝だった。なにせトラバースが無いというのが素晴らしい。
飛竜分岐から将監小屋までとあの赤石のトラバースにはまいった。

ドンドン高度を下げて沢に出たところでラーメンにした。
歩き出したらすぐに本沢温泉だった。
クソ暑いのに露天風呂もなかろうと内湯に入ったが結構いいお湯だった。
しかしやっぱり途中の温泉はまずかったみたいで足が上がらない。
途中でクリンソウの咲いているところを通って小屋に戻ったような気がする。

花の記録が一切無いので自信はないが。
時間がたっぷりあったので休憩室の本を見たら面白いのがあった。
緑山岳会の寺田元会長の「山岳サルベージ繁盛記」というのだが、色々探してもみつけられなかったのだ。
まさかこんなところにあるとは思わず、一気に読んでしまった。
谷川岳の遺体収容の話なのだが、まあ古きよき時代だったのねといった感想だ。

翌日稲子湯で汗を流して帰ったが、ノンビリ、マッタリのテント泊での山を楽しんで満足だった。


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白神岳と不老不死温泉 2000年6月

2010年06月02日 | 東北
山と温泉を楽しもうと計画した。
予想と違って両方ともイマイチだった。
夜行バスと飛行機を使った。

2000年6月3日-4日(1泊2日、避難小屋)(単独)

1.初日:小屋まで 
9:20-11:00二股分岐-15:50

2.下山日:十二湖の挑戦館まで
6:40-9:30大峰岳-14:00

I氏との同行だったのだが、途中でリタイアしたため単独行となった。
当時は携帯も普及してなかったのでどっかの駅で落ち合ったのだが憶えていない。
前の晩に新宿の小田急ハルク前から乗り秋田まで、それから五能線に乗り継いで今の
白神岳登山口駅(当時は陸奥黒崎駅)で降りて歩き出した。
昔の駅名の方がいいと思うがなあ。即物的な名前にするのが何かいじましい。
二股分岐まで一緒に歩いたが、ここでI氏がリタイア。何か良く分からんが体調不良らしい。
明日の夜は不老不死温泉に泊るのは決まっているのでその下車駅の艫駅で待ち合わせしたのだろう。
さて一人で歩くことになったが慣れているから何でもない。道は特別変わりがあるわけは無く、
標高も低いし花も少ない。
ブナも道の両サイド程度しか見えず、稜線から眺めないとそのボリュームは分からない。
結局ブナを楽しむなら滝巡りなどのツアーが一番良いのではないか。
マタギと一緒に歩くか、沢の遡行で稜線を目指すとかするのが最高だが。
小屋には女性4人組と男2人組みだけだった。新築のトイレの方が立派なのには笑った。
山頂からの眺めではあの岩木山が格好良かった。標高は低いがなかなか姿が良い。

下山は十二湖を目指したが長くてまいった。途中の沢でラーメンを食べたが降りてきた女性達に
コシアブラをもらって中に入れた。
青池は本当にちょっと変わったブルーで、神秘的な色だった。
挑戦館とかいう変な名称の観光施設で一休みしてからバスに乗った。

不老不死温泉はあの有名な露天風呂に囲いが出来ており、ワイルドさが無くなっていた。
結局この風呂には入らずに内風呂で済ませた。
食事は部屋食だったのに?。普通に食堂やら大広間でよかろうに。
料理は品数は多かったがそんなに旨い物ではなかった。

五能線の車両から見たハマナスがきれかったし、海岸線もよかった。
内陸に入ったらリンゴ畑が印象的で、その上に岩木山が聳えているのがなかなかだ。
この五能線が一番良かったかもしれないなあ。

花の記録

マイヅルソウ ミツバオーレン ツバメオモト ハクサンチドリ チゴユリ ユキザサ ミヤマカタバミ
ミヤマキンバイ オオバキスミレ シラネアオイ エンレイソウ ツクバネソウ サンカヨウ
ミネザクラ アマドコロ オオカメノキ ホウチャクソウ ミツバツツジ ズダヤクシュ ミヤマカラマツ 
タニウツギ オドリコソウ






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