大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

最澄が登った山王山

2012年03月16日 | 上五島名所旧跡
山王山の山名は山王を祀った山という意味だろう。
16次遣唐使の一員として参加した最澄がこの山に登り、比叡山日吉山王に航海の安全を祈願したのが始まりと伝えられている。

ところが最近は俺も使って訂正した「三」王山というのを使っている。

これは何だか意味不明で、下の叔父に聞いたら一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮があるからとの事。いくらなんでもちょっと苦しいと思う。
三つお宮があっても三つの王とは言わないだろう。役人が深く考えもしないで三を使ったんだろう。

名前には付けられた理由があるんだから軽々しく変えないでもらいたいぜ。
さて最澄はどんなルートで登ったろうか?
闇雲に登ってあの岩屋を探し出したんだろうか?
おそらくあの岩屋の事は広く知れ渡っていたんだろう。それを聞いた最澄が登って祀ったんだろう。

ルートは尾根と違って藪漕ぎしないで済む沢を使ったろう。林道で下る途中に結構沢が出てきたが楽に登れそうだなあと思った。

よく夢のお告げで見つけたとかあるが殆どは昔から知られた所だったろう。
昔は反対側の佐野原からも登ったと下の従姉妹が言っていた。

こういう昔の道を整備して九州自然歩道にすればいいと思うがなあ。
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マリンピア展望台

2012年03月14日 | 上五島名所旧跡
左手の大きい山が山王山


南の奈良尾方向


南東鯛ノ浦方向


北の番岳・津和崎方向


西の石油備蓄基地方向


昨日有川近くのマリンピア展望台に行ってみた。これが三カ所目で今日の番岳が四カ所目だった。

ここへの林道は酷かった。まったく手入れしてなくて走り辛い事この上なかった。

走り着いたらやたらデカいNTTの電波塔が建っていた。

さて眺望はと言えば意外と良かったんだ。

何と言っても山王山方向の山々の重なりが凄い!
遠く福江島らしき物まで見えている。
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番岳も超展望!!

2012年03月14日 | 上五島名所旧跡









林道途中からの登山口から歩き出したら木の名前と解説のプレートがあり助かった。

あのタブノキは出てきたがアカガシは出てこない。

途中で林道から直ぐの所を過ぎて僅かで頂上だったが、
展望台は南へ少し降りた気持ちの良い草地にあった。

そこからの展望は前々回の山王山と匹敵か上の素晴らしさ!

ここは江戸末期に外国船の見張り台があった事で解るように、
西に広がる東シナ海が一望なんだ。

あのバルチック艦隊が対馬海峡目指して北上した時も
ここに立っていたらはっきり視認できたろう。

それと南側のT字に広がる山並みの連なりが墨絵のようで
思わず息を呑む美しさだ。

富士山みたいに端正に見えた山王山が岩手山風の姿なのが惜しい。




   


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矢堅目三題

2012年03月14日 | 上五島名所旧跡

真横はイマイチ


対岸の夕景の撮影ポイントから

今日はオヤジの五七日でお坊さんにお経を唱えて貰った。
早いもので四十九日まで後二回になった。

さて終わった後、余りの天気の良さに黙っておれず、
番岳展望台へ車を走らせた。

暖かいのに黄砂が飛ばず見通しがまあまあという絶好の条件だ。

近道の奈摩回りにしたがあのデイサービスがここにあるんだ。
毎朝恒例のグズリがあったなあ。

この道中夕陽で有名な矢堅目が途中まで付いて廻るから撮ってみた。

肉眼で見るとなかなかなんだがなあ。


4月1日に撮ったのを載せておこう。

   

夕景をみる展望台からだから角度が同じで余り面白くないが。

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御船様

2012年03月13日 | 上五島名所旧跡
船の形をしている


お袋の面会の帰りに、先日の「平家塚」の近くにあった「御船様」を見に行った。

大昔奈良時代の遣唐使にまつわる遺跡と云うんだから凄い。


説明文

四隻の内の一隻だけがこの今里湾に帰り着き、船型の自然石の前で感謝したらしい。

その石が残ってる訳も無いから、連綿と引き継いで来た石なんだろうが、長さが1.5M程もあった。



酒の一合ボトルと比べると意外と大きいのが分かるだろう。
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岩家観音

2012年03月13日 | 上五島名所旧跡
岩家観音



岩屋入り口


最澄と空海の像


その説明文


青方中学校グランド手前から入って林道を上がる。

夢のお告げでこの地を発見したらしいが、巨岩が多くいかにもと言った雰囲気一杯の場所にあった。

石室の中は暗くて携帯のライトを使ったが、ビバーグにはもってこいだった。

しかし、霊場といいながらゴミが散乱しているのはいただけない。
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山王山の道と樹木

2012年03月13日 | 上五島名所旧跡
ミズナラみたいな木
枯れた本体の周りに出たのが成長。


携帯だと字数制限の為小間切れの記事になる。

気持ちの良い道と気になった二本の木の写真。
二本の木はなかなか素晴らしくてじっくり眺めたが名前が分からず調べてみる。















黒っぽい大木はタブノキらしい。もう一方はまだ不明。
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山王山の写真

2012年03月13日 | 上五島名所旧跡
眺望以外の写真。

入り口は登山口の佇まいだ。説明文は見えないかも。


地図


説明文


立派なトイレと駐車場


結構デカい木だが名前は分からない


岩屋の二ノ宮


三ノ宮脇を上がる


三角点があった


高仏との分岐


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山王山は超展望!! その2

2012年03月12日 | 上五島名所旧跡
二ノ宮から少しで高仏との分岐だったが、植林が少し出てきて興醒め。何でこんな馬鹿な事をやりやがるんだ?!

三ノ宮の社殿脇を上がって展望台だったが、素晴らしい超展望が待っていた。

海に浮かぶ島々がまるで重畳と連なる稜線のようだし、静かな水面は小さな点の集まりみたいな煌めきを放っている。

写真では分からないだろうが、若松大橋がいいアクセントになっている。

グルリ360度の見応え充分の大展望なんだから、展望台の横綱で決まりだろう。

鱈腹眺望を楽しんでルンルンで車に戻り、細い曲がりくねった道を慎重に降りた。

途中高仏からの登山口を聞いたが、殆ど歩かれて無いらしい。藪状態かも知れないが、ディープな丹沢歩きより楽だろう。
次回は下から歩いて登ろう。藪漕ぎも楽しからずやだ。

島の山でも充分楽しめるのが分かって最高!
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山王山は超展望!! その1

2012年03月12日 | 上五島名所旧跡
若松大橋方面が素晴らしい!


西側も良いじゃないか


北西方向


北はまあまあ


北東方向

今日は冬の再来ですこぶる見通しが良く、山王山からの眺めを楽しむ事にした。

荒川から山王山登山口まで車で入った。

登山口には立派なトイレもあり、なかなかの山の雰囲気。

歩き出したら素晴らしい林相にビックリ。

なかなか立派な木があるし、向こうではお目にかかれない照葉樹林が新鮮。

何だかミズナラみたいな木の四五本に分かれた大きいのが多いし、朝見たウバメガシみたいな巨樹もどきまで出てきて飽きさせない!
こんなにいいとは思って無かったから何だか得した気分だ。

そのうち岩屋に着いたがそれらしい雰囲気だった。
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巨樹2 大曽のウバメガシ

2012年03月12日 | 上五島名所旧跡
姿の良い木だ


今日は真冬に逆戻り、部屋の中でたったの8度しかない。

下の叔母さんを病院に送った後で大曽のウバメガシの大木を見に行った。







何でも三百年以上前に紀州から移住して来た漁師が船材用に持ってきて植えたらしい。

樹齢三百年程度という事になるが、まるでタコの足みたいな枝が四方八方に伸びていて大きな樹相を作っている。

奈良尾のアコウの巨樹には完敗だが、まあまあの大きさだろう。

帰って久し振りにクロの味噌汁を作ったから、先日のカワハギ同様にクロのクロを撮ってみた。こっちは納得の形だ。



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米山展望台はイマイチ

2012年03月10日 | 上五島名所旧跡

展望台への道


土井ノ浦方面


奈良尾・長崎方面


北の展望(高い山は三王山)

アコウの巨樹の後で「米山展望台」に行ってみた。

途中歩いてる人が結構いたが、どうもピストンしているみたいだった。

駐車場から少し登って着いた展望台からはグルリ360度の大展望だが今一つインパクトに欠けた。

弟の乗った「万葉」はさすがに離れてしまっており見づらくなっていた。

二機あった大型望遠鏡はレンズに水が入って役に立たなかった。こんな物は直ぐに取り替えるか撤去しなくちゃなあ。

ここからの目玉の若松大橋が木立に隠れて殆ど見えないのもマイナス。

結構な数の展望台や展望所があるから一通り行ってみよう。
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アコウの巨樹

2012年03月10日 | 上五島名所旧跡
奈良尾神社鳥居先にある。

弟が長崎に出るので、お袋と会ってから奈良尾まで送った。

せっかく買った車なんだから使わないと意味がない。

直ぐ帰るのも芸が無いから足湯に浸かって、有名なアコウの巨樹を目指した。

奈良尾神社境内にあったが、本当に巨樹だった。
参道を跨いでいるから天然の鳥居といった風情。

巨樹ファンなら泣いて喜びそうなデカさだった。

しかしそれだけでは大きさが分からないからザックを掛けてみたがピンとこない。



そこへ足湯で一緒だった可愛い女の子二人が通りかかったからモデルになってもらった。
これで巨大さが分かるだろう。



アコウの木としては日本有数の大きさで国の天然記念物で樹齢660年とからしい。

これほどとは予想していなかったから仰天・感動の巨樹だった。



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今里の「平家塚」

2012年03月09日 | 上五島名所旧跡
まるで日島曲古墓群だ


昨日お袋に会う前に、今里にある「平家塚」を見に行ってみた。

前から気になっていたんだがなかなか行く気にならなかった。

予想と違って大小20近い石碑があり驚いた。規模は小さいが基本的にはあの日島曲古墓群と同じだ。

解説によると壇ノ浦で負けた平家の落人十数名が逃げて来たが、追っ手から逃れられ無いと自決した由。
解説板



本当にそうなんだろうか?
逃げて来たのではなく、逃げ帰ったのじゃないか?フセインやカダフィみたいにさ。

人間最後は故郷で死にたいらしい。

闘えば村人達ともやり合わねばならないから自決したのだろう。知り合いとやり合いたくはないよなあ。

お袋は相変わらずだったが、面会した部屋に見事な枝振りの梅が活けられていた。
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椿公園はイマイチ !

2012年03月08日 | 上五島名所旧跡
椿はなかなか旬の花がないが、これはまあまあ


津和崎の「椿公園」の椿を見に行ってみたが、あまりパッとしない。

よく考えれば、濃い緑の中にこれまた濃い赤が点在するわけだから地味もいいとこだ。

わざわざ車を飛ばして訪れるまでもなかった。

しかし、せっかくだからと港の散策やら「仲知教会」のステンドグラスのタイトルをメモしたりした。

椿公園から見た野崎島との間は結構潮が早く、白く波立っているのがハッキリ。


波立っている

また階段の脇にイノシシのねぐららしき草の押し倒されたのがあちこちにあった。


イノシシのねぐら?

灯台脇に絶好のテントサイトがあるんだが、こんなにイノシシが闊歩してるんじゃあ、ちと剣呑だよなあ。


テント場?
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