大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

天城のシャクナゲ全く無しでヒヤリハット3回!!!

2020年06月07日 | 近場の山

とんでもない歩きだった。

 

先ず、先月25日に満開・数十年振りの盛況というネット情報が全くのガセ。

途中で遭ったガイド講習中の講師によるとこの数年不作で今年も駄目だと。

途中で追抜いた団体に直ぐ追いつかれて変だなあと思ったがガイドの講習とは納得。

先日の塔ノ岳の時もネットで小屋近くのシロヤシオが真っ盛りとかあったのもガセだった。

意図的にガセ情報を流して楽しんでるのがいるらしい。

実は行きの電車の中で伊豆市の観光情報で、25日で終わりで来年に期待とあったから駄目だとは思ったんだがそれ以上だった。

 

ネットでの花のガセ情報は数年前の裾合平のチングルマで経験してたのに学習能力ゼロ。

それでも歩く楽しみがあるから良いんだが、ネット情報は発信源が信用できる公的機関か山友の山岳さんみたいな人のじゃないと駄目だな。

大雪歩きの時は旭岳と層雲峡のビジターセンターに問い合わせてから行く事にする。

 

さて、そのシャクナゲは来年も駄目かもだが、秋の花芽の付き具合で分かるだろうから紅葉時に歩く手だな。

万ニ郎・万三郎の周遊はドツボ(後で書く)だから縦走の一手だが、八丁池のトイレが故障で使用不能中なのが直ってないと困る。

三島から修善寺まで電車、その後バスで天城峠まで移動して歩けば丁度いい時間に八丁池に着くだろう。

 

朝5:30の電車に乗り伊東駅7:55分のゴルフ場行きバスの始発に乗れると言うのが嬉しい。

バスの乗客は行きも帰りもたったの3人だったが、1020円の運賃でも赤字だろうが補助金が出てるんだろう。

そのゴルフ場にはハイカー用の無料駐車場があり、トイレ横には靴の泥落とし場まであった。

トイレに行った事が無かったからなあ、しかし太っ腹なホテルだなあと思ったが管理は市がやってるんだよな。

土曜日と言うのに閑散としてたが遠方の三重ナンバーもいた。

 

さてそのコースだが万二郎までは楽勝だがその後は普通の登りだ。

途中で「石楠立」(はなだて)と言う処が出てくるがちょっと読めまい。

大分に「安心院」(あじむ)と言う町があるがこれもちょっと無理だろう。

万三郎の頂上には登り途中で抜かれたガイドグループがいたので素通りして、少し先の場所で小休止。昼は万二郎の頂上で済ませていた。

 

その後の下りからがとんでもないコースで、24年前に城ヶ崎海岸の会社の保養所を利用して家族と歩いた時とは様変わりしてた。

その時は婆さま(71歳)長男(9歳)次男(4歳)がいたんだから普通に歩ける道だった筈だ。

ところが今回は歩き難い下りをこなした後で始まるトラバースでヒヤリハット2回をやったんだから難易度が解るだろう。

ちなみに下りの最後の方で最初のヒヤリをやってたが、後の2回の方が大怪我になってたろう。

この山域は年間降水量が多いから高度の割に谷が深く、道もガラ場を何度も超えるので辛いし危険。

2年前の台風19号で痛め付けられたとかで、戸田峠から天城峠の縦走路では崩落箇所が数カ所あるらしい。

24年でこれ程難しいコースになってるなんて予想もしてなかったから驚いたし体力的にもダメージ大きかった。

 

しかし、こんな辛い歩きも林相の楽しさ・美しさで十分お釣りが来たから満足したんだ。

とにかく低山なのにブナ・ヒメシャラ・アセビの大木がある中にところどころにシャクナゲやツツジが絡むんだから素晴らしい。

特にブナのデカさと元気の良さは関東では特筆物だと思う。

こんな山に日帰りできるんだし神奈川からのハイカーがもっといても良さそうな物だが、さすがにシャクナゲ時期を過ぎたからかな?

俺はセッセと言っても春と秋の2回だけだが毎年通う事に決めた。

 

登山口から万三郎頂上まで

登山口すぐのすっかり苔に埋まった堰堤 

 

四辻の少し先のリョウブの大木

 

万二郎頂上の真っ盛りの山ツツジ

 

 

万三郎への下りでの旬その物の一本

 

万三郎への道にヒメシャラの門

 

オオイタヤメイゲツの大木

 

 

花芽じゃなさそうだがなあ

 

このガイドグループの講師に色々と訊いた

 

 

八丁池分岐からゴルフ場まで

歩き辛い下りが続いて

 

やっと下らないで済むと思ったが甘かった

 

蔦3本絡んでも元気なブナ

 

見事な大木だ

 

巨岩をスッポリ飲み込んだタブ?

 

こんな歩き難いのの連続

  

巨木が次々に出て来て驚く

 

ヒメシャラも綺麗だし

 

道とは思えない悪路は続き

 

このヒメシャラ群を見て

 

やっと気楽に歩ける道になった

 

下りよりも降りついてからのトラバースの方が遥かに辛いんだからなあ。

初心者が単独で歩くのは止めた方が無難だろうな。

しかし、林相の素晴らしさは特筆物なんだから是非歩いてみるべし。

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半端ない蒸し暑さを乗り切る方法

2020年06月05日 | 職人修行

昨日から2日間の公園作業だったがとんでもない蒸し暑さだ。 

昨日はチーフのO先輩が熱中症寸前で真っ赤な顔で青息吐息。 

こりゃあ拙いと木陰で休んで貰った。

 

どうやら休みを取らずに作業していたらしいが、熱中症を舐めたら駄目だよな。

カンカン照りでなかったので水摂りを忘れるんだよな。

梅雨時の曇天で気温が高い時が熱中症は多いと思うぞ。

 

さて、そんな熱中症要注意の梅雨時の俺の対策は以下。

 

1.綿の肌着・シャツ・ズボン

2.仕事始める前にスポーツドリンクを飲む

3.定期的にスポーツドリンクと塩タブレットを摂る

4.定期的に頭から水を浴びる

5.休憩時は首を冷たいタオルなどで冷やす

 

山用の肌着やシャツ・ズボンなどは速乾性だから体が冷えない。

山では体を冷やさないから疲労凍死予防になるが、低山や野外仕事では仇にはならないが熱中症予防にはならない。

その点綿の肌着やシャツ・スボンは濡れたらなかなか乾かないから身体が冷える。

今日は上半身水浴び状態で仕事したから頗る楽だった。

昨日も仕事の後に足が攣る事もなかったし夜中も大丈夫だった。

この調子で午前中だけの仕事なら真夏も乗り切る事ができるかもだ。

 

 

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昨日は足長蜂今日は茶毒蛾

2020年06月03日 | 職人修行

ドツボな2日間だったぞ。

 

昨日の足長蜂は素早い仕事した。

俺が3本目のシラカシの剪定に入ろうとした刹那に左手首を一刺して飛び去ったがが、飛行中に挨拶代わりにやった感じだった。

どうやら巣作りの為の偵察活動みたいでその後も度々飛来して閉口した。

蜂殺しスプレーを忘れたからビクビクしながら仕事してたが、痺れを来たしたM先輩が何とカイヅカイブキとまったのを何と剪定鋏で取り殺した。

まるで箸でハエを掴んだ剣豪みたいだが格好良すぎ。

その上ザクロの枝葉を掃除する時に棘で痛い目に遭うしで散々。

 

そして今日は今シーズン初めての茶毒蛾との対面だよ。

混んだサザンカの剪定してたらあの嫌な奴がぶら下がってた。

脚立を動かそうとしたら何と5匹ほどが蠢いていてビックリ。

その後掃除に入ってメガネの左に側に何かいて外して見たら奴だった!

そんなんだから当然ながら毒針にやられていた。

体質が虫に強いので大した事にはならないんだが、さすがに痛痒いしこいつだけは見たくないな。

ツバキよりもサザンカの方が良く遭うが、ヒメシャラでも時々遭うな。

 

そんなこんなでとんでもなく不運な二日間だった。

 

大分薄れたが赤く残る蜂に刺された跡

 

赤いブツブツになってるがこの程度で済むので助かる

O先輩などは顔なんて腫れ上がってるだろうに俺は何とも無い

 

ツゲの陰に隠れてるサザンカでやられた

 

今日の現場ではH先輩がトリマー作業で、剪定は全て俺が担当した。

小さな梅・木槿2本・木瓜・椿・山茶花・枝垂れモミジだったが、時間が押してモミジが雑になってしまった。

明日からの二日間はツツジの剪定で茶毒蛾の心配しなくて済むから気楽だ。

 

 

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ハイカットの山靴で痛み無し

2020年06月01日 | 山道具

あの左足甲の痛みの為に超久し振りにハイカットのを使ってみた。

ハイカットは何処かしら靴擦れで痛む箇所が出るのに嫌気がさしてローカットに替えて随分になる。

調べたら14年夏の聖岳から悪沢岳への縦走で使って以来だから6年振りだった。

結果は2日間の歩きだったが左足甲の痛みは歩行中一度も無くて上々。

終盤で踝に少し痛みが出てたが甲の痛みよりは影響少ない。

ハイカットだと靴全体の接触面積が広くなるから良いのだろう。

 

久し振りに歩いてみたら意外と楽に歩けたし、当然ながらよろけたりしても足首にも負担かからず安心感ある。

ロングコースや遠征の山では今回使ったサロモンのハイカットを使おう。

 

 

 

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