音楽の喜び フルートとともに

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暴風雷雨警報

2012-04-03 20:54:16 | Weblog

姫こぶしの花です。ロイヤルスターと言う品種だそうです。この時期、モクレン科の花が、梅と桜の間に咲きます。

春の嵐。
3時頃、車が乗れなくなった両親の買い物に付き合って、スーパーのはしごをしていたら、大雨、大風、晴天、雷雨とめまぐるしく変化。
帰りは、大風で、冷蔵庫でも入りそうな大きなダンボールが車の前をゴロンゴロンととおり過ぎていきました。
危ない、危ない。どうか、みなさんに被害がありませんように。

小学生の頃、家で3歳下の妹と二人でお留守番。
雷がなり、大雨が降り。

妹を見ると、もう泣きそう。私だって不安なのに、ここで泣かれたら、もっと怖くなる。
「あー。えーっと。見てごらん、雷さんのおしっこだよ。おかしいなぁ。ははは・・・。」
こんな、ベタなネタで、笑えるわけないけど、とりあえず、出てきたのはこれだけ。やけくそ。
ところが、
「ぎゃははは・・・。かみなりさんのおしっこ。」
『・・・お、おお。笑った。おかしいんだ。』
「そうや。雷さんのおしっこ。バリバリってほら、おなかこわしてる。ははは。」
「かみなりさん、おなかこわしてる。あははは。」

それから、雷が鳴る度に、二人で大笑い。
テンションが上がって、大盛り上がり。

母がいない不安。雷の不安。雨の不安。こころぼそさ。
いつの間にか、消えていました。

状況は変わらないけれど、感じ方次第で、同じ出来事も、不安から、楽しい出来事に変化させることができる。
私は、妹の感じ方を変えることができたけれど、あそこで妹が笑わなかったら、いつものように泣かれていたら、その泣き顔で、不安を増幅していたかもしれない。
妹も笑顔で大きな変化を私に与えました。
人には天災にも負けない大きな力があると、感じたできごとでした。