音楽の喜び フルートとともに

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アンコンの曲

2023-06-20 21:00:00 | 近代
日曜日は、六甲アイルランドのサロン ド オルフェオでフルートアンサンブル「エスカル」の発表会でした。

11:00にオルフェオに集合。
8:51牧野発準急に乗って、京橋でJRに乗換え、ポートライナーに乗って10:30頃到着。
椅子を出したり、準備をしてベートーヴェンの「田園」のリハーサル。

フルートトップが、体調不良のためリハーサル欠席。午後から来られる。とのことで、1stが急遽代理で演奏することになり、準備をしていると「ごめんなさい。」と、トップの奥さまプロの吉岡美恵子先生が、到着。
なんと代役をして下ることに…。

合奏リハが無事終わり。
アンサンブルのリハ。
デュオ、トリオ、そして大阪エスカルの5人。

Thirdが仕事で遅れるので4人で。

個人演奏のリハ。1人3分、15人。
なんとか全員吹いた後はお昼ごはん。

榎田先生と大阪エスカルの4人で近くの定食屋さんで。
榎田先生と世間話をしてから、本番。

いやぁ~!楽しかった!
発表会とは言っても、お客様もたくさん来てくださって感謝です。

打上げはお隣のレストランで。

フルート好きな人のためのフルートのための1日。
堪能しました!

トリオでアルビージの小組曲を演奏した人がいました。

榎田先生が「みなさん、アルビージって知っていますか?」
と聞かれて、知りません…。とみんな
、恥ずかしながら私も。

アベラルド アルビージ(1872-1939年)イタリア
1921年、アルビージ
ミラノスカラ座の首席フルーティストでした。
ある時、指揮者のトスカニーニと対立して楽団を辞めてスイスに移住してしまいました。
チューリヒや、ルツェルンで教え、奏者としても活躍しました。

C管縦吹きバスフルートの考案者で、バスはアルビージ ホーンと呼ばれていました。

アルビージホーンの画像はなかったので現在のバスフルートの画像です。

この楽器は、イタリアで人気になり、リッカルド ザンドナイ、ピエトロ マスカーニ、フリードリヒ クローゼにより、いくつかの交響曲やオベラに使用されました。

フルートの名手らしく、フルートアンサンブルのための曲を作っています。
小組曲第一番と第二番が有名で、特に最近、第二番はアンサンブルコンクールなどでよく演奏される曲になりました。

小組曲第二番
第1楽章「春の歌」雪解けのせせらぎや鳥のさえずりの春の情景。
第2楽章「鐘」古い教会の鐘の音がでてきます。
第3楽章「ヴェニスの舟歌」ヴェネツィアの運河を行くゴンドラで歌われるシチリアーナ。
第4楽章「泉」ローマのトレヴィの泉の噴水を始めとするイタリアの噴水を表現しています。