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マリの金婚式

2023-08-27 08:14:00 | ロマン派
今朝は松井山手駅徒歩5分、実家でレッスン。
夏休み最後のレッスンでした。
曲はマリの「金婚式」。

ガブリエル マリ(1852-1928年)フランス帝国パリ生まれ、スペイン ピレネー、プッチサルダー没

パリ音楽院に学び、ピアノ奏者、ティンパニ奏者として活躍します。

1881-1887年ラムルーの合唱指揮者を務めました。
リヒャルト・ワーグナーに傾倒しバイロイトにも行き、ラムルーが「ローエングリン」をパリ初演した時に合唱を指揮しました。

1887-1894年国民音楽協会の演奏会の指揮をします。この演奏会は1871年サン・サーンスが若手音楽家の育成のために設立し、1886年からはセザール フランク、1890年からはヴァン サン・ダンディが会長をしていました。

1891年からはトロカデロ宮のオルガン演奏会も指揮します。

トロカデロ宮は1878年パリ万博のときに建設され、コンサートホールに大きなオルガンが設置されました。

1894ー1902年ボルドーの聖セシリア協会管弦楽団を指揮します。

1902年からマルセイユに移り住み、ヴァカンスの時はヴィシーのカジノで指揮します。
1912年引退します。
1928年ピレネーのプッチサルダーで突然客死しました。

「金婚式」はマリの作品の中でもっとも知られている曲で、1887年「チェロとピアノのための2つの小品」の2曲目として作曲されました。