maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 

上海  


人生初の中国に入国。
上海です。
まさか、自分が中国に行く事になるとはね。
仕事で海外出張に行くときは、アメリカが中心で、
欧州がちょこちょこ位なんだろうなと思っていました。

時代は変わり、企業も世界進出が進み、
欧米企業も香港だけでなく、上海や深センなどにもオフィスを構え、
そういう場所が、アジア地区の統括をするようになっています。

中国嫌いになり、日本スゴイですねで引きこもっている人には、
日本が取り残されていく現実は見えていないはずです。
日本には技術があるとか、伝統があるとか、尊敬されているとか、
あいつらは信用できないとか、嫌いだとか・・・
思い込みは勝手ですが、それはそれ、これはこれです。
アジアの中心は日本ではない。中国(香港)かシンガポールでしょう。
日本は大き目の支店という感覚です。海外と取引していると、よく分かります。

とはいえ、やはりあの国は急激に勃興してきた為、
古く取り残された部分と、先進国並みの部分のコントラストが強い。
きっと、色々見えない問題もあるんかと思い、調べてみると、
格差問題では、いろいろあるのが分かります。
でも、これは日本の問題でもあって、人ごとではありません。

今回は、上海浦東空港から入国しましたが、ぼったくりタクシーらしき
客引きを追いやりながら、リニアモーターもとい、
マグレブ(こっちが世界標準の言い方)を試しに乗車してみました。



日本の方式とは違いますが、マグレブには違いない。
ローカル線好きな自分にとっては、見た目はそそられない。
でも、初めてなのでワクワク感は少しあります。
レールのない、日本の溝があるコンクリートブロックの上を行くわけです。



社内は、新幹線に比べると今一つか二つの質感です。
なぜに緑のカバーがついているのか・・・
恐らく、掃除がラクだからではないかと。
布の内側には、薄いですが布地のシートがあり、
元々は緑の布なしでもOKな印象もありますが、シート自体が薄いし、
昔の日本車の感覚かも。
一応、行く前に下調べしていたので、すでに知っていたので、
特に何も思いませんでしたが、参考までに。



このマグレブの残念なところは、上海中心まで伸びていない事。
そのため、せっかくのスピードが活かしきれていないのです。
地元民なら、乗らないだろうなと思います。
何でも新幹線が通り、そちらを優先したとか何とか・・・
そのため、ここから地下鉄2号線に乗り換えです。
路線図は、東京と同じように多くのカラフルな線があり、
なかなか発達しているのが分かります。
しかも格安です。

なので、マグレブの価値が半減しています。
でも、一度は乗ってみるべきだと思います。




順番は違いますが、これは帰国時に同じホームに戻ってきたところ。
エスカレーターで上がると、綺麗なホームに到着です。
新しい建築物は、本当に日本と変わらない。
知識としては知っていましたが、確認作業という感じです。
とりあえず、ここまで。


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