maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



グレタだか、なんだか、そんな名前の少女が、
環境問題の進展の遅さに怒っているニュースが流れてから、
一気に火がついて、ブームになっている。

少女を批判しようものなら、袋叩きに合いそう。
トランプや、他の国の政治家が批判したら、
それを基に、お前らが環境問題に取り組まないからだと、批判が起こる。
そして、少女に対し、まるで女神でも信仰するかのような状況が生まれている。

大事なのは、だれが言ったかで判断するなと・・・何を言ったかで判断しないといけない。
いろんな立場の人がこの罠にハマっていて、この人は過去にああいった、こういった、
だからダメだとか良いとか言っている。それじゃ、何も進まないのにね。
まあ、トランプのような、品のない人間が言えば、それだけで嫌悪する人がいるのも無理はないけど。

確かに、公害を減らす意味で、CO2が削減されるのは良いと思うし、
その他、有害なものが減るのはさらに良い。それは分かる。

兎に角、いまのヒステリックな温暖化の議論が、全てを受け付けなくなって、
思考停止しているのが怖い。反論を許さない空気が怖い。
そこにあの少女に対する同情心。怖い。
思考停止の連鎖が起こる。
ヨットで移動なんて、幾ら資金が必要なんだろうとか批判でもしようもんなら、
それだけで人間失格になる勢い。

これ、あのシーシェパードとかと同じ、強硬な動物愛護団体と同じ匂いがする。
悪く言えばカルト信者と同じ雰囲気を感じてしまう。
そういうのからは、距離を保つほうが賢明に思える。例え、どちらの立場にしても。

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最近、Youtubeで安倍信三の器論とかいうのが、
あの似非保守番組で討論されていた。
雑誌の、表現者・・・という保守論壇の思想誌が基になっている。

やっと、保守の立場にいる識者と言われる人たちが、
安倍批判を大っぴらにやり始めたか・・・

でも、今更感の方が強い。
この雑誌を試しに買って読んでみたけれど、
適菜収の寄稿文が全てで、ここまで日本が壊れてから、
批判するなど時既に遅しで、後から自分たちは批判をしてましたと言う
アリバイ作りだろうとしか思えないと言うのと、同じ感想を持った。
批判すべき時に批判しないようでは、個人的には、
この人たちは、日本をダメにした共犯ともいえる。
一応、政権批判はしていたと言い訳っぽく言っているけれど、
一体何に遠慮していたのやら・・・だ。

正直、この政権を批判的に見ている論者は、とっくに知ってる事ばかりで、
目新しい内容ではない。ただ、保守という人たちが、
声を大きくしての批判が始まったという事に意味がある。

討論を聞いていると、所々に韓国の事を引き合いに出したり、
アメリカ頼みの事を言ってみたり、左翼がどうのとか、
そんな事を思わず口にするくらいだから、ダメだったんだろうなと思った。

だけど、流石にアベ批判をしないと、
自分たちの立場も危ういと思う状況になったことの現れだから、
流れが変わったきっかけだと思う。右も左も関係ない。

その一端は、山本太郎だという事も分かった。
討論や本にも出てくるくらいだから、相当に意識をしている。
本当は、保守の人達が言うべき事を、山本太郎が言っている部分も大きい。
(ただ、MMTについては懐疑的なんだけど・・・そこが怖い)

本か討論の中で、一つ怖いなと思った事は、
菅官房長官・・・・これも、安倍と同じ空虚な器だそうで、
こっちのほうが狡猾で問題だとこの人たちが言うという事は、本当に怖い。
なので、安倍さえいなくなれば・・・なんて思っていると、もっと怖い。
でも、これもまた、批判的に捉えていた人には、感じている事だろうけどね。

これからは、右も左も、イデオロギーの深い罠に落ちることなく、
議論をしていかないとダメ。

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出張で、2年前にスペイン、先月はドイツに行った。

スペインはバレンシアとバルセロナ。
ドイツはフランクフルト。

何で古い話と新しい話を混ぜるかというと、
フランクフルト中央駅で見かけたホームレスの多さで、
思わずバルセロナを思い出したから。

バルセロナでは、地下鉄の改札を出て、
地上に出る階段付近に、サンタクロースのような白い袋を
持ったホームレスがたむろしていて、丁度通りかかったときに、
警備か警察かは忘れたけれど、地上に追いやられていたとこだった。
そのあと、地上に出ると、さっきの一団が、
入口付近にたむろしていた。別に何か要求してくる訳でもないので、
見てみぬ振りをしていたけれど、まあ、スペインだから、
こうなんだろうなと思った。

フランクフルトでは、大きな駅から出て、
駅近くを歩くと、歩道とビルの壁の間に寝袋にくるまっている
人達が多いのにびっくりした。
小さなスーパー(都内にある、マイバスケットのような感じ)の脇にも、
厚着をしながら、座っている人もいる。中には、紙コップを向けて、
通行人におねだりしている人もいる。
ドイツはEUの中では優等生だと思ったし、15年以上前に何度か行ったとき、
場所は違うけれど、そんな光景は見なかった。

あの大きなフランクフルト駅前で、何語か知らないけど、金くれとか言いながら、
声を掛けてくる人にも出くわしたし、
さらに、地下鉄のホームにも、若い人だったけど、
紙にドイツ語で、何か書いてあるメモ(おそらくお金をくださいとか、
おなかが空いたとか・・・かな)を見せながら、ハングリーと言って
いろんな人に声をかけていたのには、気分が暗くなった。

移民なんだろうか、まあ、地上では年配の人が多かった気がする。
どうやらドイツでは旧東ドイツの人や、
移民の人達が、経済的に大変だという事らしい。

うすうす、みんなが不安に思っている事・・・経済的なカオスが来るのではないか、
という事だと思う。
まだまだ始まったばかりのような気がする。
天災もあるし、ドイツ銀行破綻といった問題もあるし、
ローマ法王は核兵器の事メインに批判をしていたけれど、
経済問題の方が今現在では深刻のはずだ。

そういえば、宗教的には違うけれど、フランクフルト駅構内に、
日本でも見かけるエホバの証人の勧誘と思われる、パンフレットを
立てかけて通行人にアピールしている人がいた。
思うのだけど、そんなら、経済的に大変な人に、
何の見返りも求めず、援助してあげてこそ、神の思し召しに叶うと思うのだけど、
彼らは信者集めしか熱心にやらないからなあ。


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