わたしは中年である。
今秋は例年に無く暖かい。これは私の地域だけなのだろか?
我が地域は日本有数の「豪雪地帯」である。
例年であればこの10月末頃に山に初冠雪し、11月の初めには
里にも「初雪」が降る。それが一旦消えて12月に入って本格的な
「根雪」がくるのだ。
しかし、今年はこの時季になっても昼間が暖かい。
2年続きの大雪も、この調子なら「3年連続」にはならないような
気がしている「中年」である。
私は「フィギアスケート」ファンである。40代半ばの男にしては
かなり珍しいらしい。しかし、テレビっ子だった私は、これからの
寒い季節には、コタツにもぐりこんでスポーツ中継ばかりを見て
春を待っていたのだ。
ここ数年の日本フィギアスケート界は、完全に「一大勢力」を
なしている。
女子は脈々と世界に手が届く位置に数人を置いていたが、
今年のトリノオリンピックで(そういえば今年だったんだねぇ)
ついに「スケート王国」に君臨することができた。
その余勢を駆って「07’シーズン」が始まった。
トリノの金メダリスト荒川静香は引退したが、村主・恩田・安藤
大田・中野・浅田姉妹とそうそうたるメンバーを擁している。
そして、今週末ついにシーズンのオープニングゲーム「スケート
アメリカ」が開幕したのだ。
注目は先シーズンの「グランプリファイナルチャンピオン」
浅田真央。
そして、トリノで完全にコケてしまった安藤美姫。
浅田の姉、舞。の三人の出場であった。
結果はすでに報道されているので割愛するが、感想だけを記しておく。
最大の関心事は、浅田真央の身長が「8cm」も伸びたことへの
驚愕と、安藤美姫の「スリムアップ」の効果である。
人の身体的成長は個人差があるのが当然だが、ただ私の知っている限り
女性で15~6歳で身長が8cmも伸びるのはかなり珍しい。
これは厳しい節制と激しい運動を課されるアスリートでは、特に
珍しいと思う。
浅田はその身長の伸びとともに「幼さ」と「天真爛漫さ」を失い、
さらに「ジャンプの確実性」まで少しだが失ってしまった気がする。
現実に身長8cmの伸びは当然、体のバランスを崩してしまう。
それでもSPの出来は素晴らしいものだった。
曲はショパンの「ノークターン」
ショートプログラムであんなにゆったりした曲を選ぶこと自体が
すごいが、完全に「幼さ」を消すことに成功していたことに驚いた。
しかしフリーでの信じられない失敗の連続は、やはり「伸びた身長と
筋肉のバランス」「身体と精神のバランス」の両方を崩したのが
原因ではないだろうか。
そして、トリノでその名を地に落としてしまった安藤美姫の
シェイプアップされたスタイルにも同じように驚かされた。
今回の安藤は「キレキレ」の演技に、先シーズンの彼女とは、正に
「別人」の感じだった。
ジャンプは元々得意だったが、今回のプログラムでは「ステップ」での
スピードとキレがすごかった。
絞られた体(ホントにシャープになってるよ!)が、失敗を恐れない
大きな演技を可能にしていた。
これでノーミスなら敵う人はいない・・・、ただ心配なのは、彼女は
先シーズンもシーズン当初に「ピーク」が来ていたように記憶している。
この体のキレがシーズン最後まで続くだろうか?
逆に浅田は、これから徐々に調子を上げてくるような気がしている。
若いが彼女には言いようのない「したたかさ」を感じる。
なんにせよ07’シーズンは、始まったばかり。来年3月まで
わくわくしてウィンタースポーツシーズンを楽しむことにしよう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなに幸福が訪れますように。
あ、そういえば男子では織田信成が優勝したんだって、
アベック優勝ってのこれ?
may
今秋は例年に無く暖かい。これは私の地域だけなのだろか?
我が地域は日本有数の「豪雪地帯」である。
例年であればこの10月末頃に山に初冠雪し、11月の初めには
里にも「初雪」が降る。それが一旦消えて12月に入って本格的な
「根雪」がくるのだ。
しかし、今年はこの時季になっても昼間が暖かい。
2年続きの大雪も、この調子なら「3年連続」にはならないような
気がしている「中年」である。
私は「フィギアスケート」ファンである。40代半ばの男にしては
かなり珍しいらしい。しかし、テレビっ子だった私は、これからの
寒い季節には、コタツにもぐりこんでスポーツ中継ばかりを見て
春を待っていたのだ。
ここ数年の日本フィギアスケート界は、完全に「一大勢力」を
なしている。
女子は脈々と世界に手が届く位置に数人を置いていたが、
今年のトリノオリンピックで(そういえば今年だったんだねぇ)
ついに「スケート王国」に君臨することができた。
その余勢を駆って「07’シーズン」が始まった。
トリノの金メダリスト荒川静香は引退したが、村主・恩田・安藤
大田・中野・浅田姉妹とそうそうたるメンバーを擁している。
そして、今週末ついにシーズンのオープニングゲーム「スケート
アメリカ」が開幕したのだ。
注目は先シーズンの「グランプリファイナルチャンピオン」
浅田真央。
そして、トリノで完全にコケてしまった安藤美姫。
浅田の姉、舞。の三人の出場であった。
結果はすでに報道されているので割愛するが、感想だけを記しておく。
最大の関心事は、浅田真央の身長が「8cm」も伸びたことへの
驚愕と、安藤美姫の「スリムアップ」の効果である。
人の身体的成長は個人差があるのが当然だが、ただ私の知っている限り
女性で15~6歳で身長が8cmも伸びるのはかなり珍しい。
これは厳しい節制と激しい運動を課されるアスリートでは、特に
珍しいと思う。
浅田はその身長の伸びとともに「幼さ」と「天真爛漫さ」を失い、
さらに「ジャンプの確実性」まで少しだが失ってしまった気がする。
現実に身長8cmの伸びは当然、体のバランスを崩してしまう。
それでもSPの出来は素晴らしいものだった。
曲はショパンの「ノークターン」
ショートプログラムであんなにゆったりした曲を選ぶこと自体が
すごいが、完全に「幼さ」を消すことに成功していたことに驚いた。
しかしフリーでの信じられない失敗の連続は、やはり「伸びた身長と
筋肉のバランス」「身体と精神のバランス」の両方を崩したのが
原因ではないだろうか。
そして、トリノでその名を地に落としてしまった安藤美姫の
シェイプアップされたスタイルにも同じように驚かされた。
今回の安藤は「キレキレ」の演技に、先シーズンの彼女とは、正に
「別人」の感じだった。
ジャンプは元々得意だったが、今回のプログラムでは「ステップ」での
スピードとキレがすごかった。
絞られた体(ホントにシャープになってるよ!)が、失敗を恐れない
大きな演技を可能にしていた。
これでノーミスなら敵う人はいない・・・、ただ心配なのは、彼女は
先シーズンもシーズン当初に「ピーク」が来ていたように記憶している。
この体のキレがシーズン最後まで続くだろうか?
逆に浅田は、これから徐々に調子を上げてくるような気がしている。
若いが彼女には言いようのない「したたかさ」を感じる。
なんにせよ07’シーズンは、始まったばかり。来年3月まで
わくわくしてウィンタースポーツシーズンを楽しむことにしよう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなに幸福が訪れますように。
あ、そういえば男子では織田信成が優勝したんだって、
アベック優勝ってのこれ?
may