完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

毎年のことだけど。        ~「初雪」が降りました~

2023年11月25日 | Weblog

 

 

私は前期高齢者寸前男である。

 

 

今季一番の寒気がやってきた。

 

 

天気予報では昨晩から今日の差にかけて「最大35cm」の積雪だという。

 

 

朝方屋根の雪が落ちる音で目が覚めた。

 

 

 

「雪が降る」ということが、文字通り「降る」感覚でしか感じたことの無い人に絶対理解してもらえないのが・・・。

 

 

 

「降る感覚」しかない人は、降った雪は遅くとも翌日には「解けてなくなっている」ものだろう。

 

 

 

しかし「雪国」は、その雪が止まらず「積雪」になるのである。

 

 

 

私の子供のころには「除雪(道を確保するために雪を取り除く)」することも無く、積もった雪を「踏みしめて」道を確保していた。

 

 

 

「道踏み」と呼ばれる作業で歩く道を確保していた。

 

 

 

それはつまり「車はつかえない」状態にしてしまうことを意味し春まで車を使えなかった。

 

 

 

だから病人とか妊婦が出ると大変だった。

 

 

 

「木製のソリ」に乗せて大勢で引っ張って車の動く道まで運んでいくのだ。

 

 

 

もっとも妊婦のところには「産婆さん」がやってきて自宅で分娩した。

 

 

 

(昭和30年代後半までそうだったのです。なにを隠そう私も自宅で生まれました。)

 

 

 

積雪になった場合、すべての生活のリズムが「雪」を中心に動き出す。

 

 

 

一番は「車のタイヤ」そして「車の運転」

 

 

 

毎日降り積もる雪で、買い物した後でも車に積もった雪を落とさないと車が発車できない。

 

 

 

凍った道や圧雪でのタイヤのグリップを気にしながらの運転なので、最高速はほぼ「55km」くらい。

 

 

 

これ以上のスピードでは事故の可能性がグンと跳ね上がる。

 

 

 

家に帰っても周りの雪を片付けてからでないと家に入れない。

 

 

 

平均20~30分。(朝・晩ともすると昼も)

 

 

 

屋根の雪が「自然落下式」になっていない家は「雪下ろし」をしなければならない。

 

 

 

冬の時期に少なくて5~6回・多いと10回を超える。(これはわが地域において、スキー場の多い地域ではさらに増える)

 

 

 

こうしたことが「毎年」なので、この「初雪」が何月何日なのかは結構重要なのだ。

 

 

 

今更雪のことをことさらに嘆くつもりはないのである。

 

 

 

だが、こうしたことによって「雪がなければ」とか「雪さえなければ」という感覚からの劣等感は、その感覚の無い人からは信じられ無いくらいに強い。

 

 

 

ということで。

 

 

やっぱりJリーグの秋春制移行についてになってしまう。

 

 

 

雪が降らない地域の人からの「心無いコメント(わからないのは仕方がないが、それ以外のディスリ)」には、少しのことでも感情的になってしまうのだ。

 

 

 

繰り返しになるが、そうした抑圧の中で欲しくてたまらなかったプロ・スポーツチームがJリーグ発足によって手に入った。

 

 

 

それをまた「理不尽・恣意的(としか思えない)」な形でつぶされようとしている。

 

 

 

雪が生活においてどんな影響があるかを見に染みている地元民にとっては「潰そうとしている」ようにしか思えないのだ。

 

 

 

裾野を広げることでJリーグを成立させ、それによって日本サッカーは今の「隆盛」を手に入れた。(今現在・世界ランキング13位って驚愕!)

 

 

 

しかし、日本サッカー界は一部の幹部の「独断専行」で裾野を狭めようとしている。

 

 

 

せめて、今降雪の多いチームの持っている疑問を解消する形でことを進めない限り、我々のような降雪チームファンに残るのは「不信感」と「怨嗟」の意識である。

 

 

 

「やっと手に入れたもの」を理不尽に「取り上げられる」のは、取り上げる側からは信じれないくらい「強い恨み」を抱いちゃうぜ!

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、雪が降る地域の人間の意識を少しでよいのでわかってくれますように。

 

 

 

 

 

                May

 

 

・・・ただ、初雪が降ってイヤだなぁってUpにするつもりだんだけど・・・思わぬ愚痴になってしまった。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「全部」は手に入らないのです。      ~Jリーグ「秋春制移行」について~

2023年11月18日 | スポーツ

 

 

 

私は前期高齢者寸前男である。

 

 

先週わが地域の山の中腹まで「雪」が降った。

 

 

そんなに驚くほどのことではない。

 

 

だいたい今週ないし来週~12月の初旬には「平地」に雪が降る。

 

 

そして、たいてい一度は消えて12月中旬くらいに雪が降ると、それが「根雪(春まで解けない雪)」になる。

 

 

 

前振りが長いのは、その「雪」がタイトルの「Jリーグシーズン移行制」に大きく関連しているからだ。

 

 

 

昨夜ワールドカップアジア2次予選が行われたが、結果はご承知の通り「5-0」である。

 

 

まあ、順当な快勝であるが・・・。

 

 

問題は行われた吹田スタジアムに集まった「サポーター」の人たちの「意識」である。

 

 

 

サッカーファンという人たちが、日本にどれくらいいるのかはわからない。

 

 

 

またサッカーファンといっても・・・。

 

 

 

「ワールドカップを現地で見る」レベルから「テレビ中継があれば見る」さらに、自分の応援する「高校サッカー以外興味がない」人までイロイロだろう。

 

 

 

昨晩吹田スタジアムに集まったサポーターは「日本代表の」サポーターであり、たぶん自分の応援する「Jリーグチーム」のサポーターでもあるだろう。

 

 

 

私といえば・・・・「日本代表の試合はほぼ見る」(テレビ中継があればだが)そして「地元の高校サッカーの試合は見る」程度。

 

 

 

そして「アルビレックス新潟の試合を年に2~3度観る」くらいのサッカーファンである。

 

 

 

それくらいのサッカーファンがJリーグ「秋春制シーズン移行問題について」考えてみた。

 

 

 

12月にはJリーグ理事会で「シーズン秋春制移行」可否が決定するらしい。

 

 

 

それを受けてJリーグがYouTubeに上げているシーズン移行への動画も前後編何度か観てみた。

 

 

 

また問題についてネット上の記事とコメントをかなり真剣に読み込んでもみた。

 

 

 

その結果・・・感じたのは。

 

 

 

JリーグのYouTubeは、残念ながら移行することへの問題点の「解決法」をほとんど示していない気がするし。

 

 

 

ネットの記事もコメントも、問題の本質をとらえていないものが50%以上あったと感じる。

 

 

 

「反対するチームはなくなってしまえ」「多数決が民主的だ」とか「まず、やってみれば」というような意見も多かった。

 

 

 

「なくなってしまえ」「多数決」は暴論で、問題を解決する気がないという感じ。(自分の応援するチームがそうなったらって考えないのかなぁ・・・)

 

 

 

「まず、やってみれば」という意見も、これだけ大きな組織・利権が動いているJリーグで一度変更したらそう簡単に戻せないし、

 

 

 

一度やってみた時点の「負の部分(特に費用・資金のこと)」が壊滅的な事案になりかねない。

 

 

 

ここいらへんのことは、アルビレックス新潟の中野社長の移行反対意見を読んでほしい。

 

 

 

「秋春制」と言いながら「開幕が8月」であるし「ウィンターブレーク」というのも「結局、その間キャンプを張る」ことになり、選手を休養させることにならない。

 

 

 

そして、最終的にやっぱり・・・。

 

 

 

関係者(日本サッカー協会・Jリーグ幹部・選手・降雪のない地区のサポーター等々)が

 

 

 

 

           「雪(降雪・積雪)のことが分かっていない」

 

 

 

 

                              ことに尽きてしまう。

 

 

 

新潟市のビックスワンには「そんなに積雪はない」というサポーターまでいるから「地元サポーターでもそんなレベルか・・・」とがっかりしてもいるが。

 

 

 

 

本当にちゃんとプロのレベルのサッカーをする(見せる)のなら、日本なら4~6月・9~11月であろう。

 

 

 

JリーグのYouTubeで提言された「選手の体力・気力等々」のことを考慮すればギリギリこれくらいだ。

 

 

 

だから、本当は「サマーブレーク」「ウィンターブレーク」ともに1ヶ月以上取らないと選手の負担を減らすことはできないだろう。

 

 

 

まともに考えれば「チーム数を減らす」ことしか「秋春制移行」は無理だ。

 

 

 

しかし「お金」のことを考えると「チーム減」も「8月サマーブレーク(夏休み中のゲーム減)」もできないとJリーグ幹部は言う。

 

 

 

たぶん、日本におけるサッカーの隆盛は「飽和状態」でどこも削らずに「さらなる繁栄」するのは無理だろう。

 

 

 

それを夢見るから「無理が通れば『道理』が引っ込む」形になる。

 

 

 

「チームのお金も選手の待遇(休養)・報酬も、選手の移籍金も全部手に入れて、さらに観客動員も増やしたい」なんていう

 

 

 

「全部を手に入れる」ことなんてできないのである。

 

 

 

Jリーグ幹部はそのことをわかっていないように見えるのだ!

 

 

 

私自身の話になるが。

 

 

 

先日のアルビレックス新潟の試合観戦でスタジアムに着くまでに、私よりも熱心な高齢サポーターを何人も見た。

 

 

 

特に新潟に限れば「降雪・積雪のために得られなかったもの(地元プロスポーツチーム)」が手に入ったときの「ときめき」は、そうでない地域・大都会の人間には「想像できないほど大きいもの」なのだ。

 

 

 

今回の「秋春制シーズン移行」がしっかりした対策をJリーグ側が用意しないで「民主的と呼ばれる多数決」などという形で決定されるとするならば・・・・。

 

 

 

たぶん私はJリーグの試合を「二度と見ない」し「日本代表の試合」のゲームも、今よりかなり低い興味しか持てなくなる。

 

 

 

そして、そこには大きな「怨嗟の意識」が生まれるだろう。

 

 

地域密着型という旗印のもと30年かけてすそ野を広げたピラミッド型の組織を、こんな形で壊せばどれくらいの時間がかかるかわからないがサッカーというスポーツ自体が日本において「衰退する」のは間違いない。

 

 

人間は「合理的な予想」より「感情」を優先させる生き物なのだから。

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、人間の「感情」がいかに怖いか思い知りますように。

 

 

 

 

 

                   May

 

 

 

 

アルビレックス新潟の観客動員数がJリーグ上位にいるのは結局のところ「劣等感」や「疎外感」の裏返しなのである。

 

 

どんなに説明しても、降雪・積雪のない地域の人たちにはわかってもらえないだろうことは分かっているのだけれどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずまず面白かったです・・・。       ~アルビレックス新潟vsFC東京戦観戦記+α~

2023年11月12日 | スポーツ

 

 

私は前期高齢者寸前男である。

 

 

 

何年振りかでJリーグ観戦に行った。

 

 

 

11月11日・・・。

 

 

 

気温9℃。

 

 

 

週の前半は夏日にもなって、昨日も「あったかいだろう」とタカを括っていた。

 

 

 

それが金曜日から一気に冬モード・・・。

 

 

 

嘆いても始まらない。

 

 

 

時間があるので普通列車とバスで2時間半かけてデンカビックスワンへ。

 

 

 

アルビレックス新潟はJ1で現在10位。

 

 

 

一桁の9位に上がると賞金がもらえるらしい。

 

 

 

 

そうでなくても18チーム中の1桁順位であれば、今季J1復帰したチームとしては「上々の出来」であろう。

 

 

 

 

人間の感覚の不思議さで「9位」と「10位」では、まったく評価が違うものなんだよね。(いかに僅差であっても)

 

 

 

そうした中で対戦相手のFC東京は対戦時「11位」。

 

 

 

まさに観戦するには「うってつけ相手」であった。

 

 

 

気温10℃風速7~8mという状況の試合開始2時間前の正午にスタジアムに到着。

 

 

 

新潟名物でもある「強風」は、気温も手伝って身に染みた。

 

 

 

今回はちょっと張り込んで1階4列目でかなりピッチに近い席を取っておいた。

 

 

 

すべてはイメージであるから数字的なことはわからない。

 

 

 

それを踏まえて私の感想。

 

 

 

「サポーターの熱」は相変わらず強い。

 

 

 

しかし、コアな「ゴール裏のサポーターの熱量」は以前より「ちょっと希薄」になった感じ。

 

 

 

以前は試合開始2時間前から盛り上がっていたんじゃないかなぁ。

 

 

 

東京もJリーグのチームとしては、来やすい場所なのでサポーターも多かったし声援も大きかった。

 

 

 

試合前のセレモニーは、相変わらずだがチアリーダーの数と迫力が幾分少ない。(バスケットのB1と開催が被ったせいもある?)

 

 

 

一応私も以前に買ったレプリカユニフォームとタオルマフラー・チケットホルダーを揃えての観戦。

 

 

 

相手チームFC東京の注目は、やはり松木玖生と長友佑都。

 

 

 

初めて松木を生で見たが・・・やはりその「フィジカルの強さを含むスキルの高さ」を認識できた。

 

 

 

今のアルビレックスの戦略の「パスサッカー」がうまく機能している内は、うまくかわすことができているが。

 

 

 

彼は「ちょっとしたミスを見逃さない」感じ。

 

 

 

ノセると「手が付けられないタイプ」だろう。(幸い今回、彼をノせなさかったからよかったけど)

 

 

 

本末転倒なのかもしれないが、私の評価では。

 

 

 

今季のFC東京はアルビレックス新潟よりさらに調子に乗れていない感が強い。

 

 

 

松木を中心としての外国人FW陣が機能していない。

 

 

 

長友は・・・ほとんど目立たなかったなぁ。

 

 

 

だからこそ、この順位なのだろう。(繰り返しますがこの時点で11位)

 

 

 

ゲームは・・・・まあ「面白いゲーム」だったと言える。

 

 

 

先ほどの東京のFW陣の効率的なシュートは、たぶん2~3本だけだった。(スタッツで確認するとシュート数6・枠内シュート2)

 

 

 

対してわがアルビレックス新潟の攻撃は結構よかった。(シュート数14・枠内シュート数6)

 

 

 

ボール保持率・新潟57:43東京   パス数と成功率・新潟587(81.9%):388(75.5%)東京

 

 

 

まずは「面白かった試合」であるが「残念な試合」でもあった。

 

 

 

やっぱり、勝たないとねぇ。

 

 

 

最後に苦言。

 

 

 

主審「山下 良美」氏のこと。

 

 

 

「女性が」という枕詞を使うつもりはない。

 

 

 

山下氏の個人的性格ということにしても「ジャッジが不安定」であり、残念ながら選手にもサポーターにも「不信感」を与えてしまっている。

 

 

 

特に最初のイエローカードを提示するべきファールを「注意」で終わらせたことで、次からのファールの「基準があいまい」になったんじゃないかな?

 

 

 

結局両チーム2枚ずつのイエローカードだったけど。

 

 

 

そして、試合終了の笛が「プレーに対するもの」なのか「試合終了の笛」なのかわからなかった。

 

 

 

つまり「最初と最後」の両方がしまらなかったのである。

 

 

 

試合自体が「悪くなかった」だけに、彼女のレフェリングが変に目立ってしまった。

 

 

 

山下氏はますます精進してほしいなぁ。(あくまで「私が」そう感じただけです)

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも真冬になる前に野外スポーツ観戦を楽しみますように。

 

 

 

 

               May

 

 

前列4列目ってのは、サッカー観戦には実は「あまりよくない」感じ?

 

 

選手目線で試合を感じるので新鮮ではあったけれど、立体的にボールの動きを見たいのであれば2ないし3階席の方が観やすい感じがした。

 

 

次回は今私が一番気になっているJリーグ「春秋制から秋春制移行問題」についてUpします。(タイトルの+αはそれのことです)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする