完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

時代が変わったんですね。      ~「陰陽師0」観てきました。~

2024年05月05日 | Weblog

 

 

 

私は前期高齢者寸前男である。

 

 

 

ゴールデンウイークである。

 

 

 

しかし、最初の27日は親父の病院で1日終わってしまった。

 

 

 

そうした中で3日のうちで「何かイベントに参加せねば!」と思っていたのだが・・・。

 

 

 

仕方がないのでとりあえず・・・「映画」を観ることにした。

 

 

 

気になっていた

 

 

        「陰陽師0」

 

 

                   である。

 

 

 

前回の「ゴールデンカムイ」の予告編を観て気になっていた作品だ。

 

 

 

 

 

「陰陽師」といえば2001年に野村萬斎主演で第1作、2年後に第2作が作られた。

 

 

 

 

私は両方テレビ放送で録画して観ている。

 

 

 

 

さらに夢枕獏の原作本もしばらくハマって読んでいる。

 

 

 

 

第1巻が1988年発売となると・・・。

 

 

 

 

40年弱の時が経っていることになる。

 

 

 

だが、こうした「時代物」というのは時空を超える部分がある。

 

 

 

だからこうして最新技術を使って映画にするっていう企画が出てくるんだな。

 

 

 

「出来」は悪くなかった。

 

 

 

主人公「安倍晴明」は山崎賢人。(奇しくもゴールデンカムイと同じ)

 

 

「源博雅」は染谷将太。

 

 

陰陽師の重鎮たちも國村隼 、 北村一輝 、 小林薫のベテランが並び、ヒロインは奈緒。

 

 

 

★★★★★★ここからは「ネタバレ」があります。鑑賞予定の人は気を付けてね。★★★★★★

 

 

 

2001・2003年版と比べると、原作によるストーリーはほとんど反映されていない。

 

 

 

安倍晴明が「正式な陰陽師になる前」という設定で、オリジナルストーリーだという。

 

 

 

映画においての「原作」というのは、いろいろむずかしいらしいし・・・。

 

 

 

やはり、見どころは「デジタル処理の画像」である。

 

 

 

というより、今こうした映画においては「それ」を観ないと観るところがない。

 

 

 

今の映画の新しいパターンなのだろうけれど、この映画は「アニメ(ではないけど)」と「実写」の中間的な作品である。

 

 

 

現在のように映像技術が発達がすると不思議なもので画像自体が「嘘くさく」なったりするが、この映画では「迫力ある映像」になっている。

 

 

 

原作にはないこの当時の「政(まつりごと)」の仕組みや、奈緒演じるところの「徽子女王の感情の起伏」そして、安倍晴明の生い立ちが絡み合ってストーリーが展開している。

 

 

 

映画の中で晴明の口から名言が発せられる。

 

 

 

~「事実」は客観であり「真実」は主観だ。「事実」は一つかもしれないが「真実」は人の数だけある。~

 

 

 

まるで今の世の中を象徴するかのようなセリフ。

 

 

 

SNSが生活の中心になっている現在は、まさにこのセリフの通りであろう。

 

 

 

単純に「スマホ」と言ってしまうと問題なのかもしれないが、こうしたツールが必須になっている今。

 

 

 

自分の意識が世間において「どの位置にあるか」を常に確認することでしか生きれない。

 

 

 

「事実」と「真実」をしっかりと認識していかないと、情報の波に飲まれてしまう。

 

 

 

映画は徽子と博雅・時の帝の関係。晴明の過去・陰陽師たちの権力争いの3つの視点から描かれ一気に終盤。

 

 

 

惜しむべきは山崎賢人の「いい男加減」が、安倍晴明の存在感を「薄くして」しまっている。

 

 

 

そう「男前過ぎる」のだ。本編のなかでも言われているように「キツネの子」であるという胡散臭さが足りない。

 

 

 

(そうした意味での2001・3年版は野村萬斎。いかにもって感じしません?)

 

 

 

今の日本映画のこの路線においてかなりの作品だったと言えるだろう。

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本映画の進歩に追いつきますように。

 

 

 

 

               May

 

 

 

繰り返しますが・・・山崎賢人のいい男振りが、これからの彼の「ウィーク・ポイント」になるか「セールス・ポイント」になるか微妙なところですな。

 

 

 

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これだからサッカー観戦をやめられない!     ~やっぱり「最後まで」わからない!~

2024年05月04日 | スポーツ

 

 

 

私は前期高齢者寸前男である。

 

 

ゴールデンウイークである。

 

 

カレンダー通りの3連休・3出勤・4連休。

 

 

その中で3つほどイベントに参加するつもり。

 

 

最初の連休で映画を一つ(これはUpしそびれました。できればこの後Upします)

 

 

 

昨日は「アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島戦」をビッグスワンに観戦に行った。

 

 

 

午後2時キックオフの40分前にほぼ最前列に座った。

 

 

5月の熱い日の光が強く当たって暑い。

 

 

なんとなくビッグスワンの雰囲気が重く硬い。

 

 

相手のサンフレッチェは現在3位。

 

 

 

ホームが新スタジアムになり、好調を維持してビッグスワンに乗りこんできた。

 

 

 

はるばる広島からの熱心はサポーターも少なくない。

 

 

試合は荒れた。

 

 

もともとJリーグのレフェリーの質は「?」ということが多いのだが。

 

 

今回も度々カードが出る基準が分からない。

 

 

カードを出されたアルビレックスのMFが勢いで倒した相手のつま先で顔を蹴られ負傷退場。

 

 

それが「不可抗力」と判断されてサンフレッチェ選手にはカードなし。

 

 

その後「不可抗力」と思われるアルビレックス早川の足裏のタックルはVARでイエローカードからレッドカードへ。

 

 

 

アルビレックスは前半33分から10人での戦いとなる。

 

 

 

最初からなんとなく広島の選手の方が「大きく」見えたが(白いユニフォームのせいか?)サンフレッチェはかさに掛って攻勢に出る。

 

 

アルビレックス劣勢のまま苦しい試合展開。その後も取らないファールなどがサポーターたちをエキサイトさせる。

 

 

そして、後半18分広島13番の新井直人が入ってくる。

 

 

会場全体が「激しいブーイング」に包まれる。

 

 

私のようなライトなサポーターは、この雰囲気にはちょっと「引いて」しまった。

 

 

そして後半25分広島がコーナーキックからヘディングでゴ~ル!

 

 

・・・この展開ならいずれ失点がすると思っていた。

 

 

 

実は私はこの試合「負けるんじゃないかな」と予想していた。

 

 

そして、帰りの電車の関係でサンフレッチェに追加点が入ったら、途中で帰ろうと思った。

 

 

 

だが、やっぱりサッカーは「最後まで分からない」

 

 

 

アデショナルタイム5分の表示。

 

 

 

そしてアルビレックスに後半21分に投入されたダニーロ・ロペスのクロスからこぼれたところへ、これも同じ時間に入った高木善朗が押し込む。

 

 

 

94分の出来事。

 

 

 

25000人を超える歓喜が響き渡る。

 

 

 

「勝」に等しい「引き分け」(サンフレッチェは4戦連続の「引き分け」らしい)

 

 

 

ほとんど、帰るために尻を席から持ち上げていた私は真っ先に歓喜の声を上げた。

 

 

 

その後2プレイあってタイムアップ。

 

 

 

これだからサッカー観戦はやめられない!

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「LIVE」の凄さを体現しますように。

 

 

 

                    May

 

 

 

広島13番の新井直人選手は、開幕時から4試合までアルビレックスに在籍してガンバ戦では決勝ゴールも決めていた。

 

そして、23シーズンにアルビレックスに復帰して今シーズン副キャプテンに就任。

 

J1復帰したアルビレックスの戦術の体現者として期待もしていたし、現にガンバ戦のように重要な戦力だった。

 

そこからの電撃移籍。(移籍期間は3月27日までだがら「違反」ではない。年俸もUpしただろう。サッカー選手の活躍できる期間は短いのは分かるけど・・・)

 

熱心なサポーターが購入した彼の背番号のレプリカは届いても居なかった。(しかも返品不可)

 

私は「去る者は追わず」の主義だが「いくら何でも」って気がする。

 

私はブーイングはしなかったが「熱心なサポーター」はそうはいくまい。

 

ビッグスワンの「重く硬い雰囲気」はこうした因縁があったんだね~~~。

 

 

 

 

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