完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

おかしいと思ったんだ・・・。    ~百田尚樹「雑談力」読み終わりました。~

2018年02月26日 | 


私は初老男である。





平昌オリンピックロスになっている皆さん。





もうすぐ「東京オリンピック」ですよ!






って、一番ロスしているのは、私かもしれない・・・・。










ということで、まったく別の話。







  
          百田尚樹著 「雑談力」







                        読み終わりました。 








百田尚樹という人には、なんとなくだが興味を覚えている。









小説はいくつか読んでみたが、視点は良いし読みやすいがページ数のわりに重厚さが無い。









様々な問題発言にも、眉をひそめざるを得ないがカタルシスを感じてもいる。








この本は何とは無く雑談を上手にする方法を、自分が話すのを例題として並べているだけの本・・・・・・だと思っていた。










しかし、最後の最後に本当に言いたいことが書いてあった。











これが言いたいがために、この本を上梓したのであろう。









その言いたいことというのは。











       「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」







                   のことである。








この問題は、私のライフワーク「なぜ日本は勝ち目のないアメリカに闘いをいどんだか?」の答えに付属している部分と言える。







この最後の2件の問題については、戦後の日本の通ってきた「政治・教育・思想」のすべてが絡んでいるので、簡単には答えを出しにくい。








しかし、著者のいうことはかなり「正しい主張」と私には思える。








今まで自分の深層心理的に植え付けられていた「価値観」が、正しいという保証はどこにもないのである。








日本人が現在のような「自虐的歴史感」を持ったのはいつからなのか、ということを考えるとやはり著者のいうことには信憑性がかなりあると思えるのだ・・・。











ただ、やはりちょっと発言があまりに「やりすぎ」になっていて、彼の主張を逆に伝わりにくくなってしまっている。










まあ、それもこれだけの著述家であるならば「計算ずく」で言っているのではないかとも思う。











毒を吐き続けることで「二つの問題の本質」を国民に提起し続けようとしているようにも取れる。









「軽い素材の本」と思わせて、爆弾を仕掛けられた本であった。










今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、物事の本質が上手に上手に丸め込まれて分かりにくくされていることに気が付きますように。











                May








この人ほど「オプチミスト」になれたら良いとあこがれる。しかし、それはそれで大変そうだなぁ・・・・。

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予想が外れてしまった。    ~カーリング女子「銅メダル」獲得!~

2018年02月24日 | スポーツ


私は初老男である。




予想が外れてしまった・・・・。





「1点差で日本が勝つ」と言ったが「2点差」で日本が勝ってしまった。








まあ当日どちらが先攻になるかによって、この「2点差」は「1点差」とほぼ同じ意味なので勘弁してほしい。








っていうか勝っちゃったヨ~~~~!









昨夜とはまるで違う展開のゲーム。







お互いにハウスの中にストーンを溜めないで各エンド1点ずつを取り合う・・・というか、取らされあう展開。







そうした中で、やはり勝敗を決めたのは・・・。








互いの「スキップ」ミュア・ヘッドと藤沢の出来の差だった。








ミュア・ヘッドをずいぶん見てきたけれど、この人はこうした好不調が結構あるタイプであり、強気が良い方に出ると「手が付けられない」状態になる。







しかし、今回は最後まで波に乗れなかった。








藤沢もさすがに「疲れ」が顔に出ていた気がする。







ショットにもキレが無く微妙なズレがあった。







「ミュア・ヘッドの不調」vs「藤沢のズレ」の構図で、ミュア・ヘッドの不調の方がより大きなミスを呼んだということか。








特に「ラストエンド」の「彼女のラストショット」は象徴的。






「エッ?」って思ったもの。






あんな強いウエイトが必要だったろうか?






自信が無ければ、スルーしても同点。まあ、エキストラエンドになると日本が後攻になるからねぇ。







ミュア・ヘッドの性格としても、ラストで「決め」に来るのは当然ではあったけれど・・・。










なんにしてもそのショットをやらせたプレッシャーのかけ方こそが、日本チームの「力」だった。







それは多分・・・・「笑顔」が呼び込んだものだと思う。








その笑顔にも賛否両論あった。







しかし、私は絶対に「賛」である。








ずっといい続けてきた。







オリンピックは「運の掴んだ者」が勝つ。








その運の良さを呼ぶのは「笑顔」なのだから。









今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、勝利の女神の微笑みを引き寄せますように。









                  May






しかし、・・・「敗者の表情」というのも、なんともいえぬ「味」があるねぇ。







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やっぱ、面白いねぇ!     ~カーリング女子惜敗~

2018年02月24日 | スポーツ


私は初老男である。





今オリンピック日本チームの戦いの中でも、スノーボードHPの平野とショーン・ホワイトの勝負に匹敵する名勝負だったですな。







そう、カーリング女子日本vs韓国戦。






やはり、第1エンドに3点を失ったのが「敗因」だろう。








もう、カーリングを皆さんかなり見てきたから分かると思うけれど・・・。








カーリングというゲームは1エンドで2点以上獲得するのは非常に困難なゲームだ。(最大8点しか獲得できないゲームだからねぇ)










私の見る限り5エンドまでに3点以上の差がついていれば、野球でいう5点を取られているのに近い差があると言っていいと思う。(一発逆転できない点数って意味)








昨夜の日本は終盤そのくらいのリードを取られていた。











ハウスの中にストーンを多く残して大量得点を狙ってくる戦法の韓国。









その戦法に1エンドから付き合ったのが最後まで響いた。









私の見方では大量得点を狙う相手には逆になるべくハウスの中にストーンをためない「低スコア」のゲーム展開にするべきだったのではないだろうか。










しかし、その苦しい展開の中でしっかり「やるべきこと」をやっていた。









カーリングというスポーツは、結局「ミスをする」ことが当たり前のスポーツである。








しかし、その失敗が「どの程度」であるかが勝敗を分ける。








この試合の10エンドの韓国のラストショットなどは象徴的。






韓国は「勝った」と思ったはずだ。







ホンの何ミリかの差で日本がスチールした。








あの流れは韓国のスキップがエクストラエンドでのラストショットをミスしてもおかしくなかった。










そうした意味でも、第1エンドでの「3点」が勝負のカギだった気がして仕方がない。











死んだ子の歳を数えるのはやめよう。









ブロンズメダルゲームはイギリスと。










ずいぶん前だが、イギリスのスキップ・ミュアヘッドのことを書いた。










8年前は、ずいぶんかわいい少女だったのに。








す~~~~ごい「気が強い女史」になってるね。









でも、多分1点差で日本が勝つ気がする。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、カーリングの面白さを理解しますように。










                    May






やっぱり、カーリングは女子の方が面白いよね。正確過ぎない・力がありすぎない・さらに美人が多いってのがいいな!





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いい方に向いている気がする。     ~「西郷どん」の方向性~

2018年02月12日 | テレビ


私は初老男である。





平昌オリンピックが始まっている。







言いたいことはたくさんあるのだが・・・・。






また別の機会に。










さて、久しぶりに大河ドラマを最初から見ている。








           「西郷どん」





                     である。






以前にもどこかでUpしたことがあると思うのだが・・・・。










大河ドラマにおいて女性の脚本はあまりよい出来にならない。








大河ドラマに求められるものは、どうしても「大河らしいドラマ」である。










多分、大河ドラマファンは私のような中年以上で時代劇・歴史物好きな人が中心だろう。











そうした中において、歴史的史実をいかに咀嚼し「ドラマ」に仕立てるかがポイントとなる。











私の感覚で言うと女性は男の様に「細かすぎるところ」に執着しない。











物語の中において、男は特にドラマとしての「流れ」よりその「細かすぎるところ」に拘ってしまう傾向が強い。








大河ドラマだと尚更だ。








特に「大河ドラマの『維新物』」において「細かいこと」は結構重要だからね。










ってイカンイカン、やっぱり私もこだわっている。









そうした中で今回の「西郷どん」は原作女性・脚本女性である意味オールWoman体制の良い面が出ている気がする。









男にとっての史実は「変えようのないこと」と捉えそれを理路整然と理解しようとする。









そうした場合、どちらかと言えば大雑把な形で進んでいく「戦国時代」の方が面白く感じやすい。








物語も当然作りやすい。











過去の大河ドラマで女性を主人公にすると、どうしてもその「史実」を脇として主人公の「意思」をさらに言えば「恋愛観・感情の起伏」を中心に話を進めることになる。










そのことが史実と主人公の意識のバランスをよほどうまく組み合わせないと「独りよがり」のドラマになってしまう。













もちろん原作・脚本だけがドラマの出来を決めるわけではない。










ほかに主演・助演・スタッフワーク・果ては方言指導等々がそのドラマの評価を左右する。











今回のドラマは特に実にあっけらかんと史実を無視している部分が多い。










それがとても良い方向に向いている。











今回までで一番の見どころは・・・・・。








やはり「島津斉彬」であろう。







演じているのは「世界の渡辺謙」である。









彼の出演シーンはその部分だけ「映画」のようだ。








出演者で若干バランスが良くないところがある(黒木華・瑛太あたり)が、まず、これだけおおらかにドラマが進んでいけばしばらくぶりに全回見ることになるだろう。









今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、引き付ける魅力のあるドラマを楽しみますように。









                       May






・・・・でも、島津斉彬の出番はもうすぐ終わりになるからなぁ。残念。






忘れていました。先回の答えをって問題自体を忘れてますか?


斉彬とお由羅(小柳ルミ子)だけが薩摩弁になってないのはなぜか?って話。


斉彬は江戸の島津屋敷で生まれ育ったので薩摩弁にならなかった。


お由羅は元々江戸の町娘(江戸の大工の娘・三田の八百屋の娘、その他に舟宿の娘など多数の説がある)で薩摩藩邸で奉公していた際に斉興に見初められたから薩摩弁は元々使えないさ。




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ところ変わればってことなのね。    ~泰明小学校のアルマーニ騒動に思う~

2018年02月11日 | 時事ネタ



私は初老男である。






先回のUpでアルマーニ制服のことを取り上げたが・・・。








どうやら「ところ変われば」ってことらしいね。








どうしても、人は自分の状況・固定観念で物事を考える。










報道されれば、自分のことに置き換えて物事をとらえることになる。










追加された報道を見ると、やはり「当事者」達は冷静だ。








周りが騒ぐほどの混乱ではないらしい。









ただ、物事の「構図」が変化したわけではない。











苦情となった部分に対しての「ゴリ押し感」は、やっぱり変わらず感じてしまう。










政治家も校長も、偉くなればなるほど「細かい配慮」というものが必要なのだ。










今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、ところ変われば物事の見方も変わることを理解しますように。








              May







たしかに、偉くなるってことは「大変なこと」なんだって分かるけどね。







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無理やりって気もするけど。    ~アルマーニ制服と安倍政権~

2018年02月10日 | 時事ネタ




私は初老男である。




北陸地方を中心に記録的な大雪が降った。




例年大雪が降る地域の我が地域は・・・。




不思議なくらいに雪が降っていない。




構えて構えていたのに・・・。





もちろん、降ってほしいのではない。







こうした時になぜか「申し訳ない」気になる・・・・・。








さて。





銀座にある公立小学校の制服が約8万円になることで物議を醸している。










アルマーニがデザインを監修した標準服だという。









もちろん、様々な経緯があるのだろう。









校長先生の教育方針も、まあ、アリと言えばありなんだろう・・・。







ただ、私のような人間からすると、つい





       「アルマーニ側からリベートとかあるかも」




と思ってしまう。(私、ゲスですから)







やはり「公立小学校」というところはポイントであろう。






私立であればある程度そのことを保護者も「折り込み済み」だろうが、公立で制服でこの値段は?である。








もちろん、この校長先生はこの金額をあまり気にせず払える人なのだろう。








この約8万円と言えば・・・・私の3ヵ月分の小遣いに近い。







全くのこじつけと言われればそうなのかもしれないが、この構図は今の安倍政権に似ている









権力者という人は「驕り・昂ぶり」を極力減らさねばならない。







ことを成すにおいて、万全の気遣いをしなければ批判される。







疑われることを極力減らす努力をせねばならない。








今の国会で森友学園問題の資料が出てきても、ほっかむり。






「丁寧な説明」も口ばかり。







アルマーニの制服にするにも、初めから「それありき」でもう以前の制服の生産ラインはないから作れないとの状況。








こうした「ゴリ押し的運営」は、変に似て見える。








これから、少しずつ少しずつ日本におけるすべてのことが「ゴリ押し」で進んでいくだろう。






だって、行政・政治がそんな形なんだから。






今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、こんな流れをどこかで止める努力を惜しみませんように。







           May




決まっちゃったからお願いね。だって、もう昔の制服作れないもん。お知らせしておきましたよね。え、読んでない?それはそちらの都合でしょう?





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